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お家を直そうの記事 (22)

しゅれでぃんがー 2020/05/06 21:45

お家を直そう:「準備完了」の巻

 今週末にゴミを捨てに行くので、それまでにゴミをまとめ切らなければならない。ということは? ……GWも忙しい、ということだよ。

 てなわけで休憩後も北の部屋のバラし(解体作業のこと)を進めていく。

 カーペット下のよくわからない綿状の物は、一応糊がたらしてある。これはべったり塗る必要はなく、剥がれなければいいのでこんな感じで塗ってあるのが普通である。この糊に付着した綿状の物のカスを放置すると、フローリングを張る時に段差ができるのでよくない。歩くだけで傾斜ができてしまうので、色々な問題が発生するのだ。だからこんな風にヘラで力いっぱいこすり、剥がさなければならない。

 頑張って剥がしたのがこちら。これでコンクリート上が平らになるので、フローリングが張れる。平らじゃないところには基本的に何も建てられない。そういうものだ。

 続いて、端にあるカーペットの抑え材を剥がしていく。

 これはコンクリートにコンプレッサー(空気でビスを打つ工具。とてもお高い)で打ち付けてあるので、素手では絶対に剥がせない。なのでバールと金槌を使う。バールを差し込んでてこの原理。理科の勉強は大事である。

 なかなか疲れたけどこれも完了。

 続いて、家の中にある収納スペース内の中身を全部掘りだす。いるものいらないもの、なんて生ぬるいことは考えない。全部捨てる。でないと掃除なんてなにも進まないからだ。

 その結果がこちら。




 なんとか休み中に終わらせることができた。疲れたー。
 だが、これを人力ですべて、たぶん私一人で降ろさないといけない。だから、そこがクライマックスだろう。まだ休めそうにはないね。


今回使用した道具

軍手『グリップ』
 荷物運搬目的ならこの軍手。ある程度の防刃性もあるのでとても丈夫。

ミニバール(30cm)
 普通に使うならこのサイズのバールで充分。

ハンマー
 買うのであれば、くぎ抜き型のやつがお勧め。

スクレーパー
 金属系のヘラ。探した中で一番使いやすそうなのはこれ。


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しゅれでぃんがー 2020/05/06 16:52

お家を直そう:「カーペットを剥がそう」の巻

 ルームシェア予定の友だちが、フローリングを張りたいと言ってきた。私としてもタイルとカーペットは建材として認めていないので、それについては肯定するんだけど。それならいっそ、今週末のゴミ捨ての時に、一緒にカーペットも捨ててしまいたい。だから今日はカーペット剥がしをしようと決めた。

 ゴミのコンパクト化を進めた結果、北の部屋の状態が良くなったのでこっちから剥がすことにする。まずカッターで適当に切れ込みを入れて、力任せに引っぺがす。そいやっ!

 だいたいカーペットの下に保温なのか消音なのか知らないけど綿みたいなのが入ってて、これの隅っこにスパイクみたいな木材が打ち込んである。これは、端っこが経年劣化でどうやってもめくれ上がってくるので、それを防ぐためにトゲ状の素材で抑えてあるのだ。ホテルの工事現場に入り込んだとき、大量に積んであるのを見た。あの頃は明日食う金に困って荷揚げ屋に入り込み、毎日毎日両手がつぶれる恐怖と戦いながら、全身筋肉痛になりながら、48時間とかぶっ通しで働かされたものである。だいたいが高所だったので、転落死も怖かった。

 そんなことはどうでもいい。今はカーペットの話である。

 カーペットをめくったら、ボンドにこびりついた綿のカスをヘラでこそぎ取る。これを残していると、フローリングを張った時に段差ができてしまい上手く張れない。10mmとかの凸凹ってのは、建築をする際致命的な誤差となる。

 次に、部屋の端打ってある木材をバールで剥がす。バールがなかったのでちょっくら買ってきた。1300円。こういうのは無いとできないし、無理にやろうとしても無駄に時間がかかるだけである。作業は道具次第なところがあるので、金で済む話は金で解決するのが一番である。

