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おもらしの記事 (272)

レモネードオアシス 2024/02/26 13:47

おもらし日記14

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日が始まりました。
今日の千葉は穏やかに晴れています。
外に出る予定がないのであまり享受することはできませんが。

さて、今日は月曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


「ううっ、ちょっと、キツい、かなぁ……?」

 今シーズン初めてのスクール水着に、美雪は顔をしかめてしまう。
 去年も着ていたスクール水着のはずなのに……もしかして太った、のだろうか?
 おっぱいのところと、それにおなかの部分が締めつけられているような気がした。
 特におなかを締めつけられると、膀胱までも圧迫されることになる。

(こんなに水着がキツく感じられるだなんて)

 じゅわわぁ……。

 更衣室から出てプールサイドに向かう途中。
 美雪は早くも股間が生温かくなるのを感じていた。
 紺色のスクール水着の股布が、紺より暗い紺色へと染まっていく。

(うう~っ、やっぱりおトイレ、混んでるよ……っ)

 プールに併設されいてるトイレに入ろうとするも、すでに女子トイレの入り口まで行列が延びてる有様だった。
 こんな行列に並んでいたら、授業に遅刻してしまうのは目に見えている。
 仕方がなくプールサイドに向かい――体育座りで授業が始まるのを待つことにするのだった。

        ☆

『それでは、今日は今シーズン初めてのプールの授業ということで、まずは水に慣れてもらうところから始めるぞー』

 体育の女性教師(独身28歳)の指導の下、炎天下のプールの授業が始まった。
 授業といっても、今日は水に慣れるのが目的なのでほとんど自由時間のようなものだ。
 だけど、いくら自由時間とはいっても、ずっとプールサイドで休んでいるわけにもいかない。
 また、授業が始まった直後だというのにトイレに行くというのは、なんだかとても恥ずかしいことのように思えた。

(せめて、少しだけプールに入って……それで五分くらい経ったらおトイレに行くことにしよう……!)

 脳内でシミュレーションしつつ、美雪は片足をプールに――、

「ひっ」

 しかし思っていたよりも冷たかった水に、美雪は脚を引っ込めてしまった。
 こんなに冷たい水に浸かったが最後、尿意メーターは一気に限界にまで振り切ってしまうことだろう。

(どうしよう。こんなにプールが冷たいなんて!)

 ただでさえ尿意を堪えているから、より一層冷たさを感じるのだろう。
 だけど周りにいるクラスメートの女子たちは、競うようにプールへと入っていき、楽しそうな歓声を上げている。
 美雪の尿意なんて知らずに、水をかけあったりしていた。

(みんなプールに入ってるのに……! 一人だけプールサイドにいたら、怪しまれちゃうよ!)

 美雪は意を決すると、プールへとゆっくりと身体を沈めていくことにする。

「あっぅっ」

 右足、左足、そしておまたがプールの水面に触れると、より一層冷たさが襲いかかってくる。
 それでもここで凍りついているわけにもいかなかった。
 こう言うのは、思い切りが大切なのだ。

「んっ、んんー!」

 思い切って、肩まで一気にプールに浸かる。
 おまた力を籠めているおかげで軽失禁することはなかったけど、それでも冷たさが消えてくれることはない。

(お願い、早くこの冷たさに慣れて……!)

 じゅももももっ!

 プールの端っこのほうは浅いから、腰くらいの水位で済んでくれる。
 それでも冷たさに身体が驚いたとでもいうのだろうか?
 ごまかしようのないおしっこをチビってしまい、スクール水着の股布の裏側がじんわりと生温かくなる。

「はぁ……、はぁ……、はぁぁ……っ」

 キュンッ! キュンッ!

 冷水に絞め上げられるように膀胱が痙攣する。
 プールに入ってしまったことが誤りだったと知るのは、美雪がプールに入って一分も経っていないころのことだった。

(思ってたよりも、お水が冷たい……! お腹が冷えて……あああっ、だめっ)

 じゅももももっ!

