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レモネードオアシス 2021/02/26 13:29

大決壊!~おもらしカノジョが妊娠するまで5~

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週は確定申告の作業を少しずつ進めてフィーバーしていましたが、来週中には終わってくれたらいいなと思います。

さて、今日は金曜日なので小説を更新する日です。
楽しんでもらえたら嬉しいです。

※この小説は、順調にいけば今年の5月に配信を開始する同人誌の小説です。
また、今年か来年の暑くなってきたころか寒くなったころか、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するさいはご一考頂けたらと思います。
なお、めんぼーさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。


体育の授業中に尿意を催してしまったスバルを、とっさにお姫様抱っこして体育倉庫へと避難してきた大和。
しかしスバルはそこで限界を迎えてしまう!!




目次

おもらし彼女が妊娠するまで(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


「ちょ……っ、大和、降ろして……っ」

 腕のなかに収まっているスバルか苦しげに身悶えしたのは、体育館から出てすぐ外廊下でのことだった。
 だけどここで降ろしたら、きっとスバルは一歩も動くことができずに失禁してしまうに違いなかった。
 なにしろ、こうしている瞬間にもスバルの両手はギュッとおまたを前抑えしているのだ。

「ここで降ろしたら大変なことになるだろ。せめてトイレまで行かないと」
「でも、このままだと……っ、きみのこと、汚しちゃう……っ。もう、漏れそうなの……あっあああっ」
「ヤバいヤバいヤバい!」

 どうやら危機はすぐそこにまで迫ってきているようだ。
 とっさに周囲を見回す。
 すると視界に飛び込んできたのは、体育倉庫へとつづくドアだった。
 体育館の隣に併設されている倉庫は、ちょっとくらい声を上げても外に聞こえるなんてことはないだろう。たぶん。

「と、とりあえず倉庫に避難するぞっ」
「えっ、倉庫……!?」

 まさかお姫様抱っこされたままで倉庫に連れ込まれることになるとは思ってもいなかったのだろう。スバルはビクリと小さな身体を痙攣させる。
 だけどいまは一瞬でも逡巡している暇はない。
 大和はとっさに体育倉庫へと駆け込んでいた。

        ☆

 体育倉庫の空気は淀んでいた。
 それに薄暗かった。
 バスケットボールが入ったかごや、予備の跳び箱が埃をかぶっている。

「と、とりあえずここなら誰もこないから、安心して漏らしてくれ!」
「ちょっ、いきなりこんなところに連れ込んできたと思ったら安心しておもらししろって、本気!?」

 お姫様抱っこされているスバルは腕のなかで抗議してくる。
 だけどもう抵抗する余力はないのだろう。キュンッ、キュンッ! 華奢な身体を痙攣させるばかりで逃げることはなかった。

「心配しないでくれ。俺ならスバルのおしっこをみてもなんとも思わないから」
「私が恥ずかしいのっ」

 顔を真っ赤にさせているスバルを降ろしてやる。
 スバルは股間を前抑えしている両手を離すこともできずに、その場にしゃがみこんでしまった。
 それはまるで、和式便器に跨がるときのように。
 当然のことながら、ショーツとブルマは降ろすことはできていない。

「も、ももも、もう、漏・れ・る……!」

 すでに放尿する体勢に入っているスバル。
 だけど少女としての最後のプライドなのか、おまたを前抑えしている両手はなかなか離れない。
 むしろ、ギュッとプルマの上から股間に食い込んでいる。

「安心してくれ俺なら気にしないから」
「そんなの嘘っ。すぐにおもらししちゃう女なんて……って、な、なに!? ズボンに変なの入れて……ええっ!?」

 突如、スバルの碧眼が見開かれる。
 そしてある一点を凝視する。
 それは即ち、大和の股間だった。

「な、なに……!? も、もしかして、それは……お、おおお、おちん、ち……!?」

 顔を真っ赤にさせているスバル。
 なにをそんなに狼狽えているのかと思って、大和も我が股間へと視線を向けてみると、そこには。

「あー、これは、その……。スバルをお姫様抱っこしてたんだから仕方がないだろ。スバル、軽いし柔らかいし、それにいい匂いするんだから」
「いい匂いなんかしないもん。お、おしっこ……で、もう、ううっ、おぱんつのなか、温かくなって……っ」
「スバルのおしっこの匂い、ふんわりと甘い匂いがして好きだぞ」
「す、好き……!? そんなこと言われたら……あううっ」

 じゅわわっ。

 股間を前抑えしてしゃがみこんでいるスバル。
 その指の隙間から、黄金水が滲み出してくる。どうやらただでさえ緩いおまたが、更に緩んでしまったようだ。

「きのうの放課後、俺の席でおもらししてただろ? スバルにあんなことされたのに、今日は椅子に座るとき、なんかわからないけどイヤな感じはしなかったんだ。むしろ、なんか知らないけどドキドキしてヤバかったくらいだし」
「うう~、あんなことしちゃったのに……、イヤじゃ、なかったの……?」
「ああ。だからなにも気にすることはないぞ。思う存分おもらししてくれ」
「で、でも……、ここでおもらししたら、お掃除しないとダメだし……っ。汚しちゃうしっ」
「今更そんなこと気にするなよ。スバルのおもらしなら喜んで掃除してやる」
「うう~」

 スバルは顔を真っ赤にさせながら、こちらを睨み付けてきている。
 碧眼は潤み、いまにも泣き出しそうになっていた。
 だけどこのまま硬直状態でいるわけにもいかない。
 こうしている瞬間にも、誰かがこの体育倉庫にやってくるかもしれないのだ。

「それじゃあ、こうしよう。俺は、スバルかおもらししているところをみたい!」
「き、きみは突然なにを言い出すのかな!? あっ、あああ! 急にきみが変なこと言うから、も、ももも、もう……!」

 じゅわっ、じゅわわわわ!

 前抑えしている指の隙間から黄金の奔流が湧き出してきて、ぽたりぽたりと床に広がっていく。
 もう完全におしっこのスイッチが入ってしまっているようだ。

「ダメ、見られてるのに、こんなところで……ああッ」
「ほーら、シャツを捲り上げておかないと、レモン色に染まってしまうぞ」
「うう~っ」

 しゅいいいいいいいいいいいい……。

 シャツを捲りあげるということは、前抑えしているおまたから両手を離さなければならないということをいみする。

「あっ! あっ! ああっ!」

 しゅわわわわわわわわわわわわ……。

 酸欠になった金魚のように口をパクパクさせながらも、スバルはシャツを捲り上げる。
 もうどんなに前抑えしても、どうせ失禁してしまうのだ。
 それにもう取り返しがつかないほどにおもらししてしまっていたのだろう。
 シャツを捲り上げたスバルは、その股間から勢いよくおしっこを噴き出してみせた。

「だ、だめ……っ、見ないでぇ……っ」

 しゅいいいいいいいいいいい……!

 ブルマからくぐもった水音が聞こえてくると、紺色の生地を突き破っておしっこが噴き出してくる。
 その勢いたるや、男のものとは比べものにならないほどだった。

「ふっ、ふぅぅぅ……っ」

 じゅももっ、じゅももももっ、しゅわわわわわわっ。

 ガクッ! ガクンッ!

 スバルが腰を前後にグラインドさせると、そのたびにおしっこが噴き出してきた。
 紺色のブルマから噴き出してくるおしっこは、やや白濁しているようだった。

「そんなに……、見ないで……っ。おしっこ、止まらないんだから……ううっ」

 顔を真っ赤にさせて失禁しているスバルの痴態が、男の情欲をくすぐる。
 ツーンと匂い立つアンモニア臭が、体育倉庫の淀んだ空気に蒸れ返った。

「う、ううう~」

 しゅわわわわわわわわわわわわわ……。

 スバルはおしっこを我慢することを諦めたらしい。
 頬を赤らめながらも、ゆっくりと欲望に素直になって尿道を緩めていく。
 ブルマから滲み出してきたおしっこが、スバルを中心として湖のように広がっていく。

「匂い、嗅がないでくれたら嬉しい、な」

 もわわっ。

 おしっこの湖からアンモニア臭の湯気が立ち上る。
 だがその匂いは、男のものと比べるとやや丸みを帯びていて、ふんわりと甘い香りを帯びているようにも思える。

「スバルのおしっこ、なんかいい匂いがするな」
「うう~、なんか変態さんみたいなこと言ってるし。……あっ、
あああっ」

 スバルは失禁しながらも切なげに身体を震わせる。
 まだまだ膀胱にはおしっこが溜まっているらしくジョボジョボと止めどなく溢れ出してきているというのに。

「どうした? もう終わりそうなのか?」
「ううん。違うの……。その……、やだ……、ちょっと気持ちいい、かも……?」
「お、おう。なんかスバルもずいぶん変態なことを」
「きみがおしっこが好きだなんて言うからいけないんだからねっ。あっ、あああっ、出ちゃう、おしっこ、たくさん出ちゃう……っ」

 しゅいいいいいいいいいいいいいいい……。

「ううっ、おもらしするの、イヤだったのにぃ……、なんか、見られながらするのって、気持ちいい、かも……ふっ、ふうう!」

 ブルルッ!
 プッシャアアアアアア!

 呟き、直後に身体を大きく痙攣させる。
 ブルマから最後の一飛沫が噴き出してくると、スバルのおもらしは唐突に終わった。

「はふぅ……。全部、出ちゃった……」
「全部出せて偉いぞ。それじゃあ俺がパンツとブルマを洗ってくるから脱ぐんだ」
「ちょっ、それは……、恥ずかしいし」
「なにを今さら恥ずかしがることなんてあるんだよ。ぐしょぐしょになってるし、俺がパパッと洗ってきてやる。腰、抜けてるだろ?」
「うう……お見通しだし。でも、きみは、きっと笑う……」
「俺がなにを笑うって?」
「そ、それは……っ」

 スバルは顔を真っ赤にさせながら、躊躇いながらもショーツとブルマを降ろしていく。
 早くしなければ授業が終わってしまうし、迷っている時間もないし。

「そんなに、見つめないで欲しいな」

 もわ……、

 濡れそぼったショーツとブルマを脱ぎ、露わになったのは。
 それは赤ん坊のようにツルツルのぱいぱんだった。
 産毛さえも生えていない恥丘に、シュッとクレヴァスが刻まれていて、おしっこの匂いを漂わせている。

「…………」

 成り行きとはいえ、大和の視線はスバルの股間へと釘付けになっていた。
 こうして女の子の大事な部分を見るのは、振り返って考えてみると初めてだったりする。もちろん母親のはノーカンだ。

「その……、笑わ、ないの?」
「笑う? ああ、すまん。可愛くて見とれてた」
「もうっ、そういう恥ずかしいことは心のなかにしまっておくものなのっ。はいっ、ブルマとショーツ! あんまりジロジロ見ないでよねっ!」
「ぱんつか? それとも股間か?」
「両方!」

