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レモネードオアシス 2024/04/11 14:49

4月13日発売の同人誌のクーポンを発行します!

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

木曜日です。
今週の土曜日から新刊の配信が始まります。
DLsiteではMasterCardとVisaが使えなくなっているので、売り上げはかなり悪くなることでしょう。

今日は小説の更新はお休みして、クーポンを発行したいと思います。
クーポンが使えるのは配信が始まる13日からなので、ご留意頂けたらと思います。

60%OFFクーポンは5月11日まで発行可能です。
使用期限は、発行から30日以内です。

無料クーポンは5月11日まで発行可能です。
使用期限は、5月11日までです。

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

60%OFFクーポンのコードを知ることができます。

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
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あります

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ふくらむぱんつ60%OFFクーポン
  • 発行期限:
    2024/05/11 00:00:00まで
  • 有効期限:
    クーポン発行後 30日間
  • 割引対象:
    どれか1作品のみ
  • 割引率:
    60%
  • 対象作品:

期限切れのため受け取れません。

【 元気いっぱいコース 】プラン以上限定 支援額:1,000円

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レモネードオアシス 2024/04/10 14:21

ビターチョコレート4

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

水曜日です。
DLsiteでMasterCardとVisaが使えなくなってからというもの収入が激減しています。
インボイス制度に続いての大打撃。
ちょっと無理ゲーです。

さて、今日は水曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


♥2章目 慣れない便秘薬で……寝糞

(おなか、また苦しくなってきちゃってる……)

 下校中にうんちを漏らしてしまった日から2週間ほどが経った。
 信じられないことに、あの日から一度もひなぎくはうんちを出すことができていない。
 日を追うごとにお腹が張ってきて、常に膨満感に悩まされ続けている。
 Tシャツに3分丈のスパッツという部屋着で過ごしているひなぎくのお腹は硬く張っていた。

(どうしよう……。苦しくて、集中できない)

 自室の机に向かって宿題を片付けようと思って問題集を開いてみたものの、時間だけが経つばかりだ。
 スマホで時間をたしかめてみると、夜の21時の1分前を指していた。

「ああ、もうそんな時間」

 ふぅ、と一つ大きなため息をつくと、コンコンッ、部屋のドアが控えめにノックされる。

「どうぞ」

 と応えると、ドアを開けて入ってきたのは冷たい感じのする銀髪の小柄なメイドだった。
 名前を、シェフィールドという。
 そのままだと長いから、ひなぎくは『シェフィ』と呼ぶことにしていた。
 響きが可愛いと、シェフィ自身もお気に入りらしい。
 ただ、シェフィは表情の変化に乏しいから、あまり嬉しそうに見えないのだけど。
 シェフィは、ひなぎくが幼少のころから給仕してくれている、専属メイドだ。
 20才は超えているはずだけど、童顔だからそれを感じさせない。

「お嬢様、ハーブティーを淹れてきました」
「ありがとう。今夜はどんなお茶を入れてくれたのかな」
「はい。今夜はリラックスして頂けるようにとカモミールティーを淹れて参りました。ハチミツを入れると更に美味しくなるかと思います」

 ティーセットをそつなく並べていき、シェフィは部屋を出ていこうとする。
 ひなぎくは、そんな小さな背中へと声をかけていた。

「シェフィ、ちょっと相談があるんだけど……」
「なんでしょうか。悩み事でしたら、遠慮なく仰って下さい。ご希望に沿えるかは分かりませんが」
「うん。ありがとう。それで、相談っていうのは……」

 ごにょごにょとシェフィの耳元で呟く。

「そういうことでしたら。少々お待ち頂けますか」
「うん。待ってる」

 シェフィア部屋を出ていくと、しばらくして戻ってきた。
 銀のトレイに、小瓶を載せて。

「お嬢様。こちらのお薬などはいかがでしょうか。私も困ったときにはよくお世話になっています」
「これは……?」

 シェフィに差し出されたのは、小さなガラスの小瓶。
 そのなかには、小さな錠剤がたくさん入っていた。
 しかしその色をなんと形容すればいいのだろうか?
 その錠剤は、見るも鮮やかな極彩色を放っているのだ。
 それ自体が発光しているようにも見える。

「このお薬の名前はアルテマ。一粒飲めば効果てきめんの、究極の下剤です」
「きゅ、究極の下剤……」
「もしも飲む場合は、寝る前に飲んで下さい。あと、これをあてて寝て下さい」

