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レモネードオアシス 2024/02/29 14:15

おもらし日記17

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

木曜日です。
今朝起きたら、足の裏に小さな切り傷がありました。
寝ているあいだに動き回っていたのでしょうか。気をつけたいです。

さて、今日は木曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

おもらし日記

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(どうかボールが飛んできませんように)

 球技どころか、美雪は身体を動かすことがあまり好きではなかった。
 だからバレーボールの時間は、いつもコートの隅っこのほうで大人しくしていることにしていた。
 それでもボールが飛んでくることがあるから、そのときはレシーブしてボールを上げる。
 おかげでレシーブだけは上手になっていた。
 ……スパイクは無理だけど。
 そもそも、スパイクをするためにネット際でジャンプなんてしたら、軽失禁してしまうに違いなかった。

(このまま何事もなく授業が終わってくれますように)

 そんなことを考えながらも、いつでもレシーブできる体勢を取っているときのことだった。
 不意に美雪のお腹から、

 ぎゅるるる~~~。

 茶色い不協和音が鳴り響いたのは。
 突如襲いかかってくる腹痛に、レシーブの構えをしていた美雪はさらにお尻を突きだしてしまう。

「はぁう……!? こ、この痛みは……!」

 それは、一週間ほど忘れていた感覚。
 いつも軽失禁ばかりしている美雪だけど、実は『大』のほうはあまり出てきてくれない体質だった。
 便秘……なのだろう。
 あまり認めたくはないけど。

(急にくるなんて)

 ぎゅるるるる……。

 ぽっこりと膨らんだお腹は、一週間ものあいだ食べてきたものがカチカチに詰まっていて、固く張っている。
 一度お腹が痛くなってくると、ジェットコースターのように急降下してくるのが、いつもの美雪のうんちのパターンだった。

(どうしてこのタイミングで痛くなってくるかな……!)

 ぎゅるるっ! ごぽっ!

 腸がツイストしているかのような痛みに、美雪はお腹に手をあてて凌ごうとする。
 だけどそれは一時凌ぎにさえもならない。

 めきめき、めきめき。

 直腸が、カチカチに固まったモノで拡張されていく感触。
 あまりの痛みに尿道が緩んでしまったか、

 じゅわわぁ……。

 おまたが生温かくなっていく。
 不幸中の幸いか、紺色のブルマを穿いているから股間が濡れても目立たないが……だけど、内股をおしっこの筋が流れ落ちていくのは時間の問題だった。

(体育の前にちゃんとトイレに行ったのに……っ)

 ぎゅるる~……。
 じゅわ、じゅわわぁ……。

 どうやら膀胱にはまだまだおしっこが残っていたようだ。
 それに一週間ものあいだ便秘を我慢していると、大腸が膨張して膀胱を圧迫してくる。
 それだけ、おしっこを我慢できる容量が少なくなるのだ。
 美雪が軽失禁しやすいのは、便秘持ちということも遠因なのだろう。

(どうしよう、授業が終わるまであと三十分……。我慢、できないよ……)

 ごぽっ、ごぽぽ……!

 大腸が雑巾絞りされているかのような痛み。
 美雪の額には脂汗が浮かび、背筋には滝のような汗が流れ落ちていた。
 ブルマのなかのショーツも、冷や汗とおしっこでぐしょ濡れになっている。
 もう、我慢できない――。

(おトイレ、行かせてもらおう……)

 コートの外では、ローテーションで待機しているクラスメートがいるから、交代してもらって。
 それでこっそりとトイレに行くことにしよう。
 あとは、どのタイミングで切り出すかだけど……。

『美雪、レシーブ!』
「えっ」

 突如クラスメートから名前を呼ばれて我に返る。
 気がつけば、鋭いスパイクが飛んできている瞬間だった。

「うっ!」

 慌ててレシーブの体勢を取って、ポールを受け止める。
 運良くボールを真上に上げることができたが――。

 もりもりっ!

