自戒と次回の話
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【自戒のはなし】
現在、アップデート作業は引き続き作成した素材をUnity上で組み込み、調整し、実際にゲームとして機能するように実装を進めていく段階です。
今週はこちらの開発の時間がやや少なくなってしまいましたが、なんとか最低限の作業量
は確保しました。
残りはもう1エリア分の敵と、あとはボスを作らなければなりません。
ちなみに絵や仕様を作るのはねんないの作業で、それをプログラミングする作業はエンジニアのみーくんが行いますが、そのみーくんの作業が途切れないように仕様などを渡すことができれば開発は止まらずに進行するので、そのあたりを「最低限」としています。
開発を止まらずに進めるのはもちろん重要ですが、しかしゲームとして色々な要素が組み上がっていく現在のタイミングは、例えば今まで作成したドットだけだとちょっと不自然に見えたり、まとめることで初めて改善点がボロボロみつかるもので、そうした時に行う「最低限+α」の作業は完成度を上げるのに非常に重要な作業だと思います。
最低限の作業だけではいけないという自戒の話です。
【次回のはなし】
前回、次回作のキャラクターや敵の設定などを記載させて頂きました。
色々とコメントやご要望なども頂き、また色々とやりたいシチュエーションが増えました。
性癖は人それぞれに差異があるので、自分の守備範囲外からはやや外れているシチュエーションの案を頂くことも多いです。
しかしそういった普段自分では摂取しない要素を、どうにかしてゲーム内の世界に落とし込めないかを考えると、意外におもしろい着地点を見つけられたりすることがあるようです。
前回頂いたコメントを引用させて頂きながら、それを次回作の世界観に落とし込もうとするとどうなるかを多少掘り下げてみようと思います。
なお、これは次回作のやられ要素として必ず入ることを保証するものではなく、あくまでアイデアの一つとして練っている最中ということでご了承ください。
>1、ひ弱な村人にショタくんもいると嬉しいです
ショタは以前からいくつかご要望を頂いていましたが、ねんないがショタを売りにした作品を自分から摂取しに行くことはあまりなく勉強不足ではあります。
また次回作もあまり平和な世界観ではなく、急にねんごろになったりするのも難しいため、やはり子供体型のモンスターとか、子供が化け物になってしまいそれにシスターが襲われるという形にもっていくのがやりやすいと思いました。
しかし完全な化け物だと、お姉さんと子供という関係性にはならないため、ある程度人間の子供らしい意識を残しておく必要がありそうです。
以上を踏まえて、もし次回作に男の子を使ってシチュエーションを作るならどうするか考えてみました。
◆出会い
シスターが町から目的地に向かう途中、あるいはダンジョンから町に帰ってくる時、一定の確率でイベント発生。
森で野営する二人の親子を発見し、事情を聞く。
時々原因不明の体調不良を訴える息子の病を治すために遠出しているという。
シスターも原因はわからないが、息子に鎮静の術を施してやると子供の症状は少し落ち着いた。
親子はシスターにお礼を言い、再び出発した。
◆再会と惨劇
出会いイベントを済ませて置くと、町であの親子が失踪したとの噂を聞ける。
話に聞いた場所にたどり着くと、親子のような人影を見つける。
しかし親の身体は傷だらけで、息子はその親の首にかじりついている。
息子は吸血鬼に変異し、親の血を啜っていたのだった。
バトル・子供の吸血鬼
負けるとシスターも餌食となる。
子供の吸血鬼は情欲と食欲の言葉を囁き、シスターを貪り続けた。
>2、もしかしたら村民の中には屍癖がありますか?修道女が苦労して魔物を倒した後、村人に襲われたり、食べ物に毒を盛られたりして、美しい標本に作られました。
標本とか、人形のように扱われるシスターは陰鬱で背徳的な雰囲気があって良いシチュエーションだと思いました。
しかしただの村人に標本は作れそうにないので、シンプルなやつだと連れ去られた女性を探しに行くと邪教の拠点を見つけ、助けに入るものの敗北し一緒に標本にされるとかでもできそうですが、村人の一人が実は邪教とつながりがあるという形のイベントも作れそうです。
◆衛兵の闇に取り入る邪教徒
ある男の衛兵が町の近くで奇妙な化け物を見たというので、シスターはその衛兵と町はずれに出かけた。
シスターはいきなり強力な睡眠薬の罠を受けてしまい、意識を失ってしまった。
目を覚ますとシスターは捕まっており、地下室のような場所で衛兵と邪教徒が話している。
衛兵はシスターを自分のものにしたくて、邪教徒と手を組んだのだった。
バトル:衛兵と邪教徒たち
負けるとシスターは何らかの方法(魂を抜かれる・死んでも腐らない標本処理・廃人になる薬など)で物言わぬ人形のようにさせられてしまう。
シスターを自分のものにした衛兵は、動かなくなった想い人の身体だけを愛し続けた。
以上のような感じでしょうか。
重ねて申し上げますが、これらが次回作に入ることが決まったわけではありません。
コメントで頂いた、自分ではあまり考えていなかった要素を、次回作の世界観に落とし込んで掘り下げてみたイベントのアイデアの一つですので、入るかもしれないし、入らないかもしれません。
また他にもイベントとして掘り下げて考えてみたいものはいっぱい頂いていますが、文章量が多くなりすぎてしまうので、今回は以上にしたいと思います。
それではまた。