フルすす 2021/12/05 22:00

予告登録と体験版が公開されました

 11月中には間に合いませんでしたが、予告登録と体験版が公開されました。

(↑画像クリックで予告ページが別ウィンドウで開きます) 

 とくに今週は、予告登録の宣伝画像制作にかかりっきりでした。
 宣伝っていうと良いイメージが持てないかもしれませんが、今自分が作っている作品を、おもしろそうに見えるようアピールするっていうのは、本当に凄く難しいとあらためて感じます。
 そんな気持ちのなかで、これはあくまで方向性の一例ですが、自分としては「宣伝として作品説明をする、じゃなくて宣伝がすでにおもしろい状態を目指そう」ということを考えました。
 そういうこともあり、説明というよりは「ドタバタした明るい雰囲気」を画像でつくる、ということを意識しています。
 その意味でも、ここ数ヶ月の集大成というか、特に見栄えが良さそうな部分を集結させたつもりなので、予告登録のページだけでも、ぜひご覧頂きたく思います。

↓クリックで拡大します(予告登録の画像と同じものです)

 今回、工夫のひとつとして「画像を使って最初のキャラ紹介や状況説明を、一気に終わらせてしまう」ということを試みました。
 特に今回の作品は、日常のバカ話が中心なので、実のところキャラ説明とかはナナメ読みでもいいし、それでも話自体はわかるような内容にしています。
 ただ一方、キャラの動機なり、状況の前提条件なりが不明なままストーリーが進んでしまうと、プレイヤーに「ゲームのなかで起こっている状況に、自分は置いてきぼり感」が発生しかねない。
 プレイヤーが説明をすっとばすのはOKだけど、かといって説明自体が存在しないのは良くない、という気持ちもあります。
 そのあたりは、こうしたいという主体がプレイヤーにあって、それに対応できるのが望ましい、というべきでしょうか。

 ただ、上の宣伝画像だとちょっと一枚に詰め込み過ぎというか…。
 自分としてはASMR作品のストーリー解説画像のような感覚で、特に内容を覚えてもらう必要までは無いつもりで書いていますが、これを生真面目に読もうとするのも大変かなと思うので、体験版に組み込むときに、すこし工夫を加えてみました。

 そもそも体験版のほうでは、メッセージウィンドウで説明が隠れてしまう部分もあったので、説明を分解してクリックで進行するようにしました。
 実際にはこれにメッセージウィンドウと、インフォメーションテキストなんかも同時に表示してるので、もっとゴチャッとしてますが…。
 体験版を起動してくれたかたは宣伝画像も(生真面目に全部文字を追うことはしてなくても)ざっと見はしてくれていると思うので「ああ、ここで説明するんだな」くらいの認識を持ってもらえればいいかなぁ、と考えています。

 体験版も、同時にリリースしております。
 総プレイ時間、5~10分程度でしょうか。
 ADV形式の日常シナリオひとつ、えっちシナリオひとつです。
 体験版収録の基本えっちCGは2枚で、うち1枚は宣伝画像に未収録のものを入れました。



 製品版の値段と、えっちCG枚数について。
 定価110円(発売時にセール30%をかけます)。
 えっちCG基本30枚です。
 正直、生々しい話をすると今回の作品で儲けを出すのは諦めています。

 もちろん売れてくれればありがたいし、そうなってほしいという気持ちで製品版も作ってはおりますが、この作品の位置づけは、作品そのものが宣伝素材みたいな気持ちがあり「ASMR作品デビュー記念110円!」という売りかたに近いものとして作っています(ASMR界隈はこのへんの思い切りが凄いというか…見切り投げ売りも早い印象があるけど)。

 もちろん安いからといって、手に取ってくれた方が「買って損した」という感想しか出ないようでは逆効果なので、値段相応でいいやと手を抜いた内容にするつもりはありません。
 そしてなんだかんだで、開発期間もそこそこ長い…。
 逆に言えば、こういう捨て身の宣伝方法は、自分にとっても今しか実行できないというか、例えば一年後に同じことをしたいと思っても、できないだろうなという思いがあります。

 ただ、自分の作品が目を惹くような安さかというと、例えば、

 18Rフルカラーマンガ、50P超えなんて作品が1000円程度だったり、
(マンガは1ページ1コマじゃないので…作業量を想像すると気が遠くなる)

 そういう作品を出している人が、ツイッターで数万フォロワーだったり、
(傍から見ると、強気の値段で全然いけそうに思うけど、そんな人が捨て身の値段設定するんだ…とか)

 そして他にも、値段を下げてアピールポイントにしている同人ゲームも当然それなりにあります。相対的に見てしまうと、自分の作品が本当にお買い得だろうか?と思えなくなってくる気もします。

 とはいえ、ここまで来たらもう、手を抜かずに丁寧に製品版を作っていくしかないな、という気持ちもあります。
「値段のわりには良く出来てるし、おもしろかった」と思ってもらえれば大成功ですが、現状でも、まず手に取ってもらうという、いちばん難しい壁を超えられる保証は何も無い。
 気を抜かずに頑張っていきたく思います。

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