 言いながらもスバルはブルマとショーツを両手で突き出してくる。
 そのピンクと白のしましまショーツは、スバルの恥水によって鮮やかなレモン色に染め上げられていた。

「それじゃあ、ちょっと待っててくれよ」

 言い残して、大和は体育倉庫をあとにする。
 体育館のトイレは故障中なので、校舎のトイレへ。
 授業中の廊下は人がいないから助かる。
 だけど手早く済ませなければ。
 もしも誰かにこんなもの――女のもののショーツと、ブルマ――を持っているところなんか見つかったら、とても面倒臭いことになってしまうことに違いない。
 とにかく手早く済ませてしまうことにする。
 だが。

「……なんだ、これ」

 トイレの水道でショーツを洗い始めた大和は首をかしげてしまった。
 おしっこに濡れそぼったショーツに、なにかヌルッとしたものがこびり付いていたのだ。

「鼻水……?」

 いや、これは……。
 もしかしたら、女の子は性的に興奮したときに股間が濡れると聞いたことがある。
 もしたしたら、その体液なのだろうか?
 と、いうことはスバルはおもらしをしながら興奮していたということになる。それも見られながらのおもらしで。

「酸っぱい……、ヨーグルトみたいな、匂い……?」

 未知の感触に、自然と五感が敏感になっている。
 ショーツにこびり付いている粘液は、おしっことは違う酸味を帯びた香りをしているようだった。
 脳に、染みこんでくる危険な香りだ。

「女の子って、こんな風にショーツを汚しちゃうのか……大変だなぁ……って、しみじみ呟いてる場合じゃない。とにかくっ」

 自然と深呼吸していた大和は、込み上げてくる劣情を振り払うかのように首を横に振る。
 いまは、このヌルリとした粘液の正体を確かめている時間はないのだ。
 早くショーツを綺麗さっぱり洗わなければ。

        ☆

「あ、ありがとう……」

 ショーツとブルマを綺麗に洗って体育倉庫に戻ると、スバルはつるんとしたおまたを剥き出しにしたままでずっと待っていたようだ。
 頬を赤らめて洗ったものを受け取ると、大人しく穿いてくれる。

「乾かす時間、なかったから濡れてるけど」
「うん。でもきみが洗ってくれたショーツなんだもん。なんか、温かいような気がする」
「気のせいだと思うぞ」
「こういうのは気持ちが大切なの……って、掃除は私がやるからっ」
「気にするなよ。俺がおもらししてるところ見たいって言ったんだから。おお、いっぱいたくさんできて偉いぞ」
「うう~」

 恥ずかしがるスバルを横目に楽しみながら、トイレから持ってきたモップでおしっこを拭き取っていく。
 さすがになにも手伝わないというのはスバルの気が済まないのか、おしっこが溜まったバケツを持ってくれた。


おもカノ6につづく!

楽しんでもらえたら嬉しいです!

おかげさまで既刊も細く長く配信することができています。
高評価・感想・レビュー感謝です。

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レモネードオアシス 2021/01/22 10:46

新作の小説のヒロインッ!

いつも温かいご支援ありがとうございます!

今回は次回作のヒロインと、カラーの載ったラフを大公開!



次回作のヒロインは、金髪碧眼のツンテールです。
名前はスバル。
17歳。
高校2年生。

編入してきたばかりでクラスで浮いた存在で、男子からは高嶺の花のような存在。
いつもは窓際の席で一人で読書をしている。
母親が日本人だけど、日本語にあまり慣れていないところがある。

この小説は現在執筆中で、同人誌としての発表は5月頃になるかと思います。
小説の全文の公開は、2月中から更新がはじめられるようにがんばります。
そのときはラフイラストなども公開しますが、300円コースで公開する予定ですのでご注意下さい。

今回イラストを描いてくれるのは、めんぼーさんです!

おもらしシーンや、もりもりと盛り上がる黒タイツ、更にはラブラブ妊娠おむつ丸見え登校など、マニアックなシーンをただいま描いてもらっています。


と、いうわけで、今回はヒロインとおもらしシーンを先行公開!
おもらしシーンはマニアックですので支援者様向けへの公開とさせて頂きますのでご注意下さい。



茹ですぎてふやけきったマカロニのように尿道が緩いことがコンプレックス。



少子高齢化対策で、高校生の恋愛が推奨される近未来社会で、おもらしからはじまるお話を書いていけたらなと思います。


カラーラフイラストはマニアックですのでご注意ください。
少しでも楽しんでもらえたら幸いです。



路地裏に駆け込むも、そこで力尽きてしまい――、

というシチュエーションです。

このあと主人公に助けられて、二人は次第に仲良くなっていって……!? という、おもらしからはじまるお話しを書いていけたらなと思います。
頻尿カノジョはお腹の赤ちゃんよりも尿道が緩い、とか。

それでは現在執筆中ですので、もうしばらくお待ち頂けたらと思います。
この時期は確定申告があるので、ちょっとずれ込むかもしれませんが……!


最後まで書き上げられるようにがんばります!


小説の1話目はこちらから!

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レモネードオアシス 2020/12/25 18:41

集団食中毒!7~ショーツから溢れ出す想い2~

いつもご支援ありがとうございます!

今日は金曜日ですので、小説を更新したいと思います!

※この小説は順調にいけば来年の3月の頭に発表する予定の小説です。


また、来年の温かくなってきたころか、暑くなってきたころ、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するさいはご一考頂けたらと思います。
なお、あしぶさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。


今年は身内でバタバタしたイベントなどが起こってしまい、毎日ブログを更新するのが難しくなってきたのでCi-enにて更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
健康は大事だぞ☆


目次

集団食中毒!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


広海のことを「お姉様」と慕っている穂波。
そんな穂波の目の前で、広海は下痢を漏らしつづづける。
しかし穂波は姉に失望するどころか、ショーツを熱く濡らしていて――。


💧秘め事 神楽穂波

~ショーツから溢れ出す想い2~




穂波「お姉様の、ショーツの裏側……、こんなに凄いことになってたんだ……」

 ぬっちょぉぉぉぉぉ……。

 恐る恐る紐ショーツを広げていく。
 極小の生地は、広海の大量の下痢を受け止めるにはあまりにも儚すぎた。
 一瞬にして下痢に陵○されたであろうショーツは足口から、そして腰ゴムから下痢が溢れだしていて、前のほうまでネットリと穢されている。

穂波「すぅぅ……はぁぁ……。ああっ、お姉様の恥ずかしい匂い……っ。あっ、やぁぁ……っ」

 キュンッ、キュン……ッ。
 不意に秘筋が熱くなって、穂波は気まずそうに内股を擦り合わせる。
 失禁して冷たくなったショーツがヌルリと生温かくなる。
 姉の恥ずかしいところを見て、濡れてしまうだなんて。
 かすかな罪悪感を覚えながらも、穂波はショーツを清めていくことにした。

穂波「お姉様のうんち、あったかい……」

 ショーツに纏わり付いた下痢は、柔らかくて、そしてかすかに温かかった。
 それは穂波の体温だ。
 ショーツを手洗いしていると、爪に茶色い未消化物がはさまった。
 それはゆうべ食べたサラダに使われていたトウモロコシだろうか?
 そんな背徳的なことを想像するだけで、穂波の鼓動は早くなり、身体は熱くなっていった。

穂波「本当はお姉ちゃんのショーツ、穿きたいけど」

 この下痢に塗れたショーツを穿くことができたら、一体自分はどうなってしまうのだろうか?
 きっとこの場で動けなくなってしまうに違いなかった。

穂波「でも、お姉様のショーツ汚しちゃうし、ね」

 自分でもなにを言っているのか分からないけど。
 たとえ排泄物に塗れているとはいえ、姉のショーツを穿いてしまえば穢してしまうことになる。
 だからいまは、手で洗うので我慢しておくことにする。

穂波「はぁ……。お姉様のうんち、柔らかくてあったかい……。それにいろんなものがたくさん混じり合ってる……」

 ゴマ、シメジ、トウモロコシ、それにこれは……、桃の食物繊維だろうか?
 その1つ1つに想いを馳せながら……、穂波は丹念に小さな布切れを洗っていった。

        ☆

 思っていたよりも時間をかけていたらしい。
 広海の汚れ物を下洗いしてコテージに戻ってくるころには昼前になっていた。
 だけどコテージの嵐が過ぎ去っていたかというと、そんなことはまったくなかった。

美汐「はううっ、止まらない、よぉぉ!」
ココア「美汐ちゃんっ、トイレの脇っ、ちょっと開けて! 漏れる! 漏れそうなんだな!」

 ブリュリュリュリュ!
 ビチチ! ブババババ!

 トイレを使っているのは美汐とココアだ。
 まだまだ腹痛が治まっていない2人は、たった1つの和式トイレのスペースを分け合いながらも毒素を吐き出していた。

広海「穂波ちゃんは……、大丈夫、なのかな……?」

 純白のブラジャー一丁となった広海もコテージに戻ってきたものの、まだ体調が悪いのだろう。
 穂波のことを心配しながらも、

 ビチビチビチ! ブボッ!

 洗面器に跨がって液状の下痢を噴出させていた。
 リビングに直通の脱衣所で洗面器に跨がっているが、その香りはリビングにまで漂ってきており、3人分の少女の匂いで蒸れ返っている。

穂波「わたしは……、平気みたいです。お姉様、洗面器、新しいものに換えますね」
広海「あ、ありがとう……。ごめんなさいね」
穂波「いいんです。気にしないで下さい」

 広海が跨がっている洗面器は、早くも下痢が溢れ出しそうになっている。
 その洗面器を新しいものに換えて、まだ広海の体温を残している下痢をトイレに流した。
 だけどまだ気は抜けない。
 穂波のマネージャーとしての勘が、これから更なる危機が起きると警鐘を鳴らしている。
 そしてその予感は、すぐに現実のものとなって、コテージになだれ込んでくることになった。

穂波「流花さんと千夏さん、大丈夫かな」

 穂波が呟いた、その数秒後。
 コテージの玄関ドアが力なく開いたのだ。
 なかに入ってきたのは――。

流花「ううっ、なんとか辿り着けた……あっうう!」
千夏「お尻っ、お尻が熱いよっ」

 よろめきながらもコテージに戻ってきたのは、流花と千夏の両エースだった。
 2人とも揃って顔色が悪い。
 どうやら2人とも海で体調を崩してしまって、帰ってきたらしい。
 だけどトイレを求めて帰ってきたのだとしたら、その願いは潰えることになる。

流花「ちょっ!? まさかみんなお腹壊してるの!?」
千夏「そんなー! せっかく海から帰ってきたのにー!」

 ビチビチビチ!
 プリュリュッ!

