Wedge White 2021/10/26 00:01

自己紹介はいつやってもいいし、何度やってもいいと思うのでします

自己紹介は何度してもいいと思うタイプの話

 私、今生康宏は結構、Vtuberの配信を見ています
 かつてこのポジションには実況者があったと思うんですが、まあ最近はVがメインですね。別にこだわりはないし、正直言ってVを見ていてもアバターはロクに見てないケースが多い訳ですが、自然と目に付きやすいのがアバターを持ったVtuberである、というのもまた事実だと思います
 とはいえ、幅広く見ている訳ではなく、大手のある箱と、逆に同時接続が一桁がデフォの個人ばかりを見ています
 こう言うと、かなり極端で変わった視聴スタイルだ、と思われるかもしれませんが、これは私が実況者を追っていた時代から変わらないことで、めちゃくちゃメジャーの人を見る一方で、ふらっと初見の全然人のいない枠にお邪魔したり、自分がコメントしないと誰もコメントしないんじゃないか、レベルの人の枠に入り浸って交流を楽しんだり、といったことをずっとしていたので、その頃と視聴スタイルは変わっていなかったりします

 そんな中、これは企業V特有のプロレスの範疇ではあるんですが「初見さんいらっしゃい。よければチャンネル登録お願いします」とあるVが言った時、コラボ相手が「そんなんじゃ誰も登録しないよ!もっと普段の配信内容とか説明しろ!」と言っていました
 結構、内容はうろ覚えではありますが、その箱推しの人ならば、割と切り抜きも有名だったりする事件(?)なのでピンと来ると思うんですが、ギャグみたいな流れでの発言ではありましたが、正直なるほど、とも思う言葉ではありました。言ってしまえば「雑に初見を歓迎して、登録だけしていけと押し付ける」訳で、あんまり誠実な対応とは言えないと思います。定型句的に言われる言葉ではありますけどね

 また一方、メジャーではない人の方が、デビューから一年以上経っているのに、今更自己紹介動画(2回目)を投稿する、というのも見ました
 これはなるほど、というか、実に理に適っている行動だと思いました
 Vというか、活動者はどんどん始めた当初からは変わっていくもので、最初の頃の自己紹介動画と今の活動内容が乖離している、ということは往々にしてあります
 また、その頃と大きく価値観が変わっていることだってあるでしょう
 そのため、活動の節目節目に自己紹介をやり直す、というのは実に理に適った素敵な行動だと思いました



だからまた、自己紹介をしたいと思いました

 Wedge Whiteはスローペースな無理のない活動をしてきましたし、これからもそれは大きく変わらない(変えられない)予定ですが、とはいえちょっと有料プラン周りも整備したりして、新たな展開をしたいと思っています
今月の有料プラン更新はゼロですが、加入者もいないのでノーダメですね
 といった自虐というか、事実の羅列もしていますが、いつかこの頃を笑い飛ばせるような活動者になりたいものです……いえ、なるんですよ。願望じゃなくて、断定していきましょう。そうなる
 ということで、改めてちょっとWedge Whiteの活動内容やその内訳について、説明できればと思います
 また、基本的にCi-enの更新は私、シナリオ担当の今生康宏だけで行っているため、もう一人のメンバーである田中トムさんに関しては、私側から見た紹介になります。あえて連絡とかは取ってません

主観しかない他己紹介というのも面白いですよね



Wedge Whiteって?

 元々はゲーム製作チームとして始まりました
 本当に初めは、依頼者である私と、イラストを依頼していた田中さんという構図から始まり、チームとしてまとまるという構想はなく、よくある同人でなんかやりてーなーとほざいてるワナビと、不幸にもそれに目をつけられてしまったイラストレーター、みたいな感じの関係でした
 当初は全年齢のノベルゲームを作っていたのですが、その活動を続ける中で、エロもやりたいよね……と流れていき、もうただの依頼の関係ではなく、何かしら同人活動を続けていくチームとしてまとまっていって、実はもっと増員もするかも……となったこともありましたが、そうなることもなく、とはいえ、自分の専門外のことに関しては別の専門家に依頼したり……とも考えてましたが、そうなることもなく、自分たちで新しいことを覚えて対処しよう、でも二人とも男だし可愛い女の子の声は出せないから、ボイスだけは声優さんに依頼していこう、といった形になりました
すごく英断だと思います
 同人作家の失敗、その1
 やたらとサークルを大きくして、芸術性の違いや熱量の違いで空中分解、なんかよくわからないことになって、でも大所帯だった頃を忘れられず、新しいメンバーを募集しては、またメンバーが出入りを繰り返して、地雷サークルの地位を確固たるものにする
 というケースを回避できていた訳です
というか、私がそれを経験してましたし
 自分が主体となる以上、同じ失敗だけはしてはならねぇ、と小さくまとまることを優先した節があります

