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おもらしの記事 (281)

レモネードオアシス 2024/01/11 08:25

おもらし日記2

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか木曜日。
今日はかなり冷え込んだ朝になっています。
タンスに小指の角をぶつけないようにどうかお気をつけください。

さて、今日は木曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


(こんなことなら……っ、学校でおしっこするんだったよっ)

 美雪が早くも後悔したのは、学校から出て5分が経ったころのことだった。
 いまにも漏らしそうになっていたのだ。
 美雪のコンプレックスの一つ……、おしっこをするときは量が多いから大きな音が鳴ってしまうこと。
 だけど、おもらしするよりは何倍もマシだ。
 美雪の膀胱は破裂する寸前の水風船のように膨らんでいた。

「あっ、ダメ……」

 キュン、キュンッ!
 じゅわわぁ。

 一歩前に進む、その些細な振動さえも美雪にとっては牙を剥く。
 膀胱が震えると、そのたびに少しずつおしっこが漏れ出してくるようだった。
 女の子の尿道は立っているときはスッと真下に延びているのだ。
 その尿道を引き締めるための筋肉も、ふっくらとした双丘ではあまりにも貧弱なものだった。

(ぱんつ……あったかくなっちゃ……いやぁ……っ)

 一歩。
 また一歩を重ねていく。
 しかしその一歩も徐々に小さいものになっていき、ついに美雪は立ち止まってしまう。

「慌てちゃダメ……。ゆっくり、ゆっくり行けば間に合うはず」

 じゅももっ。

 自分に言い聞かせるように呟いているうちにも、美雪は軽失禁していた。
 女の子の恥ずかしい染みを隠すために、ショーツに縫い付けられている二重布……クロッチはすっかり濡れそぼって、おまたに食い込んできている。

「はぁ……、はぁ……」

 ヒクンッ、ヒククンッ!
 じゅわっ、じゅわぁ……。

 おまたが歪に痙攣すると、そのたびにクロッチの裏側が生温かくなっていく。
 それでも。
 まだ諦めるわけにはいかなかった。
 一歩。
 一歩ずつを重ねていき……やがて、見えてきたのは、小さな公園。
 その公園は、ブランコと砂場があるだけの、小さな公園だ。
 隅っこには公衆トイレもあるけど……そこは学校のトイレよりも使いたくないスポットだった。

 なにしろ、狭いし、暗いし、汚い。
 真夜中になれば白い影を見たとか、髪の長い女の人の霊を見たとか、いろいろな噂話があるトイレだった。

「このトイレは、いやぁ……っ」

 ちょうどこの公園は、学校と家の中間地点にある。
 だからあともう半分の距離を歩ききれば、帰宅できるということでもあった。

「家まで、もつ……? もってくれる……?」

 じゅわっ、じゅわわっ。

 軽失禁を繰り返しながら、自らの膀胱と相談してみる。
 もう膀胱は破裂しそうなほどに厳しいことになっているけど、この暗くて怖い公衆トイレだけは使いたくはなかった。

「家までがんばらないと……っ」

 じゅももももっ。

 あまりの尿意に、美雪はへっぴり腰になっていた。
 それでも歩みを止めるわけにはいかない。
 小さな一歩でも、いつかはゴールに辿り着くことができるのだ。

(家まであと半分だもん! がんばれ、私……!)

 公園の公衆トイレはどうしても使いたくないから通り過ぎることにして――、美雪は再び閑静な住宅街の家路を急ぐことにする。
 あと7分ほど歩けば家に辿り着ける。
 それまで我慢することができれば、思いっきりおしっこをすることができる。

「ああっ」

 たらり――。

 美雪はか細い悲鳴を上げてしまった。
 内股を伝い落ちていく、一筋の感触。
 それはついにクロッチが力尽きた合図だった。

「あっ、ひぅぅっ」

 じゅもも……。

 内股を伝い落ちていく感触に、さらに軽失禁を重ねてしまう。
 生温かい一筋の感触は内股を伝い落ちていくと、靴下に染みこんでいった。

「えっ……あっ、ちょ……っ、だめぇ……っ」

 キュン! キュン! キュン!
 じゅももっ、じゅももっ、じゅもももも!

