【アーマード・コア6】2周目クリアした……うわあああああ 【ネタバレ有り】
うわあああああ!!!!
2周目は、ルビコンの開放者ED だった。
まさか、普通に涙腺緩むとは思わんかった……。
過去にソウルシリーズやらをプレイしてきて、環境ストーリーテリングと呼ばれる、自分で情報を繋げて想像して好奇心を高めてくれる楽しさがあったり。
幾つかの過去のACシリーズをプレイしきて、各キャラクターの生き様や無常さがあったり。
どのフロムゲーも殺伐としいて、主人公に対して、イレギュラーだったりと世界の根幹を潰す破壊者だったりと、ある種、ゲーム世界とプレイヤーを線引するような扱いになっていた。
しかし、アーマード・コア6は、殺伐さと無常さが有りながら、暖かに接してくれたキャラクター達がいた……(倫理観ぶっ壊れだったけど)。
主人公である621 との関係をしっかり築いた上で、プレイヤーに対して、何を選択させるかを迫る。
オートセーブとミッション進行によって、後戻りできない感じが、プレイヤーが下した選択の重みを実感させてくる。
そして、実際のゲームプレイで、プレイヤー自身が手を下しているような感情の詰め方。
トドメを刺した時のセリフとか、やばいわよ。
この感覚は、カットシーンや QTE等の選択肢を使わないからこそ、よりダイレクトに来る部分があった。
ただ、早く倒しすぎると、セリフをすっ飛ばすというデメリットもあったけど。
AC6 によって、フロムゲーのストーリー表現が、1つ上のステージに上がったような気がした。
物語とゲームプレイの一体化の1つの答えが生まれたのかもしれない。
ルビコンの開放者のラストバトル
あの登場シーンで、初プレイ時の登場と近い画角を使うの、やめろ~。
ウォルターさん、まじで優しいおじさんだった……。
・以下、考察とか妄想
「ウォルター」
ルビコンの開放者ED の主役だったわ。
レイヴンの火ルートだと、惑星破壊RTA されて調整が間に合わずに出てこなかったのかも。
ルビコンルートだと、621 がザイレムの邪魔するし、後、スネイルと直接戦ったことにより、スネイルが 621 の危険性を実感しかたら、急ピッチで進めたんやろなあって。
あと、621 反旗を翻したから、ウォルターの心に綻びが生まれ、再教育されやすくなってしまった可能性もある。
もう一つは、ウォルター自身が、621 を止めるためか、再教育中に、自分の意思で無理やり出撃したから、自我が少し残っていた可能性もあるやも。
「ウォルターの生い立ちの妄想」
情報ログを拾っている感じ、ナガイ教授の第1助手の息子らしいっぽい。
父親がコーラル研究でおかしくなって、何か色々悲惨なことがあって、ナガイ教授の元で育った。
で、「アイビスの火」以降、木星に行って、オーバーシアーに入ったのかな。
ナガイ教授やオーバーシアーの人たちは、ウォルターのことをとても良く優しく接してくれたんやろなって。
そして、621 がミッション「脱出」時に聞いた、ウォルターのメッセージみたいに、ウォルターもまた、オーバーシアーの人たちに託されたしまったんやろなって。
優しさと確固たる意思によって託されるのは、ある意味、最強の呪いなのでは、とも思った。
ナガイ教授やオーバーシアーの人達に優しくされたウォルターは、死にかけで見捨てられた人達を拾っては世話をして、優しく接する。
でも、猟犬たちは”一度は死んだ身、ウォルターさんのために命など惜しくない” みたいなテンションになって、死ぬ気で特攻して成果を上げてくる。
事情を知らない他者から見れば、死にかけの人間を蘇生して死ぬこと恐れないソンビ兵隊を作っていて、ネクロマンサーとか言われてそう。
そして、ウォルターは、猟犬たちの死体の山を見て、精神を擦り減らしていく、と。
あと、木星に行ってたってことは、ミシガンとも古くからの知り合いだったんだろなって。
もしかして、ウォルターは、オーバーシアーの元 ACパイロットで、かなりの腕前だったかもしれない。
ミシガンとも戦ったこと、ありそう。
そして、負傷によって、AC を乗れなくなった後、死にかけの見捨てられた人を拾って、オーバーシアーの尖兵として扱っていたのかも。
でも、ウォルターは、猟犬にとても優しく接してしまうと。
ウォルターの最後の言葉
「ルビコンの開放者」ルートの、あれはとても涙が出そうになりました。
ウォルターにとって、友人というのは、オーバーシアーの暗号でもあり、成すべき使命でもあり、極めて強い呪いだったのかもしれない。
しかし、ラストバトルで、621 へかけた友人の言葉は、相棒やパートーナーなどの普通の人生を見つけたことへの安堵だったのかなあって思いました。
「エア」
「レイヴンの火」ルートで、撃破した時、621 に手を伸ばす仕草をするの知らんかった。
空中で撃ち落としちゃったからね、仕方ないね。
配信を見ていて知った。
エアにとって、621 は、別次元から現れた唯一無二の存在だからね。
雑に言うなら、二次元から現実に飛び出してきたキャラクターぐらい、エアにとっては621 が奇跡の存在なんやろなって。
Just Monika.
