田舎の元気娘と!14
おしっこに立った桜子ちゃんは、足元にあった石に躓いてしまう。
桜子ちゃんの運命やいかに!!
「あっ! ……むぎゅ!」
気づいたときにはもう遅い。
桜子は両手を地面につくようにして転んでいた。
下草が生えていたおかげで両手を怪我すると言うことはなかった。
だが、それは桜子の決壊を意味している。
お尻を突き出すようにして転んだ桜子に残された運命はただ一つ。
それは――。
プッシャアアアアアアア!
「あっ! ううううう!」
ショーツと黒タイツを穿いているというのに――。
桜子の股間からは勢いよくおしっこが噴き出してくると、下草の生える地面へと染みこんでいった。
ムワッとした草いきれに、ツーンとしたアンモニア臭が混じる。
「いっ、いやあああああ!」
プシャッ! プシャッ!
プッシュウウウウウウウウ!
一度出てきてしまったおしっこは止まってはくれない。
おしっこを我慢するためには女の子のおまたというのはあまりにも不都合な形をしているのだ。
ちんちんなんてないから尿道が短いし、それにふっくらとしていてちょっとくらい力を入れてもおしっこが出てしまうようになっている。
桜子のおしっこは転んだ衝撃もあるのだろう。
一気に噴き出してくると、クロッチと黒タイツを突き破って夏の日差しに煌めいて消えていった。
「あうう……全部、出ちゃったよぉ……っ」
「大丈夫か? 怪我、ないか?」
「うん……。痛いところはないけど……、うう、またおもらししちゃうなんて……っ」
お尻をつきだしてうつぶせになって転んだ桜子の股間から噴き出したおしっこは、地面に染みこんでジェット噴射のような軌跡を描いている。
そのおしっこ飛距離たるや、一メートルは軽く越えていた。
それだけ女の子のおしっこの勢いは激しいのだ。クロッチと黒タイツという三重布を突き破ってさえもこの飛距離なのだから、かなり元気よく噴き出してしまったらしい。
「さて、と。ぱんつ洗ってやるから脱ぎ脱ぎしような」
「や、やぁ……。お兄ちゃんにいつも迷惑かけちゃってるのに……、ぱんつ洗ってもらうなんて……っ」
「どうした、今さら恥ずかしがることないだろ。初めて会ったときだってぱんつ洗ってやったし」
「あのころとは……違うんだもん……っ」
なぜか急にぐずってショーツを脱ぎたがらない桜子。
お尻をつきだしたままでいるのは恥ずかしいのか女の子座りすると、おもらしに濡れた内股をもじもじと気まずそうに擦り合わせている。
その様子が不意打ちみたいに可愛く見えて――。
(あっ、ヤバい……)
そう思ったときにはもう手遅れだった。
∽∽∽
「あれれ、お兄ちゃんのおちんちん、大きくなってる?」
桜子がそのことに気づいたのは、おもらししてしまったショーツが冷たくなる前のことだった。
唐突に兄の股間がデニムのジーンズを押し上げはじめたのだ。その様子はまるでテントみたいだ。
「ねえねえ、なんでおちんちんが大きくなってるの……?」
「そ、そんなの知らないって。いいから早いところぱんつ洗ってやるから脱ぐんだ」
誤魔化そうとする兄だけど、どこか焦っているように見えるし、それにおちんちんがズボンから出たがって苦しそうにしているようにも見えた。
だから――、
「おちんちん、楽にしてあげる!」
「おわわ!? ちょっ、やめるんだ、桜子っ」
兄の制止を振り切ってズボンを下着ごと降ろすと、ビンビンに大きくなったおちんちんが反り返っていた。先っちょからは透明なお汁を漏らしている。
「うわわっ、おちんちんがこんなに大きくなってるっていうことは……お兄ちゃん、エッチな気持ちになってるんだよね……?」
「あ、ああ……。桜子が可愛いからな」
「嬉しい…………! あっ、おちんちん、とってもいい匂いして……、あうう、おまた、熱くなってきちゃったよ」
山奥の新緑よりも濃厚な香りに、桜子の意識は熱く溶けておまたから勝手に汁が溢れ出してきてしまう。
おもらしに濡れたクロッチの裏側は、ヌルヌルになっている。
(お兄ちゃんのためになりたい……)
いつもおねしょやおもらしばかりして迷惑をかけてばかりだけど、桜子だって兄の役に立ちたいと思っているのだ。
だからせめて朝ご飯を作ってみたりしたのに……、
まさかいつものように、またおもらししてしまうだなんて。
(だけど、おちんちん、苦しそうにしてる……。あたしのおまたも切ないし、きっとお兄ちゃんも苦しいんだ。お兄ちゃんのこと、楽にしてあげたい……。気持ちよくさせてあげたい……!)