 おまたが切なげに痙攣するたびに、軽失禁が繰り返される。
 クロッチから滲み出してきたおしっこが、内股を幾筋もの滝となって流れ落ちていく。
 だけどまだだ、まだおもらししたわけじゃない。
 そんなこと、認めなくはなかった。

「あっ、うう!」

 じゅわわわぁ……っ。

 ぎゅっ!
 溢れ出してくる尿意に耐えきれず、ついに美雪は前抑えしてしまう。
 それは両手で自らの股間をギュッと押さえ込むという、女の子がおしっこを我慢するための最終手段。
 決して誰にも見られたくない、恥ずかしすぎるポーズだ。


おもらし日記3につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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レモネードオアシス 2024/01/10 10:07

おもらし日記1

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も週半ばの水曜日。
僕はかなりの冷え性で、冷え切った足は認知症の祖母(89)よりも冷たいらしく、祖母の足に足で触れてみたところ、冷たすぎて驚かれました。
それっきり足で触れようとすると警戒されます。
認知症なのに、ビックリ系は記憶されるのでしょうか。

さて、今日は水曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

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💧1章目 下校中、尿意に襲われる恐怖


 思春期の女の子のぱんつはおしっこくさい。
 それは身体の成長に、心が追いついていないから。
 羞恥心ばかりが膨らんで――、
 戸惑いながらも身体は成長しているから。

        ☆

「くしゅんっ」

 じょぼぼぼ!

 くしゃみをした拍子にお腹に力が入ってしまい、おしっこを噴き出してしまう。
 じゅわりとショーツの内側が生温かくなっていき、お尻のほうにまで広がっていく不快感。

 大神美雪(おおがみ みゆき)が軽失禁してしまったのは、数学の授業中のことだった。
 だけど美雪が軽失禁してしまったことなど誰も気づきさえもせず、周りにいるクラスメートたちは、黒板に書き出されていく数式をノートに書き写している。

(やだなぁ……。また漏れちゃった……)

 極度に尿道が緩い――。

 それは美雪のコンプレックスの一つだった。
 湿ったショーツの感触に気まずくなって、もじもじと内股を擦り合わせる。
 チビッた……にしては、少々多い量のおしっこを漏らしてしまったようだ。

 おしっこに濡れたクロッチがおまたに食い込んでくると、気持ち悪さをさらに倍増させてくる。
 もしかしたら、スカートにもおしっこの染みができているかもしれない。
 幸いなことに、紺色のスカートだから染みは目立たないけど。

(またおぱんつ汚しちゃったよ……)

 美雪はいつも白の飾り気の無いショーツを愛用していた。
 だからおまたの部分がおしっこで黄ばんでしまい、洗濯をしても落ちないほどになっていた。
 これは思春期の少女にとって、あまりにも恥ずかしすぎることだった。

(家に帰ったら、思いっきりおしっこしよう)

 数学の公式を書き写しながら、美雪は人知れず決意する。
 学校のトイレで用を足せばいいのでは?
 と、普通は思うかもしれない。
 だけど美雪には学校のトイレを使いたくない理由があるのだ。
 それは。

(おしっこするとき、恥ずかしい音……大きいし……っ)

 美雪はいつもぎりぎりまでおしっこを我慢する癖がついて、放尿するときに恥ずかしい音が派手に鳴ってしまうのだ。
 これも美雪のコンプレックスの一つだった。

(学校のおトイレ、落ち着いてできないし! それに……怖いし……!)

