レモネードオアシス 2021/09/25 14:43

TS俺が百合堕ちするまで7

いつもあたたかいご支援ありがとうございます!
ちょっと身内でバタバタしているので更新が不規則になっています。


今回は遥香のひとりえっち!


目次

TS俺が百合堕ちするまで(カテゴリー)

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♂♀4章目 生徒会会長のオナニーは激しい


「それでは先にお風呂に入ってくれ。大丈夫、いまは授業中だから、他には誰も入ってないから」
「あの、遥香さんは?」
「私は早退届を出してくる。なぁに心配するなすぐに大浴場に向かう」
「なにからなにまで……本当にすみません」
「いいってことだ」

 授業をサボって校舎を後にした遥香と千尋は、寮の相部屋へと帰ってきていた。
 おもらしショーツと黒タイツがペッタリとお尻に貼り付いてきて心地よかったけど、いつまでもこうしているわけにもいかない。
 千尋は、遥香に言われるがままにお風呂に入ることにするのだった。

 ついでにしっかりと身体を洗っておきたい。
 夜になれば、大浴場には他の女子がたくさんいることだろう。
 まだまだ女になりきれていない千尋にとっては刺激が強すぎて、母乳を噴き出す自信があった。

(できれば遥香さんが大浴場にくる前に身体を洗って綺麗にしておかなければ!)

 遥香のことだ。
 きっと裸の付き合いをすることに、なんの躊躇いもないことだろう。
 これも千尋にとっては刺激が強すぎる。
 そんなことを考えながら、着替えである遥香の共用下着とジャージを持って、女子寮の大浴場へと急ぐのだった。

        ☆

 ぱたん。
 千尋が部屋を出ていき、静かに閉じられた、遥香の部屋のドア。
 寮の相部屋に残ったのは遥香ただ一人。

「ふぅ……」

 一人になった遥香は、やや熱を帯びた吐息をつく。
 身体は熱く火照っている。
 そして遥香の秘部も。
 子宮は溶けそうなほどに熱くなり、遥香の五感を切なげに燻していた。

「きみがいけないのだ……ああ、千尋……っ」

 遥香はベッドに倒れ込む。
 もちろん、今朝千尋が寝ていたベッドに、だ。
 そのままの勢いで、枕に顔を押しつけて深呼吸する。

「ああ……。千尋の匂い……。女の子の匂いだ……。母乳の匂いもする? ということはドキドキしてくれていたのか?」

 遥香の理性は、もう大決壊寸前だった。
 まだ千尋に声をかけて2日目なのに。
 それなのに、あんなにも可愛いところを見せられたりなんかしたら、理性を保っていろというほうが無理な話だ。

(すぐにおもらししちゃうところなんて……っ。しかも恥ずかしがってるところが可愛すぎて……ううっ)

 さらに言えば母乳まで噴くなんて。
 それに、遥香のショーツを嫌な顔一つせずに穿いてくれた。おもらししたショーツだというのに。

「千尋のショーツ、冷たくなってる……。それに、黒タイツが……はぁ、はぁ……ペッタリ太ももに張りついてきて……千尋になでなでされてるみたいで……はぅぅっ」

 遥香は切なげに内股を擦り合わせる。
 スカートに隠された秘部は熱く濡れそぼっていた。
 千尋のおしっこではない。それは遥香の愛液だ。

「もう、我慢できない……」

 くちゅりっ、

 黒タイツ越しだというのに、秘部に指を這わせると淫靡な音が鳴り響く。
 千尋だけ先に大浴場に行かせたのは、一人きりになりたい口実に過ぎない。
 千尋のおもらしショーツを穿いた瞬間から、遥香の子宮には官能の炎が燃え上がっていたのだ。
 この炎を鎮めなければ、きっとおかしくなってしまうに違いなかった。
 今夜、千尋のベッドに夜○いしてしまいそうなほどに。

