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レモネードオアシス 2024/01/02 18:11

本条ミリーの憂鬱5【最終回】

あけましておめでとうございます。
今年も細く長くブログを更新していけたらなと思いますので、生暖かく見守ってもらえたらなと思います。

今年初の更新は、火曜日と言うことでCi-enでリクエスト頂いた小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

秘密の快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


・登場人物

 本条ミリー(ほんじょう みりー)
 JK2年生。
 17歳。
 英国系の祖母の血を引いているクォーター。
 小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
 金髪のロングヘアをツインテールにしている。

 青と白のしましまショーツを愛用している。
 ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。

おむつにわざと

「な、なんとか帰ってこれたぁ……っ」

 ミリーが家に辿り着いたころには、いつもの倍以上の時間がかかっていた。
 それでも誰にも会わずに帰ってこれたのは僥倖だ。
 両親も共働きだから、この時間にはミリーしかいない。

「もう……クタクタだよ……っ」

 ぐっちゅうううううっ!

 ローファーも脱がずに、尻餅をつくかのように玄関にしゃがみこむ。
 するとおむつのなかのうんちがぐっちゃりとお尻と床でサンドイッチされる
 だけどその不快感とも、あともう少しでおさらばだ。

「おむつ、やっと脱げるよっ」

 ミリーはローファーを脱ぐと、へっぴり腰になりながらもトイレに駆け込んでいた。
 だけどすぐにおむつを降ろしてはいけない。
 まずは汚さないために制服を脱がなければ。

「うーん……。やはりお間抜けな格好……。誰にも見せられないよっ」

 茶色く汚辱され切った紙おむつと、ブラジャーというあられもない姿になる。
 ブラジャーは、いつも愛用しているショーツとお揃いの水色のストライプ。
 それは誰にも見られたくない、恥ずかしい格好だった。
 だけど、本当に見られたくない……いや、ミリー自身も見たくないものはおむつのなかに封印されている。

「ううっ、またお腹痛くなっていたし!」

 家のトイレに辿り着いて安心したからだろうか?
 再び尿意と便意がこみ上げてくる。
 全部出し切ってきたと思っていたのに。
 だけどここまで来たら、なにも躊躇することはない。
 ミリーは洋式の便座に腰かけると、

「ふっ、ううううう~!」

 ブリブリブリッ!
 しゅいいいいいいいいい……。

 すべての不浄を出し切るべく、お腹に力を入れていく。
 もちろん、おむつは穿いたままで、だ。
 だけどついにおむつが力尽きたのか、

「あっうううううううっ」

 ぶりぶりぶりっ!
 ぼとっ、べちょちょっ!

 紙おむつの足口から軟便がはみ出してきてしまう。
 それでももう、なにも心配することはない。
 ここは家のトイレなのだ。

「はぁぁ……っ。おトイレで良かったぁ……っ」

 もしも授業中にはみ出してきていたら大変なことになっていたところだった。
 ミリーはなんの躊躇いもなく、茶色い不浄を漏らし続ける。

 にゅるるるるっ!
 ビチチッ!
 しゅわわわわわわわわわ……。

 おむつの足口から垂れ流しにさせながら、ミリーは肛門括約筋を弛緩させていく。
 もはやなんの躊躇いもない垂れ流し。
 大量のうんちが溢れ出してくると、洋式のトイレへと落ちていった。

「んっふぅぅっ」

 ぶぱっ、ぶぱぱっ!
 ぷっしゅうううう!