 リビングで繰り広げられている絶望的な光景に、流花と千夏の心は、その瞬間に折れてしまったのだろう。
 2人のお尻から、水っぽい炸裂音が鳴り響くと、ヒップラインがうっすらと盛り上がった。
 どうやら2人ともかなり危機的な状況で帰ってきたようだ。

流花「あっ、ぐぅぅっ!」
千夏「トイレで楽になれると思ったのにぃっ」

 ぷりゅりゅっ!
 ブババッ!

 スクール水着を着ている流花のお尻は、下痢によって背中のほうまで盛り上がってきている。
 一方のビキニタイプの水着を着ている千夏もかなり下しているようだ。
 可愛らしくも大胆な極小の股布からは、茶色い汚泥が溢れだしてきていた。

ココア「ごめんっ、トイレは使用中なんだなっ」
美汐「すみませんっ、先輩……いまはっ」
広海「洗面器ならそこに……ああっ」

 ブボボボボ! ビチチチチ!
 プリュリュリュリュ!

 リビングに響き渡る三重奏に流花と千夏も、漏らしながらも状況を理解せざるを得なかったのだろう。
 下痢を漏らしながらもなんとか辿り着いたコテージなのに、みんながお腹を壊しているのだ。その絶望感たるや、察するにあまりあるが――、
 しかし、残された時間はあまりにも少ない。

流花「も、もう……ボクは我慢できない……うっ、うう~っ」
千夏「こうなっちゃったら仕方ないよね……あああああっ」

 ビチッ! ビチビチビチ!
 にゅるるるるる! ぶりっ!

 戸惑いながらもリビングから脱衣所に駆け込み、洗面器に跨がる両エース。
 しかし少女としての恥じらいが頭の隅に残っていたのだろう。
 2人とも水着を脱ぐことはできなかった。
 しかし肛門からは水様便が噴出し、水着を透過しているかのような勢いで洗面器へと叩きつけられていった。

流花「うっ、あああ……っ」
千夏「ぐっ、ぐうぅ……!」

 プリリッ! ブチュるッ!
 ぶぼぼ! ブリリ!
 にゅるるるるる!

 水っぽい炸裂音や、軟便が叩きつけられる五重奏。
 たった1つのトイレと、3つしかない洗面器のすべてを使って少女たちは毒素を吐き出し続けることになった。

穂波「どうしよう。このままだと、おトイレが間に合わなくなってしまうかもしれないです」

 もしも買い出しから戻ってきた香澄がお腹を壊してしまったら?
 さらには穂波自身がお腹を壊してしまったら?
 そうなったら、いまの辛うじて保たれているバランスは崩れ去ってしまうことになる。

穂波「最悪の場合、外で……庭? ううん、誰かが海ですることを考えておいたほうが、いい?」

 もしも。
 そのときは、自分が率先して海に行こう。
 だけど、そのときはきっと訪れないはず。……たぶん。
 根拠のない希望を持ちながらも、穂波は広海・流花・千夏が使っている洗面器がいっぱいになったところを見計らって、汚物をトイレに流していくことになった。

 ――こうして30分くらいが過ぎたあたりだろうか?

穂波「い、やぁ……」

 ごろごろごろ……。

 ついにそのときがやってきてしまう。
 穂波のお腹から、夕立の前触れのような雷鳴が鳴り響いたのだ。
 その音は幸いなことに、5人の少女たちの爆音によって聞こえなかったが――。

 だけどまだ手を離すことができない。
 いま海に用を足しに行けば、きっと数時間は帰って来れなくなってしまうことだろう。
 そうなれば、誰が洗面器を交換していけばいいのだろう?

穂波(わたしがギリギリまでがんばらないとっ。せめて、香澄先輩が戻ってくるまで……!)

 密かなプレッシャーを感じながらも、マネージャーとしてできることを最後まで成し遂げよう。
 心のなかで、穂波は誓う。
 だが、便意というものは、ほんの少しの精神的な綻びさえも見逃してはくれないものだ。

 きゅるるっ! ごぽっ、ごぽぽ……っ。

穂波「はぁう!?」

 腸が捻れ、腸内でなにかが泡立つかのような感覚。
 額に脂汗が浮き上がり、背筋を冷や汗が流れ落ちていく。
 だめだ。
 まだ我慢しないといけないのに。

穂波(まだ大丈夫、大丈夫、大丈夫。まだ、まだまだまだ……! お姉様をわたしが助けないといけないんだ……!)

 心のなかで何回も呪文を唱える。
 だけど毒素によって蝕まれた消化器官は、女子マネージャーの想いなど関係無しに陵○しようとする。

 ギュルギュルギュル!

 お腹のなかで大蛇が暴れ回る。
 それでもその痛みを無視して、広海が跨がっている洗面器がいっぱいになりそうだったので手に取ろうと中腰になった、その瞬間だった。

 ブジュルッ!

穂波「アッ!」

 お尻の狭間から、お湯状のものが漏れ出してきて、ショーツの裏側に取り返しのつかない感触が広がってしまう。
 とっさにお尻に力を入れて閉じるも、一度出てしまったものが戻ってくれることは、決してない。

穂波「ああぁ……」

 まだ大丈夫だと思っていたのに。
 もっと姉の役に立ちたかったのに。
 そう思っていたのに――。

穂波(まだ、まだ、ダメ……っ)

 プリュリュッ! ビチチッ!

 しかし一瞬の隙を責めるかのように便汁がショーツのなかへと漏れ出してくる。
 完全な、お湯状だった。
 中腰のまま下痢を漏らしはじめた穂波は、不自然な体位のまま、少しずつへっぴり腰になってしまう。
 それは、本能のままに。
 少しずつ、排泄しやすい体勢をとろうとしているのかもしれなかった。

穂波「まだ、ああっ、あああっ! ああん!」

 ビチチチチチチチ!

 狭窄しているはずの直腸から、お湯状の下痢がすり抜けてくる。
 穂波はついに便意に屈してしまったのだ。
 お尻の割れ目に、熱いマグマの感触が広がる。

穂波「うっ、ううう!」

 ブババッ! ビチチ!

 あまり運動が得意なほうではない、緩みきったお尻から爆音が止まらない。
 ただでさえ、姉の痴態を見つめているときに失禁してしまっていた。
 それからショーツも換える暇もなく、マネージャーとしての務めを果たそうとがんばってきた。
 せめて、せめてもうちょっとだけ。
 香澄先輩が帰ってくるまでは。

穂波「あ、あれ……、おかしい、です……。ああっ、お尻から、勝手に……ううっ!」

 ニュルルル! ブリッ! ブリリッ!

 デニムのミニに包まれたお尻から、茶色く穢らわしい音が鳴り響く。
 匂いは……、他の女子たちの匂いに混じって分からなかったけど、へっぴり腰になっているヒップラインがうっすらと盛り上がっていった。

広海「穂波ちゃん、もしかして……、きちゃった、のかな?」
穂波「ああっ、うううっ」

 洗面器に跨がりながら唸っている広海が、脂汗を浮かべながらも優しく問いかけてくれる。
 しかし穂波には返事をする余裕は残されてはいない。
 それに自らの体調を認めたくないというのもあった。
 だが、現実というのはあまりにも冷酷なものだ。

 ブリッ! ブリリッ! ブリッ!

穂波「アッ……ッ、ッ、ッ」

 どんなにお尻に力を入れて我慢しようと思っても、お湯状のものが漏れ出してくる。
 ショーツのなかに広がる熱いマグマが、どんどん広がっていく。
 もう、ごまかしようがないほどに。

穂波「こ、これは、違……ああ! ダメッ!」

 ブリブリブリブリブリッ!

 失禁して時間が経って冷え切ったショーツのなかに、お湯のようなマグマが満ち溢れていく。
 うっすらとお尻が膨らみきると、ショーツのなかのマグマは会陰を伝って前のほうへと押しよせてきた。
 この間、わずか数秒。
 もう、止めることはできなかった。
 また、今更止めたところでもはや手遅れだろう。

穂波「あっ、あああっ」

 ブリブリブリブリブリッ! ビチチ!

 お尻から穢らわしい爆音を鳴り響かせながら、穂波のお尻から、急速に力が抜けていく。
 どうせ失禁して汚してしまったショーツなのだ。
 それならば、いまさら下痢を我慢しても無駄じゃないか――。
 頭のどこかで、穂波は気づいてしまっていたのかもしれなかった。

穂波「あっ、ぐぅ……っ!」

 ミチミチミチミチ!
 ブババッ! ブボッ!

 だけどそれでも。
 あろうことか姉の目の前で下痢を漏らしはじめるだなんて、羞恥心を感じないわけがなかった。
 ショーツのなかに溢れるマグマよりも、頬が熱くなって紅潮していく。
 そんな穂波に、広海は――。

広海「我慢は身体に悪いから、ね?」
穂波「で、でも、お姉様のまえでうんちをするだなんて……っ」
広海「お姉ちゃんなら気にしないから。それに……、穂波ちゃんは、わたしがおもらししてるところを見て、汚いって思ってたのかな?」
穂波「そんな、わたしはそんなこと、全然思ってなくて……」

 ビチビチビチ! ブバッ! ブボボッ!

 とっさに弁解しようとしているうちにも失便してしまっている。
 デニムのスカートに覆われたお尻が無様なセクシーに膨らんでいき、醜悪な匂いを漂わせる。
 ショーツの足口から水様便が溢れだしてくると、内股に土石流を作りだしていく。

広海「わたしはだいぶ落ち着いたから……っ、穂波ちゃん、この洗面器を、使って……っ」
穂波「そ、そんな……! そんなことしたらお姉ちゃんがっ」
広海「ちょっとくらいなら我慢できるから……ウウッ! 早く……、穂波ちゃんも楽に、なって……ね?」
穂波「お姉様のうんち……。あったかい……です……」

 広海から渡された洗面器は、たっぷりとカレーライスが盛り付けられている。
 それは紛れもなく数秒前まで広海の体内に収まっていた『穢れ』だった。

穂波「そんな……、お姉様の……んち、穢すだなんて……無理っ」

 ブボボボボボボボボボ!

 穂波は洗面器を前に、膝をついて決壊してしまう。
 洗面器に跨がることは――できなかった。
 ただ、ショーツもスカートも降ろすこともできず、洗面器の前で膝をついて許しを請うかのように。

穂波「ひんっ、ひっ、ひぃぃ! パンツから……、溢れ出してきて……アッ、アヒ!!」

 ブババッ! ベチョッ、ベチョチョ!

