大決壊!~おもらしカノジョが妊娠するまで4~
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
おかげさまで今年の手帳を新調し、なにか思い浮かんだらメモをする日々を送っています。
さて、今日は金曜日なので小説を更新する日です。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
※この小説は、順調にいけば今年の5月に配信を開始する同人誌の小説です。
また、今年か来年の暑くなってきたころか寒くなったころか、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するさいはご一考頂けたらと思います。
なお、めんぼーさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。
実は匂いフェチなスバルは、大和からもらったタオルの匂いを嗅いでオナニーに耽ることが癖になってしまっている。
その翌日。
スバルは体育の授業中に尿意を催してしまい……!
「また、優しくしてくれた……っ」
呟いたのは、トレードマークのツインテールを降ろしたスバル。
自室のベッドにうつぶせになって、顔を枕にうずめていた。
スバルはあまりピンク色が好きでもないので、部屋の模様は落ち着いたオフホワイトに木目を活かした学習用の机、本棚にベッドと、シックな感じになっている。
ときは深夜。
あとはもう寝るだけなので、ふんわりとした白のパジャマに身を包んでいる。
だけど、スバルの心拍数は早まるばかりだった。
(うう~、きのうはあんなに恥ずかしいところ見られちゃったのに、今日も酷いところ見られちゃうなんて……!)
教室でオナニーに耽っているところを見られたのが、ほんの数時間前のことだ。
思いだしただけで恥ずかしすぎて、耳まで熱くなってしまう。
それに、熱くなるのは顔だけではなかった。
じゅわわっ。
せっかくお風呂に入ったというのに、ショーツの裏側が熱く濡れてしまう感触。
「ぱんつ、また汚しちゃう」
しかしダメだと分かっていても、一度火がついた女体は熱く燃え上がってしまう。
スバルは堪らずにワンピースタイプのパジャマの裾を捲り上げ、ショーツのなかへと指先を忍び込ませていく。
「あぁ……。もうヌルヌルになってる……」
ショーツのなかは、熱い蜜で洪水になっていた。
しかし指先に感じるのは、つるんとした赤ん坊のような恥丘の感触。
スバルは、この年になっても産毛さえも生えていない、正真正銘のパンパンだったのだ。
(赤ちゃんみたいにツルツルなのに、おしるは多いなんて……。しかも、すぐにおもらししちゃうし!)
枕に顔を押しつけながらクレヴァスへと指を食い込ませていく。
熱くほぐれた蜜壺からは、トロリとした蜜が溢れ出してきている。
(こんな赤ちゃんみたいなおまた……。きみに見られたら、笑われちゃう、かな……)
切なげに呟きながらも、スバルの股間からはくぐもったクチュクチュと淫靡な音が止まらない。
ほどなくして。
「くぅぅっ」
ベッドにうつぶせになっていたスバルが全身を強ばらせると、お尻を大きく突き上げる。
ムワッとした甘い香りが立ち昇って、スバルはそれっきり弛緩した。
「まだ、まだ足りない……」
女の子は、一度の絶頂だけでは満足できない。
男の精液を、最後の一滴まで搾り取るために何回も絶頂するようにできているのだ。
「きみのタオル……はあぁぁ」
枕元に置いてあった大和のタオルに顔を押しつける。
もう洗濯して匂いは残っていないけど、このタオルの繊維には、大和の汗が染みこんでいたのだ。
そう考えただけでスバルの秘筋は更に熱を帯びていく。
「ぁっ、イク……、イク、イク……! イッちゃう……!」
クチュクチュクチュ。
タオルの匂いを嗅ぎながら、絶頂期に荒ぶる女体を痙攣させていく。何度も、何度も。
やがてその痙攣も少しずつ弱々しいものになっていき、
「すー……、すー……」
うつぶせになって弛緩しきったスバルは絶頂で力尽きたのか安らかな寝息を立て始める。
スバルが愛用しているピンクのしましまショーツはネットリとした蜜に濡れそぼり、股間からはチーズ系の酸っぱい匂いを漂わせている。
「ん、にゃああ……」
しゅいいいいいいいいいいい……。