 ミリーは大きく身震いをすると、最後の仕上げといわんばかりに不浄を噴出させる。
 それっきり、ミリーの排泄は終わった。

「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ。全部……出し切ってしまった……。おむつ、力尽きちゃったし」

 さすがの紙おむつとはいえ、ミリーの一週間分の不浄を受け止めることはできなかったらしい。
 洋式のトイレには、足口から漏れ出してきたうんちがたっぷりと溜まっていた。
 だけどこれで終わりではない。
 むしろ、ここからが本当の自らの失敗と向き合わなければならない瞬間でもあった。

「おむつ、外さないと……。見たくないけど、見なくては……っ」

 洋式トイレに腰かけたままで、バリバリバリッ! 気合とともに紙おむつのテープを外していく。
 おむつの内側から露わになったのは……、

 もわっ、むわわ~ん……。

「うう、目に染みるよぉ……」

 茶色い腐敗臭が湯気となって立ち昇る。
 露わになったのは、巨大な便塊だった。
 お尻のところにあるのは、焦げ茶色の便塊。
 それは一週間ものあいだ大腸で水分を抜かれきってきた、カチカチに固まった石のようなうんちだ。

 おむつとお尻に押し潰されて、半月型のボーリング玉のようになっている。
 その便塊を塗りつぶすように、茶色い軟便が混じり合っていて、歪なツートンカラーになっていた。
 軟便は前のほうにまで広がっていて、おしっこと混じり合ってグチャグチャになっていた。

「ひ、酷すぎる……」

 あまりの腐臭に涙が溢れ出しそうになる。
 まずはこの便塊をどうにかしなければ。
 一度にトイレに流すと詰まらせてしまうから、何回かに分けて流さなくては。

「はぁ……。なんでこんなに溜め込んじゃうんだろ」

 憂鬱げな溜め息をつきながらも、うんちを何回かに分けて流していく。
 それは誰にも知られたくないミリーの秘密だった。
 なんとかおむつのなかのうんちをすべて流したら、次はお尻とおまたに纏わり付いているうんちを拭き取らなければならない。
 
「よし、綺麗になった、よね」

 身体に纏わり付いているうんちも綺麗に拭き取って、仕上げといわんばかりに水を流す。
 あとは使用済みの紙おむつだ。

「おむつさん、お疲れ様でした」

 おむつをねぎらいながら、くるくるとロールケーキのように丸めていく。
 あとはゴミ袋の深いところに封印しておく。
 こうしておけば、臭いが外に漏れることはないはずだ。

「はぁ……。お風呂、入っちゃお」

 まだ日が沈んでいないけど、うんちを漏らした日は早めにお風呂に入ることにしていた。
 それも、いつもよりも長い時間をかけて。
 ミリーは一糸まとわぬ裸体となってお風呂を洗うと、ちょっと早いけどお風呂を沸かす。
 身体や髪を洗っているうちにお湯が張られていき、狭い浴室はあっという間に湯煙に覆われていた。

「ン……ッ、排泄欲を満たすと……性欲が復活している……」

 クチュ、クチュチュ……ッ。

 無毛の縦筋に指を食い込ませていくと、淫靡な水音が鳴り響く。
 柔らかうんちに蹂躙されていたおまたは、ミリーが触れるまでもなく熱くほころんでいた。

「ンッ、ひぅぅ……っ」

 ぷちゅぅぅ……くちゅ、くちゅ、ちゅくくっ。

 シャワーの水音に、粘っこい水音が混じり合う。
 だけどその音も湯煙に消えていき――、ミリーは少しずつ大人への階段を上っていくのだった。


おしまい

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。

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レモネードオアシス 2023/12/29 11:08

本条ミリーの憂鬱4

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も金曜日がやってきました。
そして年の瀬です。
今年最後の更新です。
どうか良いお年を。

さて、今日は金曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

秘密の快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


・登場人物

 本条ミリー(ほんじょう みりー)
 JK2年生。
 17歳。
 英国系の祖母の血を引いているクォーター。
 小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
 金髪のロングヘアをツインテールにしている。

 青と白のしましまショーツを愛用している。
 ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。

下校中の悲劇・再び!

「だ、め、ええ……っ」

 ぎゅるるっ!
 ごぽぽっ! ぷすっ、ぷすす……っ。

 校門から出たばかりのミリーは、住宅街を少し進んだその先――、影になっている路地へとよろめきながらも進んでいく。
 もうこの時点でミリーの心はポッキリと折れていた。

(もう、家まで保たない……! それにおむつもずっしり重たくなってるし……! それなら、楽になったほうが……ああ!)