 ショーツの足口から溢れだしてきた下痢は、泥沼となって一瞬しにして脱衣所の床に広がっていった。
 まるでその泥沼は、穂波を沈めようとしているようにも思える。
 せめて洗面器に跨がることができていれば、被害も減っていただろうに……。
 だけど、穂波には姉を穢すようなこと、できるはずもなかった。
 それでも広海がとっさに洗面器を穂波の爆心地へとセットする。

穂波「あっ! ダメ……! お姉様のんち……! わたしと混じり合って……!」

 ブボッ! にゅるるるるるるる!

 姉と自分の下痢が洗面器で混じり合い、なんとも言えない芳香を漂わせていく。
 その光景は穂波にとって冒涜的で、背徳的に映った。

穂波「そんなぁ……。イケナイのに……っ、あっ、ひっ、ひっ」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 過呼吸気味な、浅い呼吸。
 穂波は酸欠になった金魚のように口をパクパクさせながら、尿道までも弛緩させてしまう。
 野暮ったくて厚手のショーツから、下痢に濾過されて茶色く染まったおしっこが滲みだしてくる。

穂波「あっ、うっ、ううっ、おしっこぉ……止まらない、よぉっ」
広海「大丈夫。ちゃんと洗面器に収まってるから」
穂波「でも、でもでもでも……っ」

 ブリブリブリッ!
 しゅわわわわわわわ……。

 ショーツからくぐもった、間の抜けた爆音を響かせながらも、穂波の女体は意図せずに燃え上がろうとしていた。
 姉を穢しているという背徳感が、汚泥に塗れたクリトリスを固く勃起させ、包皮を脱ぎ捨てさせる。

穂波「あうっ、ううっ! ……くっ、くぅぅっ」

 ……くっ、来る!
 来ちゃう!
 歯を食いしばり、下半身から駆け抜けていく電流に耐える。

 ぶぽっ、ぶぽぽ!

 軽く達してしまい、小刻みに痙攣する。
 その拍子におならをしてしまい……、それが穂波の決壊が終わった合図だった。
 荒れ狂っていたお腹の具合は落ち着いていて、その代わりにキーンと耳鳴りが鳴り響いている。
 女体というのは、一度達してしまうと精液を搾り取るために絶頂感が長く続いてしまう。
 穂波も、絶頂のただ中にいた。

穂波「はぁ……、はぁ……、はぁぁ……っ」

 ただ荒い呼吸をつきながら、絶頂感が引いてくれるのを待つ。
 脱衣所にいる広海も、洗面器に跨がっている流花も、千夏も、もしかしたら穂波が達したことに気づいているのかもしれなかった。

穂波「うう……、全部、出ちゃいまた……。気持ちよく、なっちゃいました……」
広海「うん。それじゃあぱんつ、脱いじゃいましょうか。きっとまたすぐにお腹、痛くなってきちゃうと思うし」
穂波「はい……」

 姉にされるがままに服を脱がしてもらって、一糸まとわぬ裸体になる。
 広海も穂波も、おまたとお尻を、赤ん坊のようにうんち塗れにさせて。

穂波(いまは……この瞬間は、お姉様と同じ気持ちになれているのかもしれないんだ)

 そう考えると、ちょっとだけ嬉しく思えてきてしまう穂波だけど――、
 だけどすぐにお腹の具合は急降下してきてしまう。

穂波「ううっ、全部出たと思ったのに……っ」
広海「お姉ちゃんはしばらく大丈夫そうだから……っ、いまのうちに全部出しちゃおう……!」
穂波「アッ、アアッー!」

 ブババッ!
 ブリブリブリブリブリッ!

 悲鳴のような声を上げながら、穂波は洗面器へと排泄を続けることになった。
 その縦筋は熱く弛緩し、蜜を垂らしていた。


集団食中毒!8~大決壊!~につづく!

楽しんでもらえたら嬉しいです!

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完全版のフルカラーのイラストとともに楽しみたいという方は、同人誌を購入してもらえると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2020/12/18 11:52

集団食中毒!6~ショーツから溢れ出す想い1~

いつもご支援ありがとうございます!

今日は金曜日ですので、小説を更新したいと思います!

※この小説は順調にいけば来年の2月の頭に発表する予定の小説です。

また、来年の温かくなってきたころか、暑くなってきたころ、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するさいはご一考頂けたらと思います。
なお、あしぶさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。


今年は身内でバタバタしたイベントなどが起こってしまい、毎日ブログを更新するのが難しくなってきたのでCi-enにて更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
健康は大事だぞ☆


目次

集団食中毒!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


広海のことを「お姉様」と慕っている穂波。
そんな穂波の目の前で、広海は下痢を漏らしつづづける。
しかし穂波は姉に失望するどころか、ショーツを熱く濡らしていて――。


💧秘め事 神楽穂波

~ショーツから溢れ出す想い1~





ココア「うっ、ううう! お腹痛いっ、痛いっ、痛い……!」
美汐「も、もう……スパッツ、パンパンだよぉ……っ」

 ビチビチビチ!
 ブボボッ! ブボッ! ボフッ!

 コテージのたった1つだけのトイレの周辺はまさに戦場だった。
 トイレの中からはココアの爆音が、その薄い扉を挟んだリビングでは洗面器に跨がった美汐が爆音を轟かせていた。

美汐「まだ……っ、まだ出ちゃう……っ」

 ビチチチ! ブボボッ!

 洗面器に跨がりながらも、美汐はスパッツを下ろすことができずにいた。
 ここでスパッツを下ろしてしまえば、きっと洗面器の容量を上回る下痢を放ってしまうことだろう。
 それならば、失敗のすべてを受け止めたほうがいい。
 たとえおまたに下痢が食い込んできたとしても。
 周囲に気を配って、過剰に気を使ってしまうのが美汐という少女だった。

美汐「ううっ、おまたに、熱いのが、食い込んで来て……ああっ」

 しゅいいいいいいいいい……。

 下痢に緩みきった尿道から、おしっこが垂れ流しになってしまう。
 茶色く濾過された恥水が、洗面器へと溜まっていった。

穂波「どうしよう……、みんなお腹を壊すなんて……っ」

 二人の活発な少女たちを目の当たりにして、言葉を失ってしまったのはマネージャーである穂波だ。
 こういうときはどうすればいいのだろう?
 そうだ、脱水症状にならないために水を準備しておくべき?
 それともお薬?
 いろいろなことが脳裏を堂々巡りしては消えていく。
 こういうときは、いつも姉のような存在である広海が助けてくれるのに。

穂波「そうだ、お姉様は!?」

 さっき庭に出ていって、そこでがに股になって、白いワンピースが茶色く染まっていて――。
 その光景があまりにも背徳的で、穂波は目を逸らすかのようにコテージに戻ってきたのだった。
 だけど目を逸らし続けるわけにもいかない。
 こうして逡巡しているあいだにも、姉のように慕っている広海が苦しんでいるかもしれないのだ。

穂波「お姉、様……?」

 庭に出てみると、広海を中心として大惨事となっていた。
 純白のワンピースを巻き込んで座ってしまったがために、お尻の部分は下痢でパンパンに膨らんでいた。
 そこに至るまで、歩きながら漏らしてしまったのだろう。
 広海の足跡の代わりに、茶色い汚泥がボトボトと落ちていた。

穂波「お、おねえ、さま……」

 ブボボボボッ! ビチッ! ビチビチビチ!

 呼びかけてみるも、返事の代わりに鳴り響くのは茶色い炸裂音。
 広海の大きなお尻が、一回りも二回りも大きくなっていく。
 清楚な純白のワンピースは、無様にも茶色く穢されていた。

穂波「う、嘘……。お姉様が、お姉様が、うんちを、あんなに漏らしてるなんて……っ」

 ぺたり、
 腰に力が入らなくなった穂波は、その場にお尻をついてへたり込んでしまう。
 デニムのスカート越しに、真夏の日差しに焼かれた土が熱く感じられる。
 だけどそれもほんの数秒のこと。

穂波「あっ! あっ! あっ!」

 穂波は酸欠になった金魚のように引き攣った呼吸になってしまう。
 それだけ広海が下痢を漏らしている背中というのは衝撃的だったのだ。

 じわり……、

 おまたが、お尻が生温かくなって、撫で回される。
 穂波はショックのあまり、尻餅をついたまま失禁してしまっていたのだ。

 しゅいいいいいいいいいい……。

 ショーツのなかからくぐもった水音が聞こえてくる。
 野暮ったく、飾り気のないグンパン。
 ショーツから滲み出してきたおしっこは、デニムのスカートに染みこんでいきお尻が暗く染まっていった。

穂波「あっ、あああっ」

 しゅううううううううううう……。

 このとき穂波は軽く達してしまっていたのかもしれない。
 失禁して濡れそぼっているショーツに縦筋が食い込むと、キュンッ、キュンッ、小刻みに痙攣すると、グチュリ……、ネバッとした体液を分泌していたのだ。

穂波「ダメ……っ、お姉様がたいへんな目に遭ってるのに、おもらしなんて……っ」

 なんとか意思を強く持つ。
 おもらしはいつの間にか終わっていた。
 ショーツがペッタリとお尻に貼り付いてきて気持ち悪いけど、ここでずっと腰を抜かしているわけにもいかない。

穂波「お姉様を助けられるのは、わたしだけなんだから……っ」

 よろめきながらも立ち上がり、いまも背筋を丸めてお尻から爆音を響かせている広海へと駆け寄る。
 敬愛する姉は、醜悪な腐敗臭をまとっていた。

穂波「お姉様、大丈夫ですか」
広海「穂波ちゃん……ううっ! あんまり大丈夫じゃないかもしれないわねえ……ああうっ」

 ビチチ! ブチュルルル!

 弱々しい返事は、茶色い爆音にかき消される。
 広海の肛門のコントロールは、もはや失われてしまっているらしかった。
 
穂波(どうしよう……、コテージのなかに連れて行きたいけど、スカートから溢れだしてきてそれは無理そうだし……。それならいったん全部出して楽になってもらう?)

 それがベターな正解なのだろう。
 だけど今のままスカートのなかに排泄し続けさせるのは、あまりにも酷というものだ。
 それならば穂波にできることは。

穂波(あと洗面器は2つあったはず。そのうちの1つをお姉様に使ってもらえば……!)

 そうすればショーツを穿いたまま下痢を漏らすよりも楽になれるはずだし、庭に下痢を漏らすよりも後々の掃除も楽になるはずだ。

穂波「お姉様、洗面器を持ってきました! トイレは使用中なので、いまはこれで我慢して下さい!」
広海「ううっ、ありがとう……っ、うああっ」

 ブリブリブリ!

 漏らしながらも広海はワンピースを捲り上げる。
 ワンピースの内側に孕んでいた便塊が、

 ベチョベチョベチョ!