 痙攣する膀胱から、勝手におしっこが漏れ出してくる。
 お腹を冷やしてしまったことにより、更に尿意がこみ上げてきたのだ。
 すぐにプールから上がろうとするも、それさえも美雪は躊躇せざるを得なかった。

(出れない……! プールから出ようとしたら! も、漏れそう……! 絶対に漏らしちゃう!)

 もしもプールから上がろうとすれば、その拍子にお腹に力が入っておもらしをしてしまうに違いなかった。
 もはや、美雪の尿意は重力にさえ屈しようとしていた。

「あっ、いや……」

 ぢゅもももも!

 プールから上がることができないと察すると、フッと意識が飛びかかっておまたから力が抜けていく。
 それでも周りにいるクラスメートたちは、今シーズン初めてのプールに歓声を上げながら水を掛けあったりしている。

(いまなら……バレない……?)

 ぢょわわわっ。

 痙攣する膀胱に軽失禁を繰り返しながら、美雪は周囲を見渡す。
 不幸中の幸いか、クラスメートたちはプールにテンションが上がっていて、誰も美雪のことなど気にしていないようだった。

(しちゃう……!? ほんとうに、しちゃうの……!?)

 じゅわわっ、
 じゅももももっ。

 抑えきれない尿意を我慢しながらも、美雪は逡巡する。
 だが、最初から残されている道は一つしかなかったのかもしれない。
 冷たいプールに入った、その瞬間から……。

(もう、プールから上がれない……。おトイレも……行けない……。それに、プールのおトイレ、怖いし……!)

 いまからプールを上がると、重力に耐えきれずに失禁してしまうことだろう。
 それに例えトイレに辿り着くことができても、プールに併設されているトイレは電気がついていないから昼でも不気味な雰囲気を漂わせている。
 極度の怖がりである美雪には、たった一人で踏み込んで行くにはツラい場所だった。

(プール……塩素で滅菌消毒、されてる、よね……?)

 きっと塩素で消毒されているし、それにこのプールには恐らく延べ百人以上もの生徒たち入ることになるのだ。
 その生徒たちを受け入れることができるプールで、一人分のおしっこなんて無いに等しい……に、違いない。

「ぁっ、ぁっ、ああっ」

 じゅわ、じゅわわ……。

 プールに浸かっている美雪は、ダメだと分かっていても尿道が生温かくなるのを感じていた。
 少しずつ、少しずつ尿道がほどけていく。
 みんなが入っているプールなのに。


おもらし日記15につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2024/02/23 10:33

おもらし日記13

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もあっという間に金曜日。
今日の千葉は冷たい雨と雪の予報です。
この季節は三寒四温と言いますが、今年は例年よりも極端な気がしますね。

さて、今日は金曜日ということでブログを更新したいと思います。
いつもならばCi-enオリジナルの小説を更新したいところですが、オリジナルの小説のストックが枯れたので、同人誌の既刊を更新していきたいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


「くしゅんっ」

 ぢゅもももも!

 くしゃみをした拍子に軽失禁してしまったのは、二時限目の国語の授業中のことだった。
 朝にしっかりおしっこをしてきたといっても、この時間になると膀胱にはおしっこが溜まってきている。
 じんわりとした生温かい感触がお尻の方にまで広がっていき、わだかまりとなって残る。

(うう~。ぱんつ、ピンチかも)

 ぬるり……。

 気まずくなって身じろぎをすると、クロッチの裏側だけではなく、お尻のほうまでヌルリとした感触。
 おしっこを我慢しているとおまたが熱く火照り、愛液までもおもらししてしまっているらしい。

(きのうから熱くておかしいなって思ってたけど……ううっ)

 思い返してみれば、きのう雷に驚いて失禁したときから前兆はあった。
 だけどおまたが熱くなっているだなんて気のせいだと思っていたのに。

(うう、ぱんつのなか、気持ち悪いよ……)

