Socket M.Y. 2018/03/28 14:15

【雑記】叢雲的思考 第1回

たまには思ったことでも書こうかと思います。
記念すべき第1回は「ゲーム開発アプリ」についてです。
今までいろんな開発環境でゲームなどを作ってきましたが、「これ最高だね」っていう物は案外なかったりします。
手法や思考などは人様々なので、Aさんにとって最高であっても自分に合うかはまた別の話。
なので「これはしんどいな」と思った機能的なものについて。

・ノード形式
シナリオノードやサブルーチンノードなどを繋いでいってゲームを作る方式。
小規模なゲームやノベルにはいいかもしれません。
が、ちょっと手の込んだゲームを作ろうとするとものすごい網目になってしまって、メンテ性が極端に悪化しちゃいます。
その性質上、繋がってない箇所があると進行不能バグになってしまいます。

・オブジェクト指向な改編可能なツール
足りない機能は自前で実装してねってやつですが、これが結構曲者です。
自分が組んだプログラムでさえ「なんでこんなところでこんな処理してるんだ?」という迷宮に入り込んでしまうのに、他人の迷宮で遊ぶ羽目になります。
先人が開発したスクリプト等を使わせてもらったほうが、精神衛生的にもエロイベントを作る時間的にもよろしいです。

・設定ダイアログなどが小さいサイズで固定されている
頻繁に使用する設定ダイアログのサイズが小さすぎて目的の物が探しにくい&違うものを指定してしまいやすい。
小さいサムネ固定とかもしんどいですね。
作業領域は広ければ広いほどいいと思います。
カーソルを2ドットの程度のラインに自力で合わせるのってしんどいっすよ、せめてスナッピングしてくださいよーというアプリがありました。

・マウスホイールが使えない
項目にフォーカスしているのに数値の増減や送り戻しができないと結構ストレスを感じます。
逆にキーボード操作だけで全部の項目いじれるなら、それでいいんですけどね。
目線を切りたくないのに切らないといけないってのは、やっぱりストレスです。

とまあ、インタフェイス関係は自分にも当てはまることなんで、偉そうなことは言えないのですが……。
プログラマやプロデューサー目線のソフトは使いにくいよって話でした。

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