 バールを差し込んでハンマーで食い込ませていく。ある程度差したらてこの原理で剥がす。その後、コンクリートにビスが残っていないかを手でちゃんと確認。ビスが残っていると、これまたその一本が段差になって上手く張れない。この時、素手で確認するとビスが手に刺さって怪我をするので軍手をすること。

 取れたが、今度は使ってないエアコンから出てるホースが邪魔。これも撤去。カッターで切ってみるとどうやらフレキ(水やガスを通す金属上のチューブ)なので、巨大断ち切りハサミでカット。自転車屋さんが、鍵無くした人のキーを切る時に使うあれである。これも前に買っておいた。

 ばしーん。簡単に切れる。このハサミはマジで強い。その後、こういうのは大概室外へ伸びてるから、室外のやつも撤去。


 どうせ使ってないんだから、どうなろうと知った事じゃない。ばっさり撤去。固定用の留め具をインパクトで外し、チューブをハサミで切って引っこ抜く。この時ビスが空回りしてしまったが慌てない。ビスの溝に何でもいいから堅くて平たい物を沿わせ、空回りしないようにして後ろから押し出してやれば取れる。

 ほどなくして取れた。


 外に通じる穴というのは、昔はこういう回転式のやつを使っていたらしい。今はだいたいフランジ(粘土みたいな建材。穴に詰めて隙間を埋めるために使う)だから、今度見かけたら買って来よう。今は無いから、空いてる部分には養生テープを貼っておく。とりあえず塞げたら何でもいいのである。

 巾木も張り替えたいとか言ってたので取っておく。でも、自分で貼れるのかね……私は知らないぞ。めんどくさいし。剥がすぐらいならやってあげるけど。

 ホースを撤去中、そういやクーラーも外さないとな、と思い出す。やること多いね。


今回使用した道具

軍手『グリップ』
 荷物運搬目的ならこの軍手。ある程度の防刃性もあるのでとても丈夫。

ミニバール(30cm)
 普通に使うならこのサイズのバールで充分。

ハンマー
 買うのであれば、くぎ抜き型のやつがお勧め。

スクレーパー
 金属系のヘラ。探した中で一番使いやすそうなのはこれ。


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しゅれでぃんがー 2020/05/05 21:14

お家を直そう:「LANケーブルどうしよう」の巻

 今日一日ずっと掃除を進めて、次のフェイズに進めるところまでは来た。それについては次回記事にするが、今回は別件である。

 今、自分の生活スペースから、LANを置く場所がかなり離れていて。長いケーブルでつないでいるのだが。微妙に足りてなくて通行にすさまじい支障が出ていた。またぐかくぐらないと部屋に入れないのだ。だから何とかしようと思い、DIYもどきを試みた。

 別の部屋の天井についていたL型金具を使い、天井の周り口(天井と壁の継ぎ目を隠すために打つ木材のこと。床と壁の継ぎ目に張るのは巾木(ハバキ)と呼ぶ)にビスを打つ。こんな時電動工具は頼もしい。これがあるのとないのとでは、チンパンジーとホモサピエンスぐらい違う。

 天井にLANケーブルをまわせるように台を作り、残ったケーブルはステップル(壁に打ち込んで電線を固定するための金具)でも打ち込むか、という感じ。でもまだまだ見た目が悪すぎるから、これについては後日解決策を考えないといけないだろう。どうしたらいいだろう? 誰か知らない?