「アッー!」

 お腹に力が入った拍子に直腸で押しとどめていた硬質便が、一気に溢れ出してきてしまう。
 紺色のブルマのヒップラインが、

 もこりっ、

 固く、歪に盛り上がる。

「アッ、アッ、アッ」

 直腸から溢れ出してきた固い感触に、引き攣った悲鳴を漏らしながら両手でお尻を隠す。
 だけど、一度出てきてしまった不快感が戻ってくれることは、もう二度とない。

『美雪、どうかしたの?』
「な、なんでも、ない……よ!?」

 同じコートに立っているクラスメートが心配そうに声をかけてきてくれる。
 咄嗟に大丈夫と応えてしまうけど、もう後の祭りだ。

 ……全然大丈夫じゃないのに。


おもらし日記18につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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レモネードオアシス 2024/02/28 16:26

おもらし日記16

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

水曜日です。
今日は祖母がデイサービスの日なので、久しぶりに日中に散歩に行ってきました。
やはり太陽の光に当たるのは気持ちいいですね。

さて、今日は水曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


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おもらし日記

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💧5章目 ブルマでうんちおもらし!


(うう……。ぱんつ、蒸れてきてるよ……)

 プールでのおもらし事件の翌日。
 スカートのなかで蒸れ返っているショーツに美雪が顔をしかめたのは、五時限目の授業中のことだった。
 今日はこのあとの六時限目に体育の授業がある。
 
 体育がある日は、美雪は制服の下にブルマを穿いてくるようにしていた。
 更衣室で同じ女子とはいえ、黄ばんだショーツを見られるのは恥ずかしいし。

 ぢゅわわ……ぢゅわ……。

 いつものようにおしっこも我慢しているので、クロッチの裏側はおしっこで湿っている。
 さらにはブルマを穿いているせいで、ショーツのなかはミストサウナのように蒸れ返っていた。

(体育の前におトイレに行っておこう……)

 板書をノートに書き写しながら、美雪はそんなことを考える。
 今日の体育は、バレーボールの予定だ。
 おしっこを我慢したままでスパイクを受け止めたりなんかしたら、大変なことになってしまうに違いなかった。

(授業が終わったら、まずはダッシュして更衣室で着替えて……、それから体育館の横のおトイレに駆け込んで……)

 美雪は脳内で念入りにシミュレートする。
 きのうのプールでの失敗や、下校中の失敗を繰り返すわけにはいかない。
 まずはチャイムが鳴ったら、体操袋を持って更衣室に走ろう……。
 美雪は人知れず心に決めると、キュンッ、おまたに力を籠めるのだった。

        ☆

 美雪が体操袋を持って席を立ったのは、チャイムが鳴って休み時間が始まった直後のことだった。

(まずは更衣室で着替えて……! それからおトイレ!)

 授業中から決めていた美雪の行動は早かった。
 更衣室に駆け込むと、一瞬にして体操服に着替えて、体育館に併設されている女子トイレへと向かう。
 その時間、わずか三分ほどの出来事だった。

「よし、空いてる……!」

 体育館の女子トイレは穴場の一つだ。
 あまり使う女子はいないからちょっと怖いけど、それでも一人で落ち着いておしっこをすることができる。

「あああっ!」

 じょばばばば!

 美雪が尿意を放ってしまったのは、女子トイレの個室に駆け込んだときのことだった。
 目の前にある、ちょこんとした和式トイレを前にして気が抜けてしまったのだ。

「まだ……ダメ……っ」

 ぢゅわ……。
 ぢゅわわ……っ。

 かなりの量を放ってしまい、ショーツのなかに気持ち悪いぬくもりが広がっていく。
 それでも紺色のブルマを降ろすと――、

 もわわ~ん……。

 今日はずっとおしっこを我慢していたから、ショーツはお尻のほうまで黄ばんでいた。
 それに蒸れていたから汗で湿っている。
 ……これから体育の授業でいっぱい汗をかくというのに。

 ぷしゅっ。

 ショーツを降ろした拍子に先走りのおしっこが噴き出してきて、

「ああッ、まだダメッ」

 和式便器に跨がって、慌ててしゃがみこむ。
 その直後だった。

 ぢょわわわわわわわわわ!
 じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!

