投稿記事

ゲーム制作の記事 (37)

カスカナ文庫 2023/10/25 20:53

【小説】 収穫祭の夜 リーゼル編 2 【ゲームコンセプト】

ゲームコンセプト用の小説の続き、3分割のうちの2回目です。(1回目

処女喪失シーンになりますが、割と真面目に描写した結果、前戯が長かったり、本番行為が地味目になってしまいました。なので、この辺りはゲーム化の際に、ほぼカットになると思います。

前戯部分は、小説としてはあってもいいかもしれませんが、漫画やエロゲの場合はそもそも描写されないパターンが結構多いですね。制作コストの問題もありますし。

純愛ものとか、女性作家さんの場合とかでないと、前戯シーンはほぼ無い印象です。

3回目は、もっとはっちゃけて、以降はそのノリになると思います。

文章は約5700文字。挿絵は1枚です。

リーゼル2

ついに篝火の光も届かなくなり、月の光だけを頼りに俺たちは二人で森の中を進んでいく。満月の夜に祭りを開くのはこれが目的なのかもしれないと思った。お互いにはぐれぬように繋いでいた手は、いつの間にかお互いの腰に回っている。

さらに歩いていくと、茂みの奥から他の一夜限りのつがいたちの声が漏れ聞こえ、その度に俺を掴むリーゼルの腕の力が強くなっていく。どこまでいくのだろうかと、彼女の行くままに任せる。

隣にいる少女の感触の暖かさを感じながらならでは、歩くだけでもどこか楽しかった。やがて大きな樹が見えてくると、リーゼルは足を止め、 「ここならだれも来ないと思うので……」 と隣で囁くように言った。

俺はリーゼルの腰を掴んだまま樹の陰へと入っていく。そこはもう月の光も届かずに、本格的に真っ暗になるが、それでもリーゼルの小麦色の髪と白い肌は暗闇の中でさえ淡く輝くようだった。

「あの……。初めてなので、優しくしてください……」

暗闇の中から彼女の身体を手繰り寄せる。腕の中の少女はやはり緊張しているようで、身体が強張っている。俺はその緊張をほぐすように、優しく彼女の背中を撫でていく。するとリーゼルは 「んっ……」 と可愛らしい声を漏らして、身体をびくっと震わせた。

撫でる手を彼女の顔の方に寄せて、俺の方へと向かせる。これだけ近くても、彼女の表情はよく分からない。夜の闇の中ではその輪郭が浮かび上がるだけだ。だが、それでも、この指に触れる柔肌、そして少しずつ荒くなっていく吐息だけで、少女の存在を十分に感じられる。

前戯

俺はそのまま、その甘い香りのする方へと引き寄せられ、唇を合わせる。リーゼルはそれに応えるように、俺の首へと手を回してくれた。

「ちゅ……。ちゅぱ……」

柔らかく弾力のある唇に押し返されながら、何度も唇同士を重ね合わせていく。そのたびに、リーゼルは小さく声を漏らしながら、身体をよじらせる。俺はその隙に舌を入れ込み、リーゼルの舌へと絡め合わせる。

リーゼルは驚いたように一瞬動きを止めるが、すぐに俺の舌を受け入れるように絡ませてくる。とたん、暗闇の中の少女は堰を切ったかのように積極的になり、彼女の方から俺の口の中へと舌を押し込んできた。

「ちゅる……っ。ちゅぱ……。じゅるる……」

お互いに呼吸が乱れ、抱きしめ合う身体が熱くなる。俺はリーゼルのドレスの上から胸を撫でる。暗闇であっても、少女の膨らみの柔らかさは隠せない。指と乳房の間にある決して上等ではない生地のドレスは、素朴な少女らしさ演出し、彼女はどこにでもいる、ただの村娘であることを実感させる。

「んっ……はっ……はぁ……」

リーゼルは舌を抜いて唇を離し、荒い呼吸をする。まだ成長途中の先端は敏感で布の上から触れるだけで、リーゼルの口からは甘い吐息が漏れる。そして、指先できゅっと摘むと、 「んんっ……!」 と短く声を漏らして身体をのけぞらせた。

