レモネードオアシス 2022/04/28 09:16

芽生え13

学校でのおもらし遊び。
もう後戻りはできない。


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「あっ、あふううう……!?」

 指を食い込ませていくと、おまたがキュンッ、痙攣して、イリアの指先を絞めつけてくる。

(ううー! おまたが熱くなって……ッ、勝手に震えて……!)

 抑えようと思っても、勝手に腰が震えてきてしまう。
 その痙攣を抑えつけようと、更に指を食い込ませていく。
 だけど敏感になった少女のルビーは、その輝きを増しつつあった。
 触れれば触れるだけ、輝きが増していき、少女の身体を熱く、深紅に染めていく。

「あっ! ふううううぅぅ! ぉまたぁぁ……ッ! キュンキュンして、痺れちゃ……ダメだよぉ……ッ!」

 イリアはお尻をプルプルと震わせながら絶頂感を抑えつける。
 だが、小さな身体で初めての絶頂を抑えられるはずなどない。
 黒タイツに覆われたお尻……その双丘からはドロドロとした蜜がしたたり落ちていた。

(も、もう……我慢、できない……! お尻が勝手に震えて、おまたがジンジンして……! ふっ、噴き出しちゃうっ! なんかきて……飛んじゃう、よおおお!!)

 クチュッ、クチュチュッ。

 秘筋に食い込ませている指先が、淫靡でねっとりとした音を奏でる。
 ここまで昂ぶってしまうと、本気の絶頂を経験したことのないイリアにはどうすることもできなかった。

(あっ、もう、無理だ……)

 幾重にも折り重なってくる絶頂感に、フッと意識が遠のき、指先から力が抜けていき――、
 そのときだった。

『ふう……、全部出たよ。危なかったぁっ』

 個室の外から、深いため息とともに聞こえてくる呟き声。
 どうやら、途中から入ってきた女子の小用が終わってくれたらしい。
 勢いよく水が流される音が響くと、小さな生地を上げる音。
 ドアが勢いよく開かれる音が続き、キュキュッと蛇口が捻られる音も聞こえてきた。
 手を洗っているのだろう。

(おしっこ、終わってくれた、の……!?)

 イリアが密やかにそんなことを考えていると、やがてトイレと廊下を区切るドアが開く音が聞こえ、足音が外に出ていき、だんだんと遠ざかっていく気配。
 足音が消えると、やがて静寂が訪れる。

 いや、正確に言えば、廊下には生徒の騒がしい往来があるから静かだとは言えない。
 だが、出すなら今より他は無い。
 なによりも、イリアの小さな身体では、これ以上の我慢は無理だった。

「も、もう……我慢できない、よぉ……っ」

 ふっくらとした、それでいて痙攣している秘筋に食い込ませている指先……。
 その指から、フッと力が抜けていく。
 直後だった。
「あっ! あっ! あああっ! はあああああああン!!」

 指を離した瞬間、それは起こった。
 黒タイツが食い込んだ秘筋が痙攣し、そのたびに聖水が噴き出してくると、

 プッシャアアアアアア!!

「ふうううううううう!」

 勝手にお腹に力が入って、太く、みじかい尿道から盛大に聖水を噴射してしまう。
 その勢いたるや、クロッチとタイツという障壁を突き破って金隠しに弾けるほどだった。

 イリアは学校で、しかもショーツとタイツを穿いたままだというのに、漏らしながら初めての絶頂に腰を痙攣させている。

「おもらし……っ、おまた、気持ちいい……っ、おまた溶けそうで気持ちいい、よぉぉ……っ」

 ショーツもタイツも穿いたままだというのに。
 このあと大変なことになってしまうのは目に見えているというのに。
 それでもイリアは一時の快楽に頭が真っ白になっている。

 じゅもも……ッ!
  じゅもももも……ッ!