 勢いよく噴き出してくるレモン色のスプラッシュ。
 ツルンとした赤ん坊のようなおまたからおしっこが噴き出してくると、便座の前の部分に飛び散っていく。

「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

 じょわわわわわわわわわわ!
 じゃぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!

 我慢していたから、そのぶんだけ勢いを激しい。
 恥ずかしい音を撒き散らしながら、レモネードが飛び散っていく。

 しゅうううぅぅぅぅ……。

 和式トイレでしゃがみこんでおしっこを発射したおかげか、すぐに勢いは弱まってくる。

「んっ、ふぅっ」

 ぷるる!
 ぷっしゅぅぅぅ!

 最後の一飛沫を噴き出して、おしっこが終わった。
 ぽたぽたと、会陰を伝っておしっこの雫が水面へと落ちていく。
 女の子の尿道は太いぶんだけ、一気におしっこが噴き出してくる。
 美雪の噴射は、あっという間に終わっていた。

「おまた、拭かないと。……んっ」

 トイレットペーパーを手に取って、つるんとしたおまたを拭いていく。
 だけどどんなに丁寧に拭いても、これから穿くショーツはもうすでにおしっこと汗で湿っているのだけど……。

「あうう……。やっぱりおしっこで湿ってるよ……。それに冷たくなってるし……」

 夏場とはいえ、一時でも脱いでいたショーツとブルマは気化熱で冷たくなっている。
 それでも我慢して穿いていくと……、キュンッ、おまたに食い込んできて、なんとも言えない掻痒感を生み出してきた。

「ブルマからぱんつ、出てないよね」

 ブルマの足口から指を入れて、パチンと鳴らしてぱんつが出ていないかチェックする。
 黄ばんだぱんつがブルマからはみパンしているところを見られるのは恥ずかしすぎる。

「これで準備よし、と」

 トイレの個室でおしっこと身支度を終え、美雪はトイレの水を流して体育館へと向かっていく。
 今日の授業はバレーボールだ。
 球技はあまり得意ではないから、コートの隅っこで大人しくしていることにしよう……。

        ☆


おもらし日記17につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2024/02/27 14:32

おもらし日記15

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

火曜日です。
千葉は晴れていますが、若干風が強く花粉の飛散が怖いことになっています。
千葉県というところは、最高峰が愛宕山の(408m)で全都道府県中最下位と、真っ平らだから風が強いんですよね。沖縄よりも最高峰が低かったりします。

さて、今日は火曜日ということで同人誌の既刊を更新していきたいと思います。
Ci-enオリジナルの小説はストックを切らしているのでしばらくお休みです。
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目次

おもらし日記

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(ごめん、なさい……。もう、我慢できない……)

 しゅわわわわ……。

 心のなかで謝罪しながら、尿道から力が抜けていく。
 もう美雪の我慢は、既に限界を超えていたのだ。

「ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ」

 もわ……。

 スクール水着の内側が生温かくなっていく。
 それは取り返しのつかない感触だ。
 もしも誰かにバレたりなんかしたら、みんな一斉にプールから上がって行くに違いない。

(ダメ、こんなことしちゃいけないのに。いけないのにっ)

 もわっ、もわわ……っ。

 おまたが生温かい靄に包まれていく。
 お尻のや太ももも、生温かくなっていく。
 もう、ごまかしようがない――。

(お願いします。誰も……気づかないで……!)

 じゅももももももも……。
 もわわっ。

 我慢に我慢を重ねてきたせいだろうか?
 美雪のおしっこは、濃密な黄色をしていた。
 それはプールの青では隠せないほどに。

「ひっ、ひぃっ」

 じょぼぼぼぼぼっ。
 もわっもわわっ。

 美雪が股間にかかる濃密な靄に気づいたのは、尿意を放ってから二十秒ほどが経ったときのことだった。
 青いプールにかかっているのは、濃密な黄色い靄。
 誰かが気づけば、見咎められるほどの濃さだった。

(お願いします、誰も気づかないで……っ)

 ぢゅもももももももも……。
 しゅうううぅぅぅぅぅ……。

 それでも美雪はその場に立ち尽くしたまま、動くことができなかった。
 尿道を解放し、辛うじて立っていられるこの状況。

 もしもこの場所から無理に動こうとすれば、足を攣ってしまう自信がある。

(おしっこ……止まらない……っ、止まらない……っ)

