陰陽倶楽部 2022/12/17 17:19

『援交』&『ヤリサー』の背後設定


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マンガはテンポが悪くならないよう出来る限り情報を削ぎ落しますので、見えているのは「氷山の一角」で、水面下には膨大な作者の設定(妄想)が埋まってるのですが、

あんまりそういうのをさらけ出すのも善し悪しだなぁ、という思いもあって、今までむしろ避けてきました。

ひとつには僕の中に「言いたいことは作品の中で全部語れ!」みたいなエエ恰好しぃがあるのと、
また読み手にとっても、楽屋裏のとっちらかりを見せられるのが嬉しいって人ばかりじゃないだろう、ていう気後れ。


ただ、今回『ヤリサー』は作者の予想以上にDLして頂けたことで、少しそうした裏設定をお披露目してみてもイイかなぁ、と思いまして。
未読の方へのネタバレを避けつつちょっとだけ書いてみます。

アニメのキャラ対比表みたいなのがあれば良かったんですが、僕が一人で描いてるんだし作者の頭の中にあればイイじゃんてことでそういうのは作ってないので、テキストだけになっちゃいますが。

越田雅美

『援交少女』の時点で身長は150台前半。おっぱいはCカップくらいです。スタイルは、まぁ普通。



実はこのコにはモデルがいて、陰陽の子供の頃の少し年下の幼馴染です。
・・・と書くと「幼馴染!フヮ~ッ!ウヒョ~ッ!」みたいな話になりそうなんですけど、全然そういうのではなくて、、、

親同士が同じ会社で、まぁ一応家族ぐるみみたいな付き合いがあったのですが、
その子はとにかく引っ込み思案で、こちらから話しかけても曖昧にニチャ~と笑って目を伏せるばかりで、
ぶっちゃけルックス的にも全然好みのタイプじゃなかったし、何考えてんのかサッパリ分からんし、僕は内心「暗い女だなぁ」みたいなネガティブな気持ちの方が強かった。

親がそれぞれ別の職場になってすっかりウチとは疎遠になって、そして彼女の両親はその後離婚。今ではそのコがどこでどうしているかも全く知らないんですが、
大人になってから思い返して興味深く感じたのは、彼女のそのおどおどした奥手な性格が、両親どちらとも全く似てなかったってことで。

お父さんはヤリ手の営業マンで自信家の洒落者、お母さんはそんなお父さんと人前でも丁々発止やり合うような気の強いオバちゃんだったんですよね。
そういう二人の間に出来た一人っ子の彼女が、二人とは真逆の性格に育ったのは一体どうしてだったんだろう・・・なんてことを考えてるうちに、雅美ちゃんのキャラの輪郭が浮かび上がってきた、、、みたいな。



雅美ちゃんの背景事情や家族のこととかは、この後のシリーズやなんかで追々に描いていく予定です。

田口雪江

『援交』の雅美ちゃんより大柄な160cm超。作中にもあるようにおっぱいデカくて、肉付きのいい体してます。ああ見えて結構運動神経良くて、高校テニス部では主力レギュラー選手でした。
雅美との共通点は眼鏡とあとはせいぜい大人しい性格くらいかな。
じゃあ何で●●君は・・・っとと、これ以上は(・x・)オクチチャック



『ヤリサー』冒頭に出てきた彼女の地元高校は九州のどこかを想定してます。
あのヤリサーについて本編やタイトルでは「名門大学サークル」としか書いてませんけど、モデルとして想定してる某私大へ現役合格してるくらいだから、かなり偏差値の高い進学校です。
きょうだいは4歳下の弟がひとり。家庭は取り立てて裕福という訳ではないけど、親は多分公務員かなんかで、それなりにちゃんとした上品なご家庭の子女という感じ。

まぁだから、会長にも指摘されたように世間に疎いところもあって、有名大学の伝統あるサークルで、まさかああいう目に遭わされるとは想像できなかったんでしょう。
(タチの悪いヤリサーって意外と高偏差値の著名大学に多かったりするっていうのが実態らしいですけどね)

