自分をシャットダウンしない方法。
「敏感すぎる私の活かし方」エレイン・N・アーロン著
日本では「繊細さん」というキャッチーな名前が生まれここ数年で知られてきたHSPだがアメリカでは20年前からすでに本があった。
20年前の本だが改訂を繰り返し今でも通じる本となっている。
私もHSPの気質がある。
父親をはじめ周囲の人間に支配されてきたという被害者意識がある。
このブログに何度も書いているが週に一度くらいのペースでぐったり寝込んで何もできない日「ぐったりデー」(と私は呼んでいる)が悩みの種だ。
それについても書かれており参考になりそう。
心も体も動かなくなってしまう「シャットダウン」がなぜ起こってしまうかというと原因
は「刺激」だそう。
刺激の蓄積がぐったりデーを引き起こす。
人と会わない生活のため会社員やアルバイトなど人様にお世話になっていた時よりはそりゃ刺激は少ないがそれでも生きてれば多々あるものだ。
「刺激」を極力少なくすることでシャットダウンが起こる日を1週間に1回から2週間に1回、3週間に1回、というふうに少なくしていく。
■刺激を受けないためには?
そもそもシャットダウンを引き起こしてしまう「刺激」とは何か。
1・人の多いところに行かない。
→でかけるのは平日にして休日はコワーキングスペースで作業にしよう。
2・SNSをやり続けない。
→SNSをやる時間が長いほど気分を害されるバカのバカツイートに当る確率が高くなる。
3・ゲームをやり続けない。
→目が疲れる。ドーパミンの放出により脳も疲れる。
4・ついやってしまうが寝る前にポルノ動画を見てしまいがちだ。
→寝る前に目を酷使する。ドーパミンの放出により脳も疲れる。
5・部屋が散らかっていたら片付ける。
以前も書いたが部屋が散らかっているだけで脳の偏桃体というところが刺激されストレスホルモンが出るらしい。
ほとんど断捨離して物は少なくなったが床に物を置いてたら意味が無い。クローゼットにしまう。
SNSなどは代替品が必要だ。
ジムに行くとか飲みに行くとか
■受けた刺激を回復させる。
1・瞑想
→瞑想アプリを入れた。これで改善したい。瞑想の時間だと通知がくればやるきっかけになるだろう。
2・睡眠を重大事項として認識する。
睡眠前に、
①目を蒸しタオルで温める。
②目薬を差す
③首肩のストレッチ
④頭皮マッサージ、目の周りをぐりぐりマッサージ
これらを欠かさずやることだが続けるのは難しい。
やればいいだけなのだから正解は出ている。あとはやるだけ。1週間のうち2回でもできればかなり効果がある。
3・良い没入、悪い没入
映画を見に行けば没入できる。
没入すればその間不安から解放される。
唾液過多症になってしまい、常に唾液を気にしながら映画を見なければいけない。
ペットボトルに吐き出すという対応策でやり過ごしているがとても不快である。
以前のように映画館で映画を見ることができなくなった分、ゲームにのめり込むようになった。
これがよくない。
映画は2時間で終わるがゲームは無限に時間が溶ける。
時間が溶けると食事睡眠運動がおろそかになって昼夜逆転となりまた鬱…という最悪パターン。
4・好きな人とのコミュニケーション
コミュニケーションが苦手なのだからわざわざする必要もない。
でも例えば好きな俳優やお笑い芸人のイベントに行ったりはいいかもしれない。
人と話す必要の無いイベントだな。
どこか探そう。
5.天気という要因もある。
先週の台風の日はかなり寝込んでしまい、何もできない1日を過ごした。
こういう時はたぶん通話作業でもして寝ないよう監視してもらうのがいいのだろうな。