 ブ、ブブブ……! ブパパッ!

 影になっている路地に辿り着くのと、決壊するのは正に同時だった。
 スカートのなかから弾き出されたのは、水っぽい放屁音。
 それがプレリュードだった。

「あっ、あああ! いや、いやだ……!」

 ムリュムリュムリュ!
 ブビビッ! ブボボボボ!

 スカートに覆われているミリーのお尻が、更にセクシーに盛り上がっていく。
 ずっしりとおむつが重たくなり、お尻が溶かされそうなくらいに熱くなっていた。

(ああ……、漏らしてしまった……)

 ぶりぶりぶりっ!
 ビチチッ! むにゅううううう!

 下品な音を響かせながらも、ミリーは決してしゃがみこむことはしなかった。
 それは少女としての最後のプライドだったのかもしれない。
 だけどネチャネチャになっている紙おむつでは、もはや我慢することさえもできなくなっていた。

「あっ、あああ! お尻、とろける……! ううっ! 勝手に……溢れ出してきちゃう……うああああ!」

 ブボボッ! ぶっふぉ!
 ビチビチビチビチビチビチビチ!

 正に垂れ流しだった。
 しかも、いまのミリーには我慢するという意志が完全に消滅しつつあった。
 こんなにもおむつを汚してしまったのだ。
 それならば、早く楽になったほうがいいじゃないか……。
 それに、我慢していればそれだけ痴態を長時間晒さなければならないということでもある。
 それなら早く排泄を終えて、歩きはじめたほうが安全ではないか……?

「も、もう……我慢できない……うあああああっ」

 ぶりゅりゅ……っ。
 ぶぱぱっ、にゅるるるる……っ。

 ついにミリーは、自らの意志でお腹に力を入れると排泄を続けていく。
 立ったままで。
 おむつをあてたままだというのに。
 それは背徳的だけど、少女として開放的な快感をもたらすこともまた事実だった。

「しちゃってる……! しちゃってるんだ……! 立ったままなのに! うんちもおしっこも、止まらなくなってるよ……!」

 ブリブリブリッ! ブリュリュリュリュ!
 しゅわわわわわわわわわわわわわ!

 お腹に力を入れて自らの意志でうんちを排泄していると、その快楽に釣られるようにしておしっこも漏れ出してくる。
 うんちを漏らせば括約筋が広げられて、尿道までもが緩んでしまう。
 それは一筋のクレヴァスに尿道と肛門があるのだから当然のことと言えた。

「ん……っ、ふぅぅぅっ」

 ぶりぶりぶりっ!
 ぷっしゅぅぅぅぅ……。

 ぶるるっ!
 大きく身震いをして、体内の不浄をすべて出し切る。
 ミリーの自らの意志での排泄は、唐突に終わった。
 あとに残ったのは……、酷いものだった。

「おむつ、重たすぎるよ……」

 ミリーの排泄のすべてを受け止めた紙おむつは、パンパンに膨張していて、もっさりと重たくなっていた。
 薄かったはずのおまたにあたっている部分は、吸水ポリマーがもこもこに膨らんでいて脚を閉じることさえも難しくなっていた。

(スッキリしちゃった……ああぁ……)

 ねちょ、ねちょちょ……っ。

 よろめきながらも歩きだそうとするけど、分厚く膨らんだ紙おむつのせいで歩きにくくなっていた。
 だけどずっと路地で棒立ちしているわけにもいかない。

「早く、帰らないと」

 呟き、決意を固めると歩きはじめる。
 一歩進むたびに、

 ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ……。

 おむつのなかがグチャグチャにかき混ぜられて、ドロドロになっていく。
 おまたにもヌルヌルしたものが食い込んできて、ミリーは無意識のうちにへっぴり腰になっていた。
 そればかりか、はしたなくがに股にもなっている。