でも、どうすれば気持ちよくなってもらえるんだろう?
おちんちんをおまたに擦ってもらったときは精液がドピュドピュ出てたけど……。
あのときは気持ちよすぎて、桜子は気がつけばおしっこを漏らしていた。
そして今もおしっこを漏らしている。
……と、言うことは……?
「お兄ちゃん、もしかしておしっこが好きなの……?」
「な、なにを急に言い出すんだ。そ、そんなわけ……っ」
「誤魔化さなくてもいーの! ホントかどうか試してみよう!」
「えっ、ちょ!」
兄が驚いたのも無理はない。
なにしろ桜子はなんの躊躇いもなくショーツと黒タイツを脱ぎ払っていたのだ。
おしっこ臭いおまたを、夏のそよ風が撫でていって心地いい。
だけど桜子の目的はショーツを脱ぐことではない。
目的は、黄色く染まったショーツ自体にあったのだ。
「うわぁ……。あたしのぱんつ、黄色くなっちゃってるよ……。それにほら、おちんちんみてたら、パンツの裏側、こんなにヌルヌルになっちゃってる。これって愛液なんだよね!」
「お、おう、そうだぞ」
おもらしショーツをあやとりのように広げると、兄は気まずそうに目を逸らす。
だけどちんちんは真上を向いたままだ。
「お兄ちゃん、あたしのおもらし好きなの……?」
「だ、だからそんなことは……うおお!?」
兄が呻き声を上げる。
なにしろ桜子がおもらしショーツでおちんちんを包み込んだのだ。
ネットリとしたクロッチがちんちんに纏わり付き、ビクンビクンとチンチンが跳ねまくる。
「ちょっ、桜子、なにやってるんだよっ」
「えへへー。グッドアイディアでしょ♪ おしっこ好きなお兄ちゃんのことをぱんつで包み込んであげるの!」
「らめっ、離しなさいっ」
「やだもーん」
くにくに、くにくに。
ぐちゅ、ぐちゅぐちゅくぢゅ!
おもらしショーツで包み込んだちんちんは苦しそうに跳ね回りながらも少しずつ大きく、そして固くなってきている。
兄は立っていられなくなったのだろう。堪らずに近くにあった切り株へと腰を下ろす。
「おおぅ、おちんちん固くなってきてる! このままゴシゴシすれば射精、するんだよね! おちんちん、がんばれ♥ がんばれ♥」
「や、止めっ、桜子っ、そんなに触られたら……で、出る!」
愛液でトロトロになったぱんつはネットリとちんちんに絡みつき、精液を搾り取ろうとゴムヒダが肉竿に食い込む。
それは桜子が知らない擬似的な膣となって男を責め立てていった。
「桜子……っ、それ以上は、本当に……!」
「いいよ? あたしのぱんつにいっぱい出して? お兄ちゃんのこと、全部受け止めてあげるから」
その一言がきっかけだった。
ドピュッ! ドピュルルル!
小さな手のひらで握っていた男根がビクビクと暴れ回ると、ショーツの中にドロッとした熱いものが叩きつけられる。
「す、凄い……。お兄ちゃんの射精……。精液、ぱんつにたくさん出てるの……」
「うっ、うう! 桜子の手が熱くて……ま、まだ出る……!」
ビクンビクンと戦慄くたびに純白のマグマが噴射されていく。
桜子の小さなこっとんショーツでは覆い隠しきれぬほどのザーメンが吐き出され――、
やがて大噴火が収まると、手のひらで握りしめているちんちんも大人しくなって、いつの間にか柔らかくなっていた。
精液を出したら柔らかく戻るなんて男の人の身体って不思議! と桜子は感心してしまう。
だけど今はなによりも重要なこと。それは。
「ぱんつ、お兄ちゃんの精液でヌルヌルだよ」
「あ、ああ……。でもなんでこんなことを。ぱんつで包んだりなんかしたら穿けなくなっちゃうじゃないか」
「ぱんつでにぎにぎするの、嫌だった……?」
「い、嫌……。嫌じゃ、ないけど……。むしろ気持ちよかったからこんなに出ちゃったわけで」
「それなら良かったの!」
男根を包み込んでいる女児ショーツをほどいていくと、
ドロリ――、
ショーツの裏側には新鮮な絞りたてザーメンがこびりついている。
クロッチの裏側も、前も後ろもザーメンでドロドロだ。
「あー、すまん。こんなに出しちゃうなんて、なぁ……しっかり洗ってやるからちょっと待っててくれ。……ううっ、だがっ、たくさん出し過ぎて腰が立たぬ……っ」
