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転生の記事 (5)

ダラナ 2023/02/19 20:46

BL短編「ハーレムで男に囲まれています」販売中

俺が今、はまっているのは、アラブ系の王子がハーレムをつくるエロゲーム。

王子のプレイヤーは、お気にいりのキャラを何人も娶れるが、自分で自由に選ぶ以外に妃が増えることも。
王宮や国のためになるからと、外交的、政治的に強いられたり、王に命じられて、しかたなくといったように。

そう、このゲームの醍醐味は、毎夜毎夜、寝所にちがう妃を呼んで抱くことだけではない。
世継ぎを生みたがる妃たちの熾烈な争いだったり、どろどろした内輪揉めを「あーあ、女ってこわあ」と他人事のように眺めるのも、また乙というもの。

ふつう、多くの妃たちを毎晩抱いていたら、すぐに子供ができそうなところ。
ゲームの都合上、なかなか、おめでたにはならず、存分に妃たちの蹴り落としあいを鑑賞ができる。

プレイヤーには「女の醜くてみっともないところを見たくない・・・」と萎えるやつもいるらしいが「そこが、いいんだろうがあ!」と俺はがんがんに勃起。

ほかの妃に毒を盛ったくせに、俺のまえでは虫も殺せないような顔をして、下心満点に卑しく尻をふりやがってえ!

我ながらひねくれて、なかなか腐った根性をしているから、妃たちの腹黒さを嘲ってエッチをするのが大好物。

また、俺の一挙一動に過剰反応し、妃たちが「死にたい!」と思いつめて心を病んだり「殺してやる!」と血眼になって陰謀に走るのを眺めるのも、いい。

平和なハーレムではなく、つねに波乱が起こるハーレムを望んでいるわけ。
とあって、妃たちの争いを煽るだけに飽き足らず、王宮の外にも愛人をつくったりも。

今のところ、愛人については秘密にしてあるが、こっそりと王宮をぬけだして逢引しにいく頻度は高い。
その分、妃を寝所に呼ぶことがすくないに、そのうち、だれかが不審がって調べることだろう。

愛人の存在を知ったとき、どうなるか、わくわくするところ。
もし愛人の妊娠が発覚したら、妃の立つ瀬がないし、さぞ王宮は混迷することになるだろう。

そのときのことを想像しながら、にやにやしてゲームをプレイしていたのだが、いつの間にか寝落ちをしたらしい。

頭が落ちて「ふが」と跳ね起きると、ベッドに寝ころがっていたはずが、座っていて。
目のまえに広がる景色は自室ではなく、土の壁がひび割れていたり、窓が空洞だったり、粗末な小屋のよう。
どこかで見覚えがあるような・・。

だんだん意識や感覚がはっきりとしてきたものを、記憶をとりもどすより先に「ふ、くう・・・!」とあられもない声を漏らしてしまい。

下半身が生温かく濡れているのに気づき、視線を落とせば、股間に埋まって揺れる頭。

スカーフが巻かれているのは、アラブ系の女性の特徴。
家族以外の男に顔を見られないために巻くという。



ゲームにない急展開にほんろうされつつ、とりあえずアイーダを引きはがそうと。
このままではイきそうだったから。

どうせ、射精に至らないので、いつも「さあ、そろそろアイーダ」と途中で制止。
挿入以外で人にイかされるのは、なんとなく格好わるく思えるし。

が、太ももにがっちり腕が巻きついて、びくともせず。
抵抗されるまえに決着をつけようとしてか、玉を揉みこみ、先走りを塗りつけるように扱いて、先っぽを舌でえぐるように舐めて、下半身をぐちゃぐちゃに。

エロゲーではエッチしまくっていても、現実の俺はしみったれた童貞の成人男。
自分の手以外に触られたことがない性器を、貪られてはたまらず。

これが夢にしろ、パラレルワールドにしろ、感触がえぐいほど生生しく、羞恥に苛まれながら鳴きまくりに。

「はう、ああ、や、やあ、先、ぽ、そ、な、舐め、ちゃあ、ひあ、あ、あ、あ、ああん、アイ、ダあ、だめ、も、もお、でちゃあ、は、はあう、ア、イーダ、ああう、アイーダああああ・・・!」

