ののの通信 2022/08/12 17:21

【制作記事】今更Windows8(後編)

前回の続きで。今回こそWindows8&8.1のインストールについてです。
前回はWindows8の説明で終わってしまったので、
ようやくインストールの苦難についてまとめてます。

ゴールは、Windows8.1のインストール完了して、信長の野望 新生の起動です



このパッケージ、知らない子ですね…

前回の記事で発掘された、Windows8のパッケージ版。
しかしインストールしても、プロダクトキーが無効になっていて、どうにも変な感じ。
確認してみると、Windows7からのアップデート用のWindows8でした。 てへ。

すっかり忘れていましたが、パッケージにも小さく書いていたので間違いありません。
Windows7はディスクもプロダクトキーもバッチリ保管してありますので、Windows7経由でインストール。 持っててよかった旧OS!
探せばMeからは全部あるんじゃないかなぁ……?

まぁ、これぐらいの失敗は苦難とは言いませんね



動かぬアップデート

Windowsを淫すっトール(オモシロ誤字なので放置)したら最初にするのは何か?
それはおそらく、Windowsアップデートです。
「最初にウイルスソフトをいれよう!」という主張もありますが、今はWindowsディフェンダーさんが優秀らしいなので、たぶん先にWindowsアップデートでいいんじゃないかな?
このあたり、詳しい人に聞いてみたいところ。

しかしそのWindowsアップデートが動きません。

・アップデートを検索すればエラーが出る
・PCを再起動後、アップデートが123個見つかったと表示されたけど
 実行したら長らく待たされた後、全てエラー。

丸一晩、動かして全部エラーって何事!?


Windows Update エージェントさんが古いらしい

なぜかと言うと、Windowsアップデートさんが古いらしいです。
で、Windowsアップデートをアップデートできるようにするファイル(ややこしいな)を手動でインストールしてあげるといいらしい。

ですがここでさらなる問題!
Windows8のデフォルトブラウザは、『Internet Explorer 10』(以下IE)

IEは2020年1月14日に対応終了しているので、マイクロソフトのwebサイトのそこらかしこでエラーが出るのです。
先にchromeさんをダウンロードすれば何とかなるかもしれませんが、先々のリスクを減らすためにもWindows8はなるべく素のままで通過し、8.1にアップデートしたいので、IEの設定を変更することにします。

インターネットオプションの詳細設定から、SSLのチェックを外して、TLSも最新の一つ(TLS1.2)のみに変更。

で、Windowsアップデートを可能にするために必要なファイルはこれです!

Windows Update エージェントを最新バージョンに更新する

https://docs.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-client/deployment/update-windows-update-agent

これを適用すれば、やっとWindowsアップデートができる……




大量すぎるアップデート

さて、windowsアップデートが可能になりましたが、実際にそれが終わるまでに2日かかりました。
待ち時間がとても長く、ずっと付いて見ているわけにもいかないので、どうしても放置時間がかさんでしまうのです。

  • Windowsアップデートの確認
  • インストール
  • 再起動

この3工程を4~5回ぐらい繰り返すと、いよいよアップデートするファイルがなくなり、Windows8.1へのアップグレードのターンとなります。

作業開始から50時間以上経過し、やっと終わりは見えてきました。
次はストアアプリから、いよいよWindows8.1にアップデートできます。

……ですが、嫌な予感はしませんか?

これまで、IE10もWindowsアップデートも死んでいました。
ということは…………

当然、ストアアプリも死んでいます


ストアアプリは更新できない

2022年夏現在、Windows8のストアアプリは実行しても動きません。
だったら設定を変更するか、アプリを更新して……と思いますが、それもできません。

ストアアプリを更新するには、Windowsを8.1に更新するしかないのです。

???!

つまりWindowsを8から8.1にアップデートするためには、
Windows8.1以降に入っているストアアプリが必要。

というわけのわからない状態です。

「屏風のトラを捕まえよ!」
「ではお殿様、トラを屏風から出してください」
という、一休さんの有名なお話がなぜか頭をよぎりますが、

私はマイクロソフトと、トンチ比べをしたいのではありません……
信長の野望で遊びたいだけなのです


情報を求めてネットの荒波へ

とにかくWindows8.1にするためにWindows8.1が必要って矛盾はいかんともしがたく、同類を求めてネット検索。
すると……ふむふむ、マイクロソフトさんのページでこういうのが公開されているようです。

流石マイクロソフトさん。 優しい、ありがとう!!

Windows 8.1 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows8ISO

  ※Windows8.1 の後に、KやNとつくのはこういう理由
   http://memomo2.blogspot.com/2015/07/windowsnkkn.html

KやNは無視して、『Windows8.1』の無印をダウンロードすればよいようですが、設定を変更したIEでも、上記ページを正常に開けませんでした! エラーが出ます!!

えと……、マイクロソフトさん?
そこまで8.1にして欲しくないんです??

(多分誤解です。 むしろIEを使って欲しくないのだと思います)


結局、上記のファイルは別のパソコンでDLし、USBメモリで移動してきました。
またファイルの使い方ですが、Windows8以降はISO形式のファイルをマウントし、仮想ドライブにできる機能があるので、ダブルクリックすればDVDを入れたかのように動きます。


あとはインストーラーに従っていれば、
いよいよWindows8.1だーーーっ!!


Windows8.1さんの熱烈な歓迎

ついにWindows8.1さんになりました。
だらだらやったのもあり、作業開始から80時間以上かかりましたが、やり方を事前に調べてPCに張り付けば1日で行けるかな?ぐらいの印象。

七難八苦の先に起動したWindous8.1さんは、昨今の使用率の減少を気にしているのでしょうか?
残り少ないユーザーを熱烈に歓迎してくれます。

「ありがとう、よく頑張ってくれたね!
 そんなあなたには、世の中の98%の人が知らないとっておきの情報を教えるね!!」

そんな声をかけてくれている気がします。
その画面がこちら!



ありがとう、親切だな。君は。


半年未満ですが、よろしくね!!





追記……

…………中の人のWindows8.1環境で、信長の野望 新生は正常動作しませんでした。
調べた限り、特定の動作等には起因しておらず、相性問題の可能性が高そうです。

さようなら、Windows8.1。
お勤めご苦労さん

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索