「はぁ、はぁはぁ……」

 うつ伏せになったままで遥香は行為をはじめようとしていた。
 はつじょうした犬のようにお尻をつきだして。

「スカート、汚しちゃう……」

 もわ……っ。

 スカートを捲り上げると濃密な熱気が立ち昇った。
 千尋の小水の香りと、遥香の女臭が混じり合った濃密なミスト。

「もう、我慢できないんだ……っ」

 ぷるんとしたお尻を突き出す。
 黒タイツに覆われたお尻は、安産型のやや大きなお尻。
 遥香は、いつもオナニーをするときは騎乗位スタイルで妄想することにしていた。

 まるで発情したメス犬のようにお尻をつきだし、下品で大胆で、決して他人には見られてはいけない体位。
 だけど……いまならば。

「千尋がいけないんだ……。千尋なら……こんなわたしを嫌いにならないでいてくれる、か?」

 千尋の使っていた枕に顔を押しつけながら、妄想のなかの千尋に語りかける。
 そんな千尋は、顔を赤らめながらも遥香の敏感な部分へと指を沿わせていくのだ。

「ンン……。そこ、そこじゃ……ないぞ。女の子の気持ちいいところは……っ」

 くちゅ、くちゅちゅ。

 クレヴァスの外側から、少しずつ恐る恐る……深いところへ。
 そして探り当てたのは、少女の一番敏感な部分……クリトリス。

「ああ……。そこ、そこだ……。女の子の、気持ちいいところ……」
 遥香はいつもオナニーをするときはクリトリスですることにしていた。
 指先を細かく痙攣させる。それはピアノの高音を弾くときのように。
 幾多の楽器を奏でることができる指先は、いまばかりは淫靡な楽曲を奏でる。

「そう……そこ、硬くなってる、だろう……? 千尋のおもらしショーツを穿いて興奮してしまったんだ……。ああ、触られたら……痺れる……ンン!」

 くゅちくちゅくちゅっ!

 黒タイツに、メレンゲのような甘美な泡が立ちはじめる。
 それは遥香の子宮が蕩けて溢れ出してきた、本気汁だった。
 清楚な黒タイツに、本気汁が嫌らしく泡立ち出す。

「んっ、あっ、あっ、あひっ、うっ、ううう! くぅぅ!」

 もわ~ん……。

 股間のメレンゲから漂いだすのは、熟成されたチーズのような香り。
 それは遥香が発情しているなによりもの証だった。
 それでも遥香は指先を止めない。むしろ、独奏曲は激しさを増すばかりだった。

「いい……、いいのぉ……そこ、そこを……もっと……ううっ、もっと激しくても、大丈夫……だから……っ」

 ガクンッ! ガックン!
 お尻が大胆に突き出されると、ヒップラインが小刻みに震え上がる。
 遥香は軽く達してしまったのだ。
 だが女の子の絶頂というのは、一度達しただけでは満足することができない。
 未だ子宮は熱く蕩け、更なる快楽をおねだりするかのように痙攣している。

「ああっ、あっついの……溢れ出してきちゃってる……っ」

 どぷっ。

 膣壁が熱くうねると、おもらししたかのように愛液が溢れ出してくる。
 クロッチから滲み出してきた愛液は、内股をダラダラと伝い落ち、えっちな滝を作りだしていた。

「んっくっ、くぅぅんんっ! あっ、いい……イイの……ッ、そこ、そこをぉ……!」

 クチュクチュクチュクチュクチュ!!

 淫靡な独奏曲が止まらない。
 もはや遥香の股間は黒タイツ越しにエッチなメレンゲ塗れになり、酸っぱく生臭い香りを漂わせている。

「あ……あああ……!」

 ゾクゾクゾク!
 遥香は何度も押しよせてくる絶頂に痙攣しながらも、キュウウ! おまたをギュッと抑えてしまう。
 こんなときだというのに――、こみ上げてきてしまったのだ。

「ああ……やだ。おしっこ……したくなってきちゃった……」

 さっき、千尋に見られながらおもらししたというのに。
 全部出し切ったと思っていても、見られながらということで緊張していたのだろう。

(どうする……? トイレに行く……? それとも……!)

