さらざんまい 11話の感想

さらざんまい 11話、最終回の感想ですよー。

さらざんまい

　堂々、爽やかな最終回。

　失ってしまった傷が痛くて、絆と過去そのものを消そうとして、でも、やっぱり消せなくて。
今思えば、ケッピはこの3人を選んで誘導して、カッパにしたのじゃないかな。
絆の為に傷つき欲望も愛も失いかけていた一稀を、悠と燕太が救って、その中で育まれた絆を力にして。

「「「さらざんまい！」」」ラストダンス!!!!!
今までの全てが詰まったミュージカルバトルでした。
でも最終回とは言え、玲央真武がこんなにすぐ復活するなんて思わなかったよ！
最後のケッピサラの神様(?)化などなど含め、
かっぱの世界はよく分からないぜ！(笑

　3人が漏洩して見えた未来は、きっとこれから有り得る可能性、絆とその痛みなのでしょう。
それでも、だからこそ。
遠く離れて、時が経っても、自分からまたつながろうとした悠と、ずっと当たり前のように待っていた一稀と燕太。
最後のさらざんまいと輝く笑顔が、これからもずっとつながっていくんだ、つながろうと生きていくんだと、信じせてくれました。

　カウウソは諸悪の根源、悪の大妖怪でしたが、あくまで3+2人の哀しい境遇、変えるべき未来！というテーマの中での象徴的存在のように感じました。
まー概念で妖怪ですしね。
『ガンバの大冒険』のノロイにパロはなんでだ！ノリか！(笑
　ケッピも最後まで無敵で超然とした良く分からない、ちょっと気持ち悪いままで終わったなぁ（笑
こちらも普通の意味で妖怪でした。
　あの赤い液体、結局何だったのかなぁ。
欲望を取り巻く保護液や体液なのだろーか。

　そしてずっと気になっていた「ア」も結局何だか分かりませんでしたよー（笑
愛、アガペー、アンテナだったのかな？

　私レベルの考察力が低い人間からすると、1クールぐらいがなんとか振り落とされてると気づかないレベルでした（笑
今までほとんど途中で振り落とされてきましたからね…（涙
　最終回まで、ずっとドキドキハラワクワクさせていただきました。
ありがとうございます、幾原監督！

さらざんまい 10話の感想

さらざんまい 10話の感想ですよー。

さらざんまい

　Σ玲央真武カッパだった！
言われてみれば当然というか、それしか無かったのですが、
そうか…ハゲじゃなくても良いのか…
　裏切りもいざこざモ全てカワウソの仕業でしたが、何と言うかその、2人ともねちっこくヤンデラ並みな愛で胃もたれしそうです（笑
　愛のために命をかけて尻子玉バトルする姿は格好良いのですし、希望の皿を遺す姿は感動しましたけど！

　そんな思い愛で結ばれた2人のつながりが消える様が、本当に恐ろしくて痛々しくて切なくて。
やっぱり「存在が消える」のは余りに酷い行為だ…
でも、玲央真武は騙されていたとはいえ、自分たちの欲望のために、これをずっと続けてきたのですよね…
　キーホルダー？になって、消えるでなく一度死んだことになり、いつかまた復活して再会するのかな。

　ケッピの寒天化は全然心配できませんでした（笑
蹴られても問題無いし、やっぱりすぐ復活するし（笑
　黒ケッピの正体もまんま過ぎて吹きました。
『ドラゴンボール』の神様かッ！(笑

　死にそうでも流されず、一稀の自己犠牲を吹っ飛ばし、ちょこちょこ抱かれて赤面してコミカルで可愛い。
燕太は良くも悪くも、本当の一稀があるがままにあって、自分と繋がって欲しいんだなぁ…
ほかのキャラが悩んだ迷って苦しんでいる中、燕太だけは全くブレずで、なんだか安心してしまいます（笑

　悠は、一稀と燕太を守る為に人を殺せても、誓兄の為にも、誓兄を大好きな自分の為にも、一稀と燕太を殺す事は出来なかったのですね…
　そして、自分を傷つける絶望に沈む。
もうちょっと、もうちょっと君たち、自分に優しくなろうよ！なってよ！

　絆は、繋がりは、救いで幸せで、同時に喪失は地獄のような苦しみで。
でも、だからこそと手を伸ばすようになった、なれた一稀は、やっぱり主人公なんだなぁ。
頑張れ一稀！
悠を救って、みんなでつながるんだ！

