乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 11話の感想
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 11話
「破滅の時が訪れてしまった…後編」の感想です。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」 Blu-ray vol.2
監督: 井上圭介
販売元: キングレコード
発売日 2020/06/24
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
闇の魔力に閉ざされた夢の中は、転生前の日常。
てっきり野猿の頃の素顔は見られないと思っていたので驚きました。
アホで元気で素直で、本当に可愛い女の子で。
この子が亡くなった後の、あっちゃんや家族の姿を想像したくない程に。
転生後の世界では、眠りから覚めないカタリナを前に、今まで紡いだ絆と、自分の想いを自覚し、より強く想う仲間たちの姿に胸が熱くなりました。
特に、やっと自覚した恋心に焦がれるアラン王子、ボイスドラマの無かったアン、そして同じくボイスドラマ時では予感だった、プライドが高くて言葉にはしていなかった、
ジオルド王子の切ない恋心!そしてキス!
ああもう、全員幸せになれー!
あとジオルドはもうちょっと報われてー!!
同時に、今回はカタリナとソフィア、時と世界を超えた野猿とあっちゃんの友情に、涙が滲みました。
たった一つの友情が突然絶たれて、失って。
でももう一度、時も世界も何もかも飛び越えて結びついて。
もう一度だけ、言えなかった言葉を交わせて、ほんの指先だけ触れ合って。
良かった……!!
野猿とあっちゃんの過去の大事な大事な友情が報われて、未来、カタリナとソフィア、そしてもっと多くの絆が続いていくのですね。
転生作品は数多くありますが、転生の痛みと希望を美しく描かれて、惹き込まれました。
あっちゃんに背中を押されて、今の仲間たちに呼び起こされて、目覚めるカタリナ。
もう怖いものなんてあるはずもない。
ネタバレで突き止める(笑、ラストダンジョン、ボス部屋。
物語、というか実にゲーム的クライマックスな展開!
いやー、あっちゃんの存在って卑怯ですよ。
笑って泣いて、ネタバレ攻略(笑
会長の行動力と大きさと悪意の弱さのアンバランスを感じていましたが、まだ確定ではないものの納得しました。
本来の会長は優しくて、でも復讐とおそらくは父の亡霊に憑かれて、複数の人格があるような整合性のある行動ができない状況なのですね。
だから、本当は救われたくて、その隠された苦しみをカタリナは感じとって。
気になることは一つ、カタリナは、
今度はどんなアプローチで会長を陥すのか!
すでにもう半落ちしてる気がしますけど(笑