次回作のことなどをぼんやりと
ぼんやりとですが、次回作のことを考えながら作業しています。
このCi-enの記事で自分の作品のことをいろいろ書いてみましたが、やはり余裕が無さすぎて、完成させるので手一杯だったこともあるんで、次回作ではもうすこし改めたい点もあったりします。
・HCGの枚数が少ない。
12枚って数は、少ないほうなんだなぁとあらためて感じています。
自分の絵がどれくらい需要があるのかっていうと自分ではよくわからないのですが(正直言うと、絵を褒められたことはあんまりないかな…)枚数が少ないのはサービス精神のやる気みたいな部分を問われるよなぁ、という気持ちもあります。
このあたりのことは、純粋にリサーチ不足だったなぁと思います(その余裕も無かったのはありますが)。
とはいえ、今の作品にパッチを当ててHCGの枚数を増やせば遊んでもらえるのか…と考えると、それはどうかな、という気持ちもあります。
しばらくシナリオ書きやゲームの設定と調整で、絵を描くことは数ヶ月くらいのブランクが生まれてしまいましたが、絵を描くスピードそのものは落ちていないというか、むしろ画像処理の面でお絵かきツールを使っていたのでスピードUPした面もあるくらいなので、次回作でHCGの枚数を増やすくらいのことは、できるのかなぁと思います。
あとはまぁ、角魔女王京のHCGはスピード優先で塗りの要素をわざと単純化しているところもあるので、もうちょっとそこはクオリティ寄りにしてもいいのかなぁと思います(逆に、一枚の絵に手間も時間もどれだけでもかけていいよって状況だとマジで永遠に終わらないんですよね。描いてる自分が飽きちゃうのもあるし)。
・シナリオをもうちょっと気軽に読める内容にしたい。
もうほんと、角魔女王京のシナリオは自分でも渾身の力を振り絞って書いた作品で、自分の200%を出した!ということには自負もある、のですが…
「あれは書くほうも疲れるし、読んでくれようとしているプレイヤーも疲れさせる」
というのは確実にあるよなぁと思ったりします。
ああいうのが自分はやりたい、という気持ちがあるにはあるんですが、あれをまたやるの?って思うとしんどい気持ちも結構ありまして…。
それが求められてるならともかく、そういう感じもないかなぁ、と思うし。
逆にHシーンのシナリオは「すごいものを書くぞ!」みたいな気負いと無縁だったんで、自分ではいい意味で、まぁこんなもんなのかな…って思える自信のようなものに繋がりました。Hシーンのシナリオは書いたこともなければ書きたくもないなぁって正直思ってたんですが、完成してみるとそのあたりの心境はすこし変わりました。
根本的なところでは、Hな絵を描くの自体は好きなんで18禁エロゲであること自体は続けたいなぁと思ってます。
ちょっとこう、角魔女王京のシナリオは真面目にやりすぎたせいで毒になってしまっている感じは確実にあると思うので、そこを注意しながら次回作のことを考えていきたいかなぁと思います。
作風的にあまりそう感じられないかもしれませんが、自分としては全年齢的な作品への憧れはあんまり無く、自分がユーザー側ならやっぱりエロがあるほうがいいよなぁって、そこはわりと単純に思ってます。そういう自分の思いと実際の作品が噛み合ってないのが、そもそもの問題なのかもしれませんが。