 じゅもも。
 じゅわ、じゅわわ……。

 おしっこを我慢していると、愛液まで滲み出してきてしまう。
 まるでショーツのなかに生卵をかき回して流し込まれたかのような不快感だった。

(ぱんつ、気持ち悪いし……。おしっこもそろそろ限界だし……。ううっ、次の授業、プールだし……っ)

 次の時間はプールだから、休み時間はトイレに行っておきたかった。
 いまの尿意を抱えたままプールに入れば、お腹を冷やして膀胱が決壊するに違いなかった。

(学校のおトイレ、あんまり使いたくないけど……そうも言ってられないか……)
 そんなことを考えながら、二時限目の授業は粛々と進んでいく。

        ☆

「よし! 更衣室に行く前におトイレに行っておこう!」

 休み時間になった瞬間、美雪はスクール水着が入った手提げ袋を持つとトイレへに行くことにした。
 席から立つときに、

「んっ」

 ぢょぼぼ!

 お腹に力が入った拍子に軽失禁してしまう。
 美雪自身は気づいていないけど、紺色のスカートのお尻の部分には、初潮を迎えた少女のようにハート型の尻染みが滲み出してきていた。
 それはおしっこと、愛液の染みだった。

(やだ。立ったら余計におしっこしたくなってきた)

 椅子の座面におまたを押しつけて我慢している癖が染みついている美雪は、立ったままでおしっこを我慢することがあまり得意ではなかった。

「うっ」

 ぢゅわわ……。
 ……たらり。

 クロッチの裏側が生温かくなると、内股を一筋のおしっこが伝い落ちていく。
 早くトイレに行かなければ、大変なことになってしまう。

「ううっ、せっかくおトイレにきたのに……なんでよ……」

 ……だが。
 女子トイレまでやってきた美雪は、まさかの光景に言葉を失ってしまった。
 女子トイレに貼り出されていたのは『故障中』という、あまりにも無慈悲な一枚の紙切れ。

「うそ……」

 じゅわわっ。
 じゅももももっ。

 一瞬、意識が遠のいて、ぱんつのなかが生温かくなる。
 だけどすぐに美雪は持ち直す。
 ここの女子トイレが故障中でも、他の階の女子トイレを使えばいいのだ。
 なにも慌てることはない。

「……そう思ってたのにぃ……っ」

 違う階、違う学年のトイレにやってきた美雪は、再び言葉を失ってしまうことになった。
 なにしろ女子トイレには長蛇の列ができあがっていたのだ。

(こんな行列に並んでたら、水着に着替えられないよ……っ)

 次のプールの授業の先生は、時間には厳しいのだ。
 たとえ数秒でも授業に遅れれば、遅刻扱いにされてしまう。

(おトイレ、我慢しないと……)

 せっかく学校のトイレでおしっこをしようと決めたのに。
 それなのにお預けされてしまうだなんて。

 じゅもも……っ。

「あっ、だめ……」

 生温かくなる股間に、美雪はキュッと腰を後ろに引く。
 いまにもへっぴり腰になりそうだったけど、それはなんとか堪えて。

(プールの授業中、我慢しないと……っ)

 じゅわっじゅわわぁ……。

 いまにも決壊しそうな膀胱を抱えながら、美雪は更衣室へと急ぐことにした。
 これから一時間、プールの授業を受けなければならないと思うと、暗澹たる気持ちになってくる。
 それでも――、

(おしっこなら、いつも我慢してるから平気、なんだから)

 美雪は自分に言い聞かせると、更衣室へと向かう。


おもらし日記14につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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レモネードオアシス 2024/02/01 11:28

おもらし日記11

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか木曜日です。
この季節の宿命というか、寒暖差と気圧差が大きい日が続き、いまいち調子が上がりません。
あまり無理をせずにいきたいところです。

さて、今日は木曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


 秘筋が恐怖に痙攣するたびに、クロッチからおしっこが噴出する。
 その勢いたるや、二重布という障壁を突き破って1メートルほども噴き出すほどだった。
 もしも美雪が正気を保っていたら、羞恥心で頬を真っ赤に染めていたに違いない。
 だが美雪の顔は、恐怖に凍りつき、青ざめていた。

「ううっ、あっ、いや、ぁぁぁ……っ」

 しゅわわわわわわわわわわわわ……。

 尻餅をついた美雪を中心とした、おしっこの湖は静かに広がっていき――、やがてその勢いも少しずつ収まってくる。

「あっ、ああぁ……」

 ブルル……ッ!
 ぢゅもももも!

