カスカナ文庫 2023/03/18 21:53

【技術紹介】見せるべきか見せざるべきか

画像生成では、おおよそのポーズを指定できるようになってきています。

これは、次の黒背景画像のような形でAIに伝えます。

しかし意外と顔が隠れません。今回の場合は手で顔を隠したかったのですが、うまいこといきませんでした。

指定画像はあくまでも2次元画像なので、この指定方法では、手と顔のどっちが前なのかを、うまいこと判定してくれないようです。

指の表現もまだ難しいですが、企業系(Midjourney)の生成モデルでは解決し始めているようです。なので、オープンソース系(Stable Diffusion)でもそのうち解決すると思います。

なので、「細かい部分は自分で書いた方が早い」というのが現段階の結論です。

下書きは自分で行い、どう書いて欲しいのかを指定して、清書はAIが行います。

それでは修正してみましょう。左が元画像、右が書き込み後の画像です。

  1. 顔の前の右手がありそうな場所に手を書き足します。
    かなり下手ですが、この程度でも手と認識してくれます。
    手を書くのが苦手な人は、手の3Dモデルから画像を書き出しても良いでしょう。

  2. 左手を調整します。
    これは元々の手に少し加筆するだけなので上に比べれば簡単。

  3. お股の部分に具がはみ出しているので、一本スジにします。
    DLSite系はスジならばセーフなのでモザイク無しでいいようです。せっかくなのでモザイクを使わない形にします。このくらいの女の子なら、はみ出している方が自然だそうですが。

細かい調整を行いながら、AIで清書をかけると、次のようになります。

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