そりゃ、仕方ない、仕方ないよね。
面白おかしく言うならヤンデレでも何でもいいけど、物語の文脈を考えると、ヤンデレではないと、言いたい。
二次元からキャラクターが飛び出してきて、友好的だったら、どんな相手でも嬉しいに違いない。
そういうもんだろう。
「スネイル」
私が企業だ!
悪逆非道のドクサレ野郎だけど、名言製造機だった。
あと、めっちゃ苦労人なんやろなって、同情の余地もあった。
ヴェスパー1が、あんなんだし……。
企業的には、フロイトは全然野心がないし、戦闘力が化け物だし、命令はこなすし、で、最高に扱いやすい人材で重宝していそう。
でも、ヴェスパー部隊的には、フロイトは命令無視して、損害を出したりして、事後処理はスネイルが全てこなしてそう。
スネイルは、部隊の管理だったり作戦やらなんやらをするけど、上層部からはフロイトの戦果ばかり評価されるし、人望もフロイトに集まるしで、心中が大変そう。
だから、スネイルよりの部隊長には閣下とか呼ばせているのかなって。
「ラスティ」
おそろい。
主人公に対して、強さの背景を求めるのは、憧れや羨望、嫉妬があったのでは、と思うことも。
ラスティは、ルビコンを企業からの支配から開放するべく、大きな使命を持って長年動いていたのに、何の信念もなさそうな621 が、全ての戦況を短期間でひっくり返すほどの実力を持って現れたら、ラスティ自身が、一体今まで何のために戦っていたのかって、なりそうな気もする。
「ブルートゥ」
ご友人……❤
驚異的な魅力を持つキャラだけど、たぶん、RaD が色々盗んだ時に、オーバーシアーの友人の1部の情報を知ってしまったんじゃないかと思っている。
カーラは妙に、ブルートゥの発言を聞き取らせないような立ち回りをしていたようにも見える。
でも、ブルートゥは頭がアレだった。
そして、カーラの思想とオーバーシアーの友人を混ぜちゃって、ああなったのかなあって。
殺しの道具に笑える要素= エンタメ。
+
友人= 思い出に残るほど特別な死者。
結果、クイック、スローになった可能性が、あるやもしれない。
ブルートゥが言う、贈り物は、これだけおもてなしをしたのだから、死んでも特別に覚えてくれるに違いないと思ったのだろう。
621 的には、様子のおかしい敵の1人ぐらいで、覚えていなさそう。
プレイヤーには、たいそう強い印象と思い出を残したけど。
現在のAC6のプレイ状況
3周目のチャプター5まで来ました。
3周目のED は、実は、コーラルの破綻に解決の1手があって、色々とあるけど、まあ、ウォルターおじさんも生存して、何とか良い方向に向かうんじゃないかな、と思ってたら……
なんか、宇宙版人類の天敵みたいな雰囲気を感じて、んんんん????
みたいになっている。
とりま、スネイルは蹴飛ばした。