 後はやっぱり、田中さんと私がすごい相性いいんですよ。のろけ話ですけど
 厳密には性癖とかが完全一致って訳じゃないんです。話し合いをした結果、どっちかが折れたり、逆に折衷案的にまた違う方針でまとまっていったりもするので
 ただ、どうやらすごく相性がいい、見ているアニメややってるゲームは違っていても、根本的な何か、つまりは感性というか、芸術性がすごく似通っている
 なので、この二人が一番、異物はいらない、という考えでまとまれたところもあります
 のろけ話ですけど



私が一応はリーダーです

 リーダー、キャプテンと、エースは違うものですからね
 サークルの主催というか、なんというか、は私、今生康宏となります
 読み方は「こんじょう やすひろ」です
 割と読みやすい名前だと思っていたんですが、割と世間的には読みづらいらしいんで、今からでも変えたい衝動に駆られることは多々あるんですが、もうこの名前で活動し過ぎたので変えられず、とはいえ、全年齢名義から変えようかな、とかも思っているんですが、やっぱりそっちでも結構な活動量があって
 名前を変えるのはリスキー過ぎる
 という、実に小市民的な理由から変えられずにいます。よければ覚えてくださいね。多分、当面は変えません

 元々はラノベを書く人になろうとしていたんですが、どうやら自分はどっちかというと、エロゲの方が合ってるらしいと気付き始め、とはいえ、いきなりエロゲ業界なんて入れないし、ジュブナイルポルノから入ろうかな、とか思って応募したら
 出版社から返信がなかったので
 絶望して、ほな自分でゲーム作るかぁ、となっていったという経緯があります
 結果的に商業エロゲの元気がなくなっていった時期だったので、英断ではあったと思ってます

 サークルではもっぱら、シナリオを書いています。絵は描けません
 いえ、志そうと思った時期もあったんですが、ねぇ……自分がモノになるまで練習するより、もう描ける人にお願いした方が建設的だ、と考えてこうなりました
 今でも描こうとする意思はいくらかあります。やりませんが

 サークル以外の活動としては、専業作家です。バイトとかもしてません。それでもなんとかギリギリ生存できてます
 メインとしては、小説家として主として個人、あるいはちょっとした企業からの依頼で小説や音声作品台本を書いていました
 ですが、サークル活動として音声作品のシナリオを書くようになってからは、Youtubeで活動されている声優さん、Vtuberさんから台本の依頼を受けることも多くなり、今では他の同人サークルさんから依頼をいただけるようになったため、主従が逆転して、今は小説家というよりは、音声作品のシナリオライターと化しています
 ただ、確定申告は小説家名義でしていたので、今でも職業としては小説家です。仮面みたいになっちゃいましたけど
 小説を書くのは今でもめちゃくちゃ好きなんですけどね

 シナリオ以外では一応、ゲーム製作も担当しています
 ゲームを作っていた頃は、ティラノスクリプトという言語でノベルゲーを作っていました
 後、RPGツクールでゲームも何本かエターナってます
 全く誇れない

 サークル内での色々な雑用も全て、私がしていますね
 こういった記事の更新、声優さんへの依頼、その他色々……主催ですからね

 ただ、今年に入ってからは本当に忙しくさせてもらっていて、Ci-enの更新もしたいけどできない、な状況が続いています
 ただ、少し依頼受付の形態も変えつつあって、今までほど「めちゃくちゃに忙しい」という状況は作らないように変えていければと考えているため、もっと更新を増やしていけるだろう、と勝手に考えています。全ては未定ですが

 基本的にはこう「おっきめの仕事をメインでやっていく」な方針にしたいと思っていますので、もしもこれを見ている同人サークルさんで、シナリオ依頼を考えておられる方は、どうぞじゃんじゃんツイッターとか公式サイトからお願いします
お金になる仕事は喜んでやります
 こいつ……

 い、いえ、一応は弁解しますと、どうしてもこう、お願いされたら断れない、というタチでして
 結果としてでも、中々手が回らなかったりして、ひたすらにお待たせしてしまったりして、といったことが続いていたため、そろそろ「今はちょっと無理です」「それはちょっとやりかねます」とお断りさせていただくということを覚えていこう、と変えていこうとしているつもりです
 頼られてる以上、すっごく嬉しい訳で、その期待には応えたい、とはなるんですが、体は一つしかなく、やっぱりこう、作家業っていうのは単純に時間さえあればできる、ということでもないため、その辺りの取捨選択をせねば、ということを今更になって気付き始めました。フリーランス何年目ですか
 でもこう、フリーランスならではの悩みというか、覚えなければならないことなんだろう、と今になって思ってます
 これが連載のある作家だったりしたら、それを支柱にしてやってけばよかったんでしょうが、基本的に単発が連続するか、単発を色んな人にもらうっていうスタイルなので、何をメインにしていいのかわからない、という状況だったんですよね
 それまで連続して依頼をもらっていた人から依頼が途絶えてしまったら、どうするんだ、みたいなところがありますし
 ただ、現状は本当に切れ間なく依頼もいただけている訳で、そういった依頼を支柱にしつつ、後は単発的にちょいちょい引き受けていければ、まあいい感じになるのではないか、と思いました。もうそれでいけるだろう、と

 ということで、今は単発のでかめのを熱烈歓迎、って感じです
 そこからもしも継続いただけるなら、あなたを私のメインにさせてください!みたいな

言ってることは完全なライフライナー募集みたいなもんですね

 フリーランスのリアルな話を聞けるのはここだけ!
 というのも一つのウリにして……いいですか……?どうですか?



