現代における脳筋
現代における脳筋
脳筋、いわゆる"脳みそまで筋肉"の略なんですが僕はこの言葉が嫌いです。
僕自身は理屈好きなインテリだとは思いますが、たまにこの言葉でキャラクターを表現していると拒否感が出るんですね。
というのも、脳みそまで筋肉って理屈で考えればあり得ないんです。
ステータスが合計100あってそれを攻撃、防御、命中に振り分けるとしますね。
それで攻撃にだけ100振って防御、命中が0だとするのを脳筋だと言うならば元から勝負にすらならないですよね。それは脳みそが"空っぽ"だと言います。
じゃあ「攻撃に100振って命中と防御にも100振ればいいじゃないか」と考えるのが脳みそまで筋肉だという理屈ならわかりますが、
それは現代でSNS等に見られる"課金勢"と何が違うのでしょう?"脳金"とでもいえばいいのでしょうか。
昔のロボットアニメの超必殺技なんかは外せば終わりの一撃必殺が多かった印象があるんですが、
それも今で言えば脳みそ筋肉と同じだと思うんです。
"安全策で、計画的な、予定調和"
そんな夢のない現実主義が普通なら脳みそまで筋肉万歳だと思うんですね。
ゲームとかでも威力はあるけど全然当たらない大剣攻撃とかで"脳筋"だ、と他人から言われていても"脳なし"ではないなら僕は全然凄いことだと評価しています。
僕の友人にもそれっぽい人がいるのですが"理屈は意味がわからないんですが結果正解を導いていたり"して見ていて飽きなかったりします。
なんだか日本人同士なのに無意識な軽い黒人差別のような印象があって僕は嫌いです。
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