マアムの大冒険(ドラゴ〇クエスト ダ〇の大冒険)
Cienでは、Fanboxで描いたイラストに
ショートストーリーを付けたものを公開しております。
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ネイル村
これは、マアムがダイやポップ達と出会う前の話である。
かつてアバンの仲間だった父、戦士『ロカ』と、母、僧侶『レイラ』の間に生まれた娘、『マアム』は、母と共にネイル村に住んでいた。
マアムの故郷ネイル村には、魔物たちと戦えるような屈強な冒険者や戦士はいなかった。
そのため村人たちは、自然と伝説の勇者アバンと共に旅した母『レイラ』や
その娘であり、アバンの教えを受けた『マアム』に頼っていた。
「マアム、すまないねぇ、私たち大人が不甲斐ないばかりに…」
村の長老は、マアムに向かってそういった。
「気にしないで!アバン先生が言ってたの、この力はみんなのために使えって!」
マアムは、アバンの教え通り
村人たちのために、その才能を使うべきだと考えていた。
マアムは、父である戦士の力と母の回復系の魔力を引き継いでいた。
本人は、攻撃系魔力を持たない事を弱み感じていたが
それを覆すのに余りある屈強な腕力を持っていた。
ネイル村近郊に出現するモンスターでは、
すでにマアムに歯が立たなかった。
見回り
ネイル村は、人口のわりに土地が広く、村人達同士の家の距離が離れていた。
そして、村に隣接する、森や洞窟があるため、
夜になると、マアムが村人達の安全を確認するために、見回りを行っていた。
「じゃあ、母さん!今日も行ってくるわ!」
マアムは、夕食を食べ終わると、食卓を立ち上がった。
「気を付けて行ってらっしゃい!」
母、レイラもいつもの日常のように、マアムを送り出した。
「ええ!行ってきます!」
マアムはそういうと、手にライトを持って、家を出た。
アバンの教えを受け、成長したマアムにとって、
ネイル村近郊に出るモンスターなど、恐れるに足らなかった。
トントン!
「おばあちゃん!マアムです!変わりないですか!」
マアムは、遠慮なく家の戸を叩く。
その時間にマアムが行くことは、その家主も知っていた。
ガチャ!
「ああ、マアムちゃん!ありがとうねぇ!うちは変わりないよ!」
家からは、老夫婦が出てきて、マアムにそういった。
「マアムちゃん!どうだい!ちょっと家でゆっくりしていくかい?」
老婆は、マアムにそういった。
「ごめんね!もうちょっと見回りをしないと行けないんだ!」
「おばあちゃん達は、しっかり戸締りをしてね!」
マアムは、見送る老夫婦にそういって、その家を離れた。
村はずれの男
「よ~し!次で最後の家ね!う~ん、でも私、あの人苦手なのよね…」
マアムは、村の最もはずれにある民家に向かっていた。
そこは、森や洞窟に近く、モンスターも出やすい地区だったため
普通の村人たちは、そこへ近づこうとはしなかった。
つまり、その民家に住む男は、変り者だった。
他の村人とはあまりからまず、一人でそこへ住んでいた。
トントントン!
マアムはいつものようにその家の戸を叩く。
「生きてますか~」
閉じている戸に向かって、そう叫んだ。
「お~い、無事なの?」
中々開かない扉に、マアムは少しイラっとしながら言った。
ギギギ…
その家の扉がきしみながらゆっくりと開いていく。
「ああ・・・すまん・・・寝てた」
出てきた太った男は、髪の毛もボサボサで、寝間着のままだった。
もちろん、もう夜になっているため
寝ている可能性はある時間だが、この男の場合違っていた。
この男は、日中から仕事をせずにずっとこの服なのだ。
つまりは、ニートである。
「はあ・・・まだ働いてないの?それに、ちょっと家もかたずけなさいよ。匂うわよ」
マアムは、その男の隙間から見える部屋の様子を見て、そういった。
「ああ・・・明日片づけるよ・・・」
男は、まるでやる気のないと言った感じで、そのように返答した。
「はあ・・・まあいいわ。私、もう帰るね。」
マアムは、ため息をつきながら、そういった。
「ま、待ってくれ・・・きょ、今日も、いいだろ?」
男は、帰ろうとするマアムを引き止めた。
「今日もなの?」
マアムは呆れたように言った。
「しょ、しょうがないだろ!相手がいないんだから!」
その男は、そういうとおもむろにズボンをずらし
自分のイチモツをそこから取り出した。
「まったく…相手ぐらい自分で見つけなさいよ!」
マアムも、ヤレヤレと言った感じに、自分のスカートをたくし上げた。
「ハア!ハア!ハア!」
男は、マアムの陰部を見ながら
息を切らし、自分のイチモツをこすりあげていた。
目の前にあるマアムの陰部から、少し尿の匂いを感じ
男はさらに興奮しているようだった。
「ちょっと、あんまり近寄らないでよ。」
この男と、こんな関係になったのは、一週間前の見回りの時だった。
いつものように見回りに来たマアムは、
家から出てこない男を心配し、ドアを破壊し家に入った。
そこで、自慰をしていた男を目撃したのだ。
「わあ!マ、マアム!!」
男は、突然現れたマアムに踊りきながらも、イチモツは握り続けていた。
「出てこないと思ったら、何やってるのよ!」
マアムは、呆れたようにその男を見下した。
「こ、こんなエッチな本じゃ、イケないんだ!」
男は、自慰に使っていた本をマアムに見せた。
それは、特に女性の陰部が見えるようなものではなく
グラビア写真のようなマイルドな本だった。
「お願いだから、少しおまんこ見せてくれよ!」
家に入ってきたマアムに、男はそう懇願したのだ。
男の様子を不憫に思ったマアムは、
その日から、男に陰部を見せるようになったのだった。
「うっ!ううう~~~~」
シコシコシコシコ!!
男はうめき声を上げながら、自分のいつもつをしこり続けていた。
「マ、マアム!!出るよ!!!!!」
ビュ!!!ビュウウ!!!ビュビュビュッ!!
男が握っているイチモツからマアムの生足に、白濁した液が発射された。
「んっ!‥‥」
その精液の勢いに、マアムは少し声を漏らした。
「ありがとう。マアム…」
足にかかった精液をふき取るマアムに、そう言った。
「まあ、こんな村じゃしょうがないけど、早く相手をつくりなさいよ。」
マアムは、民衆のために自己を犠牲にする所があった。
それは、マアムの本来の性質でもあり、アバンの教えのためでもあった。
この男も、それを知っていた…
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