ぶるがり屋 2014/11/05 20:06

週刊少年ジャンプ49号 感想(2014)

絶望と希望と、あがく弱さと。

NARUTO -ナルト-僕のヒーローアカデミアヨアケモノ の感想が多め!
西尾維新×暁月あきら両先生の娘入り箱 掲載の
週刊少年ジャンプ49号の感想です。


僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

堀越 耕平
集英社
2014-11-04

食戟のソーマ

 アニメ化決定おめでとうございます!
料理と美少女たちがどれだけ魅力的に描かれるのか楽しみです。
 表紙~カラーピンナップと、ソーマヒロインズに続いての作品の顔はやっぱり堂島先輩なんだな!(笑。
特に今回の3人決勝戦決定の時、黒幕みたいな顔してますし。
そして丸井くんの扱いのヒドい事(笑
新八か!(笑

 決勝出場者3人、ソーマに黒木場、アキラと全員負けず嫌いだなぁ(笑
そして煽るだけ煽ってショボンとして帰ってく黒木場くんヒドい!(笑
そして「ハウス」するアリス嬢もちょっとヒドい(笑

NARUTO -ナルト-

 サスケ vs.ナルト
長い長い、二人の戦いの決着。

 サスケの強く、押し込めた愛と憎しみを受け止めきったナルトの勝利、ですね。
二人の腕が無くなったのは、二人が傷付き戦った証。
二人の血が一つになるのは、二人が今まで負ってきた傷も含めて、もしくはその傷が故に、一つの道を選んだことの証だと思います。
少年が男になる時、「傷は男の勲章」なんじゃないかな、と思います。
いや両方とも治ると思ってますけど(笑

 強さを渇望したサスケが、木の葉の里を抜け大蛇丸の許へ走ったのは、写輪眼覚醒の為の「一番大事な人間=ナルトを殺す」事よりも里を捨てる事を選んだから。
という読み方を最近知り、成程と納得しました。
 ナルトが目標にしたように、サスケにとってももナルトは、眩しい、掛け替えのない存在だったのだなぁ。

暗殺教室

 外部の要因が障害になったものの、渚本人が母の呪縛を抜けて自分自身で説得したのが良かったです。
そして渚くん本人も、母に頼るだけじゃないと、成長してるんだと証明し続けると。
殺せんせーは後始末をちょこっと(笑
家庭の外からの危険のおかげで、絶対的な筈の母の弱さを知ったのが端緒ですが、そこで自然に母を守るのが、渚くんらしいなぁ、と。
 そしてやっぱりその才能は、殺し屋じゃなくても使えますよね(笑

ハイキュー!!

 京谷賢太郎、「きょう」と「けん」で狂犬ちゃんなのか(笑
日向も呼び名で羨ましがるな!(笑
 試合中もみんな生き生きしてて細かい所まで読んでて楽しい。
今回の一番は怖い言われる旭さん!(笑

僕のヒーローアカデミア

 おおお…
今回もヴィランが怖い。
三幹部の名前も死柄木、黒霧、脳無と判明。
黒霧はサブリーダーで便利能力者。
脳無は、衝撃無効化能力者…かな?
デクのOFAが発動してるのに反動も無い事から、やっぱりこの脳無がオールマイトキラーっぽいですね。
命令無しには動いてないし、改造人間だったりするのかも。
 そしてリーダーは…
死柄木怖い。
壊死っぽい能力もノーモーションで近付く動きもですが、「ヴィランの爪痕を残していく」で即女の子の顔を壊しに来るその考えが怖い…!
物凄く自然にヒーローや候補生たちを褒めて認めて、仲間の失態に怒って、凄い自然な言動で
そんな普通な話のノリで人殺しや最強ヒーロー殺害計画を進める所が。

 ヒロイン候補生が皆頑張ってて可愛い&格好良いぜ!
ずっと全力で考え梅雨ちゃんの危機に即動くデクはもちろん、
おっぱい触られても自分の顔潰されそうでも冷静に沈めたりデクを助ける梅雨ちゃん(笑、
クールに自然に仲間を信用し、自分の出来る事、すべき事を考え行動するカツキ。
男臭い切島くん、お茶子ちゃん飯田くん と皆ヒーローらしくて格好良いなぁ。
息を吸うように梅雨ちゃんのおっぱい触る峰田くんはいつも通り素敵でした(笑
梅雨ちゃんの危機に、今まで縮こまってたのに何とかしようと死柄木の足掴んでたしね!
…あの死柄木に自分から触るなんて怖いよなぁ。
 もちろん彼らを教え守るべき大人のヒーロー、相澤先生も。

 ヒーローであるべき者が、本気でヒーローしてて、やる気と応援したい気持ちが燃えてきます。
守るべきものの為に戦う。
デク以上に梅雨ちゃんは覚悟が決まってて格好良いけど、ちょっと不安にもなります。
デクも壊れそうだけど、梅雨ちゃんも無理しそうな。
 カツキは敗北を知って、本当に良いヒーローの卵に成長したなぁ。
一番でないといけない虚勢を脱ぎ捨てて、多分この熱し易いアホだけど、男の子らしい姿が素のカツキなんだろうなぁ。
一時はヴィラン化を心配したカツキでしたが、これなら絶望したデクを引き上げる人物になりそうですよ。

 そして来た来たオールマイト!
やった!&来ちゃった…!!
こんなに頼もしいのに怖いなんて。

ニセコイ

 集にしては大人しいな…!

トリコ

 トリコが怒ったのは、「一緒に食事する」事を汚したから、なのかな。
それにしても師範よりバンビーナより、花粉症の方が怖いですよ本当に…!