 まるで土石流のように洗面器に叩きつけられる。
 広海はなんとか紐ショーツを降ろすと、そこからも大量の便塊が溢れだし、洗面器へと叩きつけられていった。
 だがそれはまだほんの序章でしかない。
 広海の身体には、まだまだ大量の汚泥が貯蔵されているのだ。

広海「そ、そんなに、見ないでくれたら嬉しい、な……あああ!」

 ぷりっとした広海のお尻は、水泳部女子のなかでも1番大きくて大人っぽい。
 そのお尻はいまや下痢に塗れていて、洗面器に跨がると肛門が広がって――、

広海「ああああああ!」

 ブボボボボボボボボボ!
 ブババッ! ブチュチュチュチュ!

 それはあまりにも背徳的で、おぞましく、甘美な光景だった。
 広海の体内に、こんなにも穢らわしいものが隠されていただなんて。
 それも目を疑いたくなるほど、大量に。
 洗面器は早くも下痢によって満たされようとしていた。

穂波「……はっ。お姉様、替えの洗面器を持ってきますっ」

 慌ててコテージに戻り、まだ使われていない最後の1つの洗面器を持ってくる。
 そしてタイミングを見計らって――広海の下痢が止まった、その間隙を縫うかのように――洗面器を変える。

広海「あっ、あああああああ!」

 ビチチチチチチチチチ!

 新しい洗面器になった瞬間、気が抜けてしまったのだろう。
 広海は体内で繁殖した毒素を吐き出そうと、液状便をまっさらな洗面器へと叩きつけていった。

穂波(ああっ、お姉様が苦しんでるのに……なぜ?)

 穂波は自らの身体に起きた変化に戸惑わずにいられなかった。
 失禁して冷えてきたショーツのクロッチの裏側が熱くヌルリとした体液で濡れていたのだ。
 だけどここで自らの快楽と向き合っているわけにはいかない。
 洗面器に溜まっている広海の下痢をトイレに流してこなくてはならない。
 2つ目の洗面器も、早くも穂波の下痢で溢れ出しそうになっていたのだ。

穂波「お姉様、もうちょっと耐えていて下さい……っ」

 穂波は言い残すと、下痢がたっぷりと溜まっている1つ目の洗面器を持ってトイレへと駆け込む。
 たった1つの和式トイレは、ココアの下痢がはみ出していたけどいまは悠長に掃除している時間さえもない。

ココア「あっ、ううっ! 止まらない……! アッうんん……!」

 ブボボッ!
 にゅるるるるるる!

 ブルマを脱ぐことさえも放棄したココアが便器に跨がり、くぐもった炸裂音を響かせると、足口から下痢がひり出されてくる。
 その便座の脇から、洗面器をひっくり返して下痢を注ぎ込む。
 ついでに美汐が跨がっている洗面器も。

穂波「美汐ちゃん、新しい洗面器ですっ」
美汐「あ、ありがとう、穂波ちゃん……っ」

 さっきまで広海の下痢を受け止めていた洗面器と、美汐が跨がっている洗面器をチェンジする。
 美汐はスパッツを穿いたままで下痢を漏らしているせいか、茶色く染まったおしっこのみが溜まっている。
 3人分の排泄物が混じり合って、和式便器から溢れ出しそうになってきたところでコックを捻って流す。

穂波「流れて……くれる?」

 ちょっと……、というかかなり不安になったけど、なんとか水流の勢いが勝ってくれた。
 だけど、すぐに便器に跨がったままのココアのブルマから新たな汚泥が溢れだし、溜まっていく。

ココア「ううっ、美汐ちゃん……っ、あたしはもう……だいじょう、ぶ……っ、でもないけどっ、とりあえずトイレは交代だっ」
美汐「で、でも……っ」
ココア「もうスパッツぱんぱんじゃんっ。交代交代~」
美汐「済みません、ココアさん……っ」

 下痢が治まった一瞬を見計らって、今度は美汐が便器に跨がる。 その瞬間、

美汐「あっ、まだ脱げてないのに……っ」

 ブボボッ! ボフッ!
 ブボボボボボボ!

 可愛らしいおさげをした少女にしては、あまりにも野太すぎる排泄音が鳴り響いた。
 スパッツに包まれたヒップラインが、破裂するんじゃないかというほどに盛り上がり、下痢汁が滲みだしてくる。
 ココアのほうも大変だ。
 穂波から渡された洗面器に跨がると、

ココア「で、出る……! ふぅぅぅっ!」

 ビチチ! にゅるるるるる!

 もはやブルマを脱ぐことは諦めているのだろう。
 着衣のまま垂れ流し、足口からあふれ出してきた下痢が洗面器へと溜まっていく。
 少女たち3人の肛門から奏でられる爆音は、途切れることなくいつまでも続く。

香澄「えっ、みんな。どうしたの……? お腹、壊してる?」

 コテージに入ってきたのは、黒髪ロングのミステリアスな先輩……香澄だった。
 正直なところ穂波だけではどうすることもできなかったので、穂波は内心で胸を撫で下ろしたい気分だった。

穂波「先輩、みんながお腹を壊してしまって……! でもおトイレが1つしか無くてっ。お姉様も庭で洗面器に……!」
香澄「……わかった」

 香澄は短く呟く。
 だけどここは広海と並ぶ年長者だ。
 落ち着き払ってココア・美汐・庭で洗面器に跨がっている広海の様子を確認すると、

香澄「まずはみんなの服を洗濯しよう。穂波は広海を手伝ってきて。自分はココアと美汐を手伝うから」
穂波「わ、わかりましたっ」
香澄「待って。ビニール袋持っていったほうがいい」
穂波「はいっ」

 白のビニール袋を渡されて、サンダルを引っかけて庭に出る。
 広海は洗面器に跨がったままで、必死に毒素を吐き出し続けていた。

穂波「お姉様っ、とりあえずは服を洗うことになりましたから、服を脱いじゃいましょうっ」
広海「ええっ、ここで裸に……!?」
穂波「大丈夫です。わたしがしっかり見ててあげますから安心して下さいっ。あっ、もちろん、誰もこないように、ですからねっ」
広海「ううっ、こんなところ、他の人に見られたら大変よ……っ」

 女子というのは、用を足すときは個室で足すものだ。
 その姿は、普通は誰にも見せられるものではない。
 水泳部員ならばまだセーフとしても、プライベートビーチとはいえいつ誰が来るかもわからない状況。
 そのなかで裸になって、さらには排泄を続けるのは抵抗があるが――。
 しかし、いまは綺麗事を言ってられる状況ではなかった。

広海「たしかに……っ、早くお洋服はどうにかしないといけないわよ、ね……っ。いつまでも着てるわけにもいかないし……っ」

 広海は心のなかでいくつもの葛藤を問答無用で無視したのだろう。
 小さく頷くと、まずは下痢塗れになった極小の布切れ――紐ショーツを脱ぐ。
 それからゆっくりとワンピースを脱ぐと、露わになったのは豊満なバストラインを包み込んでいる純白のブラジャー。
 このブラだけはまだ純白を保っている。
 そして、それはまさしく広海の少女としてのプライドなのだろう。

広海「おっぱいは、平気だから。……あっ! あああ!」

 純白のブラジャー一丁となった広海は背筋を丸めてしゃがみこむと、再び洗面器へと下痢を放つ。
 丸められた背筋には華奢な肩甲骨から伸びる背骨があまりにも頼りなく映り、豊満なヒップラインは下痢に塗れて汚泥を吐き続けている。

香澄「悪いけど穂波には洗濯をお願いしてもいい? ココアと美汐のは下洗いして洗濯機に入れといたから、広海のを頼む。自分は車で街に行って必要なものを買ってくるから」
穂波「はいっ」

 唯一、水泳部で車を運転できるのは香澄だけだ。
 このコテージを別荘として使っているお嬢様の家柄だけど、こういうところはしっかり教育されているらしい。

穂波「気をつけて行ってきてください……っ」
香澄「穂波も無理そうだったらすぐに連絡くれよ? すぐに戻ってくるから」

 香澄は言い残すと、しばらくして車のエンジン音が鳴り、走り去っていく。
 これからしばらくは穂波一人で問題に当たらなければいけない。

穂波「わたしがなんとかしないといけないんだ……!」

 お姉様、見てて下さい。
 わたしがなんとかしてみせます!
 心のなかで宣言してみせる。……誰にも聞こえるはずなんてないけど。こういうのは気分が重要なのだ。

穂波「まずは洗濯しないと」

 広海に脱いでもらった紐ショーツとワンピースを洗濯してしまいたいところだったけど……、しかしたくさんの下痢を孕んだまま洗濯機に入れても綺麗になってくれるとは思えない。
 せめて軽く下洗いしておかなければ。

穂波「凄い。香澄先輩、あの短い時間に2人分の服、下洗いしてたんだ……」

 そうと決まればまずは広海の汚れ物を下洗いしなければ。
 だけどどこで洗えばいいのだろう?
 穂波は思考を巡らせる。
 水洗トイレは使用中。
 かといって、うんち塗れの下着をお風呂場で洗うわけにもいかない。水道管を詰まらせてしまうかもしれないし。
 キャンプ場には水道もあるけど、食べ物を扱う場所で洗濯するのは抵抗があった。

穂波「トイレは……使えない、よねえ……」

 香澄が手早く下洗いをできていたのは、きっとココアと美汐の下痢が治まった間隙を縫って洗ったに違いなかった。
 だけど今となっては、スッポンポンのココアと美汐が2人して便器に跨がっているから洗えそうにないし。

穂波「海で洗ってくるしかない、か」

 穂波は呟くと、コテージのすぐそこに広がるプライベートビーチ……ではうんちを洗うのはさすがに抵抗があるので、岩場へと急ぐのだった。

        ☆

穂波「ここまでくれば大丈夫、だよね」

 そこは人気のない、静かな岩場だった。
 聞こえてくる音といえば、遠くの潮騒と、近くの波音。
 穂波はいい感じの波打ち際を見つけると、そこにしゃがみこんでさっそく汚れ物の下洗いをはじめることにした。

穂波「うわ……」

 特に意識することなく、ビニール袋から取り出したのは下痢塗れになった純白のワンピースと、紐ショーツ。
 白のショーツもそうだけど、ワンピースはもう着ることができないのではないかというほどに下痢に陵○されていた。
 それでもなんとか軽く洗って下痢を落とす。
 次はショーツだ。

穂波「お姉様の、ショーツの裏側……」

 洗う瞬間になって、急に意識してしまう。
 紐ショーツをつまみ、この内側を覗くことは、姉のおまたを覗き見るという行為さえも超えた、冒涜的な行為なのではないだろうか?
 だけど、覗いてはいけないと言われると、覗いてしまいたくなるのが人間というものだ。

穂波「お姉様、ごめんなさい……」

 せめてもの謝罪。
 これから広海の恥部よりもなお恥ずかしい恥部を見てしまうことへの。
 波打ち際にしゃがみこんで、ゆっくりと、ゆっくりと穂波は紐ショーツを広げていく。

 もわわ……。

穂波「ううっ、酷い臭い、だよぉ……」

 匂いに質量があると言えばいいのだろうか?
 立ち昇る湯気は鼻孔に刺さると、ツーンと涙が溢れ出してくる。
 それでも穂波は、涙を流しながらも目を逸らすことができなかった。
 そんなショーツのなかは……、酷い有様だった。


集団食中毒!7~ショーツから溢れ出す想い2~につづく!

