映画「白雪姫と鏡の女王」
映画「白雪姫と鏡の女王」
3周目最後は白雪姫と鏡の女王です。
この映画は対象年齢が子ども向けと書いてあったり、
白雪姫なら女の子向けの恋愛物かと思ったりで観ようとはしない男の人が多いと思って取り上げてみました。
この映画を観た率直な感想は"同人作品とは"を教えてくれた映画です。
映画を見る前の自分、何なら映画冒頭でナレーションが「これは白雪姫に出てくる魔女の物語」みたいな事を言うし、
てっきりバットマンのジョーカー、スパイダーマンのヴェノムみたいなヴィラン映画かと思ってたんですよ。
しかし、中を開けたら悪ふざけとブラックジョークのパレードみたいな内容です。(褒めてます)
7人の小人は背の小さい7人のおっさんで、白馬の王子様は基本的には役立たずです。
この映画の白雪姫は少し、白雪姫という割にはブサイクだなと思って途中で魔法とかで大変身するのかな?と、思ってたんですよ。
それがまさか白雪姫という舞台のほうがずり落ちてきて、映画最後では少しブサイクだった彼女が違和感なくなっているんです。
それを計算でやってそうなので底知れない作品ですね……。
問題があるとすれば、ロマンチックな乙女が楽しみにして観たら途中でぶち切れるだろうなって所ですかね。
それくらい好き放題やってます。
同人…いわゆる二次創作ってついつい既存の原作ファンを意識して批判を恐れてしまうと思うんですよ。
でも、この映画は原作ファンをガン無視で作ってる所を僕は1番評価したいですね。
逆に言えば、白雪姫"だから"観ないって本当のターゲットの男性視聴者に知られてない所が惜しい作品だなと思います。
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