 一瞬だけ逡巡するも、しかし答えはすでに決まっていた。
 途中でやめるのは遥香の流儀ではない。
 一度決めたら、最後までやりきるのが遥香なのだ。

「このくらいの尿意……、我慢できる……!」

 自分に言い聞かせるように呟くも、

 じゅわっ、じゅわわっ!

 膣壁が痙攣し、そのたびにおしっこを漏らしているかのような錯覚に陥る。
 いや、もしかしたら、もうすでに漏らしはじめているのかもしれない。
 股間をぐしょぐしょに泡立てた遥香には、それさえもわからなくなっていた。

「あああっ」

 しゅわわっ、
 しゅわわわわわわわわっ。

 今度こそおもらししてしまった感触。
 生温かい感触が、内股を撫で回していく。
 千尋のおもらしに冷たく濡れていた黒タイツが、じんわりと生温かくなって侵食されていく。
 それでも。
 それでも遥香は、指を止めることができなかった。

「うっ! うう! いっ、いいいっ、いぐ!」

 ぷっしゃああああああああああ!

 遥香は、盛大に失禁しながら絶頂した。
 クロッチと黒タイツという三重布を突き破って、清水が噴き出してくる。

「いっぐ! イッて……んっ、んぉぉぉぉ! んごっ」

 もっと可愛い声で絶頂したいのに――。
 それなのに、遥香の口から漏れ出してくるのは獣のように低い唸り声だった。
 視界がフラッシュし、意識が飛びそうになる。
 それでいて腰は本能のままに激しく痙攣し、股間からはドプリと本気汁が溢れ出してきている。

「んっ、んぐぅ! いっで、りゅ……!!」

 ぷしゅっ! ぷっしゃ!
 ぷっっしゃあああああああああ!

 遥香は、騎乗位のままでお尻を高く突き出しながら絶頂に身を委ねる。
 そのたびに黒タイツに刻まれたクレヴァスからは聖水が噴き出して、千尋のベッドのシーツへと染みこんでいった。


        ☆

「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 絶頂して、どれくらいの時間が経ったのだろうか?
 耳鳴りは治まってきてくれたけど、胎内に燻る官能の炎はまだ消えてくれてはいない。
 遥香はいつも最後まで後戯をしっかりすることにしていた。
 そうしないと勉強に集中できなくなるし、またすぐにひとりえっちをしたくなってしまうからだ。
 自覚は無いが、遥香の性欲はかなり強かった。

「もうちょっとだけ……。んん……はぁ……」

 くちゅちゅちゅちゅちゅ……。

 下着の上から、軽めにクリトリスを愛撫する。
 こうしていると、少しずつ身体が落ち着いてくれる。

(どうしよう……。千尋のベッド、汚してしまった……)

 シーツを換えたとしても、布団の染みまでは消すことはできない。いまから布団を干そうにも、窓から干すことしかできない。
 もしも他の生徒に、おしっこの染みがついた布団を干しているところなんか見られた日には、目も当てることができない。

(どうする? どうする……?)

 くちゅくちゅ。

 未だ絶頂の余韻が残っている秘部を慰めながら、これからの後始末のことを考えていると、

「えっ?」

 部屋の入り口から聞こえてきたのは――。

「うおお!?」

 遥香は柄にもなく悲鳴を上げると、飛び上がってしまった。
 そして布団にできあがった大きなおしっこの染みを覆い隠すように正座する。……隠しきれていないけど。

「こ、これはその! あれだ!」

 相部屋の入り口で、驚愕したままでフリーズしていたのは千尋だった。
 咄嗟にごまかそうとするけど、しかしそれは遥香の性格が許さなかった。気がつけば、

「千尋が可愛すぎるからいけないのだぞ!」
「ええっ、わ、わたしのせい……ですか!?」
「ああそうだっ。だからこうしてやる!」

 遥香は顔を真っ赤にさせてベッドから降りると、つかつかと千尋へと歩み寄る。
 そして照れを隠すかのように千尋を抱擁していた。
 お風呂上がりの千尋は、入念に肌を磨いてきたのか、石けんのいい匂いがした。
 髪の毛も洗い立ての香りがする。