 美雪は、家のトイレでなければ落ち着いて用を足すことができない質だった。
 それに、学校のトイレはなにかと怪談話がつきまとう。
 美雪は極度の怖がりで、こう言った怪談を極力回避するようにしていた。
 だからできるだけ学校ではトイレには行かず、可能な限り家に帰ってからするようにしていた。
 ……尿道が緩い体質だというのに。

(この数学が最後の授業……! 帰りのショートホームルームが終わったら、真っ直ぐ家に帰れば間に合うはず!)

 じゅわわぁ……。

 おまたが痙攣すると、再び生温かくなる感触。
 だけど美雪にとっては午後の授業になるといつものこと。
 慣れっこの感触だった。

 美雪が押し寄せてくる尿意と戦っていることなど誰も知るはずもなく……午後の授業は、放課後へ向けて少しずつ進んでいく。

        ☆

『それでは各自、事故に気をつけて下校すること』

 担任の言葉とともにショートホームルームが終わり、放課後になった。
 男子たちはゲーセンに、女子たちは駅前のフードコートに寄り道していこうと、ザワザワと落ち着かない雰囲気になる。
 そんななか美雪は、

(やっと、終わってくれたよ)

 ゆっくりと、膀胱を刺激しないように席を立つ。
 だけど思っていたよりもおしっこが溜まっていたようで、

 じゅももっ。

 立ち上がった拍子に、クロッチの裏側がじんわりと生温かくなっていく感触。
 どうやらチビってしまったらしい。

(大丈夫。まだこれくらいなら……家まで我慢できるもん……!)

 おしっこを我慢していると悟られないように、背筋をピンと伸ばして教室をあとにする。
 昇降口で上履きからローファーに履きかえる。
 靴を履きかえるときはぱんつが見えやすいから要注意だ。
 ただでさえ美雪が穿いているショーツは黄ばんでいるのだ。
 絶対に誰にも見られてはいけない。

(よし、帰ろう!)

 ローファーに履きかえて、校門を出る。
 家までは歩いて15分。
 閑静な住宅街の一角に、美雪が住んでいる家はある。
 膀胱に溜まっているおしっこは危険水位に差し掛かろうとしているけど、まだこれくらいなら保ってくれる……はずだ。

 ――そんな美雪は気づいていない。

 紺色のスカート……そのお尻の部分には、初潮を迎えた少女のように、おしっこの暗い染みができあがっていることに。
 それは教室で何度も軽失禁を重ねてきた、恥ずかしい証。
 幸いなことに、小さな染みだから目立つことはないけど。
 それは美雪さえも知らない、恥ずかしい秘密だった。

        ☆


おもらし日記2につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
寒い日が続いています。
皆様もどうか体調にはお気をつけください!


この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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レモネードオアシス 2024/01/09 09:02

お腹の化石2

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も火曜日。
最近は仕事中はウーロン茶をマイボトルで淹れて飲んでいます。
温かくてとてもいい感じです。

さて、今日は火曜日と言うことで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新していきたいと思います。
楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

※この小説は、数年先に同人誌として発表するかもしれません。
 記事を購入する際は、ご留意頂けたらと思います。


目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

スカートならおもらししても大丈夫ッ!

 授業が終わって放課後になるころには、透子の小さな膀胱はパンパンに膨れあがっていた。
 だけどもうあとは帰るだけだ。
 だけどその前に――、
 透子はカバンを持つと、トイレに向かうことにした。

(も、漏れそう……っ)

 席を立ってトイレへと向かう透子。
 だけど透子は気づいていない。
 スカートには、軽失禁と熱い蜜によって暗い染みができあがっていることに。
 幸いなことに赤いチェック柄のスカートだから、尻染みに気づく者は誰もいない。
 透子は蒸れたショーツと、いまにも破裂しそうになっている膀胱に顔をしかめながら、放課後のトイレへと向かうことにした。

 じょばばばばっ!

「はぅっ」

 透子が軽失禁してしまったのは、廊下からトイレへと続くドアを開けた瞬間のことだった。
 ふんわりとしたアンモニア臭に気が抜けて、尿道も弛緩したとでもいうのだろうか?