今回使用した道具

軍手『グリップ』
 荷物運搬目的ならこの軍手。ある程度の防刃性もあるのでとても丈夫。

マキタのインパクトドライバー
 高いけど一台あれば自宅でできるDIYの選択肢が大幅に広がる。必須。

L型金具
 あまり重い物は置けないが、小さな台を作るのには使える。台にする木材は何でもいい。

フレキビス(38mm)
 木材に打ち込む用のビス。ネジのこと。フレキというのは、平らな頭。ネジの凹凸を無くして打ち込んだ後の勾配が出ないようにしてある。基本的には38×38の短いビスで事足りるが、用途によっては長いビスのほうがいいこともあるので必要に応じた購入を推奨。


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しゅれでぃんがー 2020/05/05 16:58

お家を直そう:「自力でできる処分方法」の巻

 業者に一括で引き取ってもらうをの断念したので、自分で捨てられるものは地道に捨てていこうと思う。今回はそれについて語ろう。

 ゴミ処理との戦いはとにかく根気だ。燃えるゴミに少しずつ嵩張るものを混ぜて捨てていくので、数年がかかりになることはザラである。そこでキレずに、地道に地道に。少しずつ物を減らしていくことが大切である。


 たとえば紙ゴミ。雑誌やら教科書なんかは溜まると場所を取るし、とにかく重い。こういうのは住んでいる地域の紙ゴミの日に出すのもいいが、生活サイクルが合わなくてなかなか捨てられない人もいるだろう。そんな人は、町中にある無人回収場所を利用するといい。


(そこら中にあるわけではないが、発見したらラッキー。いつでも紙と段ボールが捨てられる)

 自分も仕事で納品物を受け取った後、段ボールがすさまじい量で出るので重宝している。今回、それとは別なので自転車でえっちらおっちら捨てに行った。曜日、時間を気にせず捨てに行けるので、行こうと思えば深夜でも大丈夫。車があるならもっと楽。有効に活用するといい。


 市役所でも引き取りがある。市役所の奥の方に、ペットボトルの蓋やら小さめの家電とか、電池やインクカートリッジやら電球、蛍光灯なんかの回収ボックスがあったりする。これがわりと細かいながらも役に立つので、市役所や区役所に用事がある時探検して調べておくといい。

 蛍光灯を家庭ゴミとして燃えるゴミに出す時は、ちゃんと割ってから捨てること。割らないのならこうやって市役所に持って行く(無い市町村もあるかもしれないが)。

 小型家電は、ゴミを捨てるボックスの入れ口に入るなら捨てていい。入らないならちゃんと持って帰ること。その場に置いて帰ったりしたら、そのゴミ回収ボックス自体が撤去されてしまう。ルールを守ることが、全体の利益を守ることにつながるのだ。

 古着なんかは古着屋に売るのもいい。が、他人に着られたくない人もいるだろうし、近場に無い人もいるだろう。そういう時はユニクロに持って行くといい。ユニクロでは古着の回収ボックスを置いている。なので、あまりにも大量とかじゃない限り、さーっと行ってすっと入れて帰ってくればそれでOK。ただ、やはり多すぎると目をつけられるかもしれないので、多いならば数回に分けて、少しずつ。目立たないように。


(ここに袋ごと入れて帰ればいい。これらが近所に無い場合は、大まかに切り刻んで少しずつ燃えるゴミに混ぜて捨てよう)

 クリーニングをよく利用していたらしく、大量のハンガーもあったりする。これはどうやら、調べたら普通ゴミらしい。ただ、いっぱい入れたらたぶん怒られそうなので。普通ゴミに五個ずつぐらい混ぜる感じで捨てていくことにする。量さえ気をつければ怒られないので、徐々に、徐々に。

https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000201907.html#26
↑市役所のゴミ分別のリンク


(ハンガーはありすぎても困る)

 遺品整理をしていた時、ゴミ袋が150個ぐらいできた。それを燃えるゴミに出しまくった時、マンションの管理人から苦情を言われたことがある。なんでも、「ゴミ収集車一台に入りきらなくて二台目を呼ばなくてはならないと言われた。そうなると回収費が上がる」ので、あまりたくさん出さないでくれ、ということだった。それを聞いてから、一回の燃えるゴミの日に出すゴミ袋の数は五個まで、と自分の中でルールを作った。住んでるところでも目をつけられるのはめんどうくさいからね。