名前を呼びながら噴射をし、直前に退いたアイーダの顔にぶっかけ。
生まれて初めてフェラでイかされて、未経験の快感に痺れつつ「あ、ああ、ごめ、アイ、ダ・・・」と頭に手を伸ばしたところ。
スカーフを落とし見あげてきたアイーダは、長い黒髪だったはずが、短髪に。

精液まみれながら、相かわらず美麗な顔をして、心なし輪郭が骨ばっているような。
「まさか」と思う間もなく、立ちあがったアイーダに押し倒されて、目にはいったそれ。



びしばし打撃されるたび、あんあん鳴き、溢れてやまないお漏らしを、とび散らして。
このままイかされるのは御免だったので「ああ、くう、う、浮気、は、認める、けどお!」とどうにか声を張りあげる。

「にんし、妊娠、して、な、あ、ああ、愛、人に、はあ、も、会わ、な、からあ・・・!」

鞭を振りかぶったまま、カミーラは停止。
俺の訴えが聞きいれられたのかと思いきや「妊娠はともかく、愛人を捨てるなんて信じられますか!」と胸に鞭をばちん!

ちょうど、両乳首を叩きつけられて、ほんらい激痛が走るはずが、薬を盛られた体は感覚が狂っているから。
痛みは爆発的な快感に変換され、とても抗えずに「ひゃいいいん!」と射精。





お気にいりの男向けハーレムものエロゲーに転生?それとも夢?
なににしろ、ゲームとちがって、妃も愛人もみんな男で、しかもだれが世継ぎを「生む」ではなく「生ませるか」と競っていて・・・。

エッチでやおいなBL短編です。R18。
短編集「浮気をする淫らな男たち」のばら売りの電子書籍を販売中。
全39ページ。


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ダラナ 2022/11/15 20:17

BL短編集「シスターに転生した俺はショタ勇者のために祈らない」販売中


転生もののBL小説四作の短編集。すべてR18。
一作だけ異世界転生ではなく、変わり種な現代転生ものです。

「シスターに転生した俺はショタ勇者のために祈らない」
転生したのは、よりによってなゲームの世界。普通のゲームより、生き残りが難しそうな世界にあって、シスターとして覚醒をするBL小話。ゴブリンと・・・な描写があるのでご注意。

「死んでもキミの肌を口器で吸いたい」
棺桶で蘇生した前世が〇の青年×前世の〇を殺した少年の摩訶不思議転生小話。

「転生したから女王様におしおきを」
目が覚めると、そこは、はまっていた海外ドラマのファンタジーの世界。哀れな脇キャラながら、運命を変えるべき、冷酷無比な女王打倒を目指す物語。

「転生してもイケメンに迷惑しています」
イケメンに翻弄された人生が、転生したことで大逆転?冴えないサラリーマンの転生物語。




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ダラナ 2022/11/15 20:16

BL短編集「シスターに転生した俺はショタ勇者のために祈らない」試し読み


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【シスターに転生した俺はショタ勇者のために祈らない】



横断歩道半ばにいた子供に、車が迫ったのを見て、咄嗟に走りだし、立ちすくむ体を突きとばした。

思ったより、かるい感触だったのに「吹っとばされて逆に怪我するんじゃないか」と心配しかけたところで、意識がぷっつり。

底なしの暗闇に放られた感覚がしたのは一瞬のことで、瞼を開けると、高々とそびえる十字架を仰いでいた。
やおら見渡したそこは、古めかしい教会のようで、俺はひざまずいて祈りを捧げている最中らしい。
ただ、どうも違和感がある。
よくよく己の体を観察すれば、ロングスカートをはいて、頭にベールのような布をかぶっている。

格好からして、神父や牧師ではなく、シスターだ。
それでいて、胸はつるぺただし、股間には馴染みの重みが。

「どうして性転換しなかった?」と首をかしげていると、背後でけたたましく扉が開けられ「ジーナ!また仲間を死なせちゃった!」と叫ばれた。

振りかえれば、西洋風の甲冑を身につけた男が泣きながら、俺に抱きついてきた。

高校生の平均より背が高い、俺の胸元に顔をうずめる、そのサイズは中学生くらい。
頭を撫でると、見上げたのは、まだまだ、あどけない顔つきの銀髪の少年。

ゴブリンクエストの主人公にして、勇者の「ユ、ユタ・・・?」だ。



ゲームは一貫してデフォルメされたドット絵で進行。
イラストが差しこまれたりと、具体的なエッチ描写はなく「尻を触られた」「胸を揉まれた」「股間を咥えられた」と説明もそっけないもので「あん」「ああん」「ああーん」と喘ぎのバリエーションは少ないし、文字だけで音声なし。