 シェフィがエプロンドレスの大きなポケットから取り出したのは、カサカサとした紙の塊。

「これは……?」
「紙おむつです。あまりにも強力すぎるため、寝る前に飲むと就寝中に粗相してしまうのです。私もアルテマを飲むときはいつもおむつをあてて寝ています」
「そ、そんなに凄いんだ。でも、昼間に飲むわけにはいかないの?」
「日中に飲むと、学校におむつをあてていくことになり、更には我慢できなかった場合は人前で粗相することになります」
「夜に飲むことにするよ。うん」
「それがよろしいかと思います。お冷やをお持ちしますので、くれぐれも寝る直前に飲んで下さいね」

「うん。ありがと」

        ☆

「さて、飲むか……!」

 ひなぎくが気合を入れたのは、もうすぐ日付が変わろうかという夜更け。
 お風呂に入って歯を磨いて、あとはもう寝るだけだ。
 だけど今夜は寝る前に、あともう1つやることがある。

「この下剤……、そんなに効くの?」

 シェフィはおむつをあてないと危険みたいなことは言ってたけど、さすがにおむつというのは……、恥ずかしい。

「最近のおむつってショーツみたいに薄いんだ。でも、この年にもなっておむつは、ねぇ……」

 シェフィの気遣いは嬉しいけど、おむつはまたの機会にさせてもらうことにする。
 寝てるあいだにお腹が痛くなったら、目が覚めると思うし。
 今夜のところは下剤を飲んで、ショーツを穿いて寝よう。

「えーっと、1回1粒。水、またはぬるま湯で飲むこと」

 どうやらこのへんは普通の薬と変わらないようだ。
 ……ちょっと色がカラフルで発光しているようにも見えるけど。

「虹色に光ってるけど、飲んでも大丈夫、なんだよね……?」

 シェフィもよく飲んでると言っていたから、身体に悪い、ということはなさそうだけど。
 ひなぎくはガラスの小瓶の蓋を開けると、虹色の一粒を手に取って口のなかに放り込む。
 それから水を口に含んで……ごっくん。

「よし、これで明日の朝には2週間ぶりのお通じがある……はず! ……よね?」

 ちょっと自信がないけど、2週間も音信不通のお腹から、なにかしらの応答はあるに違いない。

「さて、寝るか……!」

 ひなぎくは3分丈のスパッツを脱ぐと、Tシャツとショーツだけという姿になる。
 ブラは充てていない。寝るときはいつもノーブラで寝ることにしていた。
 ショーツはちょっと子供っぽいと言われるかもしれないけど、白とピンクのしましまショーツを愛用していた。
 厚手だからお腹を冷やさないし。

「明日は……、出ると、いいなぁ……」

 大きなベッドに仰向けになって、枕元にあるリモコンで部屋の明かりを落とす。
 数分後には、真っ暗になった部屋にひなぎくの寝息だけが聞こえてきた。

        ☆

 異変。
 それは静まりかえった丑三つ時に、ジワジワと始まっていた。

 ぎゅるる、

 低い唸り声を上げるのは、ひなぎくのお腹だった。
 究極の下剤『アルテマ』によって、長き眠りについていた大腸が目覚めようとしていたのだ。


ビターチョコレート5につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

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レモネードオアシス 2024/04/09 12:35

TS俺は失敗禁止ッ!2

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日です。
今日の千葉県は季節の変わり目と行った感じで、生温かい風とともに大雨が降っています。
こういう日は雨戸を閉め切った暗い部屋で小説を書くと集中できます。

さて、今日は火曜日ということで、Ci-enオリジナルの小説を更新したいと思います。

※この小説は将来的に同人誌として発表する予定のある作品です。
 記事をご購入の際は、その点をご留意頂けましたら幸いです。


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

この小説を最初から読む!


「な、なんなんだよこれは!」

 転がるように布団から出て、なんとか洗面台の鏡の前にまでやってくる。
 そこに映っていたのは、非の打ち所のない碧眼の美少女だった。
 それも一糸まとわぬ全裸の。
 寝るときは裸で寝ることにしているから、これは必然のことなのだが……、いや、全然必然じゃないけど。

「こ、これが俺、なのか?」

 ぷにっとしたほっぺたを引っ張ってみると……うん、痛い。
 どうやらこれは現実のようだ。
 そうなると……膨らんでいる乳房も、消滅してしまったちんちんも現実のことなのだろう。

「変わりすぎだろ……」

 やや吊り気味の碧眼はこちらを自信なさげに見つめてきていて、大きく膨らんだ乳房は両手では覆い隠せないほど。
 ウエストはくびれていて、それでいてお尻は大きく膨らんでいて、キュッと後ろに引けているところがなんだかセクシーに見えてきてしまう。