「んあっ、あああ! はっっふううう!」

 おしっこに混じって、やや白濁した体液が噴き出してくる。
 それがなんなのかはイリアには分からなかったし、気がつく余裕さえもなかったけど、確かにイリアは感じていた。
 ――生まれて初めて味わう、絶頂の戸惑いと、そして悦びを。

「あー……、ああぁぁぁ……、はぁぁぁ……」

 ピクンッ、ピククンッ。
 すべてのおしっこを出し切ってもおまたの力を抜いていると、なんだかとても心地よくて、腰が小さく震えてしまう。

「全部……出ちゃったの……? はっ、はふう……っ。凄く……、ドキドキしたの……おまた、ムズムズしするよぉ……」

 タイツの上から秘筋に指を食い込ませていくと、キュン!
 甘美な電流が身体中を駆け抜けていった。

「学校でするのがこんなに気持ちいいなんて……。癖になっちゃいそうだよ……ンッ!」

 プシュッ!

 仕上げと言わんばかりにお腹に力を入れると、最後の一滴が噴き出してきて、クロッチの裏側がジワッと生温かくなった。

 だけどまだこれで終わりではない。
 誰にもイケナイ遊びに耽っていたことを悟られずに、家に帰らなくてはいけないのだ。
「パンツとタイツ、洗っていったほうが、いい?」

 逡巡するけど、ここで黒タイツを濡らしてしまうと、かえって怪しい目で見られてしまうかもしれない。
 ここは多少ツーンと臭うかも知れないけど、素知らぬ顔で足早に下校したほうが安全だろう。

「はぁぁ……凄かったよ……」

 イリアはよろめきながらも和式便器から立ちあがる。
 濡れそぼったショーツはスカートで覆い隠しておけばなんとかバレずに済みそうだ。

「あっ」

 ドアのところにかけてあったカバンを手に取ると、よほど興奮していたのか、世界がぼやけるほどの立ちくらみを感じてしまう。
 だけど、ここで再びしゃがみ込むわけにはいかない。
 こうしている瞬間にも、イリアのショーツは冷えてきているのだ。
 時間が経てば、ツーンとしたアンモニア臭だってもっとキツくなることだろう。

「早く、帰ろう……」

 イリアはカバンを持つと、静かにトイレの個室のドアを開く。
 軽く手を洗い、廊下に出ると、そこはいつもと変わらぬザワザワと落ち着かない放課後の光景。

 部活動に繰り出そうという生徒や、遠くからはブラスバンドの音も聞こえてくる。
 そんな生徒たちが、まさかイリアがたった今までイケナイ遊びに耽り、濡れそぼったショーツを穿いているだなんて想像さえもしないだろう。

(バレたら、大変なことになっちゃうよ……ふふ)

 ドキドキしているはずなのに……。
 イリアはこの状況を、どこか楽しんでしまっている。
 イリア自身にも、この心境の変化は分からなかった。

(ドキドキするって、気持ちいいかものかも……?)

 高鳴る背徳的な鼓動を感じつつ、イリアの秘筋は再び熱く濡れていく。
 早くもクロッチの裏側がムラムラしてきてしまった。

(まだ、足りないかも……? やだ、わたしって、こんなにエッチだったんだ……)

 身体と心の変化に戸惑いながらも、澄ました顔で放課後の廊下を歩いて行き、下駄箱で気を抜かずに靴を履き替えようとした、そのときだった。

「はう!? はううっ」

 チリリ――ッ!
 濡れそぼったクロッチがおまたに食い込んでくると、下半身に電流が走って、内股が引き攣ってしまう。

「今は、ダメだよ……っ」

 なんとかお尻が痙攣するのを抑えようとするけど、短いスカートの裾が蠱惑的に踊ってしまう。
 それでもなんとか堪えていると、

 ――クチュリッ。
 おまたがキュッと引き締まって、クロッチの裏側が生温かくなった。

(な、なんとかおさまったよ……。ぱんつ、気持ち悪い……。バレないように帰らないと……)