「こんなところ、誰にも見られたくない……っ」

 不幸中の幸いか、閑静な住宅街の家路には、ミリーの他には誰もいない。
 もはやミリーのスカートの裾からは分厚く膨らんだ紙おむつがはみ出していて、醜悪な茶色い香りが溢れ出してきていた。
 もしも誰かとすれ違ったら、何事かと思われるに違いなかった。

「早く帰らないと……っ。どうか誰にも会いませんように……っ」

 ぐちゅ、ぐちょ、ぐじゅじゅ……。

 一歩進むたびにおむつのなかが攪拌されていく不快感に顔をしかめながらも、少しずつ歩を重ねていく。
 どうか曲がり角の先に、誰もいませんように。
 そうお願いしながら。


本条ミリーの憂鬱5につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。

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レモネードオアシス 2023/12/26 08:12

本条ミリーの憂鬱3

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

無事にクリスマスをやり過ごすことができました。
皆様はリアルで充実していたでしょうか。
僕はケーキを食べて、さっさと寝てました。

さて、今日は火曜日ということで、Ci-enでリクエスト頂いた小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

秘密の快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


・登場人物

 本条ミリー(ほんじょう みりー)
 JK2年生。
 17歳。
 英国系の祖母の血を引いているクォーター。
 小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
 金髪のロングヘアをツインテールにしている。

 青と白のしましまショーツを愛用している。
 ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。

迫りくるBENNI☆

(誰にも、バレてない……よね……?)

 俯いていた顔を上げて、ビクビクしながらも周囲を確認してみる。
 そこはいつも通りの授業中の風景が続いていた。
 誰もミリーがうんちを漏らしたことに気づいていない。

(良かった……。バレてないんだよ……ね?)

 まずはホッと一息。
 だけど失便がバレていないということは、それだけミリーへの責め苦が長く続くということだ。
 授業中だから、トイレに勝手にトイレに立つことさえもできない。
 それにトイレに行きたいだなんて、恥ずかしくて言えなかった。
 もしも一人立ち上がったときにおむつがずり落ちてきたらどうしよう?
 想像しただけで、立つことさえも難しくなっていた。

(やだ。おまたに食い込んできてるよ……)

 椅子に座り直すと、おむつのなかのうんちが、お尻と座面にサンドイッチされて潰されていく。
 肉裂の深いところにまでうんちが食い込んできて、

「ふぁああ……」

 しゅわわわわわわわわわ……。

 まさに、垂れ流し――。
 ミリーのおむつは更にパンパンに膨らんでいった。

(お願い、早く授業、終わって……! 臭いが溢れ出してきちゃうよ……!)

 気ばかり焦るも、時間が早く流れてくれるはずもない。
 むしろネットリとした水飴のように進んでいく。
 もしもうんちを漏らしていることがバレたらどうしよう?
 想像しただけで気ばかりが焦って、

(む、蒸れる……)

 ぐちゅっ、ぐゅちうぅぅ……。

 少しでも座り直すと、おまたにうんちが食い込んできて、おまたが熱く蒸れていく。
 だけど不幸中の幸いか、いまは六時限目の授業だ。この授業が終われば帰りのショートホームルームになってくれる。
 そうすれば、このおむつから解放されるはずだ。

(無心……。無心にならなければ。早く時間が過ぎてほしいと思うから焦っちゃうんだから。それならむしろ授業に集中すれば、自然と時間が進んでくれているはず……っ)

 ミリーは無心になって黒板をノートに書き写していくことにする。
 おまたにうんちが食い込んできて気持ち悪かったけど、その感触も少しずつ身体の一部になってくるかのような感覚。
 こうしてミリーは、おむつをパンパンに膨らませながらも授業へと意識を沈めていき――、
 いつしかチャイムが鳴り、帰りのショートホームルームが始まっていた。

