ぶるがり屋 2016/02/13 00:16

SOUL CATCHER(S) -ソウルキャッチャーズ- 少年ジャンプ+ 9号 感想(2016)

虹の音、神峰の音。

ジャンプ+掲載、
SOUL CATCHER(S) ソウルキャッチャーズの感想です。


SOUL CATCHER(S) 10 (ジャンプコミックス)

神海 英雄
集英社
2016-01-04

SOUL CATCHER(S)

 音羽先輩、負けたままではいられなかったかー(笑
川和先輩に続き困った先輩になりそうですよ(笑

 虹の音とは何か。
室節の絶大な才能、竹風の完璧に美しい演奏。
その前に、そしてどれとも違う、神峰の指揮。
前に語られた指揮者演奏者観客の心をつなぐ「桜の音」の先にあるもの、という表現だけとは遠いものでした。
多分竹風の演奏も、優れた音楽家たちには美しく完璧な「虹の音」に聞こえたのじゃないかなぁ、
でも鳴苑の、そして神峰の目指した音はもっと優しいもの。
一人一人の個性が暴力的なまでに溢れる演奏者たち、そして一人一人の観客の心を満たそうとする神峰の、刹那ほどに優しい希望。
その全てが相まって、生まれた音なのでしょう。
 その道程の苦しさを知っている刻坂は苦しそうが、心を見る痛みの果てに至った、満面の笑顔。
ただただ優しい気持ちに、応援したい気持ちです。

 でも、これで終わりじゃない。
ここで刻坂が隣でソロを吹くのも最高なのですが、もっともっと一緒に連れ添い、進んでいくために今は座ったのかな。

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