ぶるがり屋 2011/12/16 00:22

今週のへうげもの 感想 2011 12月第3週

アニメ

己を見つめ直す時機が来たのやもしれぬ…
今回の名物も染付志野茶碗。
アップにしたり回したり。

豊臣秀長、死す。
古田織部の染付志野茶碗が少しづつ売れ人気になる中、病床にあった豊臣秀長は、黒田孝高(官兵衛)の姦計もあり、ついに死んでしまう。
豊臣秀吉と千利休、諸将らを繋ぐ重要な「天下の調整役」の死は、様々な影響を及ぼしていく。
そんな中、織部は前回の利休の言葉に、自分の真に求める美を模索していく…

「なんだその面は」「結構なお手前…ではない」
今回は顔芸こそ無いものの、織部の細かい言い回しが面白かったです。
上田左太郎との茶会では、利休の言葉で偉そうに言う所が本当に小物でした(笑
上田は、気を許せて違う視点も分かるありがたい存在なのかな。

家康の精力強さが初登場
おっぱいおっぱい!
褐色巨乳美女は大好きです…が、今回は作画が残念。
アニメ版にしては美人じゃないカットばかりでした。頑張れよ!!

加藤清正、黒田孝高の二人が本格登場。
清正…棒読みじゃないけどヒドいよ!(笑
「負けないけどね」→「関係ないけどね」
の変更はよく分からないなぁ。
黒田孝高は声が低くて実に知的。
秀長の部屋の障子が実に渋い… のだけれど、秀長の顔がもう完全に死人じゃないか!ちょっとやり過ぎだよ!(笑
黒田ももうちょっと優しく布団に戻せ!(笑

秀長の葬式の帰り、利休の4人の弟子が仲良く(?)帰るシーンが好きです。
もう一人の蒲生と全員一緒のシーンは、小田原終戦の温泉のシーンが最後なのですよね。
寂しいなぁ…

今回死んだ秀長ですが、もし病床でなかったら石田三成も台頭せず、諸将はもとより秀吉と利休を上手く橋渡しし、山上宗二も死なせず、また豊臣秀次を殺す事もなかったでしょう。
織田信長暗殺の主犯の一人でもあります。
秀吉と利休と断絶を決定的なものにしてしまったのは、二人の業と共に、この秀長の死だったのかもしれません。

へうげもの(13) (モーニングKC)
著者:山田 芳裕
販売元:講談社
(2011-07-22)
販売元:Amazon.co.jp

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