        ☆

「ふぅ……」

 ミリーが熱い吐息をついたのは、帰りのショートホームルームが終わって、待ちに待った放課後を迎えた瞬間のことだった。
 だけど焦ってはいけない。
 おむつのなかにはたっぷりとうんちが詰まり、おしっこでグチャグチャに攪拌されているのだから。

(バレないように、ゆっくりと立ち上がらなければ……っ)

 ぐっちょおおおぉぉぉぉ……。

 ゆっくりと席から立ち上がると、おむつのなかで茶色い流動体が不気味に蠢動する。
 それ自体が意思を持って、ミリーを苦しめてくるかのようだった。

(おむつ、こんなに重たくなるなんて……だ、大丈夫!?)

 大量のおしっことうんちを受け止めた紙おむつはずっしりと重たくなっていた。
 それどころか吸水ポリマーがもこもこに膨らんでいて、スカートに包まれているミリーのお尻をセクシーに押し上げていた。

(スカートから、はみだして……ない、よね?)

 確かめたいけど、スカートの裾を気にしている余裕さえもミリーには残されていなかった。
 もしかしたら、スカートからおむつがはみ出しているかもしれない。
 ミリーはカバンを持つと、お尻を隠すようにして帰ることにした。
 学校のトイレを使うという選択肢は、もはや消滅している。

(こんなにうんち漏らしちゃったし……! 学校でこんな塊を流したら詰まらせちゃうよ!)

 それどころか、女子トイレの個室でおむつの封印を解いたとしたら、その臭いが学園中に漂ってしまうに違いなかった。
 ミリーはずっしりと重たくなった紙おむつを抱え込みながら家路につくことになった。

        ☆

 ぎゅるるるる。
 ごぽっ! ごぽぽっ!

「ちょっ!?」

 突然の腹痛に襲われたのは、昇降口でなんとかローファーに履き替えて、校門を出たときのことだった。
 家までは歩いてあと十五分はかかる。
 だから体調が悪く、重たいおむつをあてている今、それ以上の時間がかかることになる。
 それなのに校門を出た直後に腹痛がぶり返してくるだなんて。

「な、なぜこんなことに……っ」

 ごろごろごろっ。
 ぎゅぽっ! ぎゅろろろろ!

 一時は眠りについてくれていた大腸は、いまや地震を前にしたナマズのように暴れ回っている。
 少しでもお尻から力を抜けば、茶色いものが溢れ出してきてしまいそうになっていた。

「おっ、おご……っ。なぜこんなとこに……っ」

 ミリーの額には、再び脂汗が浮かぶ。
 背筋にも滝のような汗が流れ落ちていくけど、絶対にへっぴり腰にはなれなかった。
 もしもそんなことをすれば、スカートからおむつがはみ出してきてしまうに違いない。

(我慢! 我慢しなければ……!)

 ごぽぽっ!
 ぎゅぽぽっ! ごぽっ!

 だけどミリーの意志に反して腹痛は酷くなるばかりだった。
 大腸のなかで毒素が渦巻くと直腸へと押し寄せてくる。
 いくら授業中に全部出し切ったと思っていても、それは所詮椅子での失便だ。
 無意識のうちに、直腸にはうんちが残っていたのだろう。
 どんなに我慢しようと思っても、腹痛はいきなりクライマックスを迎えようとしていた。


本条ミリーの憂鬱4につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。

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レモネードオアシス 2023/12/25 09:37

TS俺が女の子のレッスン!?42

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日。
今年最後の一週間が始まりました。
最後まで気を抜かずに仕事をしていきたいと思いますので、お付き合い頂けたらと思います。

さて、今日は月曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


 いつものように、晶と二人の朝食。
 6枚切りのトーストには、こんがりと焼き色がついている。

「それでどうだったかしら。女の子の階段を一つ登った感想は」
「うう……それは……、死ぬかと思ったぜ……」
「お疲れ様。けど、来月も、その次もくるから」
「うええ……」
「忘れないうちにこれを渡しておく。飲めばだいぶ落ち着くはず。耐えきれなくなったときに飲むがいい」