味気なさが、むしろ想像を掻きたてられて勃起すると、評判だったものの、現実的にゴブリンに犯されるなんて、おぞましく不快でしかないと思うところ。
実際、痛みや恐怖、嫌悪感が皆無どころか「はあ、ん・・・」と善がるばかりとなれば、そのほうが地獄だ。

噛む唇の隙間から、喘ぎを漏らしだすと、ウェルシュツアが顎をしゃくってみせ、小柄なゴブリンが四つん這いにはいはいをしてきた。
そのままスカートにもぐりこみ、反応しかけている膨らみを下着ごと咥えこむ。

咥えながら、じゅぶじゅぶと吸いつき顎を揺らして、口が届かないところを小さな手で揉みこみ、連動するように乳首を引っかくのも忙しなくされては「あ、ああ・・・!」と尻を跳ねて、甲高く鳴いてしまう。

すっかり、びしょ濡れになった股は、ウェルシュツアの目に晒されていないが、スカートで覆い隠したまま、頬を赤らめ水音を立て身もだえて喘ぐほうが、恥ずかしいよう。






【死んでもキミの肌を口器で吸いたい】



二十七歳の若さで、飲酒運転の車にひき殺された、哀れな青年。
彼を弔う葬式で、最期のお別れに、皆が棺桶を覗いたところ、両目から涙をこぼした。

周りがぎょっとする間もなく、咳きこみ起き上がったという。
棺桶の中で生き返った彼は、これまでの記憶がなく、赤ん坊にもどったように、ろくに話せないどころか、排尿の仕方も忘れていた。

どうして蘇生したのか。本人の負担にならないよう、調べられたものの、謎のまま。
研究が行きづまった一方で、一年のリハビリを経て、人並みの能力を取りもどした彼を、ルポライターが取材して、その本が出版され。

これが空前のベストセラーになった。
というのも、一風、変わった臨死体験が描かれていたからだ。

棺桶で目覚める前の記憶で、一番古いのは、卵からかえって「ぼうふら」でいたときのもの。
汚く臭いドブに、大量の兄弟姉妹と押し合いへし合いをしながら、脱皮を繰り返し「蚊」になると、ある家に入りこんだ。

部屋にいたのは、しなやかな体に瑞々しい色白な肌をしたを少年。

見た目も文句なしだったが、体の表面から、うっすら立ちこめる、得もいわれぬ匂いに誘われ、肌に身を寄せ、血を吸ったところ、とたんに、蚊の彼は酔いしれて、少年に恋をした。




それにしても、本には、それほど生々しく、少年の血を吸う描写はされていなかったはず。
はずなのに。

「やっぱり、首はおいしいから、いっぱい刺しちゃったなあ」と、とっくに消えた点々とした跡を示すように、人差し指を小刻みに揺らし、向けてくる。

「二の腕の柔らかさは、格別」

「脇の下は、汗の匂いもして酔った」

「シャツがめくれて覗くお腹は、ご褒美」

「鎖骨付近は刺さりにくいけど、悪くない」

「ビキニラインのあたりは、むさそうな匂い」

「おへその近くは、とくに痒そう」

「膝の裏とか、掻きむしるのがかわいい」

「足の指を刺すのが、お気に入り」といちいち指を差すのが、消えた跡と一致するように思え、寒気を覚える。

インチキ預言者のはったりのようなもので、あくまで、錯覚させられているのだ。
と、飲まれそうな自分を叱咤しながらも、指を差されるにつれ、身を震わせ、火照らせていった。





【転生したから女王様におしおきを】



これといって、スポーツや学問に秀でていなく、夢や野望があるでもなく、そう、こだわりを持たず就職活動をして、大学卒業後は、はじめに内定をもらった会社の事務職に就いた。