 たらり――、

 黒タイツに覆われている内股に、一筋のおしっこが流れ落ちていく。
 だけどここまでくればもう安心だ。
 女子トイレのいくつかの個室は使用中だったけど、一番手前の個室は開いている。

(よしっ)

 透子はできるだけ急いでいる素振りを見せないように、一番手前の個室へと駆け込んでいた。
 鍵を閉めれば、そこはもう透子だけの世界だ。
 目の前にあるのは、ちょこんとした和式トイレ。

「ふぅ」

 熱い吐息をついて、とりあえずは持っていたカバンを扉のフックにかける。
 これであとはショーツを降ろして和式トイレに向けてしゃがみこむだけだ。

「ううっ、ぱんつが大変なことに……」

 もわっ、もわわぁ。

 ショーツを黒タイツごと降ろすと、刺激臭をまとった蒸気が今夏から発散される。
 クロッチにはレモン色の縦染みが刻まれていて、お尻のほうにまで黄ばみが広がっていた。
 やや茶色く変色しているのは、授業中に愛液を漏らしてしまった恥ずかしい証だ。

「ぱんつをこんなに汚してしまうなんて、誰にも言えないわよね……はぁ」

 病的なまでに色白で、黒髪ロングの透子の第一印象は、多くの場合おしとやかな少女というものらしい。
 だけど透子は、人一倍性欲が強かった。
 毎日オナニーをしないと気が済まないし、ちょっとでもエッチなことを考えるとおまたが熱く濡れてしまうほどに。

「やっぱり……えっちな気持ち、我慢できなくなってる」

 一旦、ショーツを降ろした透子だけど、しかしそのままトイレにしゃがみこむことはしなかった。
 なぜか尿意を放つことなくショーツと黒タイツを穿き直すと、

「んっ!」

 湿ったクロッチが、おまたの深いところにまで食い込んでくる。
 それどころか、汗ばんだお尻にショーツが纏わり付いてきた。
 本来ならば気持ち悪い感触なのだろう。
 だけど、透子にはこの感触が気持ちよく感じられていた。

「またぱんつを汚してしまうなんて、なんてはしたない女なんだろう」

 呟きながら、透子は和式トイレに跨がると、しゃがみこむ。
 ……ショーツと、黒タイツを穿いたままで、だ。
 その瞬間。

 ――プシュッ!

 膀胱が圧迫されて、おしっこが噴き出してきた。

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レモネードオアシス 2024/01/08 08:35

TS俺が女の子のレッスン!?47【最終回】

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日が始まりました。
今週から祖母のデイサービスが週2日から週3日に増えたので、少しだけ小説に集中できる時間が増えそうです。

さて、今日は月曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


「ううっ、晶……も、もう……俺、おかしくなる……ううっ!」
「私も……くっ、くぅぅっ!」

 じゅももっ!
 じゅもももももももっ!

 司のショーツからは止めどなく黄金水が溢れ出してきている。
 だけど晶は、なんの躊躇いもなく股間を密着させてきて――、司も、晶の身体に両脚を巻き付けるようにして抱きついていた。

 ……ぶじゅりっ。

 やや品のない、ネットリとした水音が、ふたりの結合部から溢れ出してくる。
 それでもふたりはギュッと身体を密着させたままで、唇を噛みしめて絶頂感を享受していた。

「くっ、くぅぅぅぅぅぅっ!」
「うっ、あああん! 晶ぁ……!」

 しゅいいいいいいいいいいいいいい……。

 聞こえてくるのは、恥ずかしい水音。
 その数秒後に、晶が穿いているショーツから黄金水が溢れ出してくる。
 晶もまた、快楽のあまりに失禁していた。

 キュンッ! キュンッ! キュンッ!
 しゅわわわわわわわわわわわわわ……。

 ショーツが食い込んでいる晶の縦筋が痙攣するたびに、クロッチから黄金色のおしっこが滲み出してくる。
 おしっこは仰向けになっている司のおまたを撫で回し、会陰を伝い落ち、お尻のほうにまで広がっていくと、シーツに染みこんでいった。

