回想システムと闘技場(+販売日程の話)
相麻ゆづきです。
今回は回想システムと闘技場についてです!
……と、その前にひとつ断り書きを!
エルローグの販売日程についてですが、現在予告中の10月下旬から1ヶ月ほど後ろにズレ込んで11月下旬での発売になると思います。
残りの作業がクリア後ダンジョン等を除くと、
- イラスト7枚
- 一部ボス戦のドット作成
- 通しプレイおよびバグ取り
ってところなのですが、一ヶ月ちょいだと微妙に時間足りないな…!と思ったのでもう一ヶ月ほど時間をいただきます。
日付としては11月最終週の週末の前後(11月24~27日)あたりのどこかで出したいなと思っています。
仮にイラストが1~2枚くらい終わらなくても、ここを最終ボーダーラインにして登録作業を行っていきます。
というのも、DLさんの売上って月末締めで翌月の振り込みなのですが、12月にズレ込んじゃうと売上の振り込みが来年になるので、売上が来年に集中してしまって税金周りが嵩んじゃう懸念があるんですよね。
個人的な事情で恐縮ですが、できれば今年と来年に分散させたいので、11月末のちょっと前に出せるのがベストかなあということを考えています。
※追記:調べたら来年振り込みでも売上が確定した時点で今年の収入として扱うっぽいので12月にズレ込んでもでも大差ないかも?どちらにせよあまり伸ばしたくはないので11月のリリース目標でやっていきます!
以上、販売予定についてのご報告でした。
4年近い制作期間を思うと、無限にあった作業もあと一息というところまで来たので、気合いを入れて残りの作業をやっていきます!!
タイトル画面
タイトルロゴが無かったので、今さら感がありますが作りました。
販売周りのことをアレコレ考えていたら、ロゴがあったほうがいろいろ宣伝するうえで便利だなあとなったので!
新旧タイトル画面。
自分の画力であんま背景を描き込むとボロが出るので、思い切って背景の情報量を削ぎ落としてキャラが目立つように調整しなおしました。
販売予定日の変更と併せて、DLsiteさんに差し替え申請中です。
回想システム
記憶世界
前回の記事でちらっと言った回想システムについて。
こんな感じになりました。ベッドまたはたき火から「記憶世界」というキラキラ空間に飛んでシーンを回想できます。
Hシーンだけではなくメインシナリオの回想も行えます。
私自身はわりとえっちRPGのシナリオも楽しむ人間なのですが、「もう一度あのシナリオが見たい!」というときに最初から遊び直すのが大変なので、こういうのがあると便利だなあと思っていた機能でした。
……そのぶん実装の手間が増えるのですが!
思い付きでこういうことしてるから制作期間が伸びるんじゃないかな!!
ただ、シナリオの回想をできるようシステムを組んだことで、Hシーンも前後のパートから再生できるようになったので、「一枚絵とテキストのみの回想じゃシコれないよ派」の人には嬉しい、はず…!
なお、回想中にDキーを押すことでいつでも回想を中断できます。
処理の流れ
忘備録程度に実装周りの話も書いておきます。
(興味ある人だけ読んでね)
回想の開始から終了まで内部的には以下の処理を行っています。
1.回想開始時に一時的なセーブデータを作成(地点A)
2.各種フラグを操作してから場所移動
3.イベントを収録してるコモンイベントを呼び出し
4.回想中断または終了時に地点Aに戻る
回想用に一時的なセーブデータを作成する考え方は、kidoさんという方の技術ブログを拝見して「この考え方ウディタでも使えるじゃん!!!」ってなって取り入れました。
→参考:回想の実装を考える | kido Tech Blog
本来なら「2.各種フラグを操作してから場所移動」のとこで操作したフラグを回想終了時にぜんぶ元に戻さなきゃいけないところを、一時セーブをロードするだけで済むのがめっちゃ便利。
なお、操作する変数や呼び出すコモンイベントはこんな風にデータベースから参照できるようにしているので、基本システムさえ組んでしまえば後はここに登録していくだけなのでそこまで手間では無いです。
闘技場
上記回想システムはイベントシーンを呼び出すためのものです。
戦闘えっちシーンは闘技場という施設にて回想することができます。
闘技場はだいたいこんな感じの雰囲気です。
あとは余力があれば観客の歓声や煽りを入れたいなあと考えています。
入口にあるガラス管を調べることで、闘技場に現れるモンスターを最大三種類まで設定することができます。
戦えるモンスターの開放には、スラム街のトラップルームと同様に瘴気結晶が必要です。
こうやって改めてモンスターを一覧で見ると、本当にたくさん作ったなあと感慨深くなりますね!!
一定回数のWAVEを乗り越えると勝利になりますが、敗北後は「諦める」を選択するまでモンスターが無限沸きしてきます。
特定のモンスターのシーンだけを延々見たいとか、特定の部位の感度だけを上げたいなどのときに活用できるかと思います。
なお、闘技場内のモンスターはアイテムをドロップしないので食材集めには使えません。あくまで回想用です。
おわり
以上、回想システムと闘技場についてでした。
繰り返しになりますが、販売日程を11月下旬にズラしたので、もう少しお待ちいただければと思います!
まあリリースしてからも今度はクリア後ダンジョンの作成があるので、まだしばらくエルとは付き合うことになりそうですね。
クリア後ダンジョンでやりたい試みもあるのですが、まずはメイン部分の完成が最優先なのでそれはまたどこかの記事にて!
それではまた~!