痛かったかと聞くと、リーゼルは首を横に振る。

「だ、大丈夫です……。どうぞ、続けてください……」

俺はドレスの胸元から手を入れると、まだ薄い乳房を直に揉みしだく。

「んっ……あっ……」

柔らかな感触の中にも張りがあり、力を入れれば押し返してくるような弾力がある。その先端は硬くなり始めており、指先で転がすとさらに硬度を増していく。リーゼルは顔を上気させながら、腰をくねらせているのが見える。

俺はリーゼルの下半身へと手を伸ばし、スカートの中へと手を差し込が、彼女は顔を逸らすだけで抵抗しようとはしない。

「ふぅ……。ふぅ……。ふぅ……」

柔らかく瑞々しい太ももをさするたびに、リーゼルの吐息がさらに荒くなっていく。そのまま手を少しずつ上に滑らせていくと、ついに少女の秘部を包んでいる布地へと辿り着く。

まずは、まだ小降りなお尻の肉を撫で回す。少女の薄い胸とはまた違った確かな揉み心地に、つい指に力が入ってしまう。その度にリーゼルは 「んっ……」 と声を漏らしながら、俺の背中に回した手に力を込める。俺はその感触を楽しみながら、最後に残った少女の秘部へと手を伸ばし、柔らかい突起を摩る。

「んあっ! んふぅ……んふぅ……」

思わず大きな声を漏らしてしまったリーゼルは、俺の胸に顔を埋めて声を押し殺す。そのまま下着の中へと手を滑り込ませると、生え始めの柔らかな陰毛が俺の指を撫で返してくる。それを抜けた先にある割れ目に指を滑り込ませると、すでにわずかな湿り気が溢れ出しており、それを指に馴染ませながら直接秘部を刺激する。

「んん〜っ! んん〜っ!」

リーゼルは俺の胸の中でひときわ大きな声を上げて、身体を跳ねさせている。彼女の吐息の暖かさが、服を通して伝わってくる。指に愛液が馴染んだことを確認すると、陰核に狙いを定め虐め続ける。

「んんっ! んっ! そこっ……ダメッ……!」

リーゼルは俺の胸に顔を埋めたまま、いやいやと首を振る。必死に快楽に耐えてる少女の秘部をなぞり続ける。やがて、彼女の割れ目から溢れ出た蜜が俺の手から溢れ始めると、次は小さな穴の中へゆっくりと指を入れていく。リーゼルは驚きの声を上げるが、俺は構わず中へと進めていく。

「あっ……あぁ……」

初めて異物を受け入れた少女の膣は狭く、ギチギチと俺の指を締め付けてくる。それでも少しずつ少しずつ奥へと侵入し、次に入れるもっと太いものが通りやすいように、道標を立てていく。

「んっ……指……入ってる……」

リーゼルのは異物を押し返そうと、俺の指を締め付けてくるが、構わずに奥へと進める。そして、ついに指の根元まで入れると、リーゼルは大きく息を吐いた。

大丈夫かと尋ねると、リーゼルはこくっと小さく頷いた。だが、まだ異物感が残っているのか、少し苦しそうな表情を浮かべている。俺はリーゼルの膣壁のざらつきを感じながらも、ゆっくりと出し入れを繰り返す。声を漏らしながらも、必死に耐える彼女に愛しさを感じながらも、内側から陰核の方を押し込む。

「んぁっ!? そこっ……!」

すると、彼女は膝から力が抜けたのか、俺に寄りかかりながら倒れ込んでしまう。

「はぁっ……はぁぁ……ごめんなさい……」

俺は彼女を抱き止めると、彼女は胸を大きく上下させながら、熱い吐息を漏らしていた。

「よし、もう十分かな……」

俺の外套を枕にして、リーゼルをそっと地面に寝かせた。

フォロワー以上限定無料

続き(本番・挿絵1枚)

無料

【 応援プラン 】プラン以上限定 月額:500円

おまけ画像(1枚)