「あぁ……。晶のおしっこが染みこんでくる……」
「いや?」
「……いやじゃない。気持ちいい……」
「そう。それはよかった。あなたのおしっこも……温かくて気持ちいいから」

 シュイイイイイイイイイイイ……。
 しょわわわわわわわわわわわ……。

 ふたりの恥ずかしい水音が重なり合って、溶けあっていく。
 耳元で晶が呟いたのは、そんなときだった。

「司。あなたのことが好き。ずっと昔から。子供のころから。男だったころから。女の子になっても。あなたのことを手放したくないと思っている。ずっと一緒にいたい」

 お互いの顔が見えないくらいの至近距離での呟き。
 ただでさえ熱い晶の身体が、更に熱くなっていく。
 だから司も、晶の耳元で呟くのだ。

「俺だって……、晶がそばにいてくれたから、いま、こうしていられるんだ。晶が、一緒にいてくれたから」
「これからも……ずっとあなたのそばにいていい?」
「こ、こんな俺でよかったら……。俺も、晶のことが……す、好き……だから」
「うん。嬉しい」

 耳元で囁きあいながらの告白。
 ふたりの抱擁は長く続き――、

 それからふたりして保健の先生に、たっぷりと怒られることになるのだった。


♠♥エピローグ 変わっていく日々


(今日のぱんつは誰のだったっけ……)

 司がそんなことを考えていたのは、六時限目の歴史の授業中のことだった。
 晶との保健室での一件から、早くも半月ほどの時が経っていた。
 あの日からというもの――、
 司と晶は、毎朝ショーツを交換こしてから登校することにしていた。
 お互いを近くに感じることができるし、それにこれはお守りなのだ。
 司が、おもらしをしないための。

(うう、今朝交換こしたぱんつが……、股間に食い込んできてる……)

 じゅわわぁ。

 クロッチの裏側が熱く濡れ、会陰を伝ってお尻のほうにまで広がっていく。
 ショーツを熱く濡らしてしまうのは、いつものことだった。
 それはきっと、隣の席に座っている晶も。

 チラリと晶のほうを見やると、晶の頬はほのかな桃色に染まっていた。
 晶も、今朝司と交換こしたショーツを熱く濡らしているのだ。
 それはいつものことだった。

(今日は、晶と下校して……それで、商店街に寄って、夕飯の材料を買って……それで……)

 じゅわり。

 今日、これからのことを考えただけで、司のおまたは熱く疼いてしまう。
 夕飯を一緒に食べて、それから今夜はお泊まり会をする予定なのだ。

(夕飯を食べたら……、布団は一つしかないから……押し倒されるのか、俺……っ)

 キュンッ……!

 静まりかえった授業中の教室だというのに、司のおまたは熱く疼いてショーツのなかはミストサウナのように蒸れ返っていた。

 どうしよう。
 無性におまたが痒くなってきた。

 女の子のおまたはふっくらして柔らかくてデリケートなのに、汗やおしっこ、更には女の子の汁が溢れ出してきてワレメに溜まりやすいようになっている。
 だから痒くなるのは当然のことだった。

(ううっ、スカートに手を入れて掻きむしるわけにもいかないし。ううっ、早く授業よ終われ……!)