 晶が通学カバンから取りだしたのは、ガラスの小瓶。中には錠剤が入っている。

「なんだ、これ」
「痛み止め。カバンの奥にでも入れておいて」

        ☆

 いつものように朝の登校風景。
 だけどこの光景をいつもと同じだと感じることができるのは、間違いなく隣に晶がいてくれるからだ。

「手を繋いでいきましょう。あなたが逃げないために」
「晶が隣にいてくれたら逃げようがないだろ」
「それはよかった」

 淡々と返事をする晶は、司の手に指先を絡みつかせてくる。
 手を繋いでの仲良し登校。
 同じぱんつを穿いているのだ。
 今さら恥ずかしがる気力も無くなっていた。

        ☆

(うう……。意識すると、急にむらむらしてきてる……)

 じゅわわぁ……。

 六時限目の地理の授業中のこと。
 司はむらむらと蒸れてきたショーツに気まずくなって、内股を擦り合わせていた。
 ここ数日は体調が悪かったけど、よくなってきた途端になぜか急に性欲までも復活したようだった。
 ただでさえ、今朝は晶とぱんつを交換こしてきた。

(晶のぱんつ穿いてるって意識したら……、おまたがむらむらして熱くなってきている……!)

 給食を食べてお腹がいっぱいになったこともあるのかもしれない。
 意識すればするほど、ぱんつのなかの湿度が上がっていくようだった。

(男はチンコが立つだけで済むが……! ううっ、股間が蒸れて、痒くなってきてるぅ……!)

 それにむらむらしてくると、なぜかこみ上げてくるのが尿意だった。
 ただでさえ女の子の尿道は、太く、短い。
 尿意を感じたら、

 じゅもも……っ。

 おまたから生温かい感触が噴き出してきて、クロッチの裏側へと染みこんでいく感触。
 椅子に座っている状態で漏らすと、会陰を伝ってお尻のほうにまで広がっていく。

(今日は帰ったら……、ひとりでしてみる?)

 じゅわっ、じゅわわ……。

 女の子になってから、まだ一度も一人でしたことがない。
 そのことを想像しただけでも、おまたの湿度は更に熱くなっていくようだった。

(ひとりで上手にできるかわからないけど……)

 思い返されるのは、シャワー室で晶に絶頂へと導いてもらった、初めて味わった快楽。
 あのときの快楽は、間違いなく司の身体に刻み込まれていた。

 じわぁ……。
 ……たらり。

 クレヴァスから溢れ出してきた愛液が、会陰を伝ってお尻のほうにまで垂れていき、ショーツへと染みこんでいく。
 おしっこも混じり合って、もうショーツのなかはミストサウナのように蒸れ返っていた。

(ううっ、せっかく体調がよくなってきたのに……! ぱんつのなかは最悪だ……!)

 ぱんつのなかが蒸れて、ほっぺたが熱くなる感触。きっとりんごのように赤くなっているに違いなかった。
 男だったころは、こんなにショーツがむらむらしてくることなんてなかったのだから仕方がない。

 どうする?
 保健室に行っておいたほうがいいだろうか?
 せめてトイレで休憩したい。
 無性におしっこもしたくなってきている。

「先生。浅黄君の体調が悪そうなので保健室に連れて行きます」

 迷っていると、先に手を挙げてくれたのは隣の席に座っている晶だった。
 教師の返事も待たずに、

「司。顔色が悪くなっている。保健室で休んだほうがいい」
「あ、ああ……」

 席を立つと、晶はなんの躊躇いもなく司の手を取ってくれる。
 その手のひらは、かすかに熱くなっているようだった。
 晶に手を引かれて、教室の外へ。
 授業中の廊下は、シンと静まりかえっていた。

(ど、どうしよう……)