 しゅうううううううぅぅぅぅ……。
 じゅもももももももももももも……。

 今日二回目のおしっこは、なかなか終わってはくれない。
 ただでさえ膀胱はパンパンに膨らんでいるし、すぐ近くにはクラスメートたちが泳いでいる。
 緊張して、おしっこの勢いも無意識のうちに弱くなっているのだろう。
 美雪の失禁は、濃密な黄色い靄を広げながらも続いていくことになった。

(おまたも……お尻も……内股も……あったかいよぉ……)

 じゅももももももも……。
 もわ、もわわぁ……。

 水中でのおもらしは、すべてが無音だった。
 それでも濃密な黄色い靄は確実に広がっていき、美雪を包み込むほどになっている。
 もしかしたら、美雪の周りだけ水が生温かくなっているかもしれない。
 それほどまでにおしっこの量は多く、美雪の身体は羞恥心に熱くなっていた。

(こんなところ、誰かに気づかれたら……、もうお終いなのに……ううっ)

 ジョボボボボボボボボ……。
 もわわぁ……。

 すべてが無音の失禁。
 それでもおしっこが消えてくれるというわけではない。
 スクール水着に包まれている美雪の身体は、ほんのりとした桃色に染まり、秘部は熱くなっていた。

「あっ、ぁぁぁぁぁっ、あっ」

 しゅわわわわわわわわわ……。

 失禁しながら、美雪の頬が弛緩してくる。
 それに発情したかのように赤く染まっていた。

 ぬるり……。

 秘部からは、小水とは違ったトロッとした蜜が溢れ出してくる。
 青空の下、失禁しながら、あろうことか美雪は気持ちいいと感じてしまっていたのだ。
 どんなに恥ずかしいと思っていても、身体は正直だ。
 排泄欲という、原始的な欲求を満たし、美雪は確かに快楽を感じてしまっている。

(お願い、こんな私……見ないで……)

 もわ……もわわ……。
 もわわ~ん……。

 腰の周りに黄色い靄をかけながら、美雪は尿意を垂れ流していく。
 濃密な濃い靄がたゆたい、美雪の内股をイタズラっぽくくすぐっていく。
 その刺激に更に尿道が緩んでしまい――、

「ぁっ! ぁっ! ぁっ! ぁっ! ぁっ!」

 ぢゅもももももももも……。
 もわわっ、もわわぁ……。

 美雪は頬を真っ赤にさせて、口をパクパクさせながら失禁するより他なかった。
 その様子はまるで酸欠になった金魚のようだ。
 美雪を中心として黄色いモヤモヤが広がっていき、周りで水を掛けあっている女子生徒を包み込むほどになっていた。

(あぁ……こんなに溜まってたなんて……っ)

 もわわっ、もわ……。
 しょおおおおおおぉぉぉぉ……。

 自らの生温かい感触に包まれながら、美雪は失禁を続け――そして。

「んっ、ふぅぅっ!」

 ぶるるっ。
 ぢゅもももももも!

 美雪は大きく身体を震わせ、最後の一飛沫を噴き出す。
 それは美雪のおもらしが終わったことを知らせるなによりもの合図だった。

「ふぁぁぁあ……」

 おもらしが終わっても、美雪はその場に立ち尽くしたまま、動くことができなかった。
 トロッとまなじりを下げ、すっかり頬を緩ませていた。

(しちゃった……漏らしちゃったんだ……。みんながいるプールで、おしっこをおもらししちゃったんだ……)

 周りにいる女子生徒たちは、まさか美雪がプールでおもらししたとは知らずに、無邪気にはしゃいだり泳いだりしている。
 こうしているあいだにも、美雪の股間にかかっていた黄色い靄が晴れていく。
 おもらしをした恥ずかしい『濁り』は、少しずつ消えていき、プール全体へと広がっていった。

(はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ)

 知らぬうちに身体は火照り、全力疾走をした後のように頭がボーッとしている。
 軽い酸欠になっているみたいだった。
 夏の日差しがプールに反射してチカチカと網膜を焼き、水のさざめきがノイズのように聞こえる。