さらざんまい 9話の感想

さらざんまい 9話の感想ですよー。

さらざんまい

　燕太が一稀を好きで好きで好きなように
春河が一稀を好きで好きで好きなように
悠が誓兄を好きで好きで好きなように
誓兄も、悠が好きで好きで好きだったんだ。
時にはまるで、呪いのように

　衝撃の展開に継ぐ展開で気づきませんでしたが（笑、「燕太が一稀を好きになる、救われて絆が生まれる」理由が描かれて、今更ながらにつながりに驚きました。
繋がりたいだけじゃなくて、捧げるだけでももらうだけでもなくて。みんなみんなつながって、救って救われていたことに、時に苦しむことに、優しさと希望が見えて。

　誓兄ちゃん本当に本気で悪い男で。
一番の兄だったのが、「回想」から溢れてきて。
こんなのもう、泣くしかないじゃないか！
　誓兄ちゃんはいつか、どこかでは幸せだったのかな。
悠と一緒の時は、家族の思い出の中では、幸せだったら良いな。

　玲央＆真武も含め、叶えなきゃいけない願いがもういっぱいいっぱいなのですが、本当にどうすれば良いのか…
「人類補完計画」で死んだ者も全員幸せ！も考えましたが、最終的に「5人の願い全部叶えて！」ぐらいしか思いつきません（笑

　ただ、私が知っている限り幾原邦彦は「愛し合う者同士が一緒に幸せに暮らす」で終わらすなんてことはしないのですよね。
　失ったものは帰ってこない。
一番大事なもののために掛けたものは、失ったまま。
それでも願うものに、光が見えるのですよね…
美しくて、辛い！

鬼滅の刃 14話の感想

鬼滅の刃 14話の感想ですよー。

鬼滅の刃

　あ～楽しかったー！
前回の引きがちょっと間延び＆キャラに合ってない演出に感じられて、ちょっと不安でしたが、今回はそんな不安を吹き飛ばす、
100%鬼滅の刃！でした。

　まさか炭次郎と伊乃助のバトルがこんな高品質アニメで楽しめるとは！
炭次郎の修練に修練を重ねた、小さく早く流す、緩急の付いた小気味よい戦い方に、人らしくないほど低く、どこから何が出てくるか分からない突飛なタイミングと動きの伊乃助。
どうしてもマンガでは動きの違いは想像で補うしかなかったので、如何にも炭次郎・伊乃助らしい、見ているだけで面白いバトルでした。

　そのドタバタの後ろで幸せをかみしめ合ってる3兄妹が可愛い（笑

　失神から回復してもバトル続行!?
からの子供を教え諭すような誘導がヒドい（笑
煽る 炭次郎、子供に縋る善逸、いいように操られる伊乃助。
いやもーヒドくて楽しいオチでした（笑

　そうか、弟くんが稀血だったのですね。
藤の花のお守りが人々を守り、藤の花の家紋が鬼殺隊を助ける絆。
怖がられても反応しないお婆ちゃん、大好きなキャラなのですが、ちょっと不気味なのも事実だなぁ（笑

　あばら折れ太郎三兄弟！
原作でも笑ったシーン、アニメでも吹きました（笑
　ずっと喧嘩してぶつかり合って、ホントやかましいな！
ここから仲良くなっていくかまぼこ隊3人が、大好きです。

鬼滅の刃 13話の感想

鬼滅の刃 13話の感想ですよー。

鬼滅の刃

　アバン長男力！
大いなる妄言、なんだか行き場のないやる気が湧いてきます（笑

　いつの間にか外出てた善逸＆正一くん、アニオリで教えてくれるのは嬉しいな。
うるさい！やかましい！情けない！でも頑張る！
安心の残念っぷりが最高です（笑

　やはり響凱の血鬼術、ufotableのCG背景技術に合っている…！
目まぐるしい攻防が分かりやすく楽しいですよ。
　ここで口バトルに持ち込み、また手書き原稿を尊重し強くなる炭次郎くんがあまりに光で、
対して名前すぐ答えて泣くように叫んでトラウマに結び付けちゃう響凱が可哀想で……
さらには原稿を尊重され、術も鼓も認められて満足・成仏(?)。
　うん、やっぱり響凱は向いてないよ、鬼。
そして最後にやっと報われて、良かった……

　鼓屋敷クリア！　と思ったら
Σぜ、善逸────!!!!
正一くんだけでなく、よく分からないまま禰豆子ちゃんを守り切った善逸。
格好良いよ……！

　伊乃助がどうしてもシーン的に小憎らしいけど、鬼を殺すのが普通で正しいからなぁ。
Σそうだ、炭次郎ももうボロボロだった。
3人とももうあんまり無理しないでー！