カスカナ文庫 2023/03/30 23:23

【技術紹介】着衣差分を作成する

今回は衣装差分の練習です。

画像生成を使って差分を作る場合には、着せた上で脱がせるよりも、裸の状態から着せる方が簡単です。

花見の季節なので、「泥酔して公園で寝ているお姉さんを脱がせる」をテーマに着衣差分を作ってみます。

シーンの流れとしては、当然寝ているお姉さんを脱がせていくわけですが、制作手順は逆になります。

衣装デザインを出力する

まず、衣装を考えます。

今回は差分を作る練習なので変にこだわらず、立ち絵をランダムに出力しまくり、簡単そうなのを適当に選び取ります。

素体を出力する

最初は素体として、全裸で寝ている状態を出力します。

今回は欲しい姿勢が最初から決まっているので、ControlNetと言う機能でおおよその体勢を指定します。

一旦全身を出力してから、欲しい構図に合わせて切り取ります。

この画像を基本に、部分生成を繰り返して、服を着せていきます。

下着差分を作成する

下着を付けるには、全裸のイラストの上に、下着を描いて欲しい箇所を直接書き込んで、AIに情報を伝えます。

人間がAIに指示を出して、AIが作画を担当する感じです。

着衣差分を作成する

同じ要領で服を着せます。最初のデザイン案を参考に服を書いていきます。下の画像からも分かる通り、全体の当たりの方が重要で細部はあまり気にする必要はありません。

同じ箇所は一回で完全なものを出力するのではなく、一旦生成した画像にさらに書き込みを加え細かい箇所を調整していくやり方が簡単でした。

と言うわけで、これで服を着せることができ、この制作過程で、着衣差分ができました。

元の衣装案にあるフリルなどもうまく指定すれば書けそうですが、今回は省略します。

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