 蒸れ返るショーツに気まずくなって内股を擦り合わせていると、

「司」
「えっ?」

 突然頭上から呼ばれて、司は間抜けな声を上げていた。
 見上げてみると、既に下校の準備を整えた晶が立っていた。
 どうやら、むらむらしているぱんつを我慢しているあいだに帰りのショートホームルームまで終わっていたらしい。

「帰りましょ」
「あ、ああ……」

 晶に手を引かれるがままに立ち上がると、大胆なことに晶は躊躇いなく腕を組んでくる。
 周りにはクラスメートがたくさんいるというのに。
 だけど晶はその視線も意に介さずに、

「夕飯の材料買って帰りましょう。司の好きなハンバーグ、作ってあげる」
「お、おう」

 晶に連れられるがままに教室から出て、下駄箱で靴を履きかえて放課後の外へ。
 そこには黄金色に染まりつつある、いつもと変わらない日常風景が流れていた。
 まだまだ熱気を孕んでいる夏のそよ風が、イタズラっぽくスカートの裾を揺らしていく。

(いつもと同じように見えるのは、隣に晶がいてくれているから、だよな)

 腕を組んで隣を歩いている晶に、ほんの少しだけ身体を預けてみる。
 すると晶は無言のままに司の体重を受け止めてくれた。

「司。そんなに誘惑されると、今夜は眠れないことになる」
「望むところだ」
「いい覚悟」

 じゅわわぁ……たらり。

 腕を組んでいるふたりのショーツは熱く濡れそぼり――、
 その内股には透明な糸が張っている。
(もしも隣に晶がいてくれなかったら、俺はどうなっていたのだろう?)

 ふとそんなことを考えてしまって、司は小さく首を横に振る。
 そんなことを考えていても仕方がないのだ。
もう、司の身体には晶の指先によって、消えない印が刻み込まれているのだから。

「晶、男前だな」
「あなたも可愛い」
「うん。ありがと」

 トクンッ。
 晶の横顔に、鼓動が早くなる。
 ショーツのなかが幸福感に熱くなっていき――、
 それでも司はスカートの裾を気にしながら歩き続ける。
 女の子は、スカートのなかに秘密を隠しながら成長していくのかもしれなかった。


おしまい

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
読んでくれている人がいるかはわかりませんが。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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レモネードオアシス 2024/01/04 09:45

TS俺が女の子のレッスン!?46

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も早くも木曜日。
今日から仕事初めという人も多いかと思います。
今年も平日はブログを更新して行けたらなと思っていますので、お付き合い頂けたら嬉しいです。

さて、今日は木曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


(このポーズ、思ってたよりも恥ずかしい……!)

 ヒクッ、ヒクンッ!
 じゅわわ……っ。

 あられもないポーズをしていると、胸の奥底から芽生えてくるのは羞恥心だった。
 男のころでさえも恥ずかしいポーズなのに、こうしてなにもついていない『おまた』を晒すというのは想像していた以上に恥ずかしい。
 こうして待つこと数秒ほど。
 晶は自らの秘部を、開かれた司の秘部へと押しつけてきた。

 ぐじゅぐゅ♥

 濡れそぼったおまたとおまた。
 更にはぱんつとぱんつがぶつかり合うと、その結合部から愛液とともにえっちな水音が溢れ出してくる。

「うああ……っ、晶と、溶けてる……!?」
「こんなに柔らかいなんて。私もびっくり」

 ぐちゅ、ぐちゅちゅっ。

 晶は呟きながらも、ゆっくりと腰をグラインドさせていく。
 擦りつけるように快楽を貪ろうとしている律動は、少女の性欲が顕在化している証なのだろう。
 擦りつけられてきている晶のクレヴァスからドロッとした愛液が溢れ出してきて、司のおまたの深いところにまで染みこんでくる。

「ううっ、いまおまたを擦られると……ああん!」

 じゅももももっ!

 だけどこんなときだというのに、司の身体は言うことを聞いてはくれなかった。
 尿意が更に強いものになってしまう。
 晶がおまたを押しつけてくると、尿道と膀胱が圧迫されているのだから仕方がない。

(こんなときにおしっこがしたくなってくるなんて……!)

 じゅわわっ。
 じゅわわぁ……っ。

 なんとかして尿道を閉じようと思っても、ただでさえ女の子の尿道は、太く、短い。
 更には快楽で熱く緩んでいる。
 それでもおしっこを我慢しようとしていると、膀胱が膨れあがってきて快楽とともに爆発してしまいそうになっていた。

 キュンッ! キュンッ!

