『シュヴァヒス』アペンド:6月までの進捗報告
土日です。いつもご支援ありがとうございます。
PICOPICOSOFTは新作アクションRPG『シュヴァリエ・ヒストリエ』(DLsite/FANZA)を2021年1月2日にリリースいたしました。現在はアペンド版を制作中です。
過去の活動やCi-enの活動方針はコチラ(プロフィールページ)にまとめています。
気が付けば今年も折り返し地点……
今年初頭にリリースした『シュヴァリエ・ヒストリエ』のアペンド版は年内リリースを目標に制作しており、「そろそろまとまったコンテンツ紹介を……」と考えています。
というわけで、来月7/1の更新では全体公開範囲で先月までの各プランの情報をまとめなおした「シュヴァヒスアペンドではなにができるのか」を掲載する予定です。
※一部プラン限定だった情報もオープンとなりますので、プランの出入りやバックナンバー購読をご検討の方はご留意くださいませ。
※また、引き続き、7月もプラン限定範囲の初出情報もご用意します。
全体の進捗具合
さてさて、それでは5/1から6/1までの1カ月の進捗状況のお話ですが……
アペンド用の必要素材の見通しもほぼ立ちまして、基盤となるドットやマップはハイペースで必要分を揃えております。項目によっては100%の素材の用意が完了しており、様子見てさらに追加のお願いをして110,120%の充填率へ進んでいるものも。
また、エディター上の組み込み作業に入った際には、これまで行ったアンケートの結果も踏まえて調整していきます。ご回答ありがとうございました!
と、その前に1,2度、アペンドでのアップデートにスムーズに対応できるよう、通常版『シュヴァリエ・ヒストリエ』本体の調整程度のアプデもかけることになると思います(内部的なデータベースの整理、軽微な誤字脱字の修正、微調整された画像の差し替え等)。
画像調整というのはたとえば……
このように実際のゲームの当たり判定などに合わせてmikecatさん(サイト)が対応ドットの微調整をしてくださったりしております。
それでは以下、セクションごとのざっくりした進捗です。
グラフィック進捗
こちらはおば田やよいさん(PIXIV)にお願いしているボス敗北凌○シリーズの新作ラフ(モザイクは掲載用の仮状態)。
凄惨なシチュエーションにふさわしく、シュヴァヒス本編にはなかった新鮮さが欲しいということで、難しめながらダイナミックな構図をしていただけました! 射精差分なんかも映えそうですね!
さらに……
https://twitter.com/PICOPICOSOFT/status/1387346700138737665
丁寧に演出をつけていこうとすると、どうしても「やっぱりここにスチルが欲しい!」といったことが重なり、ピコソフいつもの感じで必要数が膨らんだかっこうですね。
もちろん成算あっての判断ではありまして、たとえば……
追加キャラ・ヤンヤンの立ち絵やシーンスチルをお願いしたすまちーさんに、新たに数点、主人公ジャンヌ関係のシーンスチルをお願いできることになりました。
今回掲載しているのは「ダンテとのデートH」スチルのラフ(モザイクは仮状態のもの)。
他スチルとの雰囲気を合わせながら、ロマンチックな一枚絵として進めてくださっております!
また、先月までに固め打ちで紹介してきた「演出用の健全スチル」も5月中でほぼ完了という状態となり、以降はエロスチルに注力できる体勢が整いました。
演出用の健全スチルにはこんなシチュも登場します。
ゲームパート進捗
戦闘バランスに関するご感想やアンケートのご回答では「簡単すぎた」というお声も多くいただきました。
「アクションが苦手な方やゲームパッド無しで遊ばれる方にもクリアできる難易度」を目標としていたため意識して簡単にはしたのですが、アペンド版にあたっては敵ステータスの調整よりも、敵の行動の多彩さでもってアクションパートの単調さを補えないかと考えております。
つまりこのように、従来の単純な接触ではなく、いかにも搦め手(魔法を飛ばすとか)で攻めてきそうな通常モンスターを浦瀬ヒガタさん(サイト/Ci-en)にデザインしていただいておりまして……既存処理との兼ね合いを見ながら新たなモンスターの攻撃パターンを模索できればと。
前回記事のアンケートの結果的にも、むずかしさよりも新鮮味を感じられるように見せていく方に需要があるようでした。たくさんのご回答、改めましてお礼申し上げます。
https://twitter.com/Lib20937589/status/1387358582635565056
その関係で、マップについては移動可能な範囲を広く真四角に近いかたちで担保してもらう所が多くなっています。このジャンルのゲームのマップでは、動きやすい導線と美麗な景観の両立はむずかしいはずなのですが、Libさん(サイト)がどの新マップも息をのむようなステキさで仕上げてくださっています。
新たなマップ・ダンジョンとなる「廃城」。ここで主人公ジャンヌを待ち受けるものとは……
実際のゲーム画面では降りしきる雪のエフェクトも作りこんでいただいております!
追加マップ・ダンジョンでも再びG-MIYAさん(サイト)に書き下ろし曲をお願いしております!
さらに、アペンド版で追加された楽曲もDLsite等で配信している下記の作品サントラに一足先にアップデートの形で書き下ろし曲を追加収録!
通常版の楽曲と合わせて30点ほどが収録され、より深く『シュヴァリエ・ヒストリエ』の世界に浸っていただけるサントラとなりました。
G-MIYAさんのサイトでもライナーノーツが追加されています(→リンク)。
シュヴァリエ・ヒストリエ オリジナルサウンドトラック
シナリオ・ボイス進捗
音響会社様とのキャスティングやスケジュールの相談もほぼ終わり、収録日(とその後の納品)を待つ状態となっております。新キャラなどで新たにご参加いただく声優様などのご紹介はサンプルボイスなどお披露目できる段階で合わせて行う予定です。
シナリオ作業はこれ以降、イベントシーンごとの組み込み用テキストファイルの準備に入ります。
説明がむずかしいのですが、がんばって書いてみると以下の感じ。
「えっちシーン」でも「街のNPCとの会話」でも、1つのイベントシーン扱いとなっており、アペンド版からは1イベントを1つのtxtファイルに文章(台詞+画像やSEなどの再生コマンド)をまとめる予定です。使用エンジンのウディタが外部のtxtファイルの読み書き可能だからこそのやり方ですね。
こうすると管理が楽で、後からの調整やしやすいのです(エディタを開いて長いデータベースで目的のシーンを探してスクロールという手間が省けるため)。対応するスチルやボイスのファイルの命名規則があらかじめ決まっていれば、その素材が揃う前からメモ帳やエクセルなどに書いてあった下書きのシナリオともども「台詞+素材表示コマンド」という「入力済みイベントコマンド群=イベントシーンtxt」になる……という先取り作業もできる理屈です。
内部処理の話なのでなんのこっちゃという感じですが、ともかく要領よく作業を進めるべく方式を工夫しております。
というわけで
今回のプラン範囲は下記のようになっております。
■おやつプラン
・制作中えっちスチル2点(差分込)
・新規レズエッチスチル完成稿1点
・ゲーム部分のさらなる進捗(中ボスドット2点、BGM1点)+小話
■ごはんプラン
・ふたなりジャンヌ×リリィ姫完成スチル3点
・ふたなりジャンヌ×ダイアナのラフ2点(線画1、下塗り1)
・アペンド版追加ストーリー大ボスデザイン画1点(ネタバレ!)
【 おやつプラン 】プラン以上限定 支援額:100円
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支援額:100円
【 ごはんプラン 】プラン以上限定 支援額:500円
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支援額:500円