 じゅわわっ。

 晶に手を取られ、ぱんつのなかが熱く蒸れる。
 司は、戸惑っていた。
 晶と繋がっている左手が、気がつけば蕩けそうなくらいに熱くなって汗ばんでいる。
 それに晶のうなじから、甘い南国のフルーツのような体臭も感じられていた。

(晶を意識すると、なんだか無性にむらむらしてきている……! これ以上晶のぱんつを汚したくないのにっ)

 じわり……。

 手を繋いでいる晶のことを意識すると、ぱんつのなかがおもらしをしたかのようにぐしょ濡れになっていく。
 おしっことは違って、男だったころの先走り汁のように漏れ出してくるから我慢しようがなかった。

「司。保健室に行こう」
「ああ……」

 晶に手を引かれるがままに保健室に行く。
 ガラガラと引き戸を開けて保健室に入ると、そこには誰もいないようだった。
 保健の先生でさえも会議で席を外しているのか、人っ子ひとりいない。

「少し休んでいくといい」

 晶は呟くと、真っ白なベッドを軽く整えてくれる。
 そしてすぐに保健室から出ていこうとする。
 その素っ気なさに、

(晶、行ってしまうのか? なにもせずに)

 司は、内心で失望していた。
 気がつけば、

「待って。晶」

 晶のことを呼び止めている。
 なんで呼び止めているのだろう?
 それは司自身にもわからないことだった。
 ただ、晶は振り返ると、やや不機嫌そうな視線を向けてくる。

「なぜ呼び止めるの?」
「えっ?」
「呼び止められたら、私だって我慢できなくなってしまう」


TS俺が女の子のレッスン!?43につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!

この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2023/12/22 08:59

本条ミリーの憂鬱2

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか金曜日。
今朝の千葉はかなり冷え込んでいます。
千葉の冬は、雪はほとんど降らない代わりに乾いた寒風が吹いてツラいものがあります。

さて、金曜日と言うことで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新したいと思います。
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秘密の快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


・登場人物

 本条ミリー(ほんじょう みりー)
 JK2年生。
 17歳。
 英国系の祖母の血を引いているクォーター。
 小柄だけどおっぱいやお尻は大きくセクシーに成長している。
 金髪のロングヘアをツインテールにしている。

 青と白のしましまショーツを愛用している。
 ショーツを穿いていない日は、おむつで登校してきている。

授業中のうんちおもらし

(ダメ……ッ、勝手に……出てきちゃう……うぅぅっ!)

 メリメリメリ……ッ。
 メキ、メキリ。

 石のような硬質便によって直腸が拡張されていき、肛門がこじ開けられていく。
 ミリーのうんちは、ミリー自身も認めたくないほどに太くなっていた。
 それは何回も便秘を繰り返すうちに、知らず知らずのうちに括約筋が拡張されいてるからだ。

「ンッ、おぉぉっ、ら、らめぇ……っ」

 もこっ、もこりっ。

 ついに肛門から棒状のものが溢れ出してくる。
 だがこれはまだ序章でしかない。
 本当のうんちおもらしはここからだ。

(授業中なのに……! うんちを漏らすわけには……っ、だ、ダメ……! 勝手に……出ちゃ……!)

 もりもりもりっ。
 もすもすもすっ。

 お尻の穴を、椅子の座面に押しつけてうんちを我慢しようとする。
 だけどそれでもおむつのなかではメキメキと便塊が大きく成長していった。
 それは取り返しのつかない感触だ。

「んぉ……っ、おご……っ」

 めり、めりめりめり……っ。

 おむつのなかで便塊が大きくなっていく。
 硬く、巨大な便塊に、ミリーの華奢な身体は押し上げられていく。
 椅子に座っているミリーの座高が、少しずつ、だが確実に高くなっていった。

(バレる……! バレちゃうよ……! 教室でうんちおもらしなんて……!)