「お兄ちゃんはそこで見ててね。あはっ」
桜子はショーツを広げると……、
むわっ、
とした尿臭とザーメンが混じり合った濃厚な香りがショーツの裏側から立ち昇ってくる。
ザーメンでドロドロになったショーツはおもらししたときよりも酷いことになっていた。
だけど桜子はなんの躊躇いもなく脚を通していくと、
「んっ!」
桜子はザーメンショーツを穿いてみせる。
クロッチが食い込んだ縦筋から、ドロリとザーメンが滲み出してきた。
「ああ、せっかくのお兄ちゃんのお汁が溢れ出してきちゃうよ」
呟きながらも桜子は黒タイツを穿く。
おまたに食い込んできたザーメンがほんのりとした熱を灯すと、身体の中へと染みこんでくる感覚がする。
それはなんだかとても幸せなことのように思えた。
「桜子、そんなぱんつ穿いたら汚いじゃないか。俺がしっかり洗ってやるから」
「洗うなんて……。せっかくのお兄ちゃんの匂い、こうしておまたで感じるの、なんだかドキドキしてきちゃうの」
「……嫌じゃないのか?」
「とっても気持ちいーの♪」
その場でくるりとスカートを回してみせると、たぷん……、おまたに溜まっている精液が波打ったような気がした。
☆
「はぁ~~~、今日は一日中お外で遊んだからいっぱい汗かいたの! カラスが鳴いたから帰りましょ!」
「遊んでばかりでもないだろう? たくさん写真も撮ったし、カブトムシも捕ったし」
「うん! 明日から観察日記書こう!」
嬉しそうに虫かごを夕日に照らしてカブトムシを見つめている桜子は、どこからどうみても田舎に住んでいる無知な女の子だ。
だけどそんな桜子が穿いているショーツは今もザーメンが発酵してヌルヌルになっているわけで……。
「桜子、ぱんつ気持ち悪くないのか?」
「ううん。お兄ちゃんの匂いと一緒にいられるととっても幸せな気分。それにおまたもむずむずして……、なんかエッチな気持ちになっちゃうの! でも全然嫌な気分じゃないからね?」
「そ、そうか……。でも、まぁ、とりあえずは今日のところは帰ったら風呂に入るか。いっぱい汗もかいたし」
「うん! お兄ちゃんと一緒にお風呂だね!」
どうやらもうすでに一緒にお風呂に入ることは決定事項らしい。
こうして一緒に帰った桜子は、夕飯を作るのを手伝うと張り切って台所に入り、真太郎の母親から熱心な指導を受けつつ、なんとか豚の生姜焼きを完成させたのだった。
味付けはちょっとだけしょっぱかったけど、今日は自由研究でたくさん汗をかいていたのでちょうどいい加減だった。
☆
「今日はお兄ちゃんと山に自由研究に行きました。虫や鳥の写真をいっぱい撮りました……と。よし、日記も書けた! あとは歯を磨いて寝るだけだね、お兄ちゃん!」
「ああ、俺もちょうど日記書き終わったところだ。歯、磨いて寝るか」
「うん。虫歯になったら大変だもんね!」
パパッと歯を磨いたら、いつものように一緒の布団に入る。
桜子が家に泊まるときは同じ布団で寝ることにしていた。
「ねえねえ、明日はなにをして遊ぼうか」
「そうだな……。今日裏山で撮ってきた虫や鳥の写真をプリントしたいから、駅前にまで行ってみるか」
「うん! あたしもたくさん写真撮ったの! 上手く撮れてるか楽しみ!」
木の高いところに止まっているセミなんかの写真は、桜子が木登りして撮ってきてくれたのだ。
今からその出来上がりを想像しただけで桜子はウキウキ気分なのだろう。ギュッと抱きついてきている小さくて細身な身体がほんのりと温かくなる。
そんな桜子と一枚のタオルケットを一緒にかけて眠りにつく。
「おやすみ、お兄ちゃん」
「ああ、おやすみ、桜子」
亜麻色の髪の毛を梳いてやると桜子はよほど疲れていたのだろう。一分も経たずに安らかな寝息を立て始めていた。
この小説は同人誌として配信しているものです。
製品版はフルカラーのイラストがいっぱいありますので、気になったら購入してもらえると嬉しいです。
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