「プールの水、気持ちいい……」

 冷たく感じられていたプールの水が、いまとなっては火照った身体に心地よく感じられる。
 それほどまでに美雪の身体は、桃のように色づいて火照っていた。

『よーし、それじゃあそろそろプールから上がって各自休憩ー』
 プールサイドで女性教師がホイッスルを鳴らして合図する。
 どうやら水中でのおもらしは、思っていたよりも時間がかかっていたようだ。

(スッキリしちゃった……。ごめんなさい)

 美雪は良心の呵責を覚えながらもプールから上がっていく。
 プールサイドに上がると、

 トロリ……、

 水滴に混じって、美雪の股間からネットリとした愛液が流れ落ちていくが……そのことに気づくのは、誰もいなかった。


おもらし日記16につづく!

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レモネードオアシス 2024/02/26 13:47

おもらし日記14

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も月曜日が始まりました。
今日の千葉は穏やかに晴れています。
外に出る予定がないのであまり享受することはできませんが。

さて、今日は月曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
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おもらし日記

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「ううっ、ちょっと、キツい、かなぁ……?」

 今シーズン初めてのスクール水着に、美雪は顔をしかめてしまう。
 去年も着ていたスクール水着のはずなのに……もしかして太った、のだろうか?
 おっぱいのところと、それにおなかの部分が締めつけられているような気がした。
 特におなかを締めつけられると、膀胱までも圧迫されることになる。

(こんなに水着がキツく感じられるだなんて)

 じゅわわぁ……。

 更衣室から出てプールサイドに向かう途中。
 美雪は早くも股間が生温かくなるのを感じていた。
 紺色のスクール水着の股布が、紺より暗い紺色へと染まっていく。

(うう~っ、やっぱりおトイレ、混んでるよ……っ)

 プールに併設されいてるトイレに入ろうとするも、すでに女子トイレの入り口まで行列が延びてる有様だった。
 こんな行列に並んでいたら、授業に遅刻してしまうのは目に見えている。
 仕方がなくプールサイドに向かい――体育座りで授業が始まるのを待つことにするのだった。

        ☆

『それでは、今日は今シーズン初めてのプールの授業ということで、まずは水に慣れてもらうところから始めるぞー』

 体育の女性教師(独身28歳)の指導の下、炎天下のプールの授業が始まった。
 授業といっても、今日は水に慣れるのが目的なのでほとんど自由時間のようなものだ。
 だけど、いくら自由時間とはいっても、ずっとプールサイドで休んでいるわけにもいかない。
 また、授業が始まった直後だというのにトイレに行くというのは、なんだかとても恥ずかしいことのように思えた。

(せめて、少しだけプールに入って……それで五分くらい経ったらおトイレに行くことにしよう……!)

 脳内でシミュレーションしつつ、美雪は片足をプールに――、

「ひっ」

 しかし思っていたよりも冷たかった水に、美雪は脚を引っ込めてしまった。
 こんなに冷たい水に浸かったが最後、尿意メーターは一気に限界にまで振り切ってしまうことだろう。

(どうしよう。こんなにプールが冷たいなんて!)

 ただでさえ尿意を堪えているから、より一層冷たさを感じるのだろう。
 だけど周りにいるクラスメートの女子たちは、競うようにプールへと入っていき、楽しそうな歓声を上げている。
 美雪の尿意なんて知らずに、水をかけあったりしていた。

(みんなプールに入ってるのに……! 一人だけプールサイドにいたら、怪しまれちゃうよ!)

 美雪は意を決すると、プールへとゆっくりと身体を沈めていくことにする。

「あっぅっ」

 右足、左足、そしておまたがプールの水面に触れると、より一層冷たさが襲いかかってくる。
 それでもここで凍りついているわけにもいかなかった。
 こう言うのは、思い切りが大切なのだ。

「んっ、んんー!」

 思い切って、肩まで一気にプールに浸かる。
 おまた力を籠めているおかげで軽失禁することはなかったけど、それでも冷たさが消えてくれることはない。

(お願い、早くこの冷たさに慣れて……!)

