ぶるがり屋 2016/03/10 21:49

先々週のアニメ感想 日分 20160228

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 21話、灰と幻想のグリムガル 8話
の感想ですよー。


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 4 (特装限定版) Blu-ray

バンダイビジュアル
2016-03-25


灰と幻想のグリムガル Vol.1(初回生産限定版) Blu-ray

細谷佳正
東宝
2016-03-16

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

 ビスケットー!!
ああ、もう序盤からね。
一つ一つ死亡フラグが、もう丁寧に丁寧に一つづつ積み上がっていってね。
ビスケットとオルガが二人ともまた後で言えるさを笑ってるところでもう、ね…。

 もう絶対シノやユーjンの方が先に死ぬと思ってたからなー。
形としてはシノの代わりに死んだ形でしたが。

 死因、失敗した理由は人材不足と未熟さ、ですね。
ユージンがMWを操縦していたら逃げ切れないまでもミカが駆けつけるまで時間稼ぎできたでしょうし、ダンテが居たら情報集約が簡単で、オルガビスケット二人とも前線に出なかった可能性は高かったんじゃあないかな。
 そして、オルガ、鉄華団全体の未熟さでしょう。
少年兵の消耗部隊の小隊長としてしか経験、教育されなかった、そしてオルガ自身が自分の命の価値を高く評価できなかったこと。
その未熟さ、若さが一番の理由なのだと思います。
 それが、元々不利な戦況を繰り返してきたツケが、今ここでやってきてしまったのでしょう。

 二人とも決裂が解消する直前に分かたれたのが、辛い。
修復する感触は二人とも得ていたのが救いですが、死んだものは答えてくれません。
言葉を交わせなかったオルガも、残されたクッキークラッカー、お婆ちゃんにも、痛くて切ないですよ。

 ビスケットが作戦立案も出来たことから、余計にこの損失は大きいなぁ。
替えのない屋台骨がボキリと折れてしまったような。
一流ではないけれど、ビスケット彼一人で折衝、戦略、一般常識、社会性、ストッパーのトップだったのですよね。
ギリギリに萎えそうなのがオルガとユージンで、しかもこの二人はすでにいっぱいいっぱいなんですよね…
 これから鉄華団の未来が、一度は無くなったと思っていたオルガとミカの決裂が見えてきたような。
悲しくて、切なくて、恐ろしいなぁ。

灰と幻想のグリムガル

 本当に丁寧な作品だなぁ。
マナトの死の克服と、決別。
 装備もスキルも戦術も、ふと見ると着実に成長してるのですよねぇ。
そして、墓の前でのハルヒロの独白。
色々混ざり合った感情を、素朴にさらりと残す姿が格好良くて切ないです。
 大きく美しい、一区切りでした。

 そして仇がただのエネミーではなく、彼らなりの知的で自由意識を持っている個人の集団だと描写がまた面白く、痛い。
ユメ達もゴブリン達も、傷つくシーンが本当に痛そうなんですよね。
可愛い生き物に餌あげてるシーンとか辛いよ!

 あ、あれ、もしかしてハルヒロのメインヒロイン、ユメじゃなくてメリイなのです?
メリイは文句はないのですが、今回もユメは負けヒロインなのか…

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