楽しんでもらえたら嬉しいです。
また、12月15日から配信をはじめた「大決壊! ~おむつはお守り~」もご好評を頂けてるようでなによりです。
レビューを書いてくれた読者さんには心から感謝。
1日に何回も読み返しています。
励みになっています!

この小説は、同人誌としてフルカラーのイラスト6枚とともに配信している作品です。
完全版のフルカラーのイラストとともに楽しみたいという方は、同人誌を購入してもらえると創作活動の励みになります。

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レモネードオアシス 2020/12/11 12:20

集団食中毒!5~海に混じり合う二人~

いつもご支援ありがとうございます!

今日は金曜日ですので、小説を更新したいと思います!

※この小説は順調にいけば来年の2月の頭に発表する予定の小説です。

今年は身内でバタバタしたイベントなどが起こってしまい、毎日ブログを更新するのが難しくなってきたのでCi-enにて更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
健康は大事だぞ☆


目次

集団食中毒!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


クールな流花と、ギャルな千夏。
二人正反対の性格だけど、不思議ときがあった。
今日もおもらしした水着を交換こして泳ぎはじめるけど、二人のお腹からは不協和音が発せられて――!!




💧氷と炎 水瀬流花&日向千夏

~海に混じり合う二人~





 9時15分。
 コテージではココアと美汐、更には広海がお腹を壊して大変なことになっているころだけど、プライベートビーチではそんなことを感じさせないほどに気持ちよく晴れ渡っていた。

流花「ふう……。やっぱり陸に上がると、身体が重たく感じるな」

 イルカのような見事なバタフライで一泳ぎしてきた流花は、気怠げな重力を感じながら砂浜へと上がってきた。
 水泳部特有な引き締まった四肢。
 それでも女性的に膨らんだ乳房とお尻を、大胆な花柄ビキニで包み込んでいる。
 少女の名前は、水瀬流花。
 水泳部の2年生で、エースの一人だ。

流花「ちょっと休も」

 流花の行く先……、プライベートビーチには、リクライニングできるビーチチェアが3つ並んでいる。
 そのうちの1つに流花のよく知っている少女が寝転がっていた。
 派手な金髪をポニーテールにした、碧眼の少女。
 名前を日向千夏、という。
 日本風の名前だけど、祖母が英国系のクォーターだ。
 流花とは同学年で、水泳部ではエースとして活躍している。

 色白で抜群のスタイルは、ちょっと……というか、かなり大人しめの紺色のスクール水着に包まれていた。

千夏「ぐー、ぐー」

 そんな千夏は、ビーチパラソルの影で呑気に寝息を立てている。
 これから練習だからエネルギーを溜めておかないといけないのはよく分かるけど、それにしても。

流花(千夏ったら、無防備すぎるんだから)

 流花は、常々そう思っていた。
 千夏は奔放というか、無防備すぎるところがあった。
 いくらプライベートビーチで人がいないからといって、無防備な寝顔を晒すだなんて。

流花(間抜けな……、いや、ちょっと可愛い……けど)

 そんなことを考えながらも、流花もビーチチェアに身体を横たえる。
 あともう一つの椅子には、さっきまで年長者の香澄が読書していたけど、そろそろ集合時間ということでココアを呼びに行っている。
 だから、この静まりかえったビーチには流花と千夏の二人きりということになる。

流花(千夏の寝顔、ボクが独り占めできてるんだ)

 そんなことを考えながら、メガネをかけ直す。
 裸眼からクリアになった視界には、ビーチチェアに無防備に身体を横たえている千夏の姿。
 しばらくこの寝顔を独り占めできる。
 そう思っていた矢先。

千夏「流花ってさー」
流花「ひゃっ!?」

 てっきり寝ていると思っていた千夏が出し抜けに口を開いたものだから、流花は変な声を上げてしまった。
 だけど千夏には驚かせてきたという自覚は無いらしい。
 身体を起こすと、不思議そうに首をかしげてみせる。
 その碧眼が、夏の珊瑚礁のように綺麗で、見入りそうになったところでとっさに視線を逸らす。

流花「な、なに? 寝てるんなら寝てるって言ってよ」
千夏「……流花ってさー、たまに難しいこと言うよね」

 千夏はチャラくてギャルっぽい見た目をしているけど、たまに的を射ることを言ってくるから言葉に詰まってしまう。
 それでいて、よく人のことを見ているのだ。

千夏「流花ってさ、ホントにイルカみたいに泳ぐよねー。久しぶりの海だからって張り切りすぎだし」
流花「ぼ、ボクは……、別に張り切ってないし」

 口では否定するけど、実際のところはいつもよりも調子は良いかもしれない。

流花(千夏ったら、しっかりボクのこと見てくれてたんだ)

 そのことが嬉しくて、ほんの少しだけ頬が緩んだような気がする。
 ――とはいっても、ボクはあんまり表情が変化しないみたいだから、千夏にしか分からないだろうけど。
 だけど、それで十分だ。
 千夏にさえ伝わっていれば。

流花(それにしても)

 じー。
 流花はメガネ越しのやや冷たく、鋭い眼光である一点を見つめてしまう。
 それはなにを隠そう、ビーチチェアに仰向けになっている、千夏の身体……、もっとありのままに言ってしまえば、スクール水着から零れだしそうになっているおっぱいに。

流花(千夏、また大きくなってる……?

 スクール水着を着ていても分かる、圧倒的な質量。
 それでいて、くびれているところはしっかりとキュッとくびれている。
 そのへんにいるグラビアアイドルなんかが素足で逃げ出しそうなプロポーションと言える。

流花(ボクが着てるビキニ、正に千夏のためにあるようなもの、かな……? きっとよく似合うだろうなー)

 自分の着ているビキニは、まさに千夏のためにあると言える大胆なデザインをしている。
 お尻を覆う面積も少なくて、腰ゴムからお尻の割れ目がはみ出しているほどだ。

流花(まぁ、千夏のために着てきたんだけど、ね)

 そんなことを考えながら、ジットリとした視線で千夏のプロポーションを観察していると。

千夏「むむむっ、流花、もしかして……!?」
流花「な、なに?」

 なにかに気づいたのか、ビーチチェアに寝転がっていた千夏は、身体を起こすと急に距離を詰めてくる。
 そしてなめらかな動きで背後に回ってきたと思ったら、

千夏「流花のおっぱい、また大きくなったでしょ」
流花「うわぁ!」

 むにゅっ。
 千夏に胸を鷲掴みにされて、流花は色気の無い悲鳴を上げてしまう。
 ビキニに覆われた乳房が、千夏の手によって大きく形を変える。

千夏「わっほう! やっぱりアタシの目に狂いはなかった! 大きくなってる! それに柔らかいし!」
流花「そ、そんなこと……んああっ、ああっ、ちょっ、急になにするんだよっ。や、やめるんだ……っ」
千夏「ふふふ。口調はボーイッシュなのに、身体は女……イイねぇ、実にそそるねぇ」
流花「あっ、ふっ、ふぁぁ……っ」

 ふにふに、ふにふに。
 優しくおっぱいを慰められ、変な気持ちになってきてしまう。
 ヤバい……、
 思ったときには、手遅れだった。
 じゅわり、おまたがムズムズしてきて、海水とは違った体液で濡れてきて――。

流花「って、こら! やめなさいっ」
千夏「ごふっ」

 流花は背後の千夏にひじ鉄をかますと、おっぱいを揉んでくる魔手から逃れる。
 みぞおちへのクリティカルヒットをしたらしい千夏は、しばらく苦しそうに咳き込んだりしていたけど、やがて何事もなかったかのように顔を上げてみせた。

千夏「減るもんじゃないのに、流花のケチー」
流花「減る! 羞恥心が減るの!」
千夏「恥ずかしがってる流花も可愛いぞ♪」
流花「むぅぅ~」
千夏「あっ、流花、本気で怒っちゃった、かな……?」
流花「むぅ~」
千夏「そんなに怒らないでよ。そうだ、アタシのおっぱいも揉ませてあげるからさ! ほーら!」

 むにゅうっ。
 千夏は乳房を寄せて悩殺ポーズをとってみせる。
 スクール水着だというのに、胸の谷間がしっかり分かるほどに寄っていた。

流花(千夏のおっぱいを揉ませてもらえるのか。それはてとも魅力的な申し出。だけどボクたち2人の他に誰もいない砂浜とはいえ、もしも誰かに見つかったら恥ずかしいし。しかし千夏のおっぱいは揉んでみたい……)

 メガネの奥に、鋭い眼光を秘めてそんなことを考えていると、しかし身体は正直だった。
 ブルリッ、流花は大きな身震いをしてしまう。

流花(どうしよう。こんなときなのに、おしっこ、したくなってきちゃった)

 軽く泳いできて身体が冷えているし、それにおっぱいを揉まれておまたが緩んでしまったのだろうか?
 だけどそのことを千夏に見破られるのも、なんか悔しいし。

流花(次に海に入ったときにしちゃおうかな)

 密かに心のなかで決意する。
 ちょっと汚いかもしれないけど、みんなしてるし。
 魚だって、イルカだって。

流花「ボクは……、千夏のおっぱいになんて興味ないし」

 本当はもの凄く興味があって、揉んでみたいところだけど、ここは引くべきところだ。
 流花はつれなく呟くと、ぺったりと砂浜にお尻をついて座る。
 おしっこを我慢していることを悟られないように、できるだけ早く海に行けるように。不自然にならないように。

千夏「本当にアタシのおっぱいに興味がないのかな? それにしては、返事するのにずいぶん間があったよーな気がするけどなー」
流花「そんなの、千夏の自意識過剰だし」
千夏「そっか、それじゃ、そういうことにしといてあげる!」

 あまり深入りしてこないのは、千夏がサッパリした性格なのか、それとも傷つくことを怖がっているのかは分からない。
 だけど、人を戸惑わせることに関しては天才的だというのが、流花の持論だった。
 なにしろ、隣にぺたんとお尻をついて座った千夏は、

千夏「もしかして流花、おしっこしたくなってきちゃったのかな?」
流花「……どうかな」

 図星を疲れてちょっと悔しいので、クールに応えてみる。
 だけど千夏はそんなことお構いなしに、宣言するかのように言うのだった。

千夏「あーあ。アタシもおしっこしたくなってきちゃった!」

 無視。

千夏「誰もいないし、ここでおしっこしちゃおうかなー」

 無視無視。

千夏「でも、もしも誰かに見つかったら恥ずかしいから、水着は着たままでさー」

 無視、無視無視。

千夏「流花に恥ずかしいところ、見られちゃうかも?」
流花「ボクは……、見たりなんかしないもん」
千夏「そんなこと言って、流花ったら横目でアタシのおまた、凝視してきてるし」
流花「し、してない……っ」

