色四季々々と啓蟄へ向けて閏

2月29日に記事更新できるチャンスは4年に一度なので記事更新です。
珍しい普遍の日。過分にして不足を補う日。

というわけで今回は進捗報告ではなく雑記回です。
内容は主に私の作品ジャンルについての考え方のお話とかです。
文字ばかりの記事です。


ジャンルについてといいましたが、今回はタグ付けしている「純愛」についてのお話です。

「純愛」と聞くと大多数が大凡同じような概念を想像できるかと思います。
ただ、大凡というのがくせ者で細部や拘りと言った部分はかなり個人差があるかと思います。
例えば「悲恋」を純愛と考える人もいればそうでない人もいるかと思います。
「悲恋」であってもお互いが想い合っていたのならそれは純愛である。
「純愛」であるならばお互いの想いが実るので悲恋にはならない。
どちらも正しいかと思います。
そもそも正誤のない問答です。

という事で以下のお話は全て『「名無し喫茶」での「純愛」』であり、他の方の純愛の考え方や定義、その他ジャンルを否定しているものではないことを先に断っておきます。

二つの意味でここだけのお話ということです。

そんな中でナナタ作品の「純愛」とは
『ヒロインが自身の愛の哲学を成就できる作品』です。
つまりPL側ではなくヒロイン側からみて貴方(PL)との「純愛」だと思っている場合につけています。
ハーレムが純愛かは人によって意見が分かれるところかと思いますが、ヒロイン目線では愛する人は貴方ただ一人です。


また、これはタグの使用用途的な意味なのですが
「純愛」タグを付けた作品ではヒロインの想いはPLに向けてのものになります。
いわゆるNTRや輪○といったジャンルとは無縁の作品という説明でもあります。
(「ドルージョ・デマーン」のサキュバスにするといった部分で少し引っかかる方がいるかもしれないですが、その部分大丈夫な理由をちゃんと用意してあります。詳細は昔書いた気がするのでここでは割愛します)

また、基本的にヒロインは処女です。
〝基本的に〟なのは「七夜の夢‐Day after day‐」などの続編はその限りではないことと仮に理由があれば非処女のヒロインが出る可能性もあるからです(今のところこちらの予定はないですが)
ヒロインが処女なのは「純愛作品だから」というよりは「貴方(PL)にヒロインの全てを独占して欲しい」という私の考えからなので純愛如何の理由とは無関係だったりします(ただ前述の通りタグの用途としては処女ということを意識しています)


因みにCG集には「純愛」がついていない理由は上記とは全く別です。
CG集であっても主人公は貴方であることを意識しているのですが、作品の性質上どうしてもゲームと違い貴方(読者)の意志が介入できません。
そこに作者である私が「純愛」タグを付けることによって、「貴方とヒロイン(男の娘)」のお話ではなく「主人公とヒロインの物語」となってしまい没入感を削ぐ可能性があると思ったからです。

一応どれも導入的に一般的な「純愛」とずれるということもあるのですが
読者の介入できる部分が少ないCG集だからこそ、ストーリーのジャンルまでこちらで決定することを嫌ったということです。

ここはナナタ個人の非常に七面倒くさい拘りなので余り深く考えなくても大丈夫です。


というわけでオチもなにもないお話でした。

最後に先日「七夜の夢‐Day after day‐」にレビューをいただきましたのでこの機会にレビューに対しての謝辞を。
先日のレビューに限らず書いていただいたレビューには全て目を通しています。
作業が難航したり挫けそうになったときには読んで元気をいただいております。

心情的には役に立ったボタンを連打したいと思ってます。
できないので心の中で連打してます。
本当にありがとうございます。

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

隙間の記事はハナトラプラン内で

【 ハナトラプラン 】プラン以上限定 支援額:300円

このバックナンバーを購入すると、このプランの2020/02に投稿された限定特典を閲覧できます。 バックナンバーとは?

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索