【技術紹介】見せるべきか見せざるべきか
画像生成では、おおよそのポーズを指定できるようになってきています。
これは、次の黒背景画像のような形でAIに伝えます。
しかし意外と顔が隠れません。今回の場合は手で顔を隠したかったのですが、うまいこといきませんでした。
指定画像はあくまでも2次元画像なので、この指定方法では、手と顔のどっちが前なのかを、うまいこと判定してくれないようです。
指の表現もまだ難しいですが、企業系(Midjourney)の生成モデルでは解決し始めているようです。なので、オープンソース系(Stable Diffusion)でもそのうち解決すると思います。
なので、「細かい部分は自分で書いた方が早い」というのが現段階の結論です。
下書きは自分で行い、どう書いて欲しいのかを指定して、清書はAIが行います。
それでは修正してみましょう。左が元画像、右が書き込み後の画像です。
顔の前の右手がありそうな場所に手を書き足します。
かなり下手ですが、この程度でも手と認識してくれます。
手を書くのが苦手な人は、手の3Dモデルから画像を書き出しても良いでしょう。左手を調整します。
これは元々の手に少し加筆するだけなので上に比べれば簡単。お股の部分に具がはみ出しているので、一本スジにします。
DLSite系はスジならばセーフなのでモザイク無しでいいようです。せっかくなのでモザイクを使わない形にします。このくらいの女の子なら、はみ出している方が自然だそうですが。
細かい調整を行いながら、AIで清書をかけると、次のようになります。
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