 美雪は大きく身震いすると、最後の一飛沫を噴き出す。
 それは美雪のあまりにも屈辱的な恐怖失禁が終わった合図だった。

「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 それでも轟く雷鳴に、なかなか呼吸が落ち着かず、美雪は尻餅をついたまま、肩で息をしている。
 そうしているあいだにもおしっこに濡れそぼったショーツは急速に冷えてきて、ペッタリとおまたに貼り付いてきていた。

 ヒクッ、ヒククンッ。
 じゅわわぁ……。

 おしっこに濡れたおまたがひゃっくりのように痙攣を繰り返し、弛緩した尿道から残尿が漏れ出してきていた。
 あとに残ったのは……、無様なものだった。
 ショーツは濡れそぼり、スカートもおしっこでビタビタになっている。
 ただ、ツーンとしたアンモニア臭が、誰もいない廊下に満ち溢れていた。

「あぅぅ……」

 どうしよう。
 立て、そう……?
 恐る恐る、美雪は両脚に力を籠めていく。
 腰が抜けてしまって上手く立つことができなかったけど、廊下のド真ん中でずっと腰を抜かしているわけにもいかなかった。

「うっ、ううっ」

 震える膝小僧で堪えながら、なんとか美雪は立ち上がる。
 おしっこに濡れたスカートから、恥ずかしい雫が雨のように降ってきていた。

「どうしよう、こんなに漏らしちゃうなんて」

 もわわ~ん……。
 ぽた、ぽたた……。

 なんとか立ち上がってみたものの、美雪を中心とした湖は信じられないほどに広がっていた。
 それにスカートから落ちる雫によって、その大きさは更に広がっているようだった。

「お掃除、しないと……」

 不幸中の幸いか、教室はすぐそこだ。
 美雪は教室にある掃除の用具入れからモップを持ってくると、恥辱の湖を拭き取っていく。
 こうしているあいだにも、ショーツは冷え切って、ペッタリとお尻に、そしておまたに食い込んできていた。

 チリリ……ッ、

 かすかに股間から生み出されるのは、甘美な微弱電流。
 この感覚は……間違いない。
 剥けてしまっているのだ。
 クリトリスが。

「うそ……そんな……」

 おしっこをモップで拭き取りながらも、熱く疼いてくる股間に美雪は戸惑ってしまう。
 我慢していたおしっこを出したときに気持ちよくなる感覚は、なんとなくあったけど、まさかショーツを穿いたままでクリトリスを勃起させてしまうだなんて。

「うう……おまた、熱くなってきてる……」

 じゅわ、じゅわわ……っ。

 おしっことは違う、ネットリとした感触がクロッチの裏側へと広がっていく。
 そう言えば、最後に一人で性を発散させたのはいつのころだっただろうか?

「最近、してなかったしなぁ……はぁ」

 最後にしたのは……そうだ。
 たぶんもう一ヵ月近くのことになる。
 一ヵ月おきに我慢できなくなるときがあるから、美雪はその時に自らを慰めてしまうことがあった。

「ううっ、おまた、ムズムズする……」

 モップで床掃除をしながら、いつのまにか美雪はへっぴり腰になっていた。
 肉芽がクロッチと擦れるたびに、オナニーへと甘い誘惑をされているかのようだった。
 それでも、空になった膀胱はそれ以上にスッキリとしていて――、

(おしっこして……スッキリしちゃってる……。なんてダメな子なんだろう……しかも、えっちな気持ちになっちゃうなんて)

