ほわいとばーど 2024/03/25 00:00

小説#6【第二章・お耳癒しのテクニック(2)】JKリフレ♪ハイスぺ高学歴女子のヒミツの…



「はい すっきりできましたね

こちらは終わりです

今度は左耳ですから

カノンの方に…お顔を向けて…ください」

彼女の声の優しさと甘さに浸っていたかったから、素直に従う。

スカートの中に顔をうずめることになり、心臓がドキドキする。

今度は息を吹きかけられるのではなく、指先でそっとなぞるように触れられる。

「寝てしまうのはまだ早いですよ

貴方にはもっと…カノンの癒しの技術を味わってほしいから」

彼女の息がまた耳に吹きかかる。

耳全体にキスをされるかのような

優しくて柔らかい吐息の嵐に、俺は股間が熱くなるのを感じた。

「いい子…いい子…

ふぅ~

いい子…いい子…

ふーふー

カノンはこうしてお耳に語りかけるとき

言葉と一緒に呼吸をして…息を送り込んでいるんです

それがとても気持ち良くて

癖になってしまう…みたいです

貴方もそうなってくれたら嬉しい…」

頭がボーっとしてくる。

彼女の甘い囁きは続いていて…

「ふふ…

もっと……気持ちよくなってください

カノンの指と、吐息と、声と、そして…私の存在全てで…」

彼女の声が俺の耳をくすぐるたびに、脳が痺れる。

「カノンに全てを委ねてくれている

貴方のことが…ちょっとだけ…愛おしい」

後頭部に感じる、心地よい弾力。彼女のぬくもりを感じる。

それは温かくて優しくて柔らかくて、ただただ安心するような心地良さだった。

「…不思議ですか?

カノンがこのようなお店で働いていることが」

「最初は…驚いたけど」

と俺は答える。

「でも、今はこうしてお話できて嬉しい…よ」

恥ずかしさもあったけど、ちゃんと言うことができた。

「私はこうやって誰かに奉仕することが

好き…だから

貴方はどう?

こういう所にいる女の子…軽蔑しますか?」

「ううん…むしろ、カノンの事がもっと好きになると思う」

「……ふふ

ありがとう

貴方は優しい人

カノンは嬉しく思います

もう少し、じっとしてて」

耳にふー、と息が吹きかかる。

それが気持ちよくて、また身体がビクッと震えてしまう。

「いい子……いい子……

我慢しないで……もっと声を出してください」

彼女の吐息が耳元を撫でるたびにゾワっとしてしまう。

「さ、こちらをむいて」

カノンの太ももに挟まれ、あおむけになる。

彼女と目が合った。

「太ももの間に頭を挟んで

お耳をクリームでマッサージしますね

これが最後の仕上げだから

もうちょっとだけ

このままで」

カノンの細い指が、俺の耳を優しく揉みほぐす。

柔らかな圧迫感と共に、それとは別のふわふわとした柔らかい感覚が伝わってきた。

耳を愛撫されるのって、こんなに気持ちよかったなんて。

「はい おしまい

お疲れさまでした

カノンの施術…ご堪能いただけましたか?」

「うん……すごく気持ちよかったです」

「それなら良かった

これで終了ですから…

最後はこちらに…キスをしますね

ちゅっ」

カノンが俺の額にキスしてくれた。

「貴方は不思議な人

いつもはこんな女の子じゃないのに

つい…したくなっちゃう

からかってる訳じゃないんです

本当に…

キスしたかったの」

「ありがとう」

俺は素直にお礼を言う。

「はい…どういたしまして」

カノンは優しく微笑む。

「さ、これで

ほんのちょっとのお試しは終わりです

どう…します?

まだ…続けていい?

カノンは…もっともっと…

貴方に気持ちよくなって…欲しい」

「うん…僕も、もっとカノンに癒してほしい」

「…うふふ

そう仰ってくれて

嬉しく思います

きっと貴方も…

カノンの施術を…

好きになって…くれるはず」

俺はこくりとうなずく。

カノンの手が俺の身体にそっと触れた。

そのひんやりとした優しい感触を甘受する。

「続きは隣のバスルームで…ね」

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