本条ミリーの憂鬱3
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
無事にクリスマスをやり過ごすことができました。
皆様はリアルで充実していたでしょうか。
僕はケーキを食べて、さっさと寝てました。
さて、今日は火曜日ということで、Ci-enでリクエスト頂いた小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
・登場人物
本条ミリー(ほんじょう みりー)
JK2年生。
17歳。
英国系の祖母の血を引いているクォーター。
小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
金髪のロングヘアをツインテールにしている。
青と白のしましまショーツを愛用している。
ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。
迫りくるBENNI☆
(誰にも、バレてない……よね……?)
俯いていた顔を上げて、ビクビクしながらも周囲を確認してみる。
そこはいつも通りの授業中の風景が続いていた。
誰もミリーがうんちを漏らしたことに気づいていない。
(良かった……。バレてないんだよ……ね?)
まずはホッと一息。
だけど失便がバレていないということは、それだけミリーへの責め苦が長く続くということだ。
授業中だから、トイレに勝手にトイレに立つことさえもできない。
それにトイレに行きたいだなんて、恥ずかしくて言えなかった。
もしも一人立ち上がったときにおむつがずり落ちてきたらどうしよう?
想像しただけで、立つことさえも難しくなっていた。
(やだ。おまたに食い込んできてるよ……)
椅子に座り直すと、おむつのなかのうんちが、お尻と座面にサンドイッチされて潰されていく。
肉裂の深いところにまでうんちが食い込んできて、
「ふぁああ……」
しゅわわわわわわわわわ……。
まさに、垂れ流し――。
ミリーのおむつは更にパンパンに膨らんでいった。
(お願い、早く授業、終わって……! 臭いが溢れ出してきちゃうよ……!)
気ばかり焦るも、時間が早く流れてくれるはずもない。
むしろネットリとした水飴のように進んでいく。
もしもうんちを漏らしていることがバレたらどうしよう?
想像しただけで気ばかりが焦って、
(む、蒸れる……)
ぐちゅっ、ぐゅちうぅぅ……。
少しでも座り直すと、おまたにうんちが食い込んできて、おまたが熱く蒸れていく。
だけど不幸中の幸いか、いまは六時限目の授業だ。この授業が終われば帰りのショートホームルームになってくれる。
そうすれば、このおむつから解放されるはずだ。
(無心……。無心にならなければ。早く時間が過ぎてほしいと思うから焦っちゃうんだから。それならむしろ授業に集中すれば、自然と時間が進んでくれているはず……っ)
ミリーは無心になって黒板をノートに書き写していくことにする。
おまたにうんちが食い込んできて気持ち悪かったけど、その感触も少しずつ身体の一部になってくるかのような感覚。
こうしてミリーは、おむつをパンパンに膨らませながらも授業へと意識を沈めていき――、
いつしかチャイムが鳴り、帰りのショートホームルームが始まっていた。
☆
「ふぅ……」
ミリーが熱い吐息をついたのは、帰りのショートホームルームが終わって、待ちに待った放課後を迎えた瞬間のことだった。
だけど焦ってはいけない。
おむつのなかにはたっぷりとうんちが詰まり、おしっこでグチャグチャに攪拌されているのだから。
(バレないように、ゆっくりと立ち上がらなければ……っ)
ぐっちょおおおぉぉぉぉ……。
ゆっくりと席から立ち上がると、おむつのなかで茶色い流動体が不気味に蠢動する。
それ自体が意思を持って、ミリーを苦しめてくるかのようだった。
(おむつ、こんなに重たくなるなんて……だ、大丈夫!?)
大量のおしっことうんちを受け止めた紙おむつはずっしりと重たくなっていた。
それどころか吸水ポリマーがもこもこに膨らんでいて、スカートに包まれているミリーのお尻をセクシーに押し上げていた。
(スカートから、はみだして……ない、よね?)
確かめたいけど、スカートの裾を気にしている余裕さえもミリーには残されていなかった。
もしかしたら、スカートからおむつがはみ出しているかもしれない。
ミリーはカバンを持つと、お尻を隠すようにして帰ることにした。
学校のトイレを使うという選択肢は、もはや消滅している。
(こんなにうんち漏らしちゃったし……! 学校でこんな塊を流したら詰まらせちゃうよ!)
それどころか、女子トイレの個室でおむつの封印を解いたとしたら、その臭いが学園中に漂ってしまうに違いなかった。
ミリーはずっしりと重たくなった紙おむつを抱え込みながら家路につくことになった。
☆
ぎゅるるるる。
ごぽっ! ごぽぽっ!
「ちょっ!?」
突然の腹痛に襲われたのは、昇降口でなんとかローファーに履き替えて、校門を出たときのことだった。
家までは歩いてあと十五分はかかる。
だから体調が悪く、重たいおむつをあてている今、それ以上の時間がかかることになる。
それなのに校門を出た直後に腹痛がぶり返してくるだなんて。
「な、なぜこんなことに……っ」
ごろごろごろっ。
ぎゅぽっ! ぎゅろろろろ!
一時は眠りについてくれていた大腸は、いまや地震を前にしたナマズのように暴れ回っている。
少しでもお尻から力を抜けば、茶色いものが溢れ出してきてしまいそうになっていた。
「おっ、おご……っ。なぜこんなとこに……っ」
ミリーの額には、再び脂汗が浮かぶ。
背筋にも滝のような汗が流れ落ちていくけど、絶対にへっぴり腰にはなれなかった。
もしもそんなことをすれば、スカートからおむつがはみ出してきてしまうに違いない。
(我慢! 我慢しなければ……!)
ごぽぽっ!
ぎゅぽぽっ! ごぽっ!
だけどミリーの意志に反して腹痛は酷くなるばかりだった。
大腸のなかで毒素が渦巻くと直腸へと押し寄せてくる。
いくら授業中に全部出し切ったと思っていても、それは所詮椅子での失便だ。
無意識のうちに、直腸にはうんちが残っていたのだろう。
どんなに我慢しようと思っても、腹痛はいきなりクライマックスを迎えようとしていた。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。