「うっ、あああ! ちょっ、晶……ヤバいっ!」
「止めないで。今いいところだから」
「それはわかるが……! マズいんだ、このままだと、その、俺……!」
「おしっこ漏れそうなんでしょ」
「な、なぜそれを」
「あなたのことならなんでもお見通し」
「それじゃあトイレに……!」
「ダメ。せっかくいいところなのに。私は気にしない。このまましちゃって」
「無茶言うな……ああっ」

 ぐちゅちゅっ!
 じゅもももももっ!

 晶の腰使いは更に大胆なものになっていく。
 こつんっ、ぶつかり合ったのは恥骨と恥骨。
 熱く蕩け合ったおまたが蕩け合い、うねるたびにドロッとした愛液が溢れ出してきている。

「うぁぁ……っ、出る……! 出ちゃう……!」

 司はついに叫んでしまう。
 その瞬間だった。

 ぷっしゅうううううううううう!

 噴き出してきたのは、絹糸のような母乳だった。
 ツーンと勃起している乳首から、母乳が噴き出してきている。
 Fカップが波打つたびに母乳が噴き出し、その勢いたるや晶の頬にかかるほどだった。
 その様子は顔射されているようで、妙にエロティックに見えた。

「ああ……。司の母乳、あったかい……。ほっぺたに染みこんできてる」

 晶はうっとりと、陶然とした眼差しでこちらを見下ろしてきている。
 それでも司の母乳は止まらない。

 ぷしゅっ、ぷしゅぅぅぅぅ……っ。

 豊満な乳房が波打つたびに、絹糸のような母乳が噴き出してきていた。
 その様子はまるで射精のようにも見える。

「うぁぁ……っ、おっぱい、止まらなくなってる……!」
「どうしよう司。こんなに可愛い姿を見せられたら、もう我慢できなくなってしまう」
「あっ、あん! だめっ! そんなに押しつけられたら……! イッ、いく!」

 ぐちゅっ! ぐちゅっ! ぐちゅちゅっ!
 ぷっしゅぅぅぅぅぅぅぅぅ……!

 母乳を浴びて理性が飛んだのか、晶は腰をセクシーにグラインドさせて、司の股間へと押しつけてくる。
 普段は大人しいのに、エッチなことになると驚くくらい情熱的に、本能に正直になるようだ。
「ううっ、それ以上されると……、も、漏れる……! 気持ちよくなりすぎて……うあああああ!」
「我慢することはない。あなたのおしっこなら、全然気にしないから。むしろ、ご褒美」
「そう言われると余計に恥ずかしい!」

 口では言いながら――、
 司の腰も震えるように痙攣していた。
 クリトリスから電流が発せられるたびに、跳ねるように腰が躍っている。

「イッ、イイイッ! い・き・そ・う……! ダメ! これ以上は……おかしく、なる……!」
「私も……、あなたに溶かされてしまいそう。蕩けましょう、一緒に。身体の芯まで」
「あっ、ああああああああん!」

 ぷっしゅぅぅぅぅぅぅぅ……!

 ――その瞬間。
 司は女の子のような嬌声を上げて絶頂していた。
 Fカップが波打つたびに射精のように母乳を噴きだし、

 プッッッシャアアアアアアアアアアア!

 熱くほぐれたクレヴァスからは黄金水が噴き出してくる。
 クロッチから黄金水が滲み出してきて、それでも晶はなんの躊躇いもなく、おまたとおまたをディープキスさせてきた。
 それだけでは我慢できなくなったのか、

「司。私も……イクッ」

 覆い被さってきた晶は、ギュッと司の身体を抱きしめてくる。
 Fカップ同士が熱く混じり合い、蕩けているかのような錯覚。
 乳房の狭間から、母乳が溢れ出してくる。


TS俺が女の子のレッスン!?47につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。
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この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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