が、入社早々、パートの女子を庇ったことで(加害者のセクハラモンスターの)上司に目をつけられ、二十代前半にして窓際族に。

それから三年は、下請け業者がやるような事務処理に、その膨大さからして、朝から晩まで追われる日々。

もちろん、昇給や出世は望めなく、いくら出世欲も野心もないといって、やってもやっても終わらない雑用で三年も棒に振っては「生きるとはなんだ」と哲学をするというもの。

「辞めるか、でもなあ」と休日出勤の帰り、遊びの帰りの人で混雑する地下鉄のホームで、ため息を吐いた。

就職してから、万年こっている肩を揉んでいると、背後で押し問答する物音が。

振りかえる間もなく、人混みがドミノ倒しになって、端っこにいた俺が突きとばされたのは線路内。
ちょうど電車が走ってきて、その速度では、線路に降りる前に衝突するだろう。
若くして窓際族になり、再起をはかる暇もなくお陀仏になるとは、なんと不憫な。

我ながら、他人事のように哀れみつつ、早々、諦めて、瞼を閉じ、体が粉砕される、そのときを待った。

が、いつまでも電車にぶっとばされず、どころか、浮遊感がなくなって、全身が包まれているような安定感が。

おそるおそる目を開けると、薄暗く煙たかった地下鉄はどこへやら。
ブルーライトに害された眼球が洗われるような、 澄みわたった青空と色彩豊かな庭園が目の前に広がっている。

「は?」とおもむろに椅子から立ち上がると「カリン様、ポプトロ仕官がお見えです」と背後から声をかけられた。

振り返れば、これまた、せせこましい都会らしからぬ、広々として風通しがいい、乳白色の石壁と石畳の部屋。

開けっ放しの観音開きの戸の向こうには、髭面の男が佇み、傍に若い男が控えている。青年には見え覚えがないが、丸ぶち眼鏡をかけ、サンタクロースのように髭をたくわえた顔と「ポプトロ」の名前は記憶にあった。

海外ドラマ「Blood Rebellion(血の反逆)」の登場人物だ。

虚しい窓際族の日々にあって、頭を空っぽにして現実逃避させてくれる、唯一の癒し。



が、女王たる己をひざまずかせた、万死に値する失礼無礼な男に、先っぽをほじくられて、とめどなくお漏らしをして、あんあん腰を揺らめかしているのを見るに、大当たりだろう。

巨体にして、ごついピンヒールをはいて、さらなる頭上から王を見下ろし、刃向かった者をひざまずかせ、背中にヒールを食いこませていた女王とはいえ、おそらく、生粋のドM。

なにせ、従兄の剣士長は散々、相手を痛めつけてセックスをし、射精すると共に殺す、病的なドSなのだから。

「あなたが入れるほうか、入れられるほうかは、分かりませんけど、体に聞けばいいでしょう」

股がびしょ濡れになったところで、滴るのを指ですくい、股間の奥まったところに指を挿入した。

このときのために、あえて、練習はしていなかった。
痛みを与えたかったからで、そういう系統の魔術もかけていないとなれば、濡れたちんこを、ひくつかせながらも「う、ん、ぐう、う・・・!」と眉をひそめ、呻く。

野太い呻きは聞き苦しいとはいえ、かまわずに、無茶苦茶に指を暴れさせた。
ほぐれたところで、二本目、すぐに三本目を突入。
相変わらず「ぐ、ぐが、がああ・・・!」と○問を受けているような呻きをあげ、顔面蒼白でいるものの、勃起したままで、どころか、先走りを散らしている。





【転生してもイケメンに迷惑しています!】



俺の口癖は「イケメン死ね」。

というのも、生まれてから二十五年ずっと、イケメンのせいで割を食ってきたからだ。

ゼロ歳児からの幼馴染、小中高、大学の同クラス、社会人になっても同じ部署の同期と、身近にいつもイケメンがいた。

おかげで、なにかと比べられ、必要以上に卑しめられ「ブス」呼ばわりされるは、引き立て役を担わされるは、といって、報われることなく、逆に「目障り」と女子に中指をおっ立てられるは。

いやいや、自分で豪語するのもあれだが、俺は可もなく不可もないような男だ。
やや出っ歯とはいえ、平均的日本人的顔立ちに、無個性で人畜無害な性格。

その他大勢に埋没するタイプのはずが、イケメンの後光に照らされ、人目についてしまうらしい。

目立つのを望まない俺には、いい迷惑である上に、不当な扱いを受けることが多いとなれば、そりゃあ「死ね」と舌打ちしたくもなる。

さらに、憎たらしいことには、どのイケメンも、美貌をちゃらにするほどの欠陥がなく、なんなら、いい奴だということ。

救いようのないお馬鹿さんだったり、手に負えないほど性格が悪かったり、懲りない女たらしだったりすれば、まだ溜飲が下がるものを。

といって「イケメン死ね」を口癖にしつつ、まさか、天下のイケメン様に喧嘩を売るわけがなかった。




下にはズボンをはいていなく、肌を隠すのは、褌のような下着だけ。

催淫効果が効いているのを、分かっているのか。

時間をかけ、ねっとりと足を舐めあげ、付け根までくると、もう、ぐっしょりの膨らみを、とたんに咥えこんだ。
ラッキースケベの犠牲になった体では耐えられず「はあ、ああ、あん!」と達してしまう。