その股間からくぐもった水音が聞こえてくると、ショーツからおしっこが止めどなく滲みだしてくる。
それでも眠りに落ちたスバルは安らかな寝息を立て続け……、ときおり、思いだしたかのようにストロベリープリンのように桃色に色づいたお尻を痙攣させるのだった。
絶頂期が過ぎて眠りに落ちても、未だ絶頂が続いているのだろう。
☆
「うう~……、自己嫌悪」
翌朝の通学路。
ややゲッソリとした面持ちで呟いたのはスバルだった。
きのうはあれから何回もひとりエッチをしてしまった。
朝になってもまだおまたが赤らんでいて、こうして通学路を歩いているいまになってもショーツのなかでおまたがヒリヒリしているほどだ。
カバンのなかには大和のタオルがしまわれていたりする。今日は物足りなくて切ない気持ちになってしまったら、匂いを嗅ごうと思って持ってきたのだった。
ちなみに――。
これから毎日スバルはこのタオルを持ち歩いて、くんかくんか匂いを嗅ぐことが癖になるけど、スバルはそのことをまだ知らない。
(おもらししてるところを見られちゃったのに……また優しくされてしまうなんて。でも、きっと……)
通学路を歩いているスバルの頬が、ほんの少しだけ赤らむ。
思いが至ったのは、コンプレックスの赤ん坊のようにツルツルのおまた。
(私のツルツルのおまた、知られるのは恥ずかしすぎるよ……。赤ちゃんみたいにおもらししちゃうのに、ツルツルのおまたなんて……)
でも……、とは、頭の片隅で思うのだ。
もしかしたら、きみならわたしのおまたを見ても笑わないし、受け入れてくれるかもしれない、と。
そうしたら――。
じゅわわっ。
(あっ)
クロッチの裏側が不意に濡れてしまい、スバルは通学路の真ん中で立ち止まってしまう。
まだ朝なのに。
それなのに、熱い蜜でショーツを汚してしまうなんて。
じゅわわわわ……。
(あっ、ダメ……)
熱い蜜でショーツを汚してしまうと、緩んだおまたから釣られるようにおしっこが漏れ出してくる。
クロッチの裏側が濡れ外側にまで滲み出してきて、染み一つ無い陶器のような内股を一筋の黄金水が垂れていき――、
そこでなんとかおもらしは止まってくれる。
(ううっ、おまた、痛い……)
おしっこを無理に止めたから、ツーンとした痛みが下腹部から発せられる。
内股を伝い落ちていったおしっこは、靴下に染みこんで消えていた。
(はぁ……教室に行く前におトイレに行かないと)
スバルは湿ったショーツに憂鬱げなため息をつくと、再び通学路を歩きはじめるのだった。
☆
(ブルマなんてこの世から滅べば良いのに)
体育の授業のたびにスバルはいつもそう思っていた。
大体こんなショーツのような格好で運動するのもどうかと思うし、なによりも身体のラインがくっきりと浮き上がってしまうではないか。
それに紺色だから目立たないものの、おもらしをしてしまうとすぐに内股を伝い落ちていくことになる。
せめてジャージだったらそんなこともないだろうに。
と、言うわけでときは4時間目の体育の授業中。体育館。
スバルは気まずそうに内股をすり合わせながら跳び箱の順番を待っていた。
スバルの前に並んでいる女子たちが、テンポよく跳び箱を跳んでいくと再び列の最後尾へと並んでいく。
スバルも順番が回ってくると跳び箱へと走っていき、両足で踏み込んで――ジャンプ!
ジョボボ!
脚を開いて跳び箱を跳んだ拍子におしっこを噴き出してしまう。
だけどスバルにとってはこれは想定していたことだからわざわざ驚いているわけにもいかない。
隣の跳び箱には男子たちも並んでいる。
だからまさかおしっこをチビってしまったことを悟られるわけにはいかなかった。
スバルは平然と着地を決めると、女子たちの列の最後尾へと駆けていく。
しかしスバルの内心は穏やかではなかった。
その理由は明らかだった。
(せっかくの体育館の授業なのに、なんでよりにもよってトイレが故障中なのよ……! うう~!)
今日の体育は体育館だから、もしもトイレに行きたくなってもすぐに体育館脇にあるトイレに駆け込むことができる――そう思っていたのに。
しかし運が悪いこに、よりにもよって希望のよりどころであるトイレは故障して使えない状態だった。
(ヤバい……ヤバいよ……)
トイレが使えないとわかると込み上げてくるのが尿意というものである。
授業が終わるまでに、あと何回跳び箱を跳べばいいのだろうか?
