アニメの完成度とは
アニメの完成度とは
平成中期以前はアニメを検索しても昼と深夜を含めても把握できるほどしかありませんでしたが、その後は1クールで凄まじい数が放送するようになりました。
僕は以前から「ピュンピュン動き回るだけの神作画は好きじゃない」と言っているんですね。
確かに手間暇は掛かっていると思います。
しかし、アニメの完成度ってそこじゃないと思うんです。
声優の声の表現、作画陣の遊び心、30分という尺での起承転結。
漫画原作のアニメでもアニメに移した時の科学反応も1つの醍醐味だと思うんです。
孫悟空でお馴染みの声優の「野沢 雅子」さんはアニメがそこまで動かない時代に声で「ふぁ!てぃや!」などの声で演技をするという凄い技をしていました。
僕は「銀河鉄道999」の演技が特に好きなんですが、走ったり転んだりするだけで「ふぅあ!」と言う声優は今はいませんよね。
さらに、いつの間にかアニメといえば次回へ続くが当たり前になっています。
1クール12話で作品のテーマが1つ"ドン!"が普通になってしまっていて、
「最終回の作画が良かったから神アニメ」
これがアニメを評価する基準になってる意見をよく見ますが本当にそうでしょうか?
作画が綺麗、声優が豪華、人気があるから。名言があるから。など、
これだけでアニメの評価を決めてはいないでしょうか。
作画がキラキラピュンピュンすればそれだけ物語部分の尺が短くなります。
皆に評価されている作品ほど悪く言えば大衆が喜びそうな内容とも取れます。
アニメってこれがいいと言えるほど浅くはないコンテンツなんですよね。
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