 じゅももももっ!

 プールの端っこのほうは浅いから、腰くらいの水位で済んでくれる。
 それでも冷たさに身体が驚いたとでもいうのだろうか?
 ごまかしようのないおしっこをチビってしまい、スクール水着の股布の裏側がじんわりと生温かくなる。

「はぁ……、はぁ……、はぁぁ……っ」

 キュンッ! キュンッ!

 冷水に絞め上げられるように膀胱が痙攣する。
 プールに入ってしまったことが誤りだったと知るのは、美雪がプールに入って一分も経っていないころのことだった。

(思ってたよりも、お水が冷たい……! お腹が冷えて……あああっ、だめっ)

 じゅももももっ!

 痙攣する膀胱から、勝手におしっこが漏れ出してくる。
 お腹を冷やしてしまったことにより、更に尿意がこみ上げてきたのだ。
 すぐにプールから上がろうとするも、それさえも美雪は躊躇せざるを得なかった。

(出れない……! プールから出ようとしたら! も、漏れそう……! 絶対に漏らしちゃう!)

 もしもプールから上がろうとすれば、その拍子にお腹に力が入っておもらしをしてしまうに違いなかった。
 もはや、美雪の尿意は重力にさえ屈しようとしていた。

「あっ、いや……」

 ぢゅもももも!

 プールから上がることができないと察すると、フッと意識が飛びかかっておまたから力が抜けていく。
 それでも周りにいるクラスメートたちは、今シーズン初めてのプールに歓声を上げながら水を掛けあったりしている。

(いまなら……バレない……?)

 ぢょわわわっ。

 痙攣する膀胱に軽失禁を繰り返しながら、美雪は周囲を見渡す。
 不幸中の幸いか、クラスメートたちはプールにテンションが上がっていて、誰も美雪のことなど気にしていないようだった。

(しちゃう……!? ほんとうに、しちゃうの……!?)

 じゅわわっ、
 じゅももももっ。

 抑えきれない尿意を我慢しながらも、美雪は逡巡する。
 だが、最初から残されている道は一つしかなかったのかもしれない。
 冷たいプールに入った、その瞬間から……。

(もう、プールから上がれない……。おトイレも……行けない……。それに、プールのおトイレ、怖いし……!)

 いまからプールを上がると、重力に耐えきれずに失禁してしまうことだろう。
 それに例えトイレに辿り着くことができても、プールに併設されているトイレは電気がついていないから昼でも不気味な雰囲気を漂わせている。
 極度の怖がりである美雪には、たった一人で踏み込んで行くにはツラい場所だった。

(プール……塩素で滅菌消毒、されてる、よね……?)

 きっと塩素で消毒されているし、それにこのプールには恐らく延べ百人以上もの生徒たち入ることになるのだ。
 その生徒たちを受け入れることができるプールで、一人分のおしっこなんて無いに等しい……に、違いない。

「ぁっ、ぁっ、ああっ」

 じゅわ、じゅわわ……。

 プールに浸かっている美雪は、ダメだと分かっていても尿道が生温かくなるのを感じていた。
 少しずつ、少しずつ尿道がほどけていく。
 みんなが入っているプールなのに。


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レモネードオアシス 2024/02/23 10:33

おもらし日記13

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週もあっという間に金曜日。
今日の千葉は冷たい雨と雪の予報です。
この季節は三寒四温と言いますが、今年は例年よりも極端な気がしますね。

さて、今日は金曜日ということでブログを更新したいと思います。
いつもならばCi-enオリジナルの小説を更新したいところですが、オリジナルの小説のストックが枯れたので、同人誌の既刊を更新していきたいと思います。
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おもらし日記

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「くしゅんっ」

 ぢゅもももも!

