セントールの悩み 9話、プリンセス・プリンシパル 9話、ボールルームへようこそ 9話
の感想です。
プリンセス・プリンシパル I (特装限定版) Blu-ray
今村彩夏
バンダイビジュアル
2017-09-27
セントールの悩み
カエル人と第二次世界大戦らしきヨーロッパの収容所。
この世界の世界観、歴史が異なる挿話で描かれる回か…
と思っていたら、見事につながった話で唸りました。
お爺ちゃん社長が重要なキャラなように描かれていたので、気付くべきだったなぁ。
この世界の人種は、国はもちろん翼や馬の形種が違う枠なのが驚きで、そっちのことばかり考察してしまいました(笑
また、南極蛇人が今もカエル人に影響力を持っていて、スーちゃんの説明通りではない面もあること、日本(?)以外の国は種類差別の法律が違うことも描かれていて、ついつい考察したくなります。
その上での違う世界でも同じ無常観、人種なんて個人の能力、思想とは遠い者だと見せてくれる演出が重過ぎず軽過ぎず、軽い笑いもまざって清々しい読後感でした。
…視聴後感?
プリンセス・プリンシパル
やったぜ学園生活メイン回!
プリンセスとアンジェはそつなく物語としてはつまらないだろうなぁ、と思わせる
千世のトンデモ学園生活、もう笑って笑って面白かったー!
カブの漬物を小脇にしまってるとか勘違いにしてもどう言うことですか!
(ラジオによるとおやつだったらしい)
そこから千世の疎外感、真面目で一本気だからこその失敗、
決闘のスリルと引き込まれ、いつものシリアスな物語を思わせての
絵面が最高にヒドい勝利への祝福(笑
ベアトリスはともかくプリンセスにあんな格好させるなよ!
スパイ組、なんとなく分かってて逃げただろ!(笑
今回だけで、5人の仲の深まり、各々の信頼が垣間みえて良かったです。
特に表情からは心が読めないプリンセスとちせの、言葉少ない交流が好き。
そしてちせと同じく嘘のつけないリリ、この2人もいいなぁ。
ボールルームへようこそ
男と男、女性と女性の意地と魂のぶつかり合い。
各々は見ますが、両方が交差するドラマは競技ダンスならではかもしれません。
燃え、震えました。
出だしの最終競技変更は「だよねー」と爆笑。
おまけに理由が兵藤ママのゴリ押しですし(笑
男女同士の、兄妹同士、カップル同士の戦い
そして信頼。
多々良と真子ちゃんの全てが詰まった、熱く美しく妖しく、とっても奇妙な、
心奪われるダンス、そんなアニメでした。
これは雫ちゃんも兵藤くんも賀寿も燃えるし、
審査員は困るだろうなぁ(笑