TS俺が百合堕ちするまで6
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遥香のわざとおもらしっ!
♂♀3章目 遥香のわざとおもらし
「すまない。私の責任だ。トイレの問題を失念していた」
「いえ……俺が……わたしが、悪いん、です……」
誰もいない、授業中の静まりかえった廊下を、遥香に肩を貸してもらいながらやってきたのは女子トイレ。
……その、入り口。
「一緒に入ってやる。だから恥ずかしがることないぞ」
「は、はい……」
返事をしながらも、やはり女子トイレに入るというのは抵抗がある。
それでも躊躇っているわけにもいかない。
授業が終われば休み時間になる。そうなればトイレにもたくさんの生徒たちがやってくることだろう。
「うう……。やっぱり女子トイレというのは……っ」
「女子の制服を着ているのだ。男子トイレに入ってるときに誰か来たらビックリするだろ。さて、こういうことはあまり緊張するとダメなんだ。女は度胸ってな」
「あっ」
遥香に肩を貸され、そのまま踏み込んだ女子トイレ。
女の子だけが踏み込むことを許された空間。
男子トイレの青いタイルとは違って、小用の便器はなく、当然のように全部が個室になっている。
「入っちゃった……。女子トイレに入っちゃったよ……」
ふんわりと感じられるのは、男のものよりも角が取れた、それでも刺激的なアンモニア臭。
それは長年にわたってこのトイレを使ってきた女子たちの恥水が染みこんだ香りだ。
その香りに思わずクラッときてしまう。
「おいおい、こんなところで倒れないでくれよ。もしも倒れたら私が責任を持って介抱してやることになるからな」
「ぜ、善処します」
「その意気だ。よーしまずはショーツを降ろすか。濡れた黒タイツは脱げにくいからな。手伝ってやる」
「ちょっ、一人でできますっ」
「そ、そうか……」
残念そうにしている遥香だけど、ここは見守ってくれていることに決めたらしい。
千尋は個室には入らずに、遥香の前でスカートの両サイドから手を入れて、黒タイツごとショーツを降ろそうとする。
……が。
(せっかく会長……。遥香さんが貸してくれたショーツなのに……。1日どころか、1時間目で汚してしまうだなんて)
それにここでショーツを脱ぐということは、汚してしまったショーツを遥香に見られるということでもある。
それはなんだかとても情けなくて、恥ずかしいことのように思える。
(遥香さんのショーツ、汚しちゃったんだ……)
改めて心のなかで呟くと、ぽつり。
それは千尋にとっても意外なことだった。
視界が急に滲むと、大粒の涙が溢れ出してきてしまったのだ。
「ど、どうした!? やっぱり1人では脱げないのか?」
「違います……ううっ。せっかく遥香、さんに……貸してもらったショーツなのに、すぐに汚しちゃうなんて……っ」
「なんだそんなこと。洗濯すればいいだろう?」
「洗濯しても……。遥香さんは嫌じゃないんですか? 俺……ううん。わたしがおもらししてしまったショーツだなんて」
「んー? 千尋はどう感じるかな?」
「えっ? わ、わたしが……?」
一瞬、なにを言われているのか分からなくてキョトンとしてしまう。
そんな千尋を見つめながら、遥香はその場にしゃがみこんだではないか。
個室の外で、タイル床に膝をついて。
更にはスカートを捲り上げて、ショーツが見えるようにして。
「しっかりと、見ているんだぞ?」
遥香は呟くと、
「ふっ、ふうう……っ」
呼吸を整えて息み出す。
一体なにをしようとしているんですか?
聞く余地もないほど、遥香は何事かに集中している。
でも、一体なにに?
遥香が視線を落としている先には、トイレのタイル床があるだけだ。
……それに。
「遥香さん……ぱんつ、見えてしまってます」
「なにを言っている。見せているのだ。しっかり見ているようにと言っただろう?」
「えっ?」
ピクンッ、ピククンッ!