私よりまともな人がイラストやってます

 Wedge Whiteのヤバくない方、が田中トムさんです
 すごくまともで立派で、私とはかなり違う方です。本当です

 サークルではイラストと、音声作品の編集をしていただいています
 イラストというのは、すっごくあやふやな表現ですが、キャラ原案、商品イラスト、ロゴデザイン、その辺りの視覚情報の全てを担当してくださっています
 特にロゴなんて、割とイラストと別分野だと思う訳ですが、お願いしていて、それですっごくいいものに仕上げてくださっているので、本当に頭が上がりません

 Wedge Whiteの特徴としてシナリオとイラストと編集が完全に内製というのは割と珍しいことだと思います
 恐らく、世間的にはサークルといえば個人サークルで、そのサークル主催はシナリオ業をしていて、イラストや編集を発注、あるいはイラストだけを発注している
 あるいは、サークル主催は音声編集だけをしていて、シナリオやイラストは発注、というケースが大多数だと思います
 そんな中、Wedge Whiteはシナリオとイラストはもちろん、音声編集まで田中さんにしていただいているため、かなり柔軟に動けるという特徴があります
 逆に言えばサークルメンバーが忙しければ動けないとも言えます
 これは一長一短だと思いますが、サークルメンバーの「好き」「この方がきっといい」をダイレクトに反映できるという点で、作品の仕上がりに関しては、大きなプラスなのではないか、と思います
 動きのスロウリィさなんて、同人なんでしゃーなしなんです。むしろめっちゃ早いサークルさんがヤバいだけなんですから



 ということで、私一人ではできないことを、かなり田中さんに助けてもらった上で、Wedge Whiteは動いている訳ですが、またのろけます
 Wedge Whiteの二人は相互にめっちゃ好きです
 あ、いえ、そういう訳ではなく……

 そもそも、私はいちイラスト発注者として田中さんにコンタクトを取った訳で、その時点で「この人のイラストでゲームを作りたい」と強く望んだということです
 ゲームなんてまあ、見た目が8割ですよ。実際
 な訳で、イラスト担当者はすごく大事。ものすごく重要。そんな人に私は田中さんを指名しました
 そして、田中さんの方でもWedge Whiteとしてまとまるという形に同意していただき……というか、割と田中さんからそのお話をもらったと記憶しているんですが
 私の書く文章が好きと言ってもらえたので
 まあ、相思相愛なんですよ。お互いがお互いの推しをやってるんです
男同士ですけどね

 世の中、色々なサークルさんはあると思うんですが、メンバー同士の好き度ではちょっと類を見ないものなのではないか、と勝手に思っています
 友達同士のなぁなぁというよりは、互いを創作者としてリスペクトして、正に「推し合ってる」という形なので、正しく、同人サークルやれてるな……と思ったりしています



同人サークルらしい同人サークル

 ちょいちょい、私が使う表現です
 「Wedge Whiteは同人サークルらしい」「この作品の方向性は同人らしい」
 なんだかよくわかったような、わからないような表現だと思います
 ただ、私はこの言葉、概念を大事にしたいと思っています

 もちろん、これは「最近の同人サークルは儲けを狙いすぎていて、商業化が甚だしい」とかと、批判するものではありません
 というか、たぶん、今までの同人がちょっと儲けを考えなさすぎてて、不当に赤字で血反吐を吐きながらやりすぎてたとは思っています
 ただ、そんな界隈の中に、古くからの同人サークルらしい同人サークルというか
 気分としては、文学サークルぐらいのノリで「これいいよね」「いい……」をやりつつ、その成果物をユーザーに提供しているサークルがあってもいいのではないか、と私は思っています

 もちろん、Wedge Whiteも拡大路線を狙っています。「知る人ぞ知る名店」では、結局マイナーで、せっかく作ったものを広くは知られずに終わってしまうので、それはいやだ、心苦しい、と思っています
 ただし、この根っこの考え方も捨てたくはない訳で、同人サークルらしい同人サークル、同人らしいこだわり、といったものをなくすことはなく、ひた走っていきたいと思っています

 まあ、それについては、Wedge Whiteが二人で、わちゃわちゃしながら作品を作っていくことを続ける限りは担保され続けることだとは思うのですが

もしも私と田中さんが失恋したら、その時はWedge White最期の時と覚悟しておいてください

 田中さんという相棒を失った時、私がWedge Whiteとして動いていける自信は全くありませんので

最後までのろけてるよ、この人

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追加ののろけです。めっちゃ短いので、このためにプランは入らなくていいです

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