ヴァージニアス 2021/03/14 18:00

S&シリーズ世界観設定その5

 この間その4を出したばかりでこんな誰得記事を連打するのには理由があります。書くことが無い――わけではなくて、前回の世界観解説でさらっと最高議会第4席だのドラグログ帝国だのと説明なしで「世界の常識でしょ?」と言わんばかりに記載してしまったため、反省して補足していこうという次第です。

 ここに書くのはヴァーデンリッテ、ホームダンジョンで出ている情報なので、新情報ってわけじゃないです。ただ普通にプレイしていたら一瞬で流していると思うから知らなくても恥じないで!(ゲーム中で出していない情報が出てたらすいません。確認しないで書いているので)

 とりあえず今回は国の情報から行きましょう!

アーティン商業連合国

 通称『ア連』。現在確認されている国で最も富があるとされる国。
 連合国なので厳密には1国家ではないが、加盟している国々のトップはアッシュハイム・アーティンという人物を王と考え、仲良く競合し世界の文明レベルを凄まじい速度で上げている。
 アッシュハイム自身は王と思っておらず一商人と名乗っている。

登場人物との関わり

シロ

 アッシュハイム・アーティンの娘。アーティン王家の姉妹姫と呼ばれるのほう。王制じゃないので実際は姫でも王家でもないが、世界一裕福な家のお嬢様なのは間違いない。
 連合国内に自分の会社を構えており、そこから仲間へのお小遣いを出している。シロ自身はその冒険中に稼いだSilのみを使用するこだわりがある。
 ア連の上層部はシロがレ〇プ魔であることやまつりあげられるのが嫌いなことを知っているので名前を出さないようにしている。

ミロット(ホームダンジョン)

 行ったことはないので直接的な関わりというわけではないが、アッシュハイム・アーティンは世界一の商人とされておりミロットも憧れている。

魔法大陸アーヨルト

 世界で一般的に使用される『魔法』発祥の地
 旧名をア・ヨルトといい、これは古い魔法語である。アは愛、ヨルトは国で、愛の国という意味になる。現代では、この「・」で区切る言葉を理解できない種族が多いため長音符(「ー」←これ)に置き換えるのが普通になっている。なのでアーヨルト。知ったかぶりたいエルフやガチで古魔法語の時代を生きていた人は旧名で呼んだりする。
 語ったか定かじゃないんですが……魔法戦争と呼ばれる歴史上最も大きな戦争があり、当時の人々は世界の終わりすら体感したらしい。闘神ハルカリートとその仲間の活躍で終結した。

登場人物との関わり

シロ

 片母がアーヨルト出身で、アーシロックは魔法語の名前。アーヨルトに住んだことのある人には語感でわかるっぽい。数百年生まれるのが早かったらア・シロックっていう民族風な名前になっていたかもしれない。
 その片母についてはぽつぽつ名前出ているので人物像くらいは掴んでいる人もいるかも。登場はしていないので語らずにおく。

ポーリー(ヴァーデンリッテ)

 アーヨルト出身。フーフー族という狼の獣人の集落で育った。フーフー族には子供を強くするため旅に出すという風習がありポーリーも旅に出たわけだがすっかり忘れてしまい10年以上帰っていないらしい。

ドラグログ帝国(亡)

 竜の亜人であるドラグニアを中心とした大帝国だったが、ドラグログ姫君の謀略によって滅びている
 ドラグニアは強力な種族ドラゴンの亜人だけあって非常に強く、帝国の兵隊一人一人がその辺の魔王より戦闘力があった。それを統べる帝王レイセリオン・ドラグレギアは一吠えで山を消し飛ばしブレスで薙げば国が灰塵と帰すほど圧倒的な力を有している。この人は存命。

登場人物との関わり

シロ

 レイセリオンと、その娘(国を滅ぼした姫)に会ったことがある。姉の関係者なので犯していない

ドミニカ(ヴァーデンリッテ)

 ドラグログ帝国に故郷ハンサヴェーロを滅ぼされている。しかし、民に階級を設けて下級民の命を道具として扱う国だったのでむしろ感謝しているらしい。事実、ドミニカの命もレイセリオンを止めるための魔法弾として使われた。

他の国々

 どっかで名前だけ出した国を列挙します。抜けがあったらごめんなさい!

エルフウッド・リンパァース

 エリン(ヴァーデンリッテ)とアイア(ヴァーデンリッテ)の出身地。アイアの活躍もあり辺境の村まで発展している。

エルフウッド・コルノルト

 リンパァースなみに発展している国。

エルフウッド・ニスカ

 なかなか発展している。クリス(ヴァーデンリッテ)の親が結婚した国……いやこれ書く必要ある? まあいいか……。

ローカート王国

 怪盗ロシュが盗みを働いていた国……って、こんなん書かなくていいわな……。

ルーンサミア自治国

 クリス(ヴァーデンリッテ)の出身地。とても綺麗な景観が多数あり食事もおいしく治安も良い。なので旅行先として人気が高く、首都である月と水の都は毎日外国人で溢れている。

リェレイフォス

 ピルラ(ヴァーデンリッテ)の出身地。誰が所有しているわけでもない地域なため国ではないけど一応。結晶業が盛ん。

ユン

 ホームダンジョンの前にシロが冒険していた国。複雑化した社会を抱えている。裏ギルドの暗殺者がシロを狙っているらしい。

ノルプルピ

 クニュウ(ホームダンジョン)の出身地。ハイスライムの国。プルピ様というマザースライムが一人でハイスライムを生んでいる。

クルクス連合王国(亡)

 億の年月を経過しようとしていた超長寿国だったが『開かれた朝』により国土が崩壊し滅びた。

大魔法国ファエル(亡)

 アーヨルトをライバル視し魔導アイテムや魔導機構の研究開発に傾倒していた。人道や安全面を考慮しない研究が魔素爆発の連鎖を引き起こし一夜にして瓦礫と化した。
 しばらく生物の住めない環境になったが、ノームたちが大地を癒した。

ビロ(亡)

 ドラグログ帝国の侵略に千年耐え続けた寡黙なる国。

グルゥ(亡)

 魔王バグドーラと歴代の勇者たちが戦い続けた国。戦いのたび人々は結束し国は大きくなったが、魔王が封印されているうち周囲の国を侵略するようになり、バランカットラ(後述)の反撃にあって滅びた。

バランカットラ帝国(亡)

 グルゥの侵略をカウンターして勝利、国土を吸収し帝国となるが、国内の種族間紛争を抑えきれず空中分解した。

クミトナス(亡)

 クミト教という宗教の教徒が興した国。ガトナズ帝国に滅ぼされた。
 ホームダンジョンの舞台であるステライツ王国のずっと南にあった。

エルフウッド・ラゥネリカ(亡)

 高度な治金技術と魔法技術で繁栄を極めたが、災厄により中央都市が底の見えないクレーターと化した。
 ホームダンジョンの舞台であるステライツ王国のずっと北にあった。

終わり

 世界は広い。

 次は、名前はよく出るけど普通にプレイしていたら「誰だよ」ってなる人物の解説にしようかな?

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