もちろん、勃起はおさまらず、ギルハートもとどまらず、精液まみれの固いのを、ぺろぺろと舐める。
しつこく下着越しに舌を這わせ、はみでたところを、たまに食んで。

「あ、や、だあ・・・あ、ああ、はあん」と腰を揺らしだすと、舌を退け、手で強く扱きだした。
上体を起こしながら、布をめくりあげて、そこを剥きだしにする。

こもっていた水音がダイレクトに聞こえるようになり、頬を熱くしつつ、あんあんへこへこしてしまう。

みっともなく善がる、ブサイクなモブキャラの俺に、ご満悦そうに笑いかける美貌の主人公。

「ね?ほら、濡れたちんこを、ぐちゃぐちゃにされるの、いいでしょ?」

ゲームの設定上、完全無欠イケメンのギルハートは、声優の仕事ぶりも文句なし。

熱に浮かされたように、青い瞳を揺らめかせ、プロのイケボでエッチな囁きをされては、男でも、挿入されなくても、孕みそう。

「ファンタジーの世界ではありえなくないな!?」とぞっとなり、この期に及んで、思いとどませる術はないかと、頭を巡らす。



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ダラナ 2022/11/14 20:32

BL短編集「視線恐怖症の男と魔物との初体験」販売中

エッチなBLショートショートだけを集めた短編集、第五段。
描写がメインのやおいな小話だけ。すべてR18です。

今回は異世界転生ものシリーズ。

「賢者の少年は魔物に同情して生まされる」海の生物を愛する少年が、魔物にも夢中になるも・・・。触手もの。

「転生した格闘家は落ちこぼれ」前世で無敵を誇った格闘家が、転生したらポンコツに。からの逆転劇?

「魔王はスローライフを送り、でも、勇者は許さない」転生して魔王になるも、らしくない生活を。勇者は用済みかと思いきや・・・。

「視線恐怖症の男と魔物との初体験」人の視線を過剰にオソレて性的なことができなかった男の、初めての相手がまさか?


読書時間の目安は45分です。



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ダラナ 2022/11/14 20:28

BL短編集「視線恐怖症の男と魔物との初体験」試し読み


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【視線恐怖症の男と魔物との初体験】



物心ついたときから、俺は人の視線をオソレていた。

オソレルというより、拒絶反応がひどく、目を合わせると吐いてしまうほどで、見られていると意識するだけで、吐き気が催す。

おかげで、まともに人と向きあえなかったし、相手の視線を意識しまいと、そっぽを向いて、接近するのも避けまくって。

まあ、ろくな人生を歩めなかったのが、高校生になり「このままでは、いかん!」と一念発起。
「視線恐怖症を病院にいくなどして、すこしでも改善しよう!」とようやく前向きになれたとき。

車の事故に巻きこまれ享年十六才で他界。

「せっかく自分改革に乗りだしそうとしたのにいいい!」とあまりに未練がましかったから、神が哀れんだのか、あの世につれていかれず、転生することに。
RPG風のファンタジーの世界へ。

で、俺は前世と同い年の白魔導師になり、盲目にもなった。

ええ、ええ、そりゃあ、人が見えなければ、視線を気にしなくてもいいけど、にしたって極端すぎない!?



