ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/06/12 10:00

ドラゴンボールの親子感

ドラゴンボールの親子感

世界一人気のあるバトル漫画で、最近でも新作が出るらしいドラゴンボールですが、
その主人公が悟飯とピッコロらしく観たいとは思いませんが渋いチョイスだなと気になっています。

というのも、悟空の息子である悟飯は作中で1番可愛そうな主人公なんです。


父親である悟空は息子に対して、
導く事も叱ることもしないある意味遊び呆けていて、さらには息子の幼少期に殺されてしまうんです。

母親のチチは「勉強しろ勉強しろ」と悟飯の発言に対して全く耳を傾けません。
発言の自由がないから母親の顔色ばかりを伺ってしまいます。

よく考えてみるとチャランポランな父親に、パワハラ的な母親。
もしこのまま育っていたなら確実にグレていた…を通り越してダースベーダーになっていたんじゃないでしょうか。


しかし、知らない人が多いんですが、
ラディッツとの戦いでピッコロが悟空共々を殺し、ピッコロが悟飯を育てる。
となった時に「お前の息子を魔族に改造してやる」と凄く悪い顔で言っていたんですよね。


そこからピッコロは悟飯との触れ合いで良い人になるんですが、
逆に悟飯の方がすでに幼少期から悪に近かったんじゃないか?と僕は思います。


いつだったか、悟空とピッコロの会話で「お前は人に物を教えるのはてんでダメだ」みたいな事を言って悟空もそうだと肯定していたんですが、
それってある意味、"親として失格だ"とも取れるんです。


昔は「なぜ、悟空よりピッコロの方が弱いのに悟飯はピッコロの服でピッコロの技を使いたがるのだろう?」
と思っていたんですが、それこそが物語の深みであり考えさせられるポイントなんですよね。

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