先週のアニメ感想 金土日分 20151225~27
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 13話
のかんたん感想ですよー。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1 (特装限定版) Blu-ray
河西健吾
バンダイビジュアル
2015-12-24
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
悲しくて 切なくて やり切れなくて 微笑ましくて 暖かくて 驚かされて 萌えて
こんなに心揺らされた30分久しぶりだよ!
昭弘と昌弘の別れ。
前回では昌弘がどうして憎しみの言葉だけなのに昭弘を助けたのか、理由は分かりませんでしたが、今回でやっぱり兄だから、一緒の時の思い出が有ったから、そのように感じます。
また前回の「生まれ変わり」の話がこれほど重くのしかかるとは。
話はちょっと変わって、最近ギリシャ神話関連の書籍を読み漁っているのですが、神話形成初期の都市や文化の成長期は冥界での死者は陰鬱な描写なのに、後に下層民、貧民が多くなってからは冥界の中に楽園が出来、「素晴らしい死後の世界」が広がっていくという変化が有りました。
現世が辛くなる程、死後の楽園説や転生説が強く大きく広まるのですよね…
オルガは嫌い、また傾倒し過ぎれば危険な思想ですが、悔いの残る死を前に多くの子供達が転生の救い、そして魂を慰める葬式という形を求めるのは、悲しいからこそ当たり前のことなのでしょう。
自分の胸に秘める、というのは心が強くなければ病みますし、強くてもやっぱり重荷ですしね。
宇宙の花火が儚く消える様は、朽ちない筈の鉄華団の暗示に見えて、怖い。
鉄華団の皆が幼くて若くてどんどん成長。
マクギリスはもう全部ぶっ壊す気満々なんじゃ…
自分に言い寄る女性たちへも含めて全て憎み破壊しようとしているように感じますよ。
このパーティの夜、そのままクーデターでも起こしそうな。
でもせめて、ボードウィン兄妹には真実があって欲しいなぁ。
アルミリアが逃げる後姿を見る微笑みと優しく抱き上げる仕草はきっと真実だと思うのですが…
ちょっと真性のロリコンに思えるのが困ります(笑
オルガは本当に、男として惹かれるリーダーに成長してるなぁ。
飯を約束し、ゴミと蔑まれてきた苦しみをプライドに変える。
漢ですよ…
でも年上の女性にはダメダメなトコがまた萌えます(笑
今回はミカの強さ恐ろしさ、そして歪みが強く出た回でもありました。
強い武器で強い相手を攻略するのが楽しくなってきたのはそれも当たり前ですが、その事実を指摘されて笑い、無表情で肯定して殺人を流れるように行う、割り切りを超えた何か。
でも、その後仲間の死も感じてか、震えもする、自身の心の揺れに動揺もする。
仲間と自分のために何もかも即、割り切る恐ろしさと、でもその揺らぎを押し込めている幼さも有るのだと、少しづつミカの心が見えてきたように思うのです。
そしてそんな色々な、様々な出来事を吹き飛ばす
キス…だと…!?
これもまた当たり前のように淡々とこなしやがったぞミカぁ!?
幼いまま、名瀬の教えのままなのに…
このナチュラルボーン・女殺しがッ!!!
しかもこのラブコメのすぐ後にアトラを写すな(笑
シノの甘さ死にフラグとかユージンのチョロさ操縦技術とか、ノブリスとフミタンとかフミタンのおっぱいとかおっぱいとかにも思うこと有るけどもう考えられないよ!(笑