【制作記事】今更Windows8(前編)
今回は近況記事で、Windows8のインストールについてです。
(長くなったので前編です)
初めに大事なお話です
Windows8と8.1は、2023年1月10日(米国時間)にマイクロソフトのサポートが終了となります。 それに合わせてののの通信でもWindows8および8.1の環境はなくなる予定です。 ご理解のほど、よろしくお願いします。
でもいまさらWindows8をインストールしてみました!
8.1へのアップデートも進めていますが、それらをひっくるめて大変(進行形)なので記事にまとめようと書き始めました。
とにかく、更新が、終わらないっ!
ちなみにWindows8とは……
いわゆるWindowsのロストジェネレーション
「名前は知っていても使ったことないなー」って言われちゃう、悲しいOS。
適当に検索した感じですが、
2022年7月のwindowsOS利用比率
Windows Xp 0.01%
Windows vista 0.01%
Windows7 1.04%
Windows8 0.15%
Windows8.1 2.18%
Windows10 96.61%
未だサポート期間なのに、使用率2%ちょっとという悲しい状態。
・Windows7の評判が良く、8はスキップして操作感の近いWindows10に移行した方
・Windows8.1からWindows10へは無償アップデートを利用した方
がかなり多かったと予想できます。
特に8.1からの無償アップデートは、マイクロソフトさんも早く乗り換えて欲しかったんじゃないかな?
そんなロスジェネOSがなぜ生まれたかというと
当時はスマホやタブレットの台頭があって「Windowsってどこか古くせーよな!」って空気に焦ったマイクロソフトが、
「結局便利なのはWindowsなんだから、スマホと同じ様な操作感にしちゃえば、みんなWindowsに戻ってくるでしょ?」
って感じでOSを設計しちゃったから(中の人の勝手なイメージ)です。
当時、マイクロソフトはWindowsPhoneというスマホも作っていまして、それとの連携もバッチリ! 操作感も同じとなれば、全世界15億人のWindowsユーザーはAndroidやiphoneじゃなくてWindowsスマホを買うし、Windowsスマホが人気になれば逆にWindowsスマホを買ったユーザーがパソコンでもWindowsを使うようになるぞ!
みたいな感じの主張が、当時それなりにありました。
そんなわけでWindows8の目玉機能は
- 当時ちやほやされたフラットデザインの『Modern UI』
- (ほぼ)プリインストールのクラウドサービス『OneDrive』
- アプリ配信をWindowsが管理しちゃおう『Windowsストア』
と、いずれも他所が先行してるような、いやでも元をたどればマイクロソフトが元祖だったような……、そんな感じの機能でした!
とにかくスマホを意識して、
良いところを取り入れようとした意欲的なOSだったわけです。
ちなみに中の人的に一番恩恵があったのは、
「USBで外部機器繋いだら、とりま使えるドライバ入れてくれる機能」
です!!!!
しかし……
よっしゃ、本命のスマホがきた!!
WindowsユーザーならPCからスマホまでWindowsで全部固めるのが大正義!
とはいきませんでした。
Windows8の操作感に、従来のWindowsユーザーはかなりガチで反発!
「Windowsはマルチウィンドウが売りなんじゃないのか?
Windowsストアアプリが全画面で開くとはどういう了見だ!」
「アプリの終了動作が、画面下にドラッグって手間増えてない?」
「従来からのユーザーはデスクトップにすればいい?
でもスタートボタンないんだけど?!」
「起動したら最初にデスクトップ画面を出してくれ!」
等々。
そもそも今となっては当たり前ですが、
スマホやタブレットの操作感は開発者向けではなく、コンテンツを消費するのに向いたデバイスです。
・画面タッチのキーボードよりも、物理キーで入力する方が早いのです。
・タッチ操作より、マウスの方が細やかに動くのです
Windowsを使っていたのは、それらの入力デバイスを用いた細やかな操作を必要とする人々が圧倒的に多く、その層に不評だとWindowsで固めるどころか、Windowsの屋台骨が揺らぎかねません。
『Classic Shell』という、Windows8の操作感を過去のwindowsに戻すアプリが出るぐらい、インターフェースの変更は悪い方向に働きました。
【※既に開発終了しているので、今後のインストールはご注意ください】
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/classicshell/
その後、Windows8.1が出るも……
ユーザーの反響にマイクロソフトが慌てたのかどうか?
真実はわかりませんが、後日windows8は、Windows8.1への大規模アップデートがされました。
その内容は……
- 起動後、すぐにデスクトップを表示可能に
- デスクトップにスタートボタンが復活
- Windows ストア アプリを自由なレイアウトで複数表示できる
等々、ユーザーの声が届いたと思わずにはいられない、そんなアップデートでした。
しかしその時点では一つ前のWindows7を使い続けても、何一つ問題がないことが知れ渡っていまして、Windows8シリーズが盛り返すことはありませんでした……。
そんなWindows8にも個人的光明が!!
しかしそれでも今回、Windows8をインストールしようとしたのは……
『信長の野望 新生』を買ったこと!
でもメインのノートPCでは、グラボがないのでまともに動きませんでした。
そこで旧PCに目を付けたのですが、OSがWindows7なので非対応。
しかしパソコン道具入れから、こんなものを見つけてしまいました!
そういえば、昔買ってた気がする……
勿体ないし、令和の時代にピュアなWindowsをインストールするのも一興やん?
みたいな胸の高ぶりを抑えられません。
(信長動くなら何でもいいや)
しかしこの時点で中の人は、今のWindows8を取り巻く環境を甘く見ていました
「これ、動かんのじゃないか??」
そんな出来事が次々と襲ってくるのです。
かなり長文になったので、次回に続きます。