遥香のショーツには、おまたの縦筋が食い込んでいて、痙攣する様子までも浮き上がらせていた。
黒タイツ越しにでもその痙攣が分かってしまう。
「ンッ……ッ。なかなか、出てきてくれないものだな……。ショーツを穿いたままだと」
このときになって、千尋は遥香がなにをしようとしているのか理解した。
きっと遥香は、この場でわざとおもらしをしようとしているのだ。
ショーツを汚してしまって泣いてしまった千尋のために。
「遥香さんストップ! わかりましたっ。たとえ遥香さんがおもらししたショーツでも、俺は穿きたいですっ。洗濯すれば全然平気です! 気にしません!」
「俺じゃない、わたし、だろう?」
おしっこを出そうとして息み、顔を真っ赤にさせているというのに、遥香は余裕を持ってツッコんでくる。
それでもお腹から力を抜くことはなかった。
こうしている瞬間にも、ショーツを穿いたままでおしっこをしようとしている。
そして、ついに。
「あっ……出る……出そうだ……っ」
じゅわわっ。
遥香の縦筋が食い込んでいるショーツに、じんわりと暗い染みが浮き上がってきたではないか。
クロッチという、女の子の恥ずかしい染みを隠すための二重布を、そして黒タイツから滲み出してきているのは、遥香の親くらいしか見たことがないであろう聖水。
「大丈夫ですっ。わかりましたっ。俺はもう……っ、わたしは泣きませんから……っ」
「いいからしっかり見てるんだ。それにもうここまできたら……ああっ、止まらない……!」
ジュワッ、じゅわわ……。
黒タイツに浮き上がった染みは見る間に大きくなっていく。
数秒間だけクレヴァスに沿って大きくなっていくと、すぐにお尻のほうへと広がっていき、
しゅいいいいいいいいいいい……。
ショーツのなかから、くぐもった水音が聞こえてくる。
それは、紛れもなく女の子のおしっこをするときになる、恥ずかしい音だった。
(遥香さんもおしっこの音、恥ずかしい音が鳴るんだ……)
女子トイレに、ツーンとしたアンモニア臭が立ち昇ってきて、音とともに脳に染み渡ってくる。
遥香は、頬を赤らめながらも、今度はゆっくりと身体から力を抜いているようだった。
一度出てきてしまうと、女性器というのは我慢できなくなってしまう。
「んっ、ふう……ッ。ああ……。ぱんつのなかがあったかくなってきて……太もも、撫で回されてるみたいだ……」
しゅわわわわわわわわわ……。
見られながらのおしっこということで音は控えめだけど、それでもそれは充分に衝撃的な光景だった。
目の前で生徒会長がしゃがみこんで、わざとおもらしをしてくれているだなんて。
「な、なんか変な気分だな。おもらしというのは。イケナイことをしているというのに、なんか気持ちよくなってきてる……」
しゅおおおおおおおおお……。
遥香を中心としておしっこの大きな湖が広がっていく。
遥香自身の上履きを浸し、すぐそばに立っている千尋の上履きまでも浸していく。
それでも千尋はその場から後ずさりすることができなかった。
上履き越しに感じられるのは、遥香のおしっこの体温――。
「ああぁ……。出すのに苦労してたのに……1回出てくると……はぅぅ、止まらない……ふぁぁ」
しゅいいいいいいいいいいい……。
ツーンとしているけど、芳醇な香りが漂う。
それは紛れもなく会長のおしっこの匂い。
高嶺の花の、芳醇な香り
「お尻撫でられてるみたいで……ふっ、ふうう!」
ブルルッ!
プッシャア!!
遥香は大きく身震いして、最後のおしっこの一飛沫を噴き出すと、唐突におもらしを終えた。
あとに残ったのは――。
もわ~ん……。
遥香に溜まっていた、恥ずかしい聖水でできた水溜まり。
まさか遥香の体内に、こんなにもたくさんのおしっこが溜まっていただなんて。
「んっ、どうやら全部出たみたいだな」
「す、すみません……わたしのせいで……」
「気にするなよ。私が好きでしたくなったんだから。……ところで」
「えっ?」
「千尋は、私のショーツなんてもう穿きたくないと思っているのか? 洗濯したとしても、汚いと思って」
「い、いえっ。そんなことは……ない、です……」
「そうか。それでは私と同じだな。たとえ千尋がおもらししてしまったショーツだからといって、穿きたくないなんてこと、私も一片たりと思ってないぞ」
立ち上がった遥香に、ギュッと身体を抱きしめられる。
やはり遥香といえどもわざとおもらしに緊張したのか、身体が溶けそうなくらいに熱くなっていて、それにふんわりと甘い香りが胸元から漂ってきている。
きっと汗をかいたのだろう。
「さて、それでは千尋のショーツを脱がしてやるから覚悟を決めるんだ」
「お、お願い……します」
それはとても恥ずかしいことだけど、わざとおもらしをしてくれた遥香の言葉を断ることなどできるはずがない。
千尋は、されるがままにショーツを、黒タイツごと脱がされていく。
おしっこで濡れそぼった黒タイツは肌に密着して脱げにくくなっていて、それでも遥香はくるくると黒タイツの生地を回しながら脱がしていってくれた。
「よし。脱げたな。それでは……」
遥香は脱がしてくれた黒タイツを一旦洗面台におくと、今度は自分のおもらし黒タイツをショーツごと脱ぎはじめる。
ぜんぶ脱ぎきると、千尋が穿いていた下着を置いてある洗面台へと置いた。
(そうだ、おもらしした下着は俺……いや、わたしが洗わないと!)