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

月額:500円

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

カスカナ文庫 2023/10/23 22:36

【小説】 収穫祭の夜 リーゼル編 1 【ゲームコンセプト】

今回から3回に分けて、ゲームシナリオにするために書いた小説を公開していきます。

コンセプトは「古い性風俗」です。

プレイヤーである旅人の男が、旅先の村の風習の一環として、普通の村娘と関係を持つだけのシンプルな構図です。エロゲなので数人から十数人とヤり散らかすことになると思います。

小説の中でその一例を描いていますが、そのような風習は、やはり現実にも存在していたようです。

今回の小説はエロゲシナリオ用に誇張していますし、時代考証などできるわけもなく適当なものなので、まったくの元ネタ通りというわけではありませんが。

文字数は約5500字です。
だいたいWeb小説1回分の文量になるように分割しました。

今回はエロシーンに入る直前までです。
適当に読み飛ばしてください。

プロローグ

太陽が高く昇り、鬱蒼と繁る木々の間から差し込むわずかな光が森の中を照らし出している。俺、アルタリウスはそんな静かな森の中を進んでいた。俺は薬師として数々の村や町を訪れては、薬を旅先で売って生計を立てている。また、その地方特有の薬草や素材を集めては、その素材を使って薬を作るのも仕事のうちだ。

今回の目的地はシャッテンベルグ。『影の山』という意味の村だ。シャッテンベルグは三方向を山に囲まれており、最後の1方向は隣の街とは森で隔てられている。その合間にある慎ましい平地には、三方の山から豊富な水が流れ込み、農業が栄えている。

このような人の行き来の少ない小さな村には、医者がいないことも多く、薬の需要もありそうだ。そして、その村では収穫祭の時期というのもあり、薬の素材になりそうな、面白いものも出回っているかもしれない。

足元の枯れ葉がカサカサと音を立てる中、森の中を進む。紅葉した森の中は木々の影で少し薄暗いが、すでに葉も落ちかけており、その間から差し込む光が神秘的な雰囲気を醸し出しているが、そんなことには気にも留めず、できるだけ早く通り抜けようと休憩することなく歩き続ける。

農業が盛んなシャッテンベルグの収穫祭は、収穫後の最初の満月の日から3日間行われ、旅人は歓迎され、食べ物や酒が振る舞われるという。そして何より祭りの夜といえば……。私は旅人として、多くの土地を回ったが、何かと期待できることが多いことを知っている。私はその祭りの賑わいを肌で感じるのが楽しみで仕方がなかった。

やがて、森の中を抜けると、目の前に広がるのはシャッテンベルグの農場だった。その山間に敷き詰めたように広がる平地には、すでに収穫が終わった畑が広がっていた。黄金色に輝く麦藁の束が整然と並べられ、風が吹くたびにその束がカサカサと揺れている。

今年も豊作であったのだと思い、振る舞われる料理にも期待してしまう。そして農場の奥には赤い屋根の家々が立ち並び、その煙突から煙が上がっているのが見えた。おそらく、収穫祭の準備で忙しくしているのだろう。私はその香ばしい匂いのしそうな煙の立つ方向に向かって、黄金色の細い街道を一歩一歩進んでいった。

リーゼル1

出会い

シャッテンベルグの村の入り口に近づくと、大きな木製の門が目に入った。門の周囲は簡単な木の柵がある程度で、人への対策というよりは家畜が外へ逃げないようにする意味合いの方が強いのかもしれない。いたって平和で穏やかな村だという印象を受ける。

俺が門をくぐろうとしたその時、門の影から俺の目の前に金髪の少女が現れた。祭りのために門に飾り付けでも行っていたのだろうか。彼女の瞳は深い青で、この地方らしい白を基調とした民族衣装のドレスを身に纏い、その裾が軽やかに風に舞っていた。