そう考えただけで気が遠くなってしまう。
じゅもも……。
緩みきったおまたから、こうしている瞬間にも少しずつおしっこが漏れ出してきている。
スバルの尿道は、茹ですぎてふやけきったマカロニのようにゆるいのだ。
どんなに力を入れても、少しずつ、少しずつショーツを汚していってしまう。
☆
(おいおいおい……、大丈夫、なのか……?)
女子の列に並んでいるスバルの姿をチラチラと横目で見ながら冷や汗を流していたのは大和だった。
男子の列に並んでいるから直接声をかけることはできなかったけど、こうして眺めているだけでもわかる。
スバルの膀胱が、こうしている瞬間にも少しずつ膨らんでいる様子が。
(あ、スバルの番だ……)
遠くから見守っているうちに、スバルの順番が回ってくる。
周りの女子生徒よりもスタイルがよく瑞々しい身体を必死に動かしながら跳び箱へと駆けていき、踏み切り板で両脚を揃えて――
「ああっ!」
大和は思わず声を上げてしまっていた。
なにしろ両脚を揃えてジャンプしようとしたスバルが、足をくじいてしまったのか跳び箱を前にしてしゃがみこんでしまったのだ。
『ウォルトンさん……? 大丈夫?』
『スバルッちが怪我した!?』
跳び箱の順番待ちをしていた女子たちが駆け寄っていくが……、しかし大和にはスバルが足をくじいたのではないことは一目瞭然だった。
なにしろ、しゃがみこんだスバルの膝はカクカクと切なげに震え、右手は周りから見えないようにギュッとおまたを前抑えしていたのだ。
それはスバルが決壊間近の合図に他ならなかった。
(マズい、このままだと……!)
このままだとスバルが失禁するのは火を見るよりも明らかだ。
スバルがどれくらいおもらしをしやすいのかは、この2日間で十分に理解しているつもりだ。
きっといままでも、大和や他のクラスメートたちが知らないところで何度もおもらしをしてきたのだろう。
だから、スバルは周囲と壁を作って接するようになっていたのだ。……たぶん、だけど。
(って、いまはそんなことを考えている場合じゃない!)
一刻も早くスバルをこの場所から助け出さなければ、クラスメートたちの目の前でおもらししてしまうことになる。
きっと3日前の大和だったら、面倒臭いことに関わるのは御免だと、誰か他のクラスメートが助けるまで待っていたことだろう。
だけど大和はもうすでに踏み込んでしまったのだ。
あの目立たない路地ですばるのおもらしを見てしまったときから。
それになぜだろうか?
クラスメートたちの視線が、なぜか自分に集中しているような気がしてならない。
このシチュエーションでスバルの元へ駆け寄れるのは、大和しかいない、と言わんばかりに。
「ああ、もうどうなっても知らないからなっ」
どうやら、きのうの短いやりとりのせいで、大和とスバルがお付き合いしているという空気は公認になりつつあるらしい。
ありがたいことなのか、それとも迷惑なのかはこの際置いておくことにして。
だけどいまの時代……、お付き合いをするということは結婚するとほぼ同じことを意味する大和たちの年頃にとっては、ここはスバルに手を差し伸べるのは少々勇気がいることかも知れないが――。
「スバル、大丈夫か?」
「えっ……? や、大和……!?」
「なに鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔してるんだよ。足、くじいたんなら保健室に行くぞ」
「あっ、待って……ぅぅっ」
手を取って立ち上がらせてあげようとするも、小さく呻くスバルはすぐには立ち上がろうとしなかった。いや、立ち上がることができずにいるのだろう。
かくなる上は。
「びっくりして漏らすなよ」
耳元で囁きかけ、「えっ?」キョトンとしてみせるスバル。
しかしその直後には、スバルの身体は宙に浮いていた。
……正確には、大和の腕のなかでお姫様抱っこされていたのだけど。
スバルの身体は思っていた異常に軽すぎて、あっさりと抱き上げることができてしまった。正直なところ、もっと重たいものだと思っていたけど、怒られそうなので黙っておくことにする。
「先生、ちょっと保健室に行ってきまーす」
気がつけば、クラスメートはおろか体育教師までも大和とスバルを見つめて凍りついていた。
だけど構うものか。
スバルをお姫様抱っこした大和は、教師の返事も待たずに体育館をあとにするのだった。
楽しんでもらえていたら嬉しいです!
大決壊! 集団食中毒の発売日が3月6日に決まりました。
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