「俺か……!? これが俺なのか!?」

 鏡に映っている超絶美少女が、俺!?
 誰かに確かめてもらいたいところだけど、両親は仕事で家を空けているので、この家に住んでいるのは昴だけだ。
 こうなったら、相談できそうな人物は――、

「そうだ、真琴! 真琴なら!」

 昴はパニックになりそうなところをなんとか堪えて、男物の制服に着替えると玄関から外へと飛び出していた。
 目指すのは隣の家。
 そこには幼なじみである女の子……真琴が住んでいる。
 幼稚園のころからの幼なじみである真琴に見てもらえばなんとかなる……!
 慌てふためいている昴は、家を飛び出すと真琴の家のインターフォンを連打すると、

「はい。響ですが」

 眠たげな声でインターフォンに出たのは、幼なじみである真琴の声。
 起きたばかりなのか、早朝の来訪者に警戒しているのか、かなり機嫌が悪そうだ。
 このインターフォンにはカメラがついていないから無理もないことかもしれないけど。

「真琴か!? 俺だ、昴だ! ちょっと大変なことになって……!」

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

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レモネードオアシス 2024/04/08 14:57

ビターチョコレート3

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

月曜日が始まりました。
今日は飼い始めた猫様の避妊手術なので、午前中に動物病院に行ってきました。
午後に手術が行われ、夕方にお迎えに行ってきます。

さて、月曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


 家まであと10分。
 不幸中の幸いか、人通りが少ない閑静な住宅街だから、誰かと会う可能性は低いが……だけど、安心はできない。
 白タイツは茶色く染め上げられているし、お尻からはヘドロよりも醜悪な香りを漂わせているのだ。

「どうか、誰にも会いませんように」

 いつの間にか落としていたカバンを拾い上げて、ピンと背筋を伸ばして歩きはじめる。

 ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ……。

 一歩進むごとに軟便がショーツのなかでネットリと攪拌され、おまたに食い込んでくる。
 それでも歩を止めるわけにはいかない。
 お尻を包んでいるスカートは、うんちによって一回りほど大きく膨らんでいる。

(お願い……、ばれないで)

 人とすれ違うときは、カバンを両手で前に持って白タイツを隠して歩く。
 すれ違ったら、後ろ手に持ってお尻を隠す。
 だけど茶色い香りまでは隠せるはずもない。
 ひなぎくが風上にいるときに、匂いを感じ取ったのだろう。
 小学生の男の子たちが顔をしかめると、

『お前、おならしただろ』
『いや、言い出しっぺのお前だろ』

 だなんて冷やかしあっている。
 まさかひなぎくのお尻から漂ってきているとは夢にも思っていないに違いなかった。

(ごめんなさい、臭いよね……)

 心のなかで謝りながら、ひなぎくは何とか家に辿り着く。
 ひなぎくの家は、周りの家と比べるとちょっと大きめの洋館だ。
 鉄格子でできた扉の上には槍が生えていて、扉の向こうには青々とした噴水を湛えた庭が広がっている。
 噴水を中心としたロータリーを迎えるように、白壁の洋館が夕日を受けていた。

「な、なんとか辿り着けた……ふぅ……」

 大きな鉄扉の横にあるインターフォンを押して、気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?

 ビチチチチ!

 ショーツの中に熱いものを漏らしてしまう。
 これから広い庭を横切らないと、屋敷には辿り着けないというのに。
 インターフォンを押して数秒後、メイドがひなぎくの顔を確認したのだろう。

『お帰りなさいませ、お嬢様』

 スピーカー越しに聞こえるのは、冷たい感じのする女性の声。
 その一言とともに、ゆっくりと鉄扉が自動で開かれていく。
 あとは庭を横切るだけ。
 もう人とすれ違うこともない。

「ふう……」

 深くため息をつくと、

 にゅるるるるるるるる!

 ショーツの中が重たくなるけど、ひなぎくは心のどこかでホッとしてしまっている。
 ――もう、ここまでくれば人と会うことはない――。
 頭の片隅で、そんなことを考えていた。

「もう……、ちょっとだけ、楽になりたい……」

 ブリュリュリュリュリュ!
  しゅいいいいいいいいい……。

 我慢していたものをショーツのなかに吐き出し、お腹が楽になって……、ひなぎくは、ゆっくりと広々とした庭を歩きはじめた。

        ☆

 ひなぎくの部屋は、2階にある洋間だ。
 広さは20畳ほどあって、窓からは噴水のある庭園を見下ろすことができる。
 一人で使うには広い部屋だけど、ひなぎくは雑然としたものがあまり好きではないから、必要最低限の机やベッドと華奢なティーテーブルと本棚があるくらい。
 だけど本棚は大きなものが3つほど並んでいる。

「やっと辿り着いた……ふぅ」

 まずはカバンを置いて、それからトイレに行って、それから汚してしまった下着を洗濯しなければ。
 メイドたちにバレずにすべてをこなすことができるだろうか?
 そんなことを考えていると。

「……あ」

 ひなぎくが使っているダブルサイズのベッドの上に、綺麗に畳まれた下着が置かれているではないか。
 どうやら専属のメイドにはすべてお見通しらしい。
 ひなぎくは替えの下着を手に取ると、トイレへと急ぐのだった。


ビターチョコレート4につづく!