 自責の念に駆られながらも、モップでおしっこの湖を拭い去っていく。
 数分後には、美雪の恥ずかしい湖は綺麗さっぱり消滅していた。
 ここで美雪が恐怖のあまり失禁しただなんて、明日になれば誰も想像さえもしないに違いなかった。

「早く、帰らないと」

 呟き、掃除用具を片付けて、教室でカバンを回収。
 昇降口で靴を履きかえて外に出ると、そこは薄暗く雨で煙った世界だった。
 どうやらおしっこを掃除しているあいだに降り出してしまっていたらしい。
 それでも。

(スッキリ、しちゃった……)

 美雪は、傘もささずに雨降りの家路を歩いて行くことにする。
 おしっこで濡れたスカートは、雨が隠してくれるはず。
 火照った身体に冷たい雨が気持ちいい。

(ぱんつ、ヌルってしてるよ……)

 一歩進むたびに肉芽から快楽が弾け、ネットリとした粘液がクロッチに広がっていく。

 たらり……、

 一筋の粘液が内股を伝い落ちていくと、雨水に混じって消えていく。
 ショーツのなかの秘筋が、人知れずに熱く疼いていた。


おもらし日記12につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2024/01/31 14:46

おもらし日記10

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もなんとか水曜日。
ここのところ体調が悪く、なかなか小説を書く時間を取ることかできていません。
皆様も健康にはお気をつけください。

さて、今日は水曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


 薄暗い廊下を、尿意を我慢しながらよたよたと歩き続け、あともう少しで教室というところまでやってきた、その時だった。
 それは、不意に襲いかかってきた。

 ピカッ!
 ゴロゴロゴロ!

 一瞬にして視界が真っ白になり、地鳴りとともに雷鳴が轟く。
 どうやら近くに雷が落ちたようだ。
 だが、そのことを理解するよりも先に、
 ぺたん。
 美雪はびっくりするあまりに尻餅をついていた。

「あっあうっ!」

 尻餅をついた衝撃が、鈍い痛みとなって膀胱に伝わる。
 だけど、痛みよりも雷鳴に心拍数が上がって、それどころじゃなかった。
 呼吸が乱れて、過呼吸気味になっていた。

「うっ、ううぅっ」

 尻餅をついたお尻が痛い。
 スカートが捲れ上がり、美雪の飾り気のない白ショーツが丸見えになる。
 そのショーツは、お尻のほうまですっかりと黄ばんでいた。

「ぁっ、ぁぁぁっ」

 ショーツ越しに、廊下の冷たさがお尻に伝わってくる。
 また、尻餅の衝撃に、美雪の尿道が耐えられるはずがなかった。

 じゅわっ、
 じゅわわわっ。

 はしたなくMの字に開かれた脚の付け根……黄ばんだショーツに、暗い染みが浮き上がる。
 ヒクンッ、ヒクンッ! クロッチに刻まれた縦筋が痙攣し――、

(あれ……? ぱんつのなか、じゅわって……あったかくなってる……なんで?)

 ぢゅもももも……。
 ぢゅもももももももも……。

 自問自答しているあいだにも、ショーツのなかのぬくもりは広がっていく。
 まるで温かい手に、お尻を撫で回されているかのような感触。

「えっ、あっ、嘘……っ」

 このときになって、美雪は自分が失禁しているということに気づいた。
 廊下には、尻餅をついた美雪を中心としてレモンの水たまりが広がりつつあった。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

 ひくっ! ひくんっ!
 じゅももももっ、
 しゅわわっ、しゅわわわわっ。

 縦筋が虚しく痙攣するたびに、ショーツからおしっこが滲みだしてくる。
 どんなにおしっこを止めようとしても、腰が抜けてしまったのか力が入らなかった。

「あっ、ひっ、ひうう!」

 スカートが捲れ上がり、冷たい風がおまたに吹きつけてくる。
 その感触さえも、美雪にとっては恐怖をかき立てられるものだった。

 しゅわわわわわわわわわわわ……。

 ショーツからくぐもった水音が鳴り響くと、廊下に広がる水たまりがさらに大きくなっていく。
 ツーンとしたアンモニア臭が湯気となって立ち昇り、美雪を恥辱で包み込んでいく。