とっさに申し出ようと思ったけど、しかし遥香が次に手に取ったのは、千尋が穿いていた黒タイツとショーツだった。
遥香が洗ってくれるのだろうか?
それなら二人分の下着を一緒に洗ったほうが効率的というか……。
そう思って、遥香の一挙手一投足を見守っていると、
「ふむ……なるほど」
遥香は千尋のおもらしショーツを広げながら、意味深に頷いてみせる。
「あの……その、あんまりショーツの裏側をみられるのは……はずかしい、です」
「ああ、すまない。そうだよな。早く穿かないとな」
「は!?」
驚く暇もなかった。
なんと遥香は持っていた千尋のショーツへと、なんの躊躇いもなく脚を通してみせたのだ。
「んっ。千尋のショーツを穿きたいと言ったのは、これで嘘ではないとわかっただろう? タイツも穿いてやる」
「えっ、あっ、その……、せめて洗濯したほうが!」
「私が穿きたいのだ。だから好きにさせてくれ」
遥香は濡れそぼった黒タイツに苦戦しながらも、キュッとしっかりと上まで上げてくれる。
きっとさっきまで千尋の大事な部分に触れていたクロッチは、遥香の花びらとディープキスしていることだろう。
「ふふっ、千尋のおもらしショーツ、冷たいけどすぐに熱くなってきてる、ぞ?」
「遥香さん……」
遥香は恥ずかしそうな笑みを浮かべて、頬を赤らめている。
心なしか、涙ぐんでいるようにもみえた。
その表情にドキッとして、じゅわり……母乳が滲み出してきてしまう。
「わ、わたしも……っ」
千尋も、さっきまで遥香が穿いていたショーツを手に取る。
そしてなんの躊躇いもなく穿いてみせた。
だけどさすがに遥香の脱ぎたてで、しかもおもらししたショーツを穿くと、嫌でも身体が反応してしまうらしい。
「んっ、あっ、くぅぅ!」
ピリリッ!
股間から甘い電流が発せられると、
しゅわわわわわわわわわわ……。
間の抜けた音とともに、おしっこを漏らしてしまう。
「ああっ、すみません……遥香さんのぱんつ、汚してしまいました……」
「なにを言ってる。元からおもらししてあったんだから気にするなよ。それに千尋が穿いてくれて、私は嬉しいぞ」
「タ、タイツも!」
「おう。その意気だ。女は度胸が大事だぞ」
遥香のおもらし黒タイツも穿く。
濡れそぼった黒タイツが脚全体にまとわりついてきて、それはまるで遥香に優しく撫で回されているかのような、そんな錯覚に陥る。
「ううっ、遥香さんのぱんつあったかぁい……」
「おっと危ない。膝が笑っているぞ」
「あうう、すみません……」
とっさに遥香に身体を支えられて、なんとか立ってられるくらいに膝が震えていた。
さっきまで遥香のおまたに食い込んでいたクロッチが、千尋の縦筋へと食い込んできているのだ。
立っていろというほうが無理だった。
ただでさえ、女の子になってから力を上手に入れることができなくなっている。
「さて、と。今日はもう帰ることにするか!」
「えっ、まだ1時間目なのに……。あ、でも教室には戻りたくないような……」
「教室に戻っても、気まずすぎるだろう? こう言うのは時間が解決してくれるんだ。今日はサボるぞ」
「……はいっ」
まさかの生徒会長直々のサボり宣言に、千尋は小さく頷く。
まだ一人では立っていることができないから、遥香に身体を支えてもらいながら……。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
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