 指摘されて気づく。
 思いっきり千夏の股間を凝視していた。
 スクール水着が食い込んだ、縦筋がヒクヒクと痙攣している様子は、流花のことを誘っているように見えたのだから仕方がない。
 慌てて目を逸らして取り繕う。

千夏「そんなに目を逸らしちゃっていいのかな? アタシの決定的瞬間を見逃しちゃうけど」
流花「べ、別に。千夏のおしっこしてるところなんて見たくない」
千夏「ふーん。そうなんだ。それじゃあ、遠慮無く……」

 背後に回った千夏が、改めてしゃがみ直した気配。
 きっと和式トイレに跨がったときのように、脚を開いて座っているに違いなかった。
 それはとても魅力的な光景だったけど、ここで凝視すると、なんだか負けたような気になってしまうから我慢だ。
 そんな流花の気持ちを見透かしているのか千夏は、

千夏「あっ、出ちゃう……。漏らしちゃう……」

 だなんて誘惑してくる。

流花(見たくない、千夏のおしっこなんか見たくない)

 本当はとても見たいところだけど、ここは我慢、我慢。

千夏「はぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
流花(気にしない、気にしない……)
千夏「はぁぁ……。いっぱい出てる……。砂浜に、くっきりあと残って……は、はふぅ……」

 ――そ、そんなにたくさん出てるの?
 気にしないようにしていたけど、つい気になってチラッと一瞥してしまう。
 だけどそこにあったのは、してやったりと顔に書いてある千夏の満面の笑みだけだった。
 砂浜に広がるおしっこのあとなんて、どこにもない。

千夏「なーんちゃって! 引っかかったでしょ! 実はまだおしっこなんてしてませんでした!」
流花「…………」
千夏「ねぇねぇ、残念!? アタシのおしっこ見たかった?」
流花「別に、見たくなんかないし」

 千夏にしてやられたような気がしてちょっと悔しい。
 ――ボクは表情に乏しいとよく言われるけど、きっといまは仏頂面をしているに違いなかった。
 実際に不機嫌だし。
 だけどそんな流花の気持ちを手玉にとるかのように、千夏は言うのだった。

千夏「そっか。アタシのおしっこ、見たくないかー。それじゃあ海でしてきちゃおうかな」
流花「…………」
千夏「そ、そんな目で睨まないの! 冷たすぎて風邪引いちゃうし!」
流花「……ボクが千夏のおしっこ好きなの知ってるくせに。意地悪」

 このまま千夏のいたずらに付き合っていてもよかったけど、そうしているとココアと香澄が来てしまう。
 そうなれば、2人きりの秘め事ができなくなってしまう。
 その秘め事とは――。

千夏「真っ白な砂浜でおしっこしたらバレちゃうから、もうちょっと波打ち際でしよっか」
流花「うん」

 千夏に手を引かれるがままに、寄せては返す波打ち際にまでやってくる。
 濡れた暗い砂浜が、足の裏に心地いい。
 さっそく千夏は、なにもない砂浜にお行儀悪くしゃがんでみせる。その格好は、まるで和式便器に跨がるときのように。
 流花はその正面にしゃがむ。

千夏「それじゃあ、アタシのおしっこ……よーく見ててね♪」
流花「うん……」
千夏「んっ、んんん……っ」

 ヒクンッ、ヒクンッ!
 スクール水着に食い込んだ縦筋が切なげに痙攣している。
 潮風に、ムッとした女の肉の匂いが混じる。
 それは千夏のうなじ、腋の下、そして股間から匂い立つ、脳に染みる香りだ。

千夏「そ、そんなに凝視しないのっ。恥ずかしくて出てこないじゃん!」
流花「ずっと……見ていたいの」
千夏「流花のエッチ。しょうがないんだから」

 顔を真っ赤にさせて、千夏はさらにおまたに力を入れていく。
 やがて水着が食い込んでいる恥丘から、ふんわりと甘い香りが立ち昇ってくる。

流花「千夏のおまた、水着の上からでもヒクヒク痙攣してるのが分かる」
千夏「実況しない! あっ、力んだら……ッ! ッ! ッ!」

 じゅわり。
 縦筋が食い込む紺色の股布が、紺よりも濃い紺色へと染まっていく。
 ついに千夏はおもらしをはじめてしまったのだ。

千夏「あっ、ああぁ……! おっ、おまたが……あったかくなって……はぁぁぁ~~~」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 スク水から滲み出してきたおしっこは、千夏のお尻を撫で回すかのように伝い落ちていくと、雫となって砂浜へと落ちていく。
 潮風に尿臭が混じり合って、なんとも言えないアクの強い香りが漂う。
 だけど流花はなんの躊躇いもなく深く息を吸い込んでいた。

流花「千夏の匂い、ボクにの肺に染みこんでいってる。肺に染みこんで、血管を回って細胞にまで染みこんできてる」
千夏「さすが流花。大人しい顔していつも変なこと考えてるんだから」
流花「変じゃないし。ああっ、千夏のおしっこ、砂浜に染みこんでいってる。……ボクも、したくなってきちゃった」
千夏「そんなこと言って、最初からずっと我慢してたんでしょ」
流花「そ、そんなことないの」

 口ではいいながらも、もうおしっこのスイッチは入っていた。
 千夏の正面に、和式トイレに跨がるときのようにしゃがみ直すと、その直後だった。

 ぷしゅっ。
 しゅいいいいいいいいいい。

 ショーツのようなビキニタイプの股布から、勢いよくおしっこが噴き出してくる。
 女の子の尿道は太く短いのだ。
 お腹が太ももに圧迫されれば、おしっこが噴き出すようにできている。
 ただでさえ流花の膀胱には、おしっこがたっぷりと溜まっていた。

流花「んんっ、おまた、あったかいの……。お尻のほうまであったかくなって……ああっ」
千夏「ふふ。たくさん我慢してたんだね。いっぱい出てる」
流花「ううっ、千夏のために選んだ水着なのに……っ」

 しゅいいいいいいいいい……。

 そう。
 流花がいま着ているビキニは、千夏に着てもらうために買ってきた水着なのだ。
 それなのに、着てもらう前におもらししてしまうだなんて。
 普通だったら、おもらしした水着なんて着たくないだろうけど。
 だけど、流花と千夏は違った。

 しゅわわわわわわわわ……。
 しゅいいいいいいいい……。

流花「千夏とボクが混じり合って……砂に染みこんでるの」
千夏「うん。でも、なんか流花のおまた、なんかトロッとしてきてない?」
流花「そ、そんなことないのっ」
千夏「そう? アタシはもうドキドキして、ムラムラしてきてるんだけどなー」
流花「むぅ……。ボクも……、ちょっとだけなら」

 しゅいいいいいいいい……。
 しょわわわわわわわわわ……。

 おしっこを見て、見られながらしているのだ。
 ドキドキしないはずがなかった。
 しかもこれから水着を交換こする気でいる。
 流花のビキニの股布は、ヌルッとした体液で熱く濡れていた。

流花「ああ……全部、出ちゃう……」
千夏「アタシも。……んっ、ふぅっ」
流花「ふぅぅっ」

 ぶるるっ! ブルルッ!
 2人して大きく身震いして、おしっこの最後の一飛沫を出し切る。
 おしっこに生温かくなっている股間は、心臓がトクンッ、鼓動するたびに熱く、ネットリと濡れていくようだった。

千夏「それじゃあ流花。いつもみたいに水着交換こ、しよう」
流花「えっ? ここでするの? もしも誰かに見られたら……」
千夏「今更そんな細かいこと気にしないの。早く流花の水着、着たいな。アタシのためにそんなに大胆なビキニを着てくれてるんでしょう?」
流花「千夏だって、ボクが好きなスクール水着だし」
千夏「で、アタシの水着、着たくないのかな? 流花は」
流花「そ、それは……」

 流花は言葉に詰まってしまう。
 だけど答えは最初から決まっているのだ。

流花(千夏のおもらししたての水着……、着たいに決まってる!)

 と、心のなかで叫んでみるものの、決して口から出ることはない。そんなの恥ずかしすぎるし。
 クールキャラだと思われている流花だけど、実は極度の恥ずかしがり屋なだけだったりする。
 だけどここで黙っていると、いつ香澄がココアを連れてくるか分からない。
 そうなれば今日はずっと水着を交換するチャンスはなくなってしまう。
 だから恥ずかしいけど、

流花「うぅ~、き、着たい……っ。千夏の水着……、着たい。千夏も……、ボクの水着、着たい……?」

 つっかえながら、なんとか言葉にする。
 潮騒にかき消されそうな、小さな声だったけど、千夏は、

千夏「うん! もちろん流花の水着、着たいな!」

 勢いよく頷いてくれた。
 そこまで満面の笑みで応えられると、もっと恥ずかしくなってしまう。
 それはいつものことだけど、たぶん流花は一生慣れることはないだろう。

 ――ボクと千夏は、いつも水着を交換こして泳いでいる。
 それは2人だけの秘密だ。
 学校では、指定のスクール水着だから、もうお互いどっちの水着か分からないほどだった。
 大切な試合のまえとかは、いまみたいにおもらしをしてから交換こしたりしてきた。
 こうすると、千夏にお尻をなでなでされているみたいな、励まされている感じがして、不思議と好タイムが出てくれるのだ。
 千夏も同じように好タイムを連発しているから、きっと同じ感覚になってくれているのだと思う。

千夏「ささ、そうと決まれば水着、交換しちゃおう!」
流花「えっ、でもさすがにここでは……っ」

 スクール水着を脱ぎはじめる千夏に、流花は戸惑ってしまう。
 いつも水着交換するときは、更衣室やトイレの個室とか、誰もいないところでしている。
 周囲を一瞥して誰もいないとはいえ、まさか砂浜で水着を脱いで交換こするだなんて。
 しかもおもらしをしたばかりでおまたがムラムラしている。

流花(千夏に流されて、おもらししちゃったボクもボクだけどっ)

 躊躇っているうちに、千夏は一気にスクール水着を脱いで一糸まとわぬ裸体になっている。
 真夏の日差しに、白人系の血を受け継いだ陶器のような柔肌が露わになる。
 ぷるんと豊満なバストが揺れ、しかし千夏の少女の部分は産毛さえも生えていない赤ん坊のような佇まいをしていた。
 ふんわりとしたおしっこの香りを漂わせている。

