アニメ「ポケットの中の戦争」

アニメ「ポケットの中の戦争」

ガンダムのOVAです。配信サイトが限られているので先日購入しました。

製作が映画ロボコップと並び1989年。平成初期の今から30年以上も前の作品ですね。

近年ではアニメには必ずCGが使われ、ハイクオリティの作品ばかり注目されがちですが手書きならではの良さは超えられない何かがある気がします。

内容は
「使い捨ての密偵兵数人にひよっこ新兵が駆り出され密偵先で新兵が少年に出会う」
こんな内容なんですが、あまりにも深い作品なんですよね。
たぶん何周も視聴しないと意味がわからない作品です。

ガンダムのいわゆる"お祭りゲーム"に参戦する時は"男女は両想いだった"とされていますが具体的なそんな描写はありません。
多くの大衆が納得できる形が両想いだったという解釈だと思っています。

このアニメのテーマの１つに"失恋"も含まれると思っています。
それはザクに乗った青年が高嶺の花であるガンダムに乗った少女に突撃し、無惨に砕け散る様を表現しているとも取れるんです。

このアニメを知っている人にも、
入学したての１年生が、３年生の学年トップの生徒会長に告白して撃沈した。と表現すれば理解して貰える気がします。

ただ、戦争の虚しさというのもしっかりと描いているのがこの作品の凄い所です。
長くなるので次回に…。