 くしゃみをした拍子に軽失禁してしまったのは、二時限目の国語の授業中のことだった。
 朝にしっかりおしっこをしてきたといっても、この時間になると膀胱にはおしっこが溜まってきている。
 じんわりとした生温かい感触がお尻の方にまで広がっていき、わだかまりとなって残る。

(うう~。ぱんつ、ピンチかも)

 ぬるり……。

 気まずくなって身じろぎをすると、クロッチの裏側だけではなく、お尻のほうまでヌルリとした感触。
 おしっこを我慢しているとおまたが熱く火照り、愛液までもおもらししてしまっているらしい。

(きのうから熱くておかしいなって思ってたけど……ううっ)

 思い返してみれば、きのう雷に驚いて失禁したときから前兆はあった。
 だけどおまたが熱くなっているだなんて気のせいだと思っていたのに。

(うう、ぱんつのなか、気持ち悪いよ……)

 じゅもも。
 じゅわ、じゅわわ……。

 おしっこを我慢していると、愛液まで滲み出してきてしまう。
 まるでショーツのなかに生卵をかき回して流し込まれたかのような不快感だった。

(ぱんつ、気持ち悪いし……。おしっこもそろそろ限界だし……。ううっ、次の授業、プールだし……っ)

 次の時間はプールだから、休み時間はトイレに行っておきたかった。
 いまの尿意を抱えたままプールに入れば、お腹を冷やして膀胱が決壊するに違いなかった。

(学校のおトイレ、あんまり使いたくないけど……そうも言ってられないか……)
 そんなことを考えながら、二時限目の授業は粛々と進んでいく。

        ☆

「よし! 更衣室に行く前におトイレに行っておこう!」

 休み時間になった瞬間、美雪はスクール水着が入った手提げ袋を持つとトイレへに行くことにした。
 席から立つときに、

「んっ」

 ぢょぼぼ!

 お腹に力が入った拍子に軽失禁してしまう。
 美雪自身は気づいていないけど、紺色のスカートのお尻の部分には、初潮を迎えた少女のようにハート型の尻染みが滲み出してきていた。
 それはおしっこと、愛液の染みだった。

(やだ。立ったら余計におしっこしたくなってきた)

 椅子の座面におまたを押しつけて我慢している癖が染みついている美雪は、立ったままでおしっこを我慢することがあまり得意ではなかった。

「うっ」

 ぢゅわわ……。
 ……たらり。

 クロッチの裏側が生温かくなると、内股を一筋のおしっこが伝い落ちていく。
 早くトイレに行かなければ、大変なことになってしまう。

「ううっ、せっかくおトイレにきたのに……なんでよ……」

 ……だが。
 女子トイレまでやってきた美雪は、まさかの光景に言葉を失ってしまった。
 女子トイレに貼り出されていたのは『故障中』という、あまりにも無慈悲な一枚の紙切れ。

「うそ……」

 じゅわわっ。
 じゅももももっ。

 一瞬、意識が遠のいて、ぱんつのなかが生温かくなる。
 だけどすぐに美雪は持ち直す。
 ここの女子トイレが故障中でも、他の階の女子トイレを使えばいいのだ。
 なにも慌てることはない。

「……そう思ってたのにぃ……っ」

 違う階、違う学年のトイレにやってきた美雪は、再び言葉を失ってしまうことになった。
 なにしろ女子トイレには長蛇の列ができあがっていたのだ。

(こんな行列に並んでたら、水着に着替えられないよ……っ)

 次のプールの授業の先生は、時間には厳しいのだ。
 たとえ数秒でも授業に遅れれば、遅刻扱いにされてしまう。

(おトイレ、我慢しないと……)

 せっかく学校のトイレでおしっこをしようと決めたのに。
 それなのにお預けされてしまうだなんて。

 じゅもも……っ。

「あっ、だめ……」

 生温かくなる股間に、美雪はキュッと腰を後ろに引く。
 いまにもへっぴり腰になりそうだったけど、それはなんとか堪えて。

(プールの授業中、我慢しないと……っ)

 じゅわっじゅわわぁ……。

 いまにも決壊しそうな膀胱を抱えながら、美雪は更衣室へと急ぐことにした。
 これから一時間、プールの授業を受けなければならないと思うと、暗澹たる気持ちになってくる。
 それでも――、

(おしっこなら、いつも我慢してるから平気、なんだから)

 美雪は自分に言い聞かせると、更衣室へと向かう。


おもらし日記14につづく!

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