火ノ丸相撲

 ううん、やっぱり狩谷くんに久世を復活させて欲しかったなぁ…。
全員勝負に真摯で本気なのが良いなぁ。
チヒロがちゃんと前評判通りに強くて格好井!素晴らしい!
…素晴らしいカマセでちょっと悲しい(笑

銀魂

 殺陣格好良いなぁ…!
高杉はラスボスらしくずっと動かなかったので、こんなに激しく動き回るのは予想外で、熱いです。

 そしてここで過去編、待たされて来た吉田松陽編ですか…!
子供の頃から3人とも変わり者だなぁ。
口が回るサボり魔な銀時、俊英堅物な桂に、型破りな暴れ者な高杉。
そして優しのに暴力ヒドい松陽!
ギャグ的描写だけど銀魂の場合傷の具合はギャグじゃないからなぁ(笑

 今回で時系列が難しくなってきました。
今回冒頭で、銀時青年時ではまだ松陽はまだ生きてたのかな?
でも捕縛されたのは少年時なんですよね。
まぁ史実でも脱藩での捕縛からなら刑死されるまでかなりの年数が経ってますが…
それとも冒頭の約束は、松陰の身柄ではなく遺志の事なのかも?

娘入り箱

 西尾維新先生の大斬プロジェクトとして、9本の原作読切第一弾。
まずは『めだかボックス』で組んだ西尾維新×暁月あきら両先生作品から。

 すっきりさっぱり! ストンと落ちる!
短編小説的な良さですねぇ。
庇護愛からそのまま恋愛に繋がるのはちょっと予想外でした。
このロリコン!…なのかな?

斉木楠雄のΨ難

 ダメ人間とダメンズ好きな女の子がくっついて幸せになれるんでしょうか…?
まー鳥束くんに教えなかったのは意地悪ですよね(笑

ワールドトリガー

 アフトクラトル攻防戦、ついに終結!
迅さんはほぼ最善と言いましたが、それでもかなりの被害だなぁ…
いや戦争と見れば、やっぱりかなりの少ないのですけど。
 本部まで攻め込まれオペレーターが死に、敵の作戦通り数十人拉致され、有能なシステム=レプリカが奪取される。
レプリカを失ったユーマが、何とか生き延びれたオサムが、そして守られたチカ。
三人がどうなったか、来週がもう楽しみです!

 エネドラ殺害、ヒュース残留はアフトクラトル側の政治的な理由っぽい?
敵側にも政治やらコスト、リスク概念が有るのは面白い。

ジュウドウズ

 大怪我の治療に一ヶ月かける所に驚いちゃいました。
いや、一ヶ月でも短いですよね、本当は。
ダメだ、トンデモ漫画に毒されてるぞ自分(笑

BLEACH

 ユーハバッハ様はやっぱりエグいぜ…。
結局部下の命は全部道具で、一人一人の命とかはどうでも良いんですよね。
親衛隊も使えるから復活させただけで。
…あんまり使えないんじゃないかという気もするけど!

 そしてそんな事よりバンビエッタを食うジゼル、エロいな!
ゾンビ美女屍体食とかどれだけ変態なんですか先生!
正直憧れます。
いや屍体食には興味ないですよ?

こちら葛飾区亀有公園前派出所

 ちょ!ツッコミ所が有り過ぎる(笑
単純作業がロボット化しても、人間が裕福にならないのは何故なんでしょうね…
ロボ陳謝会見はもうそれで良いんじゃないかな(笑

磯部磯兵衛物語 ~浮世はつらいよ~

 まぁお犬様の方が磯兵衛より上位だよね…

 磯兵衛は結構口と機転はなかなかなので、こういうどうしようもない問題は何とか出来る気がします。
そして磯兵衛でどうしようもない問題はお母様が解決!
 今までエロ本読書回はお母様が来たので今度もかと思ったらよもやの忍術学校の奇襲で吹きました(笑
そしてお母様の技術は忍術学校で学んだんだから同じ流れだよなぁと感心。

ヨアケモノ

 ※ほとんど漫画そのものの感想では有りません。
新撰組は警察組織、この時期、特に京都大火計画の長州・攘夷派はテロリストだったから刃朗の言葉に一分の理が有りますが、史実を考えると難しいものなんですよね…
現在世界各地で行われているテロリズムは、その理由である差別と貧困に関わらず『罪』『悪』である、というメッセージなのかなぁ。
この作品では描かれていませんが、薩摩藩士は江戸幕府に敵視されて多くの武士が事実上殺されていますし、作中時間ではもう少し後になりますが、坂本龍馬の仲間、土佐勤王党は多くが殺される訳ですし。
そういう犠牲の上で成り立っている江戸幕府の秩序と、犠牲になっている者の正義を比べるのに狭い見方だけで断ずるのは、幼いように感じます。
まぁ実際幼い見方だと表現してるんですけどね!(笑

 古い秩序ゆえに苦しんでいる仲間を知るからこそ、その秩序を守る『サムライ』を憎む姿は、悪役坂本龍馬らしいキャラで好みです。
狂った友情感と、怒るままに笑顔で襲い来る龍馬、ええな!

三ツ首コンドル

 はー。
綺麗な最終回でした。
 やる気しかなかったスーが成長して、力を手に入れても増長せず仲間を大事にして、
マシマロを復活させた時にはマシマロが望んでいた優しい仲間たちの国を作ってる。
そして初心を忘れず、感謝と敬愛ももってマシマロに挑む。
いやー綺麗だ。

 前回の敗北で強さへの固執を捨てたハヴァや、王国の人間なスーと魔女側の大盗賊だったマシマロが魔女と王家各々の末裔と、素性が反転するのもまた面白くて、見せ方が爽やかでした。
総じて良かったかというと難しい気がしますが、少年漫画らしいわくわくさせてくれろ味は素晴らしいものでした。

 連載お疲れ様でした。
次回作、期待してます!

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