 こんな感じで、色々な工夫をすることもコストカットには大切である。時間はかかるがお金はかからない。時間がお金であるという考え方もあるが、そういう時は、時間があまりかからない捨て方を創意工夫で編み出すといい。これが俺の結論であった。

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しゅれでぃんがー 2020/05/05 14:32

お家を直そう:「かさばるゴミをまとめよう」の巻

 ゴミ業者さんに依頼するにあたり、ゴミの嵩を圧縮しなければならない。なので、それについて今回は語ろう。

 ゴミの処理は基本的にヘーベー(㎡)数で値段が出る。だから、トラックに乗せた時点のヘーベーがそのゴミの処理の値段となる。だから、ゴミを小さくして小さくして、ヘーベー数を圧縮することが節約につながる。一番いいのは粉みじんにすることだけど、人間の力では不可能だし、もしできても粉末状のゴミを家の中からトラックへ運ぶのだってすさまじい手間暇がかかるので現実的ではない。だから、手で持てるぐらいで嵩張らない大きさが一番良い。

 ということで、まずは今寝ているベッドを解体しようと思う。


(一枚目はベッドの下にある板。これの下は空白スペースなので、ドラマとかでなんか隠してたりするのを見たことがあるかもしれない。かなりのスペースを取るベッドも、仕組みとしてはけっこうちゃちかったりするものなのだ)

 床板部分を外してどけて、四隅を止めるビスをインパクトドライバー(以下インパクト)で外していく。しかし、インパクトの力が強すぎてビス穴がなめる(ビス穴がつぶれて回せなくなること)から、眼鏡ラチェット(メガラチェと呼ぶ。眼鏡の形に似てるからそういうのかな?)で緩めてからインパクトで外す。これらの工具は自分で給料からねん出した費用でコツコツ買い揃えているやつだったりする。前の巨大ハンマーとかね。

 色々あってようやく分解完了。これでかなりの圧縮となる。ビス止めの家具ってのは、横にしたり差し込んだりできないからどうしても嵩張るのだ。

 次に、プラスチックケースを圧縮する。これらは前に自力で粉砕しようとハンマーで殴ったり蹴ったり踏みつけたりしたのだが、粉砕する前に俺の両足や両腕が砕け散ると判断して断念した。これらは壊すのではなく、中身にゴミを詰めることで圧縮する。


(ゴミの中にゴミを詰める。これがゴミを捨てる時の基本である。これを怠るとすさまじい料金を請求されるので、手間暇はかかるがやるべきだ)

 そうして一部屋分のゴミも圧縮。疲れたー。



(それでもめちゃくちゃ残ってるけどね……)

 最後にいらない本棚も解体。巨大ハンマーでどーん!


(板状にすれば運びやすいし嵩張らない)

 野良のゴミ業者に見積もりを頼んだら、30万とか言われたのでやめた。車転がしてゴミ降ろしてゴミ持って帰って処理するからその値段なんだろうけど、それにしたってボリ過ぎである。内約見せてくれませんかねぇ、と思わず言いそうになった。まあ、それが分かるのも、俺がほぼ同業みたいなことしてるからだけど。一般人は騙されるだろうね……

 今週、別ルートでゴミの処分をしてもらえることになったのでこれらのゴミは今週末には全部消え去る。だいたい10万前後でまとめられる目算にはしているのだが……また貧乏生活だね。そのルートだと、俺が自分で家からゴミ降ろして積み込みも俺がすることになるから、なかなかにヘビーなのだけど。それで20万以上節約できるなら安いものだ。


今回使用した道具

軍手『グリップ』
 荷物運搬目的ならこの軍手。ある程度の防刃性もあるのでとても丈夫。

ミニバール(30cm)
 普通に使うならこのサイズのバールで充分。

マキタのインパクトドライバー
 高いけど一台あれば自宅でできるDIYの選択肢が大幅に広がる。必須。

ハンマー
 買うのであれば、くぎ抜き型のやつがお勧め。

巨大ハンマー
 解体作業にはこれが必須。1.5kgぐらいあれば充分。思い切り殴る!


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