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レモネードオアシス 2024/04/05 14:33

TS俺は失敗禁止ッ!1

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

金曜日です。
今日は病院に行って健康診断で採血してきました。
健康は大切です。

さて、今日は金曜日と言うことで、Ci-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
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#1章目 朝起きたら女の子になっていた!


「……んん?」

 片山昴(かたやま すばる)が目を覚ましたのは、お尻に感じる冷たい感触のせいだった。
 寝るときは全裸で寝ることにしているが――、それでも冷え切ったシーツがお尻にまとわりついてきているような感触。
 これは、もしかして……?

「はっ!?」

 昴は勢いよく身体を起こすと、自らのお尻に触る。

 むにゅっ。

「ふぁっ!?」

 おねしょをしてしまったのかと思って飛び起きてみたものの、お尻を触れている手のひらから伝わってくるのは、思っていたよりも柔らかすぎる感触。
 俺のケツはもっと引き締まっていたような気がするのだが……!?
 そう思って寝ぼけ眼のピントを自らの股間へと絞っていくと。

「あ、んんん……?」

 昴は間の抜けた声を上げてしまう。
 なにしろ『そこ』にあるはずのものが、どんなに目を凝らしても消滅していたのだ。

「あれ、俺のちんこが、ない……?」

 そこにあったもの。
 それはマシュマロのようなふっくらとした股間に、シュッと刻まれた縦筋が一本。
 その狭間からは、ピンクの花びらのような肉ヒダがちょこんとはみ出している。
 生え揃っていた陰毛までも消滅し、正真正銘のつるつるのおまたが、そこにあった。

「えっ、なに、これ……ええ……?」

 状況を理解しようと思っても、あまりにも現実が現実離れしていて理解が追いつかない。
 これじゃあ、まるで女の子みたいじゃないか。
 それにお尻が柔らかかったのも……。

「なんだ、なんだこれは……!?」

 急速に寝ぼけ眼が回復してくると、ふぁさ……。
 視界に飛び込んできたのは、サラサラのロングヘアだった。
 アッシュブロンドとでも言うのだろうか?
 光の当たり加減によっては、うっすらとした水色にも見える。

「な、なに……?」

 不思議に思って一房の髪を掴んで、引っ張ってみる。
 痛い。頭皮が。
 どうやらこのアッシュブロンドは自分のものらしい。
 ツヤツヤのロングヘアが。

「こ、これは……っ」

 昴は更に言葉を失ってしまう。
 股間に髪の毛と、身体の変化にびっくりしっぱなしで気づかなかったけど、昴の身体には更なる変化が、大きく、豊満に膨らんでいたのだ。

「お、おおおっ、おっぱいが……いっぱい!?」

 そう。
 男のものでは有り得ないほどに大きく膨らんでいたのは、昴のおっぱい。
 信じられないくらい大きく膨らんでいて、その頂点にはピンク色の乳首がポッチリと乗っかっている。
 あまりにも現実離れしている光景に、確かめるように触れてみると、むにゅう――。

「柔らかい……」

 そして、思っていたよりも冷たくてひんやりとしていた。
 その感触があまりにも生々しすぎて、夢である可能性だなんて宇宙の彼方へと吹き飛んでいた。

「えっ、あっ、うっ、うそ……」

 しゅいいいいいいいいいいい……。

 無意識のうちに、昴は失禁していた。
 ただでさえおねしょをして大きな染みができあがっていたというのに、その染みが更に大きなものになっていく。

「あっ、うそ……おしっこ、止まらない……っ」

 しゅわわわわわわわわわわ……。
 ヒクンッ、ヒクンッ。

 どんなに股間に力を入れても、おしっこが止まってはくれない。
 ツーンとしたアンモニア臭に、これは現実なんだという実感が湧いてきて。

「な、なんじゃこりゃああああああああ!」

 昴は、布団の上で脚を開き、おしっこを噴き出しながら絶叫しているのだった。


TS俺は失敗禁止ッ!2につづく!

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