千夏「ほら、アタシが裸になったんだから、流花も早く♪」
流花「むぅ……って、こら、外すなぁっ」
千夏「隙ありっ」

 背後に回ってきた全裸千夏。
 目にも止まらぬ早さで、ビキニのトップの紐を解き、ショーツのような股布を降ろしてくる。
 露わになったのは、千夏と比べるとややスレンダーなバストライン。
 そして、ヒククンッ――。

流花「あ、あんまり見ないで……」

 流花は頬を赤らめて、少女のクレヴァスを手で隠す。
 そこは、千夏と同じようにつるんとしたパイパンだった。
 ただやや土手高で、桜色の肉びらがはみ出している。

千夏「ふふ、流花のおっぱい、プルプルだー。また大きくなったでしょ。それに、流花のおまた、つるんとして可愛い!」
流花「あっ、あん!」

 敏感な部分を手で隠そうとするも、背後に回ってきている千夏はその手よりも早く敏感な部分を制圧してくる。

流花「うう~、ボクのおまた、つるつるでビラビラで……、おかしいしっ」
千夏「そんなことないって。クールな流花のショーツのなかに、こんなにも大胆な部分が隠されてるだなんて、おじさんそそるねぇ」
流花「あっ、ああ! ダメ……! って、それ以上はホントに!」

 真っ白になって弾けそうになったその瞬間、千夏の愛撫は唐突に終わってしまう。
 ――本当は、もうちょっと踏み込んでほしかったのに。
 心のなかで思うけど、そんなこと言えるはずがない。

千夏「これ以上やると止まらなくなっちゃうし。流花、お汁多いしね!」
流花「それは、千夏が上手だから。……千夏以外の人、誰も知らないけど」
千夏「嬉しいこと言ってくれるんだから。ほら、アタシが着てたスク水、早く着て着て♪」
流花「う、うん……」

 濡れたスクール水着はなかなか上手く着ることができなかったけど、千夏が手伝ってくれたおかげでなんとか着ることができる。

流花「……んっ、ボクのおまたに……、千夏が染みこんできてる」
千夏「さすが流花。嬉しいこと言ってくれるんだから。さてさて、アタシも流花の水着、着てみますか!」
流花「後ろの紐、しっかり結んであげる」
千夏「ちょっと緩くてもいいよ? 泳いでるときにハプニングがある感じにさ」
流花「余計なこと言ってないで。ほら、ジッとしてるの」
千夏「うん」

 千夏が大人しくしてくれているうちにビキニの胸の部分をつけてあげる。
 つけてあげたと思ったら、もう我慢できないのか千夏は早くのショーツのような水着を穿いてみせる――キュッ、縦筋が浮き上がるくらいに。

千夏「ンッ、流花のおしっこ、染みこんでくる~っ」
流花「はいはい。変なこと言ってないで、さっさと泳ぐよ。副部長たちがくる前にもう一泳ぎしておきたいの」
千夏「あっ、ちょっと待って。せっかく流花の体温が残ってる水着なのに~っ」
流花「ボクについてこれる?」
千夏「アタシだって負けないんだから!」

 恥ずかしさを紛らわすために、そのまま海へとダッシュして泳ぎはじめる。
 肩まで水が浸かったときにメガネをかけたままだということに気づいたけど、軽く泳ぐだけなら大丈夫だろう。
 ひんやりとした海水が身体を撫で回していき、流花はイルカのように腰を大きくグラインドさせると波に乗った。

        ☆

流花(ボクについてこられるのは千夏だけ……!)

 流花は腰を大きくグラインドさせるバタフライで大海を掻き分けていく。
 広々とした海を泳いでいると、本当にイルカになれるような感覚して、流花は大好きだった。

流花(千夏はついてきてる……!?)

 メガネを気にしながら後方をチラリと一瞥すると、千夏が綺麗なフォームのクロールで追いかけてきている。
 千夏のフォームは水を乱暴に掻き分けるのではなく、水の中をくぐるといったほうが近い。
 ほとんど波を水飛沫を立てることがないのに、それでいてしっかりと水の流れを捉えている。

流花(千夏ったら、いつもボクの後ろをついてきてばかり。そんなにボクのお尻が魅力的?)

 どこまでついてこれるかな!?
 心のなかで挑発し、もう一つギアを上げてスピードを上げようとした、そのときだった。

 ぷりゅっ!

流花「!!」

 それは突然起きた。
 お尻の狭間から熱いものが溢れだしてきたのだ。

流花「ごぼっ、ごば……っ」

 突然のことに水を飲みそうになってしまう。
 バタフライのフォームが崩れるも、とっさに立ち泳ぎで持ち直す。
 だけど、急な腹痛はごまかしようがなかった。

 ビチビチビチ!

流花「あっ、あううっ」
千夏「どうしたの。急に止まって。どこか痛めた!?」
流花「ち、違うの……っ。だい、じょうぶ、だけど……っ」
千夏「でも苦しそうだし」
流花「お、お腹……、冷やしちゃった、みたい」
千夏「痛いの?」

 ビチッ! ぶぼぼっ!

 返事の代わりに、大量のものを漏らしてしまう。
 スクール水着のなかに、熱くネバッとしたものが広がっていった。
 さっきまで千夏が着ていた、大切な水着なのに。
 流花の心は、深い泥沼へと沈んでいく。

千夏「ちょっ、とりあえず岸まで泳ご。せめて足がつくところまでさ」
流花「うん……ぅぅっ」

 ぶぼぼっ、ぼこっ、ぼこっ。

 下痢と一緒に気体も溢れだしてくると、海面に弾けて腐敗臭を漂わせる。
 それでも千夏はなんの躊躇いもなく肩を貸してくれた。

流花「だめ、ボクは汚いから……っ」
千夏「なに言ってるのよ今更。ほら、素直に頼られろ」
流花「うう~」

 ビチビチビチ!
  ビチッ! ブババッ!

 下痢を漏らしているというのに千夏は身体を密着させて支えてくれる。
 その体温を感じていると、妙な安心感に包まれてしまって、

 にゅるるるるるる!

 スクール水着のなかに、さらに熱いものを漏らしてしまう。
 もはや紺色の水着のお尻の部分はごまかしようがないくらいに膨らんでいて、足口からは茶色いものが溢れだしてきている。
 それでも千夏はなんの躊躇いもなく肩を貸してくれて、流花を足がつくところにまで連れて行ってくれた。
 だけどそれでうんちが止まってくれるわけではない。

 ぶっふぉっ! ぶぼぼっ!

 大量の気泡とともに、流花は下痢を漏らしてしまう。
 このままでは海から上がったとしても砂浜を汚泥によって穢してしまうに違いなかった。
 それならば――。

流花「ごめん、千夏。いまは……、上がれない……っ」

 たったその一言で、千夏は察してくれたらしい。
 だけど千夏が離れていくということはなかった。
 むしろいたずらっぽい笑みを浮かべて抱きついてくると、

千夏「あー、アタシもお腹の具合、悪くなってきちゃったかなー」

 だなんて、脳天気に言い出したではないか。
 一瞬、千夏がなにを言っているのか分からずに混乱していると、

千夏「ふっ、ふぅ……っ」

 抱きついてきてる千夏は、いきなり息み出したではないか。
 しかもプルプルと震えている。
 ばっちり日焼け止めを塗っている顔も、見る間に赤くなってくる。
 これは、もしや。

流花「ちょっ、千夏、なにしてるのっ」
千夏「だからぁ、アタシもお腹痛くなってきちゃったから、ここでしちゃおうかなーって思ってさ」
流花「なに考えてるのよっ。そんなのダメに決まってるっ」
千夏「流花だけズルいし」
流花「なに訳分からないこと言ってるのっ」
千夏「手、繋いでくれてたら嬉しいな」
流花「あっ」

 海中で千夏に手を取られる。
 冷たかった手は、すぐに溶け合いそうなほどに熱くなる。

千夏「んっ、ふぅぅっ」
流花「だめっ、こんなところで……っ」

 口ではいいながらも、流花の鼓動はトクンッ、トクンッ、千夏を近くに感じたときからアップテンポになっている。
 それでも下してしまっているお腹からは、

 ブリュリュ! ビチビチビチ!

 下品な泡とともに汚泥が漏れ出してきていた。
 柔らかかった下痢汁は、やや形のあるうんちに形状を変えていくと、足口からニュルニュルとはみ出してくる。

千夏「………………アッ」

 千夏が短い吐息を漏らした、その直後だった。
 セクシーに膨らんだ、ビキニに包まれたお尻から、

 ぼこっ、ぼここっ。

 下品な気泡が上がったかと思ったら、

千夏「んっ、うううっ」
流花「わかったから、もういいから……っ」
千夏「流花だけ恥ずかしい目に遭ってるのに、アタシも、同じ感覚になってみたい……んだもん……ふっ、んんんんっ」

 ビチビチビチ!

 ついに千夏のヒップラインがうっすらと膨らんでしまう。
 だがそれははじまりに過ぎない。
 千夏の身体の中には、ゆうべから食べ続けているカレーがドロドロになって蠢いているのだ。

千夏「あっ、出る……! 出ちゃう……!」

 ビチ! にゅるるるるるる!

 一度出てきてしまえば、あとはもう一気に溢れだしてくる。
 ただでさえ海で身体が冷えている。
 まだ食中毒の予兆が見えていない千夏は、自らの意思で漏らしはじめ、自ら泥沼にはまり込んでいった。

流花「ううっ、止まらない……! ボクは……、ボクはこの年になって、うんちを漏らしてしまうなんて……!」
千夏「アタシも……、もう止まらなくなってる……!」

 ブババババ!
 ビチビチビチビチ!

 下品な音が水中で炸裂し、茶色い汚泥が海水に漂う。
 二人分の下痢が混じり合っていき、流花と千夏を穢していく。
 それでも二人の噴出は止まらない。




※完成版では流花はスクール水着を着用。

流花「ううっ、お腹痛い、痛い、痛い……っ」
千夏「熱いのが……っ、お尻から溢れだしてきて……ううっ」

 ぶぼぼぼぼぼ!
 ビチ! ビチチ!

 スクール水着に包まれた流花のお尻が、背中のほうにまで下痢が広がっていき盛り上がっていく。
 ビキニに包まれたセクシーなお尻は、モリモリと醜悪に膨らんでいき、極小の股布から溢れだしていく。

流花「もう……、もう……全部でちゃ……あああっ」
千夏「前のほうまで広がってきて、お、またに……、く、いこんで、きて……アヒッ」

 二つの女体が溶け合うほどに熱くなり、汚泥が混じり合って二人を包み込んでいく。
 それでも穢らわしい爆音が止まることはなく……、いつまでも二人は漏らし続けるのだった。


集団食中毒!6~ショーツから溢れ出す想い1~につづく!

この小説は、同人誌としてフルカラーのイラスト6枚とともに配信している作品です。
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