「あっ、あひっ、ひぃっ」

 しゅいいいいいいいいいいいい……。
 しょわわわわわわわわわわわわ……。

 ショーツから鳴り響く、くぐもった水音が止まらない。
 クロッチに弾けたおしっこがおまたをくすぐっていき、尿道を弛緩させていく。

「んっ、ああぁ……っ。おしっこぉ……、止まって……っ」

 しゅいいいいいいいいいいいい……。

 恐怖に溢れ出してくるおしっこは、どんなにおまたに力を入れても止まってくれない。
 美雪を中心としたレモンの水たまりは、湖と言っても過言はないほどの大きさになっていた。

「うっ、うううっ」

 ぢゅもももももっ、ぢゅもももっ

 尻餅をついて、腰を抜かし開脚したままでの失禁――。
 これほど少女として屈辱的なポーズもないだろう。
 懸命に尿道を閉じようとしている美雪だけど……一つ大切なことを忘れていた。
 雷は、一度だけでは終わらないことを、だ。

 カッと視界が真っ白に包まれて、すぐに雷鳴が轟く。
 どうやらかなり近いところに雷が落ちたらしい。
 その轟音が振動となって、尻餅をついているお尻から膀胱へと響き渡る。

「あっひぃぃぃぃっ」

 じゅもももももももも!
 ぷしゅっ! しゅわわわわわわわ!

 クロッチという二重布から、勢いよくおしっこが噴き出してくる。
 この瞬間、美雪は自分が女だということを忘れていたのかもしれない。
 Mの字に脚を開き、黄ばんだショーツが丸見えになってしまっているというのに、ショーツから鳴り響くのは、間抜けすぎる放尿の音。

「あっ! あっ! あああっ!」

 じゅももっ! じゅもももも!
 しゅわわわわわわわわわわわわわ!


おもらし日記11につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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レモネードオアシス 2024/01/30 16:25

お腹の化石8【最終回】

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
おかげでなんとかマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日がやってきました。
ゆうべはついつい熱燗にした日本酒を飲み過ぎて、若干の二日酔いです。
皆様も健康にはお気をつけください。

さて、今日は火曜日ということで、Ci-enでリクエストを頂いた小説を更新していきたいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

※この小説は、数年先に同人誌として発表するかもしれません。
 記事を購入する際は、ご留意頂けたらと思います。


目次

お腹の化石

この小説を最初から読む!


・登場人物

・黒羽根透子(くろばね とうこ)

 便秘女子。
 高校2年生。
 カチカチに固まっている化石のようなうんち。

・黒髪ロング。
 色白。
 精気が感じられない、病的なまでに白い肌。
 黒瞳。
 スタイルはとても良い。
 Fカップ。
 ウエストもキュッとくびれている。
 お尻もセクシーな感じに大きい。

・制服。
 紺のブレザーに、赤のチェックのスカート。
 黒タイツを穿いている。
 ショーツは飾り気のない純白の木綿ショーツを愛用している。
 ただしいつも穿いたままオナニーするのが癖なので、クロッチの裏側は、うっすらと焦げ茶色に変色している。

・性欲が強い。
 学校でもオナニーが我慢できないほどに。
 ショーツを穿いたままでオナニーをするのが好きなので、いつもクロッチは湿っている。

・便秘がクライマックス。10日を超えたあたりで、軽失禁も重ねてしまうので、クロッチは黄ばんでしまっている。

歪に膨らむブルマ

 ぶりぶりぶりっ!
 ぶばばっ! にゅるるるる!

 硬質便は少しずつ軟らかくなっていき、勢いを増していた。
 ニュルニュルとブルマのなかでトグロを巻いて、両方の足口からはみ出してくる。

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

最終回っ!

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

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