「遥香さん……」
「な、なんだ?」
「その……わたし、気にしてませんから……。ちょっとビックリしただけで」
「むぅ……私が気にするのだ」
「俺も……ううん。わたしも、男だったころは……その、毎日のようにしてましたし。いまは……やり方は知りませんけど」
「そ、そうなのか?」
「だから…………、今度やり方、教えて下さいっ」
「も、もちろんだ!」

 頬を赤くしている千尋が上目遣いで見つめてきて、あまりにも可愛すぎて更に抱擁を重ねる。

 女子寮で一緒に生活することになって二日目。
 二人の中は、急速に近づいていく。


        ☆


 ちなみに。
 その日の夜。
 寮の部屋で遥香と二人きりのときに。
 ひらひらのパジャマを着て落ち着かない気持ちで千尋が窓際で寛いでいるときにのことだった。

「なんでわたしが教室でもおらししたと分かったんです?」

 気になった千尋はその日の夜、遥香に聞いてみたのだ。

「ああ、あれか。あれは生徒会長権限で、学校の全教室や図書室・視聴覚室などの施設のスピーカーを繋げておいて、AIの判断でなにか不測の事態があったときに私のケータイに通知をくるようにしておいてあるんだ」
「それって盗聴……」
「人聞きが悪いこと言うな。滅多に通知はないよ。今日が初めてだ。誓ってもいい」
「わたしは……目くじら立てるつもりはないですけど……。その、それよりももっと重要なことが」
「なんだ? 遠慮無くなんでも聞いてくれ」
「そ、それでは遥香さん……。その、わたしのベッド……遥香さんの、その……エッチなお汁で……」
「なんだ、そのことか。そのベッドは明日クリーニングに出す手配をしておいたから、これからは私のベッドで寝ることにしてくれ」
「えっ、あの、その……!」

 さすがにその申し出に素直に頷くわけにもいかないと思っていると、もうすでに遥香の心は決まっているようだった。
 遥香に手を取られると、千尋はベッドへと連れ込まれていた。

「キングサイズのベッドだから、二人一緒に寝ても平気だぞ」
「ちょっ、ゆうべも眠れなかったのに……っ」
「そうか。それではぐっすり眠れるように耳元で子守歌を歌ってやる。なぁに、最初は緊張するかもしれないけど、こういうのは慣れだよ」
「うう……がんばります」
「おう、その意気だ。女は度胸ってな」

 遥香は枕元のスイッチで部屋の照明を消すと、月明かりが満ちる。
 あまりにも緊張して母乳が滲み出してくるけど……、そんな千尋を、遥香は優しく抱きしめてくれる。

「大丈夫。どんなことがあっても私は千尋の味方だ」
「はい……」

 それはずっと不安に思っていたこと。
 身体が女になった途端にクラスメートだけではなくて友達だった男子までもよそよそしくなってしまった。
 その気持ちは理解できる。
 きっと千尋の友達が急に女の子になったら、同じ反応をしてしまうに違いなかったから。
 だからだったのかもしれない。
 千尋が、女の子になったことを認められないのは。
 だけどいまは違う。
 こうして遥香が、すぐそばにいてくれる。

「遥香さん……」
「ん?」
「ごめんなさい、ただ呼んでみただけです」
「そうか。私はすぐそばにいるから、好きなだけ呼ぶがいい」
「はい……」

 久しく忘れていた温もりに包まれて千尋が目を閉じると、緊張していたのが嘘のように思えてきて――、
 千尋は夢のなかへと旅立っていた。


TS俺が百合堕ちするまで8につづく!

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