谷淵優里恵

身長は雪江ちゃんとおんなじくらい。でも雪江ちゃんより少し痩せ型で、3人の中でスタイル一番良いです。高校時代は陸上部で短距離障害が得意。



出身は中国地方。両親と2つ下の妹、4人家族の一般中流家庭。
通っていた高校は雪江ちゃんのような進学校ではなく、公立の普通科です。生徒の卒業後の進路も進学組と就職組で半々くらい。
その環境で東京の名門大学の人気学部に現役合格してる訳ですから成績は学内トップクラス。校内では才色兼備の優等生で男女問わず相当人気者だったでしょうね。

ただその分、自信過剰で驕りがあったのは否めません。
だから、これも雪江ちゃんと同じく大学の名前とサークルの履歴に騙されて、あのような事態に。



あのサークル、本編ト書き説明は長たらしいのでバッサリ削りましたが、表の顔はチャラいレクリエーションサークルではなくて、なかなか硬派な体育会系です。
サークル名は「ハイパーフレッシュ」(フレッシュはfreshじゃなくてflesh。「肉体」とか「筋肉」の意)
キャッチフレーズは「ファンダメンタル・スポーツ・サークル」と銘打っていて、特定の競技用ではなく、あらゆるスポーツの土台になる基礎体力や運動能力を高めることを目的にしたアスリート系サークルで、メンバーの多くが他のスポーツサークルや公式運動部にも所属しています。会長を筆頭にガタイのイイ奴が多いのはそのためです。

元々はそういうハードな、大学側にも公認された伝統スポーツサークルだったのが、時代の流れで男女関係乱れ始めた頃に入会してきたのが現会長。
その力が強まるにつれてサークルの内部も完全に変質して現在に至ります。

辻原穂香

身長は150cm。本編ではロリだの貧乳だの言われてますが、他の二人に比べられてしまうからで、おっぱいもBカップくらいはあります。


キャラに似合わず3人きょうだいの一番上。二人の弟がいて、一人は2歳下、もう一人は10歳下。
ただこの弟たちに対して穂香は距離を置いているところがあります。
年の近い上の弟に関しては男性恐怖症の影響だろうと思われますが、年の離れた下の弟については、彼女の中にある疑念があって、、、と書けば、本編をお読みいただいた方にはその内容は想像付くだろうと思います。

他の二人と違って彼女は都内出身です。大学の高等部からのスライド入学。
一部上場企業管理職の父親と自宅でピアノ教室をやっている母親の営む家庭は裕福で、大学に入ったら一人暮らししたい、と親に談判して現在は自宅を出てマンション暮らししてます。



ちなみにあのヤリサーが毎年新歓で狙うのは、一人暮らしのコだけです。
それ以外の女は家族構成やなんかを調べ上げ、外堀を埋めてからその後の夏合宿等でじっくりとハメていきます。その頃には新歓で最初にコマされたコたちはサークル内部に取り込まれ、他の女子を誘い込む懐柔役にまで堕とされています。

あとあの新歓、新入生の男子の方はどうなってんだ、という話なんですが、
そっちはそっちでサークルの女子部員たちが別の二次会に連れて行って、あの本編の二次会と同時進行でタップリと毒蜜を食らわせています。

そうやって既成事実を作って抜け出せなくした上で、飴と鞭で1年かけて組織内部に組み込んでいきます。優秀な1年は次期執行部の幹部候補生として抜擢され、翌年の新歓二次会への参加資格が得られます。



サークル「Hyper Flesh」のこと

Hyper Fleshの入会はハードルが高く、執行部に「見込みがある」と認められた者しか入れません。(その「見込み」とやらの中身&基準は男女で違います、もちろん)
「選ばれし者」しか入れない少数先鋭の上級サークルとして、学内カーストの上層に位置しています。

有能な部員は男女とも、サークル内に留まらず大学横断組織化されたネットワークのヒエラルキーを昇っていくことが出来ます。
今回チラッとだけ出てきた「会長のバック」もこれに若干絡んできますが、その人脈は大学卒業から就職後までもずっと続いていくので、彼らはサークルに忠誠を尽くし執行部入りを目指して頑張っちゃう訳です。

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