「あら、行商人の方ですか?」


画像生成AIを使用しています

彼女の声はやわらかで、少しくすんだ金色の髪はまるで小麦畑のように秋の日差しに輝いている。大人の女性というにはまだ早い、その一歩手前のあどけない笑顔の少女。秋の風を凌ぐために少し着込んだその衣装では、はっきりと彼女の体型はわからない。

だが、彼女が子供であるとも言い難い、程よい二つの膨らみが胸元の布を押し上げている。そしてその胸元には、わずかばかりのおしゃれとして可愛らしい木製の首飾りを下げていた。

そんな少女が急に現れたように見え、驚きと同時に見惚れてしまっていた。

「あ、ああ……、俺はアルタリウス。薬師だ。アルトと呼んでくれ。収穫祭が近いと聞いてやってきたんだが……」

その少女はにっこりと笑う。村娘らしい素朴な笑顔だ。

「アルトさんですね。私はリーゼルと言います。ようこそシャッテンベルグの収穫祭へ。祭りはつい一刻前に始まったところですね」

旅人が珍しいのか、少女は俺の姿を不思議そうに眺めている。

「そうか。なんとか間に合ったみたいだね。この村は食べ物が美味しいと聞いて楽しみにしていたんだ」

「そうですか。では私がご案内いたしましょうか?」

まさかこんな少女に案内までしてもらえるとは思わず 「それは助かるよ」 と言った。

「うふふ。シャッテンベルグの収穫祭は他の街では味わえないものがたくさんあるので、楽しんでいってくださいね」

リーゼルは俺の手をぎゅっと掴むと、賑やかな祭りの中へと俺を引っ張っていく。この村の娘はずいぶんと積極的なんだな、と思ったが、こんな垢抜けない少女を訝しんでも仕方がない。少女の柔らかい手を優しく握り返すと、彼女はにこりと微笑み返してくれた。

フォロワー以上限定無料

続き

無料

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

カスカナ文庫 2023/09/27 21:44

【進捗報告】後背位シーンの試作

ひと月ほど開発を中断していましたが、こちらの開発に戻ります。

前回の続きで、動きのある後背位シーンの試作です。

動画は音が出ます。

後ろからの構図は、表情や胸が現れないので、動きの処理自体は一番簡単そうです。しかし、画像生成AIにとっては、顔が見えない後ろ姿というのは、少し難易度の高い出力になります。

AIは学習量の少ない構図は苦手です。顔を見せない構図は一般的ではないので、正面からの構図に比べると制御が難しい、ということですね。

ともあれ、これで、正常位・騎乗位・後背位の基本となる3パターンを動かすことができました。

動かす処理の研究はひとまずここまでにして、次からは1シーン全体の作成に入って、最低限ゲームとして触れるようにしたいと思います。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

カスカナ文庫 2023/08/29 22:39

【進捗報告】騎乗位シーンの作り込み

前回からキャラをロリ寄りに変更して、騎乗位シーンの動きを作り込みました。

動画は音が出ます。

DLSiteの調査によれば、ロリの需要がかなり高いみたいなので、最初に出すゲームは、JKではなくJC,JS側に寄せようと思っています。


他にはプラグラムのコードを整理して、正常位と騎乗位のコードを共通化したりしました。

動きはプログラムで制御しているので、画像を入れ替えるだけで、別キャラも動かせるようになります。

なので、基本はロリ中心で作るにしても、巨乳ロリやJKのキャラもたくさん増やしていけます。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

カスカナ文庫 2023/08/25 21:09

【進捗報告】騎乗位シーンの仮作成

記事の更新ができていませんでしたが、シナリオ面を練り直していました。

文章系は中途半端なものを出しても読者への負担が重くなるだけなので、出すなら質が高いものか、読みやすいものだけの予定です。


今回は騎乗位シーンの仮作成です。

動画は音が出ます。イラストはAIを使用しています。

正常位シーンでアニメ用のプログラムを頑張ったので、ちょっと動かす程度なら簡単にできるようになりました。

あとはお胸をどれだけ揺らすかですが、なんだか角度的に難しそうな感じ。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

2 3 4 5 6 7 8

月別アーカイブ

記事を検索