【下描き報告54】びっちガールが童貞の男の子に救われるまでのお話
自己肯定感ほぼ0の究極の利他主義になれば、逆に自分を大切にできるようになるんじゃないかと思って作ったキャラクターがユーリくんです。
ユーリくんは自分には全く価値がないと思っています。
そんなユーリくんにとって、価値のない自分と関わってくれる人は全員神様のようなものなのです。
そんな優しい人たちから褒められたり好かれたりするたび、ユーリくんは自分に向けられるあたたかな言葉を否定したい気持ちでいっぱいになります。
でも、ユーリくんはその言葉を否定しませんし、自分を粗末に扱うこともありません。
価値のない自分にそんなあたたかな言葉を向けてくれる人たちの気持ちを踏みにじっていいような権利は自分にはないと思っているからです。
けれど、自分には彼らが言うような価値なんてあるとは思えません。
彼らが褒めたり好いてくれたユーリくんは虚像です。
このままでは、彼らの言葉を嘘にしてしまう。
そんなことが許されるわけはありません。
だから、彼らの中の虚像を本物にするために、かっこよくて優しいユーリくんを本物にするために、震える足で自信の持てない未来に向かって進み続けるのです。
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