 なんとか外履きに穿き替えて歩き出すイリアだけど、その小さなお尻は官能のスパイスに痺れてへっぴり腰になっていて……。
 黒タイツの内股は、黒よりもなお暗い黒が染みが広がっていた。

        ☆

「ふう……。なんとか帰って来れたよ」

 澄まし顔でなんとか屋敷までの道のりの20分を歩ききり、自室のドアを閉める。
 その瞬間、膝から力が抜けてしゃがみ込んでしまった。

「ううーっ!」

 ヌルッとしたお尻で尻餅をついてしまい、なんとも言えない気持ち悪さに襲われる。
 だけど気持ち悪いと思ったのも一瞬だけ。
 直後には、淫靡なヌメリが心地よく感じられてきてしまう。

「こんなに熱くなってる。まだ、物足りないの? 私の身体」

 イリアは床にお尻をペッタリと付いたまま、Mの字に脚を開いて股間を凝視する。
 自分の身体のことながら、よく分からなかった。
 ジーッと股間を見つめていると、黒タイツとショーツに覆われているというのに熱い蜜が滲み出してきていた。

「おまたもチリチリする……?」

 タイツ越しに秘筋に触れて、指を食い込ませていく。
 すると微弱電流に、内股が痺れて軽く痙攣してしまう。

「私の身体、なんかとってもエッチになってるよ」

 帰ってくるあいだも、誰かにバレるのではないかと思って、ずっとドキドキしっぱなしだった。
 一歩前に進むたびにクロッチの裏側とおまたが擦れてチリチリして、熱い蜜が溢れ出してくるほどに。
 内股には、ナメクジが這ったかのような銀筋が残されていた。

「まだ、足りないよ……」

 男は射精してしまえば性欲のすべてを吐き出すことができるけど、女体はその精液を子宮へと吸い取らなくてはならない。
 だから女体の絶頂は長く続くようになっているし、なかなか収まってはくれないのだ。

 家に帰ってくるあいだもチリチリと少女の宝石が擦れて、ルビーのような深紅の官能は子宮の奥底で燻っている。

「熱い……、おまた、まだ熱いよ……。さっきよりも、熱くなってるの?」

 ヒククンッ!
 おまたに力を入れてみると、タイツが食い込んだ肉筋が痙攣し、ドロッとした白濁した体液が滲み出してきた。
 尻餅をついて座っているから、お尻にまで染みこんでいる粘液は床にまで広がろうとしている。

「やだ。エッチな染み、できちゃうよ……」

 イリアは呟くと、気怠げに立ちあがる。
 部屋のドアを開けて、忍び足で屋敷のキッチンへと行くと、そこでお腹がたぷたぷになるくらいにたくさん水を飲んだ。

「うう……っ、お腹がちゃぽちゃぽしてる」

 自分でも、なんでこんなことをしているのか分からなくなっていた。
 それでもお腹の奥底に疼いている熱を消すには、こうするしかないのだ。
 水をたっぷりと飲んだイリアは、再び忍び足でお風呂へと向かう。

 いつどこでメイドさんと出会うかも分からない。
 そうしたら、このツーンとした香りをごまかせる自信はなかったし、グショグショのショーツにほっぺたが赤くなっていることだろう。
 そうなれば、イリアがイケナイことをしていることがバレてしまうに違いない。

(誰とも会いませんように)

 小さな胸でお祈りしていると、一歩進むごとにクロッチの裏側とおまたが擦れて痺れてきてしまう。
 その刺激に、イリアは無意識のうちにへっぴり腰になっていて、短いスカートからはタイツに覆われたショーツがチラチラと見えてしまっていて……。
 それでも、今のイリアにはそんなことに気がつく余裕さえも残されてはいなかった。


芽生え14につづく!

もうそろそろお終いです。
読んでくれている人は恐らくいないでしょうけど。

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