 もりもりもりっ!
 もすもすっ。もすもすもすもすっ。

 どんなにお尻を閉じようと思っても、硬質便が止まらなくなっている。
 いままで教室でおしっこを放ったことは何度もあったけど、うんちは初めてのことだった。
 その柔らかく背徳的な感触に、ミリーの肛門は無意識のうちに弛緩していた。

(終わる……! 教室でうんちを漏らしてるなんて知られたら……! 人生終わる!)

 もすもすもすっ。
 もりもりっ、もりもりもりっ!

 人生が終わると思っても、一度緩んでしまった肛門は本能のままに排泄を続けてしまう。
 硬かったうんちは、少しずつ柔らかく、熱いものになっていく。
 それでも極太の軟便は止まってはくれない。
 おむつのなかが、柔らかいうんちで満たされていく。

「ン……んご……っ。ら、らめぇ……っ」

 にゅるにゅるにゅる……っ。
 ぶぷ……っ、にゅるる……っ。

 うんちが柔らかくなっていくと、肛門から滑り出していく量も多くなっていく。
 柔らかく甘美な感触がお尻に纏わり付いてきて、割れ目へと食い込んでくる。
 それだけでは収まりきらずに、ついにはうんちが前のほうへと押し寄せてきてしまう。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

 しゅいいいいいいいいい……。

 おまたに柔らかうんちが食い込んでくると、じゅわりと生温かい感触が漏れ出してくる。
 おまたが弛緩しておしっこまで漏れ出してきているのだ。
 こうなってしまうと、もう止めることができなくなっている。
 女の子の尿道は、太く、短いのだ。
 その長さたるや、小指の長さもない。

(ううっ、せめて……、音が鳴らないようにしないと……っ)

 むにゅむにゅむにゅっ。
 にゅるるるるるるるるっ。

 どんなに我慢しようと思っても、柔らかうんちが溢れ出してくる。
 せめて。
 せめて音がしないようにと、お尻が全開にならないようにと気をつける。

「ん……ぉぉぉっ。あ、へぁぁぁ……っ」

 にゅるるるるるるるっ。
 しゅわわ……しゅいいいいいいいい……。

 柔らかく熱い感触におむつが膨らんでいく。
 席についているミリーのお尻はスカートに包まれていたが……、その輪郭がむくむくと大きく膨らんでいた。
 それでもうんちは止まってはくれない。

「うっ、ぐぅぅ……っ。はぁ……、はぁぁ……っ」

 もりもりもりっ!
 もすもすもすもすもすっ!
 じょわわっ!
 じょわわわわわわわわわ!

 まだ、バレてない……っ。バレてない……っ。
 自分に言い聞かせているけど、もはや垂れ流しだった。
 おむつのなかはおしっことうんちでグチャグチャになっている。
 だが、こんなにも大量のものを漏らしているというのに、紙おむつはミリーの失敗を包み隠してくれていた。
 デオドラント効果のある紙おむつを選んできて本当に良かったと思う。

(ううっ、凄い……ドキドキしてるよぉ……っ。心臓が破裂しそう……!)

 にゅるるるるるる!
 もりもりっ! もりもりもりっ!

 身体が溶けたかのように熱くなって、口から心臓が飛び出しそうなくらいにドキドキしている。
 だけどクラスメート達がミリーの異変に気づくことはない。
 すべてはおむつが包み込んでくれている。

「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁぁ……っ」

 すべて……出し切ってしまった。
 席についているミリーは、まるで全力疾走をしてきたかのように呼吸を乱していた。
 額には脂汗を浮かべ、背筋には滝のような汗が流れ落ちている。

(おむつのなか、ううっ、大変なことになってるよ……っ)

 むにゅううう……。

 いくら紙おむつがミリーの失敗を隠してくれるとはいっても、うんちまでは消し去ってはくれない。
 むしろおまたやお尻の肉裂に食い込んできて、ミリーを責め立ててくるようだった。


本条ミリーの憂鬱3につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は『大決壊! 秘密の快楽』の番外編です。
番外編単体でも楽しめるように書いていきたいですが、同人誌も読んでくれるともっと楽しめるかもしれません。

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