ほろりら/ノエルヴ 2022/04/21 21:05

7年ぶりに実家に帰ってみて

■実家に3週間帰った。
もっと動悸や叫ぶなどのパニック発作が出るのではと思っていたが特に何もなく無事過ごせた。
事前に父に手紙を出し、つらかったこと苦しかったこと、よく反芻する子供の頃の嫌な記憶、障害の詳細などを細かく伝えた。
口下手な上に父に対しての恐怖心があるので文書で伝えることでストレートに伝えることができた。
父もわかってくれた。
文書で伝えるということを37年かけてようやく編み出した。


「恐怖に打ち勝つ」というのを具体的に言うと「恐怖を告白する」ということだ。

「あなたのことが怖いです」と言うのはとても勇気がいることだ。

「嫌い」と「怖い」も混同しがち。

恐怖と向き合い言語化するというのはとても面倒でイライラして疲れ、難しい。
臨床心理士の先生や発達障害や精神疾患の本を読むことで手紙を完成させることができた。
それでも結局1年くらいかかって手紙を完成させた。

家族との関係はいちおうこれで和解と言っていいだろう。
家族に対する反芻も起きない。


■実家にいて2週間くらい経つと徐々に「うーんやはりつまらん…。」という気持ちになってくる。
まずコワーキングスペースが市内に無い。
地元には友達もいない。少し離れた福岡には友達がいるが移動の2時間が面倒だ。
37のおっさんになってから地元に友達を作るというのがまた大変だ。

1年後か2年後かどのくらいになるかわからないが近い将来本格的に実家に戻って暮らすことになるだろう。
クリアすべき課題もまた多々、言語化しなければならないし解決策も相談相手も探さなければならない。


■3週間しっかり療養したので何かやろうという気になってきた。
障害者手帳を再び取って、障害者雇用の道を探りたい。
イラストと障害者雇用の仕事半々でやっていければと思う。

これが東京での最後のチャレンジ。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索