ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/01/29 08:00

映画「7500」

映画「7500」

ネタバレはなしです。
でも、ネタバレだけ先に見ても面白いかも知れない作品です。

映画評価を調べると低評価が多かったんですが、確かに日本的ホラーを期待すると物足りないかなと。
しかし自分的には満点以上です。
Amazonプライム限定配信なのが惜しい。

もし僕が「ビデオ店でとりあえずハズレがないジャンルは?」と問われれば"飛行機もの"のハリウッドは当たりが多いと答えます。

そして、日本映画なら迷ったらホラーをオススメします。日本の監督はホラー創りは海外と比べてダントツに上手いんです。

この映画はあの「呪怨」の監督脚本をハリウッドのキャストが演じた映画です。日本人は出ません。
面白くない訳がない!と期待して観たら本当に面白い。
怖いよりもただただ面白い。

日本監督だけあって全体的に海外ホラーよりBGMがうるさくないし、カメラライトが白黒っぽい日本らしい怖さがあります。

この映画は全体的にホラー映画というよりサスペンスですね。
舞台が飛行機なのでホラーにしては走り回れないですし乗客が多すぎるんです。
しかし、ホラーではないのですがカメラワークだけは本当に怖い。

それだけでずっと画面に釘付けになります。カメラをあえて引き気味に撮って"背景に人が1人入れそうな空間"がいつもあるんです。
人影かなと思ったらただの空間だった…の連続です。

この映画を観る場合、再生時間を気にして欲しいです。「そろそろ来るかな」ってタイミングがあるので確認すると残り15分未満だと思います。

まだ乗客のほとんどが犠牲になってないのにこのまま終わるのかな?と思った先に、ラストで鳥肌が全部浮き立ち「……え?」と思わず呟くほどゾクっとする最後で終わります。

もう一度言いますがある意味ホラーではないです。(個人差はありますが)


ホラー映画ってたまに"何で普通の死んだ子がこんな超パワー悪霊になるの"という理屈が通らない話がありますが、「だからあのシーンはああだったのか」と納得できます。


明日ネタバレ版を続きを書きます。

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