ぶるがり屋 2012/02/09 22:11

今週のへうげもの 感想 2012 2月第2週

アニメ終わっちゃったので、↑の表記をどうするか考え中。モーニング○○号の方が良いのかなー。
とりあえずそのままで行ってみます。

賢者モードだと…!!(笑
関が原、決着。

小早川秀秋の陣に投げ込まれた古田織部。
その瀕死の様と懐から出た美しく緑に輝く器から、西軍への突撃を決意する秀秋。この攻撃で勝負の流れが東軍に流れる。
激しい戦いの中多くの将が傷付き、島左近、大谷吉継が続けて討ち死に。
憎しみに滾る細川忠興が石田三成の陣に左近の首を投げ入れ、三成は戦気を挫かれ退却。最後に島津勢に家康本陣が脅かされるものの、完全に勝負は決した。

決戦関が原、勝者は徳川家康。

へうげもの(14) (モーニング KC)
著者:山田 芳裕
販売元:講談社
(2012-01-23)
販売元:Amazon.co.jp

流石日本最大の決戦、天下分け目の決戦。
これまで物語を彩ってきた多くの武将の一生が決定付けられました。
西軍は退却出来ても、毛利家・島津家以外は殆ど刑死・断絶する事になりますからね…

勝利した東軍も織田有楽斎、織部は大怪我、小堀作介は誘拐されたのでしょうか?
この合戦事態は負傷していない忠興も、愛妻を失っています。
数年前までは全員同じ、豊臣秀吉の配下で味方同士だった武将たちの戦いの結果としては、ひどく悲しく惨たらしい結果です。

…しかしまぁ、織部が全く喋る事なく秀秋を動かす事になるとは思わなかったよ!(笑
一応織部渾身の作である緑の器が効果を発揮した面も有りますが …これ家康+有楽斎の手柄だよなぁ(笑

大谷吉継はいいキャラでした。渋いぜ。
そえに比べて石田三成はショボいなぁ。自
分によって立つ所が無い、という所でしょうか。
秀吉の為に生き、吉継に頼り、左近に頼り。
吉継の気持ちが三成に届く日は来るのでしょうか。もう、余り時間は無いのですが。

島津勢の捨て奸はやっぱり怖いなー。
これで徳川四天王を半壊させてますからね。
「ドリフターズ」読んでからここら辺の描写は身震いします。
やっぱり怖いよ島津一族!

そして今回のクライマックス、家康の賢者モード(笑

徳川家康の原動力は理想(=野望)で、他のメインキャラと比べて生のままの欲望ではありません。
「へうげもの」のテーマとして、また、家康自身も他の者を見て欲望の力を知り、それに倣って自らの理想と欲望を同一化して来たのかな、と今回を読んで考えました。
その理想が大きく一歩進んだ事と、その達成が死と隣り合わせだった快感を合わせた面白い表現だったと感心はするのですが…
でも太った中年のドアップ見開きはどうかと思います先生!

緊急時のおなかくだしも再発してますし、物凄い絵面過ぎて困ります(笑

大阪夏の陣で真田信繁(幸村)相手に、今回と同じく大勝負の勝利&死の危険のコンボを食らう訳ですが、こっちもまた賢者モードなるのかな(笑
こんな体験を何度もしたらそりゃー死にますよね。(大阪夏の陣の2年後に死亡)

次回、合戦後の顛末を進めるのだと思いますが、まず織部がどう気絶から回復しているかどうかが問題ですね(笑

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