「先走りを塗りつけている」と嘲られて、頬をかっとしつつも「や、やだあ、やあん・・」とちゅくちゅくと下半身から盛んに水音をたてつづける。
また、囁かれたとおり、魔物の首に抱きついて、ぴったり胸をくっつけ、摩擦させたら、もう、もう。

「は、やば、ああ!だ、だめえ、はん、あう、あ、こん、な、気もち、い、の、だめ、なの、にい・・!あ、あ、あん、う、く、ま、魔、物の、おちんちん、で、は、あふ、あ、お、俺、お、れえ、やあ、や、だめ、なの、はあう、やだあ、やめ、られな・・・!」

もうすこしでイけそうだったのが、腰をつかんで、すこし引きはがし、おあずけに。
「ああ、ひどい・・・」と泣いて見やれば、舌なめずりをする音をたてつつ「わしを、かどかわす、とんだ淫乱若僧が・・・」と苛だっているようで。

「若く美麗な男を、目も当てられぬほど、しとげなく快感に酔わせるのも、よいのだがな。
わしが血に飢えた魔物となれば、尻から血を流し、醜く顔をゆがめ、悲痛に泣き叫ぶさまも堪能したいのよ」

深く熱い吐息をしたなら、俺のズボンを下着ごと引き裂いて。
なんの前段階なく、魔物のそり立ったのを、じゅぶううううう!と拳を叩きつけるように。
勢いのよさから、すこし入ったとはいえ、許容サイズをはるかに超えた巨根。
しかも、ズボン越しに指でいじられただけで、ろくに濡れてもいないから、石でえぐられているような激痛が。

「う、ぐう、ぐああ!」とすっかり萎えて、濁声で呻くも、むしろ魔物のは元気になって、ぐぶちゅぐぶちゅ!と暴れる。

残虐非道な○問をされているようで、白目を剥き、泡を吹きそうだったが「ほーら、剣士が見ておるぞ」と囁かれて、目を見開いて。






【賢者の少年は魔物に同情して生まされる】



俺は物心がついたころから、海の全生物を愛していた。
どれだけエイリアンじみて気色ワルかろうと、生理的に受けつけないほどグロテスクだろうと。

日本中の海を回り、生物の調査、研究を五才から。
そのことが有名になり、大学に招かれて、そこで専門知識を学び、研究を手伝いながら、小中高と年を重ねていき。

高校卒業後は「ついに世界の海へ!」と前途明るい未来に突きすすもうとしていたのが、卒業式直前にまさかの事故死。
あまりにあまりに未練がたらたらで、神が哀れんだのか。

目覚めるとファンタジーの世界に転生していた。

ただ、あいにく俺の立場は学者ではなく、賢者。
大物の賢者を師事し「もう、わたしに教えることはない」とお墨付きをもらった、天才少年らしい(前世と年齢は同じ)。

今は師匠の「もっと世界を見てきなさい」との教えに従い、旅する仲間の一員に。

とはいえ、格闘や剣術や魔法はからっきしなので戦わず。




露わになった胸の突起を、片方は全体的にぬちょぬちょ撫でまわし、片方は尖った先っぽでぷちゅぷちゅ、突いて。

意外と童貞ではないとはいえ、性的にはまだまだ未熟だから。
何千年生きたと知れない、海の精霊の高等テクニックに、しょっぱなから「やあん!らめえ!」とあられもなく鳴かされ、恥ずかしげもなく勃起、先走りじわあ。

おまけに、乳首を触手でイタズラされながら、全身まさぐられて「はう・・!そこ!やあ!」ととくに耳が感度がいいのを探りあてられてしまい。

ヨコにしていた顔を上向きにされ、両方の耳に三本ずつ触手が襲いかかり、穴をちゅぽちゅぽ、縁や窪みをれろれろ。
胸の愛撫の快感が合わさっては、とても耐えきれず「あん、あん、ああん!」とあっという間にズボンをびしょ濡れに。

「や、やあ、ああ、だ、め・・・あ、あう、ら、らめえ!は、はあ、はあん、この、ば、ばか、ふあ、あ、そん、なあ、やあ、やだ、やだあ!」

体内と体外と水音がしまくり、鼓膜がレ○プされ放題で、頭がイカレそう。





【転生した格闘家は落ちこぼれ】



初試合から負け知らずにして、そのまま突きすすみ、階級別で三冠のチャンピオンに輝いた俺は、ゼッタイ王者的な格闘家。

格闘界の天下をとったような心地で、人生のピークを迎えていたのだが、俺の乗る車が、暴走トラックに衝突され、あっけなく地位も名誉も価値ある命もすべてがパアに。

で、転生したのが、ファンタジーの世界。
剣をふるい、魔法をかけて、魔物を倒し、魔物打倒を目指す、RPG風のだ。

前世とはまったくチガウ構造の世界に放られたわけだが「また、一からやり直しか・・・」と肩を落とすより「この世界でも、俺の名を轟かせてやる!」と大奮起。

というのも、鍛えられた肉体、格闘の能力や技術力は、前世からそのまま受け継がれていたから。
「魔物相手に、俺の格闘がどこまで通じるのか」とわくわくしつつ「要領も勘もいい自分なら、お茶の子さいさいだろう」と自信満々でいたところ。

「ワオ!その肉体美だけで、魔物を怯ませることができそうだね!」とスカウトされ、参加したパーティー。
彼らとの初戦闘で、俺は魔物に舐められまくって、リンチのようにぼこぼこにされ、ろくに抵抗もできず瀕死状態に。



全身、血の気の引く思いがし「や、やめ・・・!」と訴えようとしたのが「ひゃあ、ああん!」とあられもない喘ぎに。
胸の突起を指ではじかれてのこと。

「あ、だめ、や、やあ、やめ、あ、ああ、だ、めえ、だ、く、ふああ・・!」

乳首にはじまり「はあん・・・!」と叩けば響くような体の箇所を、重点的に撫でまわされる。

セックスで自分が触られるのを、あまり意識したことはなかったが、まあ、感度のいい体だこと。

あっという間に、暴きだされた性感帯を、いくつもの手で同時に愛でられて、とっくに勃起して、先走りが絶えずにとろとろ。
快感がこみあげて、いくどもイってているような錯覚がするも、先っぽをにぎられ、射精はできず。

「くそ・・・!」と歯がゆさを噛みしめ、睨みつけたところで、やつの目は滑りまくり。

どうやら、俺の体を舐めるように見ているらしく。
おまけに男根の先っぽの血走った目玉は、こちらの湿った股間に釘づけ。

あらためて意識するに、魔王の息子の眼前で、乳首を立たせて御開帳をして、なにもかもモロ見えに、あんあん全身を赤らめ腰をくねらせているという・・・。





【魔物はスローライフを送り、でも勇者は許さない】



生きていて、そんな大層な業を積んだ覚えがないが、転生して魔王になった。

青い肌をした鬼のような姿形なれど、鏡を見れば、なかなかダンディーな男前。
年齢は千二百才という。

魔王といえば、人間界を脅かす諸悪の根源にして、勇者に退治される運命を負う存在だが、今はその戦いによって重症になり、地下深くの魔界で回復中。
そうして、勇者と戦っては、深いダメージを負い、しばらく魔界にこもるというのを繰りかえしているらしい。
勇者の子孫と、何世代にわたって。

で、そろそろ、まえの勇者が引退をし、その息子が「コンドこそ魔王にトドメを刺す!」と奮起して冒険をはじめるころ。

部下の魔物に「魔王さま、どう対処なさいますか」と問われたが、なにせ俺は元人間の記憶があるし、欲がないというか根っからの臆病者だし、すこしの血を見ただけで眩暈を起すほどだから。

「コンドこそ勇者を倒し、その血を絶やして、人間界を血祭りに上げようぞ!」とふりでも、高笑いすることはできず。
魔王として生きていくのに、ベツの道はないかと模索。



「ああ、そんな、胸え、や、やあ、あん、だめ、だめえ、俺、あ、あ、母乳、でな、ふああん!く、やめ、ばかあ、あん、あん、やめ、交互、に、あう、う、吸う、なあ、あふう・・・!」

あと一歩でイケそうなのが、幼児が戯れるような愛撫では足りず。
まあ、焦れているのは相手も同じらしく、俺のへそに先っぽをぐいぐい押しつけているし。

それにしても、長くお乳プレイを堪能してから、やっと紐をほどいてくれ、ぐったりする俺を仰向けに寝かせた。
鞭でところどころ破けたズボンを裂いて、てらてらぴくぴくする魔王の男根を剥きだしに。

濡れた乳首をさらしておいて、今更「やあ、やだあ・・・」と手で股間を隠そうとすれば、にやりとして「ほーうら、魔王お?」とまたサディスティックモードに。

「自分で膝の裏を持って、俺にすべて見えるようにして」

「やあん!」と首をふって涙を散らすも、どうしてか、指示どおりに。

どうやら、転生してくるまえの、俺が記憶のない魔王は、魔界の絶対的支配者でありつつ、愛しの勇者に絶